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Fターム[4H006KA54]の内容

Fターム[4H006KA54]に分類される特許

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【課題】圧力が比較的低い温和な反応条件下でも、一価アルコールと二酸化炭素を固体触媒存在下で反応させて高い反応速度且つ高い反応率を可能にする炭酸エステルの製造方法を提供する。
【解決手段】固体触媒とニトリル化合物の存在下で、一価アルコールと二酸化炭素を反応させて、炭酸エステルと水を生成し、前記ニトリル化合物と前記生成した水との水和反応によりアミド化合物を生成して、前記生成した水を反応系から除去又は低減することにより、前記炭酸エステルの生成を促進させる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、高い収率でジアルキルスズアルコキシドを製造し、さらに安定的に高純度の炭酸エステルを製造する方法を提供することである。
【解決手段】本発明の炭酸エステルの製造方法は、テトラアルキル−ジアルコキシ−1,3−ジスタンオキサン及び/又はスズ−酸素−スズ結合を有する重合体であるジアルキルスズオキシドと、ヒドロキシ化合物とを蒸留塔に連続的に供給して脱水反応させ、前記蒸留塔から、低沸点成分と、アルキルスズアルコキシド及びヒドロキシ化合物を含む反応液と、を連続的に取り出す工程と、前記工程で得られた反応液を、薄膜蒸発装置に供給し、前記アルキルスズアルコキシドと前記ヒドロキシ化合物とを分離する工程と、前記工程で分離されたアルキルスズアルコキシドと、二酸化炭素とを反応させて炭酸エステルを得る工程とを含み、前記蒸留塔が比表面積1000m2/m3以上の充填物を備える。 (もっと読む)


【課題】穏和な反応条件でも炭酸エステルを得ることができると共に、副生物の排出を抑制し、炭酸エステルを容易に分離精製することができる製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の炭酸エステルの製造方法は、極性有機溶媒の存在下、式(1)の化合物と二酸化炭素とを反応させる工程を有する。
【化1】


(式中、R〜Rはそれぞれ独立に一価の炭化水素基である。R及びRは直接又は他の基を介して互いに結合していてもよい。) (もっと読む)


【課題】 炭酸エステルを分離する際に、エントレーナとして採用するアセトンの量を好適に制御することを可能とした炭酸エステルの製造方法を提供する。
【解決手段】 ケトンとアルコールとを反応させ、ケタールを得た後、該ケタールと二酸化炭素とを反応させて炭酸エステルを製造することを含む炭酸エステルの製造方法であって、ケタール生成反応における未反応のケトンをエントレーナとして、炭酸エステルを分離する際、ケトンとアルコールが共沸点組成を構成するように、蒸留塔へ供給する原料の組成を調整した。 (もっと読む)


温室効果ガス(例えば、二酸化炭素)からのジアリールカーボネートの製造を提供し得るジアリールカーボネートの製造方法が開示されている。開示されている方法は、有利にはジエチルカーボネート及びジアリールカーボネートの製造を統合して、ジメチルカーボネートからジアリールカーボネートを製造するときに通常必要とされるような溶媒をベースとする抽出蒸留の必要を排除し、分離装置及び原材料使用の統合を提供し、前記方法に対する運転及び資本要件を低減させる。幾つかの実施形態において、本明細書中に開示されている方法は例えばエタノール使用に関して本質的に閉ループで運転され得る。
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【課題】本発明は、圧力が比較的低い温和な反応条件下でも、一価アルコールと二酸化炭素を固体触媒存在下で反応させて高い反応率を可能にする炭酸エステルの製造方法を提供する。
【解決手段】固体触媒とベンゾニトリルの存在下で、一価アルコールと二酸化炭素とを反応させて、炭酸エステルと水を生成すると共に、前記ベンゾニトリルと前記生成した水との水和反応によりベンズアミドを生成して前記生成した水を反応系から除去又は低減することで、前記炭酸エステルの生成を促進させる。 (もっと読む)


【課題】有害な金属化合物や脱水剤を大量に用いることのない、生産効率のよい有機カーボネートの製造方法を提供する。
【解決手段】Lewis酸性を有する金属アルコキシドの存在下に、一般式(1)で表されるケイ素アルコキシドと二酸化炭素とを反応させて、一般式(2)で表される有機カーボネートを製造する方法。
【化5】


