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Fターム[4K001BA08]の内容

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Fターム[4K001BA08]に分類される特許

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【課題】高純度チタンの製造方法において原料として用いるTiCl4中の金属不純物の分析方法、及びこの方法を工程管理に用いる高純度チタンの製造方法を提供する。
【解決手段】(1)TiCl4中の金属不純物の濃度をICP−MSで測定する。前記の測定を、TiCl4を硫酸と反応させ、続いて蒸発乾固させることにより塩素分を除去し、更に、フッ化水素酸溶液を加え、陰イオン交換カラムを通してTi分を除去した後に行えば、不純物としてのVの濃度を、定量下限が0.015ppmという高い精度で測定することができる。
(2)TiCl4をサンプリングし、(1)の方法でTiCl4中の金属不純物(特に、V)濃度を測定し、その測定結果を製造工程へフィードバックして製品中の金属不純物が所定濃度以下となるように製造工程を制御する。高純度のチタンを安定して製造することができる。 (もっと読む)


還元剤であるコークスの存在中でチタン鉱の塩素処理から生成される廃物の固体、特に、二酸化チタン顔料を作るための塩素法からの廃物の金属塩化物固体を取り扱うためのプロセスが提供されており、このプロセスは、塩素処理からの製品流を冷却するステップと、この中の固体を前記製品流の気体成分から分離するステップと、前記廃物の金属塩化物固体並びに未反応の鉱石及びコークス固体を液体と混合するステップであって、廃物の金属塩化物固体が前記液体に溶解し、未反応の鉱石及びコークス固体が前記液体内でスラリーにされるステップと、前記溶解した廃物の金属塩化物を含む前記液体から未反応の鉱石及びコークス固体を分離するステップと、前記液体から未反応の鉱石及びコークス固体を分離するステップの後、前記溶解した廃物の金属塩化物を含む前記液体をリサイクル副次的流動又は部分とブリードの副次的流動又は部分に分離するステップと、前記製品流内の前記廃物の金属塩化物固体並びに未反応の鉱石及びコークス固体と混合される前記液体の少なくとも一部を構成するように前記リサイクル副次的流動又は部分をリサイクルするステップと、廃物の金属水酸化物固体の濾過可能な又は直接埋立可能な塊を生成するように前記ブリードの副次的流動又は部分を中和するステップとを具える。 (もっと読む)


本発明は、チタン−アルミニウム化合物および数種のチタン合金ならびにチタン−アルミニウム金属間化合物および合金の製造のための段階的方法に関する。第1工程において、ある量のアルミニウムがある量の塩化アルミニウム(AlCl3)と混合され、ある量の四塩化チタン(TiCl4)が前記混合物に加えられる。前記混合物が220℃未満の温度に加熱され、TiCl3、アルミニウムおよびAlCl3の生成物が形成される。第2工程において、必要な場合さらなるアルミニウムを加えることができ、前記混合物は900℃を超える温度に再び加熱され、チタン−アルミニウム化合物が形成される。前記方法は、制御可能な組成を持つチタン−アルミニウム化合物の粉体化形態を製造する。好適な反応装置も記載されている。
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【課題】溶融塩の電気分解によるCaの生成、CaによるTiCl4の還元を効率よく行わせ、工業的規模で、安定した操業が可能なTi又はTi合金の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】CaCl2含有溶融塩中のCaにTiCl4を含む金属塩化物を反応させてTi粒又はTi合金粒を生成させる還元工程(反応容器1)と、この生成物を溶融塩から分離する工程(分離手段2)と、溶融塩を電解することによりCa濃度を高める電解工程(電解槽3)等を含み、更に、電極板33、34間に所定の電圧を印加してCa除去領域30内の溶融塩中のCaを除去すると同時にCa濃縮領域29内の溶融塩中のCaを高濃度化させる工程(Ca除去濃縮装置28)を含む方法。調整槽25で還元工程へ送る溶融塩のCa濃度を一定にすることが望ましい。このTi又はTi合金の製造方法は、本発明の製造装置により容易に実施できる。 (もっと読む)


