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Fターム[4G112JB02]の内容

Fターム[4G112JB02]に分類される特許

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【課題】スラグ品質を確保するのに十分なスラグ冷却速度が得られるとともに、冷媒由来の廃水が生じない若しくは廃水量をきわめて少なくすることができるスラグの冷却処理方法を提供する。
【解決手段】冷媒噴射手段により、加圧気体と液体とからなる2流体混合冷媒を噴射し、噴射された液体粒子を高温スラグに衝突させることにより、スラグを冷却する。 (もっと読む)


【課題】精錬工程等で生じたスラグを、破砕機などによる破砕処理を行うことなく、比較的不規則な形状で且つ非晶質ないし結晶化度の低いスラグに粒状化する。
【解決手段】溶融状態、赤熱状態、高温凝固状態のいずれかのスラグに、粉粒体をキャリアガスとともに吹き付け、スラグを粒状化する。粉粒体の運動エネルギーを利用してスラグを粒状に粉砕するので、従来の風砕法に比べてスラグに吹き付けるガスの流速を小さくでき、比較的不規則な形状の異形スラグ粒子を得ることができる。一方において、粉粒体+キャリアガスの吹き付けにより大きな冷却作用が得られ、スラグは徐冷ではなく急冷されるため、非晶質ないし結晶化度の低いスラグ粒子とすることができる。 (もっと読む)


【課題】CaOを含む高温のスラグを、アルカリ水を発生させることなく冷却すると同時に炭酸化することができ、しかも粉塵の飛散も抑制することができるスラグの処理方法を提供する。
【解決手段】炉や鍋から排出される高温スラグを一次冷却し、温度が800℃以上の状態でロータリークーラーなどの冷却装置10の入り側近くのスラグが高温の状態で散水して急速冷却する。その時に起こるC+HO→CO+Hの水性ガス化反応およびCO+HO→CO+Hのシフト反応を同時に進行させて炭酸ガスを発生させる。発生した炭酸ガスをスラグ出側に排気して常温近くまで冷却されたスラグと長時間接触させることでスラグ中のCaOは炭酸化され、安定なCaCOとなる。 (もっと読む)


【課題】処理工程で強アルカリ水を生成させることがなく、処理に長時間を必要とせず、スラグを有価物として効率的に回収することができる高温スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】CaOを含有する高温のスラグを一次冷却したうえ、冷却装置の内部を移動させつつ二次冷却する。一次冷却はピット2上のスラグに散水する方法で行われ、二次冷却はロータリークーラーなどの冷却装置10を使用して行われる。本発明は、一次冷却および二次冷却を何れも、自由水を発生させない範囲での水冷却とすることを特徴としており、スラグが自由水と接触しないので従来のような強アルカリ水を生成させることなく、CaO含有率の低いスラグを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】粗骨材などのスラグ製品を得るのに適した厚肉のスラグ凝固体を製造することができる溶融スラグの冷却処理装置を提供する。
【解決手段】対向する外周部分が上向きに回転する回転方向を有する1対の冷却ドラム1を備え、該1対の冷却ドラム1の上方に各々堰2を設け、これら1対の冷却ドラム1の上部外周面間と1対の堰2間にスラグ液溜まり部Aを形成し、各堰2と冷却ドラム1間には、スラグ液溜まり部A内の溶融スラグが押し出される開口3を形成する。スラグ液溜まり部Aでの溶融スラグの滞留時間を長くできるので、溶融スラグの冷却を効果的に促進させることができ、適切に冷却された厚肉のスラグを開口3から押し出すことができる。 (もっと読む)