(R,Rは水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、又はシクロアルキル基。R,Rは有機基。) (もっと読む)


【課題】二酸化炭素とアルコールから、金属化合物或いは金属化合物及び酸性化合物を含む触媒と有機脱水剤を使用して、炭酸エステルを工業的に有利に製造し、この炭酸エステルの製造を連続プロセスとして行う。
【解決手段】二酸化炭素とアルコールとを、金属化合物或いは金属化合物及び酸性化合物を含む触媒と有機脱水剤の存在下で反応させて炭酸エステルを製造する方法において、有機脱水剤として、反応温度における水との反応平衡定数が5.0×10〜1.0×10で、生成する炭酸エステルとの沸点差が10℃以上のアセタールを用いる。この反応で炭酸エステルと、有機脱水剤・水反応物とを含有する反応混合物を得、この反応混合物から、炭酸エステルを主成分とする留分を分離し、残留液中の有機脱水剤・水反応物を脱水して有機脱水剤を再生し、再生した有機脱水剤を反応工程へ循環する。 (もっと読む)


【課題】 他プラントで用意したエントレーナを供給することなく、メタノール等のアルコールと炭酸ジメチル等の炭酸エステルとを分離する。
【解決手段】 ケトンとアルコールとを反応させてケタールを得るケタール生成器70と、該ケタールと二酸化炭素とを反応させて炭酸エステルを製造する反応器20と、上記ケタール生成器70でのケタール生成反応において生成された未反応のケトン及び/又は生成したケタールと上記反応器20で生成された炭酸エステルを含む混合物から炭酸エステルを分離するための炭酸エステルの精製塔50とを備え、該精製塔50で上記ケタール生成反応における未反応のケトン及び/又は生成したケタールをエントレーナとして炭酸エステルを分離するようにした。 (もっと読む)


【課題】 炭酸ジアルキル製造システムで行われているケタール類の再生(合成)について、ケタール類の生成収率を向上させ、ひいては炭酸ジアルキルの製造プロセス全体の効率を向上させるようにしたケタール類の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】 ケタール類と二酸化炭素とを反応させて炭酸ジアルキルを生成するようにした炭酸ジアルキルの製造方法のために用いられるケタール類の製造方法において、ケタール類を生成する際に、反応系を加熱することなく水分離膜を介して当該反応系から水分を除去するようにした。 (もっと読む)


【課題】毒性、腐食性がなく極めて安価に得られる二酸化炭素をカルボニル化剤とし、かつ、取扱いの容易な触媒を用いて実施しうる、工業的に有利な炭酸エステルの製造方法を提供する
【解決手段】(i)無機金属酸化物と(ii)酸性化合物の存在下、アルコールと二酸化炭素とを反応させて高収率で炭酸エステルを得る。 (もっと読む)


【課題】毒性、腐食性がなく極めて安価に得られる二酸化炭素をカルボニル剤とし、かつ、取扱いの容易な触媒を用いて実施しうる、工業的に有利な炭酸エステルの製造方法を提供する
【解決手段】(i)有機金属アルコキシドまたは有機金属酸化物と(ii)酸性化合物の存在下、アルコールと二酸化炭素とを反応させて高収率で炭酸エステルを得る。 (もっと読む)


【課題】毒性、腐食性がなく極めて安価に得られる二酸化炭素をカルボニル剤とし、かつ、取扱いの容易な触媒を用いて実施しうる、工業的に有利な炭酸エステルの製造方法を提供する
【解決手段】下記一般式(I)で示されるシクロペンタジエニル金属錯体の存在下、アルコールと二酸化炭素とを反応させて炭酸エステルを得る。
Cp2−mM(X)2+m (I)
(式中、Cpは置換基を有してもよいシクロペンタジエニル環を、Xはアニオン性配位子を、Mはチタン、ジルコニウム又はハフニウムを、mは0または1の整数を表す。) (もっと読む)


