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Fターム[4G031CA04]の内容

酸化物セラミックスの組成 (18,827) | 構造 (1,913) | 結晶粒の形、大きさ (307)

Fターム[4G031CA04]に分類される特許

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【課題】 高誘電率かつ安定な比誘電率の温度特性を示し、自発分極の小さい誘電体磁器と、それを用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムを主成分とし、カルシウム、マグネシウム、希土類元素、およびマンガンを含む結晶粒子と粒界相とからなる誘電体磁器であって、前記チタン酸バリウムを構成するチタン1モルに対して、カルシウムをCaO換算で0.1モル以下、マグネシウムをMgO換算で0.01〜0.064モル、希土類元素をRE換算で0.0015〜0.03モル、およびマンガンをMnO換算で0.0002〜0.03モルの範囲でそれぞれ含有してなり、前記誘電体磁器のX線回折により同定される結晶構造が立方晶系を主体とするものであり、かつ前記結晶粒子の平均結晶粒径が80〜200nmである。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ比誘電率の温度特性の安定性に優れるとともに、絶縁抵抗の電圧依存性の小さい誘電体磁器と、このような誘電体磁器を誘電体層として備え、高温負荷試験での寿命特性に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムを主成分とし、バナジウム、マグネシウム、希土類元素およびマンガンをそれぞれ所定の割合で含ませて、結晶粒子の表面から15nmまでの深さの範囲で希土類元素の濃度勾配が0.1原子%/nm以上である第1結晶粒子と、同深さの範囲において0.05原子%/nm以下である第2結晶粒子とを主体とし、第1結晶粒子および第2結晶粒子のそれぞれの平均結晶粒径を0.3〜0.54μmおよび0.4〜1μmとして、さらに、誘電体磁器の研磨面の単位面積における、第1結晶粒子の面積割合をC1、第2結晶粒子の面積割合をC2としたときに、C2/(C1+C2)比を0.3〜0.7の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ比誘電率の温度特性の安定性に優れるとともに、電圧を増加させた際の絶縁抵抗の電圧依存性の小さい誘電体磁器と、このような誘電体磁器を誘電体層として備え、高温負荷試験での寿命特性に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 カルシウム濃度の異なる2種のチタン酸バリウムを主成分とする結晶粒子によって構成し、前記2種の結晶粒子がチタン酸バリウムを構成するチタン100モルに対して、バナジウムを酸化物換算で0.1〜0.2モル、マグネシウムを酸化物換算で0.55〜0.75モル、イットリウム、ディスプロシウム、ホルミウム、エルビウムおよびテルビウムのうち少なくとも1種の希土類元素を酸化物換算で0.55〜0.75モル、およびマンガンを酸化物換算で0.25〜0.6モル含有し、前記第1の結晶粒子の面積をC1、前記第2の結晶粒子の面積をC2としたときに、C2/(C1+C2)=0.5〜0.8を満足するとともに、キュリー温度が85〜95℃である。 (もっと読む)


【目的】粉砕による不定形粒子が発生せず、厚さ方向に薄い扁平形状で、かつ大きいサイズの結晶面を具備し、グリーンシートの薄型化を実現することのできるBaTiO及びBaTiO前駆体を、またその製造方法、更に、かかるBaTiOを用いて薄膜化を実現できるグリーンシートを提供することである。
【構成】(NHTiFと、Ba(NOと、HBOとを溶解させた混合水溶液を作製し、その混合水溶液に水溶性カチオンポリマーを添加し、板状結晶形態に結晶成長させたBaTiOFからなるBaTiO前駆体を製造する。混合水溶液のpHが1.8又はその近傍が好適であり、水溶性カチオンポリマーにポリアクリルアミドを使用する。 (もっと読む)


【課題】 温度によって共振周波数が変化しにくい誘電体磁器組成物により共振器のフィルタを構成することが望まれている。
【解決手段】 La、Al、CaおよびTiを含有し、組成式を、αLa・βAl・γCaO・δTiO(但し、3≦X≦4)と表したとき、モル比α、β、γおよびδが、次の式、0.056≦α≦0.214、0.056≦β≦0.214、0.286≦γ≦0.500、0.230<δ<0.470、α+β+γ+δ=1、を満足し、かつMnをMnO換算で0.01質量%以上1質量%未満含有するものであって、リートベルト法によって求めたCaTiOの格子定数のaが5.406以上5.408以下、bが7.650以上7.652以下、およびcが5.405以上5.407以下である誘電体磁器組成物からなる誘電体磁器4とする。 (もっと読む)