【課題】比較的塩基度が高く粘性のある溶融スラグを効率的に冷却処理する。
【解決手段】塩基度2以上の溶融スラグを冷却処理するに際し、水平方向で間隙gを有して並列し、対向する外周部分が下向きに回転する回転方向を有する1対の冷却ロール1の上部外周面間に溶融スラグを供給してスラグ液溜まりAを形成し、このスラグ液溜まりA内の溶融スラグまたは/およびスラグ液溜まりAに流入途中の溶融スラグを冷却手段2で冷却するとともに、スラグ液溜まりAから間隙g内に流入する溶融スラグを1対の冷却ロール1で冷却しつつ圧延し、少なくとも表層が凝固したスラグを間隙gから下方に抜き出す。粘性のある溶融スラグを高い冷却効率で冷却することができ、高い生産性でスラグ凝固体を得ることができる。また、溶融スラグの冷却速度も大きくなるので、特に塩基度が高いスラグについても粉化しにくいスラグ凝固体が得られる。 (もっと読む)


【課題】双ドラム方式の冷却処理装置を用い、比較的塩基度が高く粘性のある溶融スラグを効率的に冷却処理する。
【解決手段】双ドラム方式の冷却処理装置を用いて塩基度2以上の溶融スラグを冷却処理するに際し、スラグ展伸手段2により、溶融スラグを冷却ドラム1の上部外周面にドラム幅方向で展伸した状態に付着させ、冷却ドラム1上で冷却する。スラグ展伸手段2により溶融スラグをドラム幅方向で展伸させるので、粘性のある溶融スラグを高い冷却効率で冷却することができ、高い生産性でスラグ凝固体を得ることができる。また、溶融スラグの冷却速度も高くなるので、特に塩基度が高いスラグについても粉化しにくいスラグ凝固体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 鉛快削鋼を製造する際、鉛添加温度をコントロールして還元スラグ中の鉛の蒸発を促し、この還元スラグを希釈するとともに鉛の蒸発を促進し、新たな処理工程を必要とすることなく、鉛含有量および溶出量の低い電気炉スラグを製造する方法を提供する。
【解決手段】 電気炉にて酸化精錬を行い、取鍋にて還元精錬を行う電気炉製鋼法による鉛快削鋼の製造法において、鉛添加時の温度をコントロールして添加終了時の温度を1560℃以上に制御することにより、スラグ中の鉛を効率的に蒸発させ、鉛含有量および溶出量の低い還元スラグとする。さらに、この還元スラグを、後続チャージの酸化スラグと溶融状態で混合することによって、還元スラグを希釈するとともに鉛の蒸発をさらに促進し、偶発的に鉛量の高い電気炉スラグの発生を防止する。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する脱珪スラグを低コストに処理し、スラグ製品からのフッ素溶出を効果的に抑制する。
【解決手段】溶銑の脱珪処理において反応容器から排出された脱珪スラグを散水冷却する際に、脱珪スラグに0.5t/H・m以下の散水密度で散水する。さらには、この条件で散水冷却された脱珪スラグを土木材料に加工する。散水密度を低くすることにより、高温のスラグ塊内部への水の流入が抑制されるために溶出性のフッ化物の生成が抑えられ、この結果、スラグ製品からのフッ素溶出量が効果的に低減する。 (もっと読む)


【課題】発生直後の製鋼スラグを利材化に好適な状態まで速やかに改質・処理し、且つ環境面でも好ましい形態・条件で処理する。
【解決手段】溶融スラグにスラグ改質物質を添加した後、金属ボール群を収容した回転ドラム内に注入し、スラグを回転ドラム内で転動する金属ボール群と接触させて冷却するとともに、転動する金属ボール群による物理的作用により粉砕してスラグ粉砕物とする工程Aを有し、さらに好ましくは、この工程Aの下工程として、地金回収工程B、スラグ粉砕物中のカルシウム分の水和工程C、スラグ粉砕物中の未炭酸化Caの炭酸化処理工程Dのうちの1つ以上の工程を有する。スラグの用途に応じて粒状スラグに速やかに改質・処理でき、地金回収用の破砕処理やエージング処理も不要であり、且つ高pH溶出水を生じないなど、環境に優しいスラグ製品が得られる。 (もっと読む)