【課題】 ターゲット用の高純度活性金属の製造に用いる還元剤金属の高純度化およびこれを用いた高純度活性金属を効率よく製造する技術を提供する。
【解決手段】 溶融状態の原料金属に固体状の活性金属を接触させ、原料金属中の不純物を活性金属に吸着もしくは結合させて不純物を除去する。また、上記の方法により精製した原料金属を還元剤として用い、活性金属の塩化物と接触させ還元させる。 (もっと読む)


【課題】本発明はいわゆる亜鉛還元法によるシリコンの製造に副生する塩化亜鉛から電解により塩素と金属亜鉛を得るに当たり、プロセスを単純化すると共にその消費エネルギーを最小とする電解装置を提供することを課題とした。
【解決手段】塩化亜鉛を電解して塩素ガスと融体の金属亜鉛を得る電解装置において、原料塩化亜鉛が塩化亜鉛ガスを含む塩化亜鉛融体であり、該融体を電解液表面近傍に置いた供給口から供給するようにしたことを特徴とする電解装置であって、反応装置から出てきた塩化亜鉛、あるいは未反応亜鉛を含む塩化亜鉛を直接電解する電解装置である。 (もっと読む)


【課題】TiCl4の還元反応を効率よく行わせ、且つ工業的規模で、安定した操業が可能なTiの製造方法、およびそれに用いられる製造装置を提供する。
【解決手段】Caが溶解したCaCl2含有溶融塩中のCaにTiCl4を反応させて前記溶融塩中にTi粒を生成させる還元工程と、生成されたTi粒を溶融塩から分離する分離工程と、Ca濃度が低下した溶融塩を電解することによりCa濃度を高める電解工程とを含み、前記電解工程で主電解槽5を用いてCa濃度を高めた溶融塩を、Ca供給源を有する調整槽6に導入して該Ca供給源に接触させることにより前記溶融塩のCa濃度を一定とした後、還元工程でTiCl4の還元に用いる。Ca供給源として溶融Ca−Mg合金を用いれば、Caの補充を容易に行える。このTiの製造方法は、本発明の製造装置により容易に実施できる。 (もっと読む)


【課題】Ca、Li、Na、Al等のメタルフォグ形成金属の塩化物、特に、溶融CaCl2を含有する溶融塩を電気分解して、高濃度Ca溶融塩を効率よく回収できる溶融塩電解方法と電解槽、及びその方法を適用したTiの製造方法を提供する。
【解決手段】メタルフォグ形成金属の塩化物(例えば、CaCl2)を含有する溶融塩を電解槽1の一端からアノード2とカソード3の間に連続的または断続的に供給することにより、カソード表面近傍の溶融塩に一方向の流速を与え、溶融塩をカソード表面近傍で一方向に流しつつ電気分解する。垂直方向に細長い配管(円筒)形状を有し、その長手方向に沿って配置されたアノードとカソード間に隔膜8または隔壁が設けられた電解槽を用いるのが望ましい。Ca還元によるTiの製造にこの電解方法を適用すれば、Caが濃化した溶融塩が比較的安定して得られるので、効率的なTi製造が行える。 (もっと読む)


【課題】TiCl4を含む金属塩化物をCaにより還元して、Ti又はTi合金を効率よく、安価に製造する方法を提供する。
【解決手段】Ca含有浴塩中のCaにTiCl4を含む金属塩化物を反応させて前記浴塩中にTi又はTi合金を生成させる還元工程と、還元工程から抜き出された浴塩を電気分解してCaを生成させる電解工程を含むTi又はTi合金の製造方法であって、前記電解工程でCa及び浴塩を含有する固形物5を回収し、この固形物を前記還元工程へ移送する。前記固形物の回収は、例えば陰極4表面に固形物5を付着凝固させつつ引き上げることにより行うことができる。前記Ca含有浴塩としては、CaCl2を含むCa含有浴塩を用いるのがよい。 (もっと読む)