【課題】常誘電性を有するとともに、比誘電率が250以上で、測定周波数100Hz温度100℃における誘電損失が1%以下の誘電体磁器及び電子部品を提供する。
【解決手段】金属元素としてBa、又はSr及びBaと、Ti、Nb及びZnとを含有するとともに、モル比による組成式を(Sr1−xBa)(Ti1−yNb2/3yZn1/3y)Oと表したとき、y≦0.314x+0.016で、かつ0<x≦1、y≧0.05の条件式を満足することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セラミック電子部品の誘電体層の誘電率を向上させることができ、かつ信頼性を向上させることができるセラミックス粉末を提供することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、本発明は、実質的に、形状異方性を有するペロブスカイト化合物粉末からなり、このペロブスカイト化合物粉末の一般式をABO3(AはAサイトの元素、BはBサイトの元素、Oは酸素元素をそれぞれ示す)としたときの前記元素Aと前記元素Bのモル比A/Bが1.00未満であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ比誘電率の温度特性の安定性に優れるとともに、絶縁抵抗の電圧依存性の小さい誘電体磁器と、このような誘電体磁器を誘電体層として備え、高温負荷試験での寿命特性に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】チタン酸バリウムを主成分とし、カルシウムと、バナジウムと、マグネシウムと、マンガンと、イットリウム、ディスプロシウム、ホルミウム、エルビウムおよびテルビウムのうち少なくとも1種の希土類元素とが固溶したコアシェル構造の結晶粒子と、該結晶粒子間に存在する粒界相とを有する誘電体磁器であって、前記結晶粒子に対して、バナジウム、マグネシウムおよび希土類元素およびマンガンをそれぞれ所定の割合で含有させて、キュリー温度を95〜105℃の範囲としたことにより、高誘電率かつ比誘電率の温度変化率を小さくできるとともに、絶縁抵抗の電圧依存性の小さい誘電体磁器を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ比誘電率の温度特性の安定性に優れるとともに、絶縁抵抗の電圧依存性の小さい誘電体磁器と、このような誘電体磁器を誘電体層として備え、高温負荷試験での寿命特性に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】コアシェル構造を有し、チタン酸バリウムを主成分とする結晶粒子と、該結晶粒子間に存在する粒界相とを有する誘電体磁器であって、前記結晶粒子に対して、バナジウム、マグネシウムおよび希土類元素およびマンガンをそれぞれ所定の割合で含有させて、キュリー温度を80〜90℃の範囲としたことにより、高誘電率かつ比誘電率の温度特性の安定性に優れるとともに、絶縁抵抗の電圧依存性の小さい誘電体磁器を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】強靱化し、半導体製造装置用部材に適用した場合の歩留まり,ハンドリング性,及び信頼性を向上させる。
【解決手段】Yに対し5〜60mol%の範囲内のZrOを含有させると共に、焼成工程後に1200〜1500℃の温度に5分以上保持又は1200℃迄の降温速度を200℃/h以下に調整することにより、YにZrOが固溶したY固溶体と、ZrOにYが固溶したZrO固溶体とを主結晶相として含む複合材料を製造する。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ安定な比誘電率の温度特性を示す誘電体磁器と、それを用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムを主成分とする結晶粒子を有し、マグネシウム、イットリウム、マンガン、ニオブ、珪素およびリチウムを酸化物換算で所定の割合で含有するとともに、結晶粒子の平均粒径を0.05〜0.25μmとすることにより、結晶粒子の結晶構造が立方晶系を主体とするものとなり、従来の強誘電性を有する誘電体磁器よりも比誘電率の温度変化率が小さく、また、従来の常誘電性を有する誘電体磁器に比較して高誘電率であり、かつ安定な比誘電率の温度特性を示すとともに、自発分極の小さい誘電体磁器を得ることができる。また、上記誘電体磁器を誘電体層として適用することにより、従来のコンデンサよりも高容量かつ容量温度特性の安定なコンデンサを形成できる。 (もっと読む)


【課題】高温負荷環境下のCR積の低下を抑制できる誘電体磁器組成物と電子部品を提供すること。
【解決手段】BaTiOを含む主成分と、BaZrOを含む第1副成分と、Mg酸化物を含む第2副成分と、R酸化物(RはSc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる1種以上)を含む第3副成分と、Mn、Cr、Co、Feから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第4副成分と、Si、Al、Ge、B、Liから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第5副成分とを有し、少なくとも一部の誘電体粒子に線欠陥が存在し、全誘電体粒子に対し、1個の粒子に存在する線欠陥の長さの最大値の平均値が0.03以上0.2μm未満の範囲、かつ、該線欠陥の合計長さの平均値が0.1以上0.5μm未満の範囲にある誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ安定な比誘電率の温度特性を示す誘電体磁器と、それを用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムを主成分とする結晶粒子を有し、マグネシウム、イットリウム、マンガン、ニオブ、珪素およびホウ素を酸化物換算で所定の割合で含有するとともに、結晶粒子の平均粒径を0.05〜0.25μmとすることにより、結晶粒子の結晶構造が立方晶系を主体とするものとなり、従来の強誘電性を有する誘電体磁器よりも比誘電率の温度変化率が小さく、また、従来の常誘電性を有する誘電体磁器に比較して高誘電率であり、かつ安定な比誘電率の温度特性を示すとともに、自発分極の小さい誘電体磁器を得ることができる。また、上記誘電体磁器を誘電体層として適用することにより、従来のコンデンサよりも高容量かつ容量温度特性の安定なコンデンサを形成できる。 (もっと読む)