本発明は鎔銑中に含有された硫黄などを除去するための鎔銑予備処理過程で発生するスラグの冷却方法に関するものである。その冷却方法は、鎔銑予備処理スラグを水冷する前に、積み重ねられた鎔銑予備処理スラグ上に、遊離酸化カルシウムを全体重量の10%以下で含有するとともに必須の活性酸素を含有するスラグを塗布することを特徴とする。このような冷却方法によって、鎔銑予備処理スラグを従来より50%以上速い速度で常温まで冷却させることができる。さらに、経済的である。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグについて、エージング処理を必要とすることなしに、free-CaO、free-MgOによる水和膨張を効果的に低減すると共に、製鋼工程における吹錬中の耐火物の損耗を低減し、さらには溶融還元工程における金属酸化物の還元速度の低下も防止する。
【解決手段】転炉型反応容器内の溶銑に金属酸化物および炭材を投入、酸素吹錬して昇温、溶融し、当該金属酸化物を溶融還元する工程において、精錬処理中に CaO源、SiO2源、 Al2O3源および MgO源のうち少なくともいずれか一種の投入量を調整することにより、スラグ中における当該成分について、CaO-SiO2-Al2O3-MgOの4元系における 100%換算の重量比率で、次式 (1)〜(5)
{ CaO%/(SiO2%+ Al2O3%)}≦ 2.0 --- (1)
Al2O3%>10% --- (2)
12%≦MgO %<30% --- (3)
( CaO%+ MgO%)/SiO2%≧ 2.2 --- (4)
MgO%+ Al2O3%≦50% --- (5)
を満足する範囲に制御する。 (もっと読む)


【課題】スラグが冷却・凝固過程でりん濃化相とそれ以外の相に分離する性質を利用した有用成分の分離回収において、効率的にりんを分離回収するにために、りん濃化相中のP25濃度の高いスラグ、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】りん濃化相を含有し、りん濃化相におけるP25濃度が20質量%以上であり、りん濃化相含有量が5質量%以上であることを特徴とするスラグ。また、塩基度が1.0〜1.3の範囲の製鋼スラグを用い、スラグを冷却・凝固させる過程で1200〜1150℃の範囲の平均の冷却速度を5℃/分以下とする該スラグの製造方法。 (もっと読む)


本発明は、加工処理スラグを生成するために、金属酸化物含有の生の冶金スラグを形成する際の出発物質を加工処理する方法を提供する。その方法は、反応混合物を得るために生スラグと還元剤を混合するステップと、溶融金属と溶融加工処理スラグを得るために還元剤にスラグ中の金属酸化物を減少させるように反応混合物を加熱するステップと、を含む。本方法はさらに、溶融金属から溶融加工処理スラグを分離するステップと、固体の加工処理スラグを得るように溶融加工処理スラグを固化する、もしくは放置固化するステップと、を含む。本加工処理スラグ生成物は、所望のように、レンガ製造もしくは成分調合済みのコンクリートを形成するために使用される充てん剤、セメントを増量し、または混合セメントを製造する増量剤、もしくは工場の建造または建設に使用のための骨材となりうる。
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溶融スラグは水ジェットによってスラグサンドに転換され、スラグサンドは、続いて排液設備(4)に排出され、粗いスラグサンドは、第1の沈殿槽(4c)の中に傾斜して配置された少なくとも1つの搬送ウオーム(4a)によって取り除かれ、溢れ出した水は、第1の沈殿槽(4c)から第2の沈殿槽(15)の中に導出され、溢れ出した水は再度スラグの水砕に供給される、スラグの水砕のための方法と、対応する装置とが示されている。この場合、微細なスラグサンドは、沈殿の結果として第2の沈殿槽(5)の中に堆積するようにされ、堆積した微細なスラグサンドは、直接第1の沈殿槽(4c)の搬送ウオーム(4a)の排出領域に供給されるようにされる。
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