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Fターム[4G047KF01]の内容

重金属無機化合物 (11,210) | 製法−気相からの製造(CVD) (20) | 反応原料ガスの選択、調製 (9)

Fターム[4G047KF01]に分類される特許

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【課題】限界ひずみを増大させ、機械的強度を高めて通電特性を向上させることができる超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材11は、基板12上に第1中間層13及び第2中間層14よりなる中間層15を介して希土類系酸化物超電導体による超電導層16が形成されて構成されている。この超電導層16は、希土類系酸化物超電導体の結晶の(001)面20が超電導線材11の基板12面と平行で、(110)面17の方位が超電導線材11の長手方向xと平行になるように成膜されている。前記第1中間層13は結晶の(001)面20が超電導線材11の基板12面と平行で、(110)面17の方位が超電導線材11の長手方向xに平行に延び、第2中間層14は結晶の(001)面20が超電導線材11の基板12面と平行で、(100)面の方位が超電導線材11の長手方向xに平行に延びるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】超電導層の厚膜化を行った場合でも、超電導電流が飽和しない超電導線材の製造方法及び超電導線材を提供する。
【解決手段】金属基板11上に中間層12を介して超電導層13が形成されてなる超電導線材1の製造方法であって、超電導層13を形成する超電導薄膜の成膜温度まで、金属基板11を加熱する加熱工程と、中間層12上に10nm以上、200nm以下の膜厚を有する超電導薄膜を成膜する成膜工程と、超電導薄膜の成膜温度未満まで、金属基板11温度を冷却する冷却工程と、を含み、加熱工程、成膜工程及び冷却工程からなる超電導薄膜形成工程を複数回行うことを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン元素を含む原料を供給するMBE法又はMOCVD法により、基板がエッチングされることなく、また、基板の種類に依存せず、薄膜を基板上に成長させることができる薄膜の製造方法を提供すること。
【解決手段】ハロゲン元素を含む原料を供給するMBE法又はMOCVD法により、薄膜を基板上に成長させる薄膜製造方法であって、前記薄膜を成長させるとき、前記薄膜を構成する原料とともに、Ga、B、Al、In、Tl、F、Cl、Br、及びIから成る群から選ばれる1種以上を供給することを特徴とする薄膜製造方法。 (もっと読む)


【課題】溶液気化型のCVD装置を用いて超電導体等の薄膜を形成する際に有用な技術であって、気化器における気化状態の異常により良質な薄膜の形成が阻害されるのを回避するための技術を提供する。
【解決手段】気化室と、気化室内に原料溶液を導入する導入部と、気化室において気化された原料ガスを外部に導出する導出部と、気化室の外周に設けられ発熱体により気化室を加熱するヒータと、を備えた気化器において、発熱体の近傍の第1温度Tを測定する第1温度センサと、発熱体によって加熱される気化室の対応部分の第2温度Tを測定する第2温度センサとを設け、発熱体の出力を前記第2温度Tが一定となるように制御する。そして、第1温度Tの変動量に基づいて気化器における気化状態の異常を検出する。 (もっと読む)


【課題】磁場中において高い超電導特性を有する超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属基板11上に中間層12を介してイットリウム系超電導層13が形成されてなる超電導線材1において、イットリウム系超電導層をランタノイド系元素を含む構成とする。このとき、該超電導層中のイットリウムの組成をY、ランタノイド系元素の組成をLとしたとき、組成比L/(L+Y)が0.01〜0.40となるようにする。 (もっと読む)


【課題】
超電導薄膜の膜厚が増大した場合にも、温度を上昇させることなく、臨界電流密度の低下を抑制できる酸化物超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
基材に積層された中間層と、該中間層に積層された希土類系酸化物超電導体RE-Ba-Cu-O(式中、REは希土類元素(La、Nd、Sm、Eu、Gd、Y及びYb)から1種又は2種以上選択される)からなる薄膜層を含む超電導薄膜線材において、前記薄膜層は、前記中間層からの離間距離が増大するにつれ、BaとCuの組成比が減少し、相対的に希土類元素の組成比が増大するように構成する。このようにすると、酸化物超電導線材では、超電導薄膜の膜厚が増大した場合にも、温度を上昇させることなく、臨界電流密度の低下を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度Jcが高く、かつ磁場角度依存性が小さい超電導体膜を提供する。
【解決手段】
一般式REBaCu(式中、REはPr及びCeを除く希土類元素のうち、少なくとも1種の元素であり、6.5<X<7.1である)で表される超電導物質からなる超電導体層中に、Baを含む常電導物質からなり、膜厚方向に間欠的に並んだ柱状結晶が形成されている。 (もっと読む)


【課題】高いQ値の高温超伝導フィルタを実現可能とするNdBa2Cu37やLaBa2Cu37などの薄膜が、MgO基板の上に形成できるようにする。
【解決手段】酸化マグネシウム(MgO)基板101を用意する。MgO基板101は、主表面が(100)面とされたものであり、また、一辺が20mm程度の矩形の基板である。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、MgO基板101が600℃〜640℃の範囲に加熱された状態とし、例えば、ネオジウム(Nd),バリウム(Ba),及び銅(Cu)を蒸発源(蒸着源)とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の主表面にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導体薄膜102が膜厚500nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


化学的にドーピングされたホウ素のコーテイングはCVDにより炭化ケイ素フアイバに施され、次いでコーテイングされたフアイバはマグネシウム蒸気に曝されて、ドーピングされたホウ素がドーピングされた2ホウ化マグネシウム(MgB2)に変換され、結果として 超伝導性になる。 (もっと読む)


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