【課題】広い温度域において良好な比誘電率を実現できる誘電体磁器組成物および電子部品を提供すること。
【解決手段】BaTiOを含む主成分と、BaZrOを含む第1副成分と、Mgの酸化物を含む第2副成分と、Rの酸化物(RはSc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる1種以上)を含む第3副成分と、Mn、Cr、Co、Feから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第4副成分と、Si、Al、Ge、B、Liから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第5副成分とを有し、少なくとも一部の誘電体粒子が線欠陥を有し、全誘電体粒子に対し、1個の粒子が有する線欠陥の長さの最大値の平均値が0.1〜0.7μmの範囲、かつ、その線欠陥の合計長さの平均値が0.5〜3μmの範囲にある誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】電歪量が低く、IR寿命を向上できる誘電体磁器組成物と電子部品を提供すること。
【解決手段】BaTiOを含む主成分と、BaZrOを含む第1副成分と、Mg酸化物を含む第2副成分と、希土類元素(R)の酸化物を含む第3副成分と、Mn、Cr、CoおよびFeから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第4副成分と、Si、Al、Ge、BおよびLiから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第5副成分とを有する誘電体磁器組成物が誘電体粒子と結晶粒界とを有しており、誘電体粒子のうち、少なくとも一部の誘電体粒子が、中心層とその周囲に存在する拡散層とから構成される表面拡散構造を有しており、誘電体粒子の界面近傍のMg濃度をCbとし、拡散層におけるMg濃度の最大値をCmaxとした場合に、Cmax/Cb>1である。 (もっと読む)


【課題】チタン酸バリウム粉末の粒子径を小さくしながら密度を向上させることを目的と
する。
【解決手段】固相法にてチタン酸バリウム粉末を製造する方法において、炭酸バリウム粉
末と酸化チタン粉末を少なくとも含む原料粉末を準備する準備工程と、前記炭酸バリウム
粉末と前記酸化チタン粉末を混合する際に得られる混合粉末の比表面積が25m/g以
上となるよう混合する混合工程と、前記混合粉末を850℃以上1000℃以下の温度範
囲で熱処理する熱処理工程を含むチタン酸バリウム粉末の製造方法。 (もっと読む)


【課題】電歪量が低く、高温における容量温度変化率を向上できる誘電体磁器組成物と電子部品を提供すること。
【解決手段】BaTiOを含む主成分と、BaZrOを含む第1副成分と、Mg酸化物を含む第2副成分と、希土類元素(R)の酸化物を含む第3副成分と、Mn、Cr、CoおよびFeから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第4副成分と、Si、Al、Ge、BおよびLiから選ばれる1種以上の元素の酸化物を含む第5副成分とを有する誘電体磁器組成物が誘電体粒子と結晶粒界とを有しており、誘電体粒子のうち、少なくとも一部の誘電体粒子が、中心層とその周囲に存在する拡散層とから構成される表面拡散構造を有しており、誘電体粒子の界面近傍のRの濃度をCbとし、拡散層におけるRの濃度の最大値をCmaxとした場合に、Cmax/Cb>1である。 (もっと読む)


【課題】 不均一部分が少なく、かつ良好な圧電特性を保持した圧電体薄膜、この圧電体薄膜を用いた圧電体素子、本圧電体素子を用いた圧電アクチュエータおよびインクジェット式記録ヘッドを提供する。
【解決手段】一般式Pb(1-x)Lax(ZryTi1-y)O3(式中、0≦x<1、0.05≦y≦1)で表されるペロブスカイト型結晶の圧電体薄膜において、該薄膜の膜厚を1000nm以上4000nm以下とし、該薄膜の任意の箇所における組成のy値の最大値と最小値の差を0.05以下とする。 (もっと読む)


【課題】従来のイットリア含有ジルコニア焼結体で、イットリアが2〜4モル%の範囲のものは高強度である程度の全光線透過性を有していたが、直線光線の透過性が高く審美性の高いものはなかった。相対密度99%以上、結晶粒径が0.15μm以下、600nmの可視光に対する吸収散乱係数が5.0mm−1以下の透光性ジルコニアを提供する。
【解決手段】2〜4モル%のイットリアを含有するジルコニア粉末からなる原料成形体を真空容器中に封入し、1200℃以下、圧力50MPa以上の条件下で熱間静水圧プレス(HIP)処理することによって高強度で直線透過性が高く、審美性に優れたジルコニア焼結体が得られる。 (もっと読む)


【課題】積層セラミックコンデンサ(MLCC)のDCバイアス特性の向上を図る。
【解決手段】平均粒径が0.05μm超、0.18μm以下のチタン酸バリウムを主成分として含む原料と、ガラス成分とを混合し、1100℃以下の温度で焼結することによって、焼結後のチタン酸バリウムの平均粒径が0.18μm以下である誘電体層11を構成する。 (もっと読む)


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