【課題】ジアルキルスズオキシドとアルコールから、エネルギー効率が高くしかも高純度、高収率でアルキルスズアルコキシド化合物を得ることのできる製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2つの第一及び第二の反応器を用い、ジアルキルスズオキシド及び/又はテトラアルキルジアルコキシジスタンオキサンを含む出発物質と、アルコールから選ばれる反応物質とを脱水反応させ、発生する水を含む第一の低沸成分を第一の反応液から蒸発させて、アルキルスズアルコキシドを製造する方法であって、該第一の反応器の低沸成分の熱量を、該第一の反応器と連結した第二の反応器にある第二の反応液と熱交換させる工程と、該第二の反応液から、発生する水を含む第二の低沸成分を蒸発させる工程とを含むことを特徴とするアルキルスズアルコキシドの製造方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、改善されたエポキシ化方法および改善されたエポキシ化反応器に関する。本発明は、複数のマイクロチャンネルを含む反応器を使用する。その様なプロセスマイクロチャンネルは、エポキシ化および場合によりその他の方法をマイクロチャンネルにおいて実施することができ、これらが、熱交換流体を収容するために適合されるチャンネルと熱交換関係にある様に適合されてもよい。その様なプロセスマイクロチャンネルを含む反応器は「マイクロチャンネル反応器」と称される。本発明は、オレフィンのエポキシ化のための或種の方法およびオレフィンオキシドから誘導できる化学物質の調製のための方法を提供する。
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【課題】使用済みエポキシ化触媒より大きい選択性及び/又はより大きい活性を有する再生エポキシ化触媒を製造する方法を提供すること。
【解決手段】0.16kT/使用済みエポキシ化触媒1m以上の累積アルキレンオキシド生産量を有する或る量の使用済みエポキシ化触媒を供給する工程と、追加の銀を、前記使用済みエポキシ化触媒の重量を基準として、0.2重量%以上の量で使用済みエポキシ化触媒上に付着させる工程とを含むオレフィンオキシドの製造用再生エポキシ化触媒の製造法。 (もっと読む)


【課題】毒性、腐食性がなく極めて安価に得られる二酸化炭素をカルボニル化剤とし、かつ、取扱いの容易な固体触媒を用いて実施しうる、工業的に有利な炭酸エステルの製造方法を提供する。
【解決手段】窒素吸着量より求めたBET表面積が20m/g以上の酸化ジルコニウムを触媒として、有機又は無機脱水剤の存在下、アルコールと二酸化炭素とを反応させて高収率で炭酸エステルを得る。 (もっと読む)


【課題】アルキレンオキシド、脂肪族アルコール及び二酸化炭素から、穏和な条件下で、簡便な操作により所望のジアルキルカーボネートとアルキレングリコールをともに高い収率かつ高い選択性で得る方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素、炭素数2〜10のアルキレンオキシド、及び炭素数1〜10の脂肪族モノヒドロキシ化合物からなる混合物を、塩基性化合物及び下記一般式等で表される有機金属化合物の存在下に、40〜200℃の範囲の温度、0.2〜30MPaの範囲の圧力下において反応させ、ジアルキルカーボネートとアルキレングリコールを併産する。
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【課題】 より純粋なケタールを生成すること。
【解決手段】 ケタール合成装置本体41と、デカンタ42とを備えている。ケタール合成装置本体41は、ケタールを含むケタール混合液体51をケトンとアルコールとから生成する。デカンタ42は、ケタール混合液体51に水を混合して、第1相混合液体53と第2相混合液体54との2液相に分離する。このとき、第1相混合液体53は、第2相混合液体54より水を含んでいる。第2相混合液体54は、第1相混合液体53よりケタールを含む。ケタール混合液体51は、少量の水が混合されているときに単相であり、十分な量の水が混合されているときに2液相に分離している。本発明によるケタール合成装置24は、2液相に分離することにより、水とケタールとを効率よく分離することができ、より純粋なケタールを生成することができる。
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【課題】 ケタールを生成する収率を向上させること。
【解決手段】 ケトンとアルコールとからケタールを合成する化学反応を進めるケタール合成容器41と、ケタール合成容器41から排出される混合液体51をケタール混合液体54と未反応物混合液体56とに分離する分離装置42、43とを備えている。未反応物混合液体56は、ケタール混合液体54より多くケトンとアルコールとを含んでいる。ケタール混合液体54は、未反応物混合液体56より多くケタールを含んでいる。未反応物混合液体56は、ケタール合成容器41に供給される。本発明によるケタール合成装置24は、未反応であるケトンとアルコールとの量を低減することができ、ケタールを生成する収率を向上させることができる。
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