【課題】 クロール法により高純度のスポンジチタンを製造する際の収率を高める。
【解決手段】 前回反応により還元反応容器1内のロストル2の表面に付着したスポンジチタンを、次回反応に際して物理的に除去する。好ましくは、ロストル2の表面に付着したスポンジチタンと共に、還元反応容器1の内面に付着したスポンジチタンについても物理的な除去を行う。 (もっと読む)


ハフニウムの塩化物を水溶液にし、これを溶媒抽出によりジルコニウムを除去した後、中和処理により酸化ハフニウムを得、さらにこれを塩素化して塩化ハフニウムとし、これを還元してハフニウムスポンジを得、さらにハフニウムスポンジをさらに電子ビーム溶解し、ハフニウムインゴットを得る高純度ハフニウムの製造方法及びこれによって得られた高純度ハフニウム材料、同材料からなるターゲット及び薄膜。ハフニウム中に含まれるジルコニウムの含有量を低減させた高純度ハフニウム材料、同材料からなるターゲット及び薄膜及びその製造方法に関し、効率的かつ安定した製造技術及びそれによって得られた高純度ハフニウム材料、同材料からなるターゲット及び高純度ハフニウム薄膜を提供する。 (もっと読む)


【課題】設備費用の高騰を招かずに、寿命延長ができ、またスポンジチタンの純度を向上することができる還元反応容器およびスポンジチタン製造方法を提供する。
【解決手段】スポンジチタンの製造に用いる還元用の反応容器において、前記反応容器を構成する材料が、1000℃の大気雰囲気中で200時間の連続酸化試験した際に、表面の酸化増量を12g/m2以下とするステンレス鋼を用いた還元反応容器である。また、このような還元反応容器を使用して、四塩化チタンを溶融Mgによって還元反応させるスポンジチタン製造方法、さらに前記還元反応の途中で、前記還元反応容器から生成した塩化マグネシウムを抜き出し、その後あらたに前記還元反応容器に溶融Mgを装入して、再度還元反応させるスポンジチタン製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高純度の金属Tiを高能率に、しかも高価な還元剤を使用することなく経済的に製造する方法及び装置を提供する。
【解決手段】CaCl2を含みCaが溶解した溶融塩3aを反応槽1内に保持し、TiCl4を供給してTiを生成させるTi生成工程と、CaCl2を含む溶融塩3bを電解槽2内に保持し、電気分解により陰極側にCaを生成させる電解工程と、反応槽及び電解槽内の溶融塩中に一部を浸漬させた状態で移動可能に構成した連続体5に、前記生成したCaを電解槽で析出、付着させて反応槽内へ輸送し、溶融塩に溶解させるCa輸送工程とを含むTiの製造方法で、生成したTiを溶融塩と共に反応槽外へ抜き出し、Tiを分離した後、溶融塩を電解槽内へ輸送することにより、Tiの製造を連続的に行うことも可能である。この方法は本発明の装置により好適に実施することができる。 (もっと読む)


【課題】 金属カルシウムおよび金属チタンを効率良く製造する金属の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】 陽極3および陰極4を備えた電解槽1に塩化カルシウム溶融塩2を満たして行う溶融塩電解による金属の製造方法であって、陰極または陽極の一方の電極は、他方の電極を取り囲むように設けられ、陰極は、陰極が取り囲む内部領域と外部領域に連通する流通口を少なくとも一つ備え、内部領域または外部領域のうち、陽極が設けられた側の領域から、他方の領域に対して流通口を経由して溶融塩を流通させることを特徴とするものである。 (もっと読む)


本発明は、四塩化チタンとマグネシウムとを反応器内で反応させることによりチタンを製造する方法であって、反応器内の温度が、マグネシウムの融点を上回り、そして塩化マグネシウムの融点を下回り、反応により、チタンを含む粒子が形成され、また粒子が反応器から取り出され、そしてチタンを回収するために処理される、チタンを製造する方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、Zr+Hfに基づき3質量%以下のHfを含有するZrCl4及びHfCl4の混合物からジルコニウム及びハフニウムを分離するための方法に関し、該方法は以下の工程:1)強無機酸水溶液においてZrCl4及びHfCl4の混合物を加水分解し、1リットル当たり7〜12モルの酸を有する酸性水溶液を形成する工程;2)工程1)で得られた溶液をアニオン交換樹脂に通す工程;3)任意に、ハフニウムが濃縮されている1リットル当たり7〜12モルの酸を有する前記水溶液のフラクションを溶出する工程;4)Zr及びHfを含有する該酸性溶液を該樹脂から除去する工程;5)水溶液を該樹脂に通し、該樹脂に固定されているジルコニウム化合物を脱離させ、及びジルコニウム濃縮フラクションを回収する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】TiCl4をCaにより還元処理して金属Tiを製造するCa還元によるTiの製造方法を提供する。
【解決手段】CaCl2を含む溶融塩中のCaによりTiCl4を、溶融塩のCa濃度C(質量%)が、C>0質量%、溶融塩の温度が500〜1000℃を満たす条件下で還元し、生成したTi粒を前記溶融塩から分離する。C≧0.005質量%、溶融塩の温度を550〜950℃とし、前記Ca濃度と温度との関係が下記(i)式(T:反応容器内の溶融塩の温度(℃))
C≧0.002×T−1.5 ・・(i)
を満たす条件下で還元するのが望ましい。Ca濃度が低下した溶融塩を電解して、得られるCaをTiCl4の還元に用いることもできる。 (もっと読む)


【課題】コストを増大させることなく、還元反応終了後のスポンジチタンに残留する不純物を従来よりも短時間で分離除去する方法を提供する。
【解決手段】 容器内で四塩化チタンを溶融マグネシウムで還元して得られるスポンジチタンに、加熱したアルゴンガスを導入しながら該容器を減圧し、上記スポンジチタン中に残留する不純物を真空分離する。 (もっと読む)


【課題】液体金属を用いたGeCl4の還元によるGeの製造方法の提供
【解決手段】本発明は、例えば赤外光学素子、放射線検出器及び電子装置の製造のための高純度ゲルマニウムの製造に関する。ガス状GeCl4を、Zn、Na及びMgの1つを
含む液体金属Mと接触させ、それによりGeを含む合金及び蒸発又はすくい取りにより除去される金属M塩化物を得ることにより、GeCl4がGeに転換される。Geを含む合
金はその後、金属Mの沸点以上の温度にて精製される。この方法は、複雑な技術を必要とせず、及び反応物が、非常に高純度で得られ得及び繰り返し再利用され得る金属Mのみであるため、最終的なGe金属中の高純度のGeCl4を保持している。
からなる方法。 (もっと読む)


【課題】 メソサイズの細さと十分な長さとを有する金属細線を効率良く且つ確実に製造することを可能とし、しかも、メソ多孔体薄膜の細孔内において金属結晶を一方向に異方的に成長させることを可能として結晶成長の方向性を向上させて所望の範囲内に金属結晶を成長させることを可能とする金属細線の製造方法を提供すること。
【解決手段】 連続した細孔構造を有するメソ多孔体薄膜の表面上に非多孔膜を形成せしめる工程と、前記非多孔膜の特定部位に、メソ多孔体薄膜中の細孔と外部とを導通させる原料溶液供給口を形成せしめる工程と、前記原料溶液供給口に金属イオンを含有する原料溶液を供給し、毛管現象により前記原料溶液を前記原料溶液供給口から前記細孔内に導入せしめる工程と、前記細孔内に導入された原料溶液中の前記金属イオンを還元することにより、前記細孔内に金属細線を形成せしめる工程と、を含むことを特徴とする金属細線の製造方法。 (もっと読む)


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