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Fターム[4K001BA08]の内容

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Fターム[4K001BA08]に分類される特許

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【課題】Ca濃度の異なる溶融塩間で、含有する金属粒子等の移動を伴わず、Ca濃度の高い溶融塩からCa濃度の低い溶融塩へCaを移動させる方法を提供する。
【解決手段】主槽31と主槽31の内部に配置された副槽33を有するCa調整槽30において、副槽33の底面を多孔質板34で形成する。副槽33の注入口33aと排出口33bは下方において通過可能に配置された隔壁35によって隔離されている。注入口33aから副槽33に注入された第1の溶融塩41は、底面の多孔質板34に接しながら隔壁35の下方を通過して排出口33bから排出される。主槽31の注入口31aから注入された第2の溶融塩42は、副槽33の底面の多孔質板34に接しながら副槽33の下方を通過し、排出口31bから排出される。第1の溶融塩41よりもCa濃度の高い第2の溶融塩42から第1の溶融塩41へ多孔質板34を介してCaのみが移動する。 (もっと読む)


【課題】金属粒子を含有する溶融塩中の金属粒子を簡単な構成の装置で効率良く造粒する方法を提供する。
【解決手段】金属粒子を含有する溶融塩を、Re=ρuD/μで定義されるレイノルズ数(Re)が2,000以上となる領域を構成するように管の内部に流通させることによって造粒する。ただし、ρ:溶融塩密度[kg/m3]、u:平均流速[m/s]、D:管内径[m]、μ:溶融塩粘度[Pa・s]である。例えば反応容器9内でのTiCl4のCaによる還元反応により生成したTi粒子を含有する溶融塩を、反応容器9および反応容器9と分離部10とを接続する配管4を含む管内に上記レイノルズ数となる領域を構成するように流通させる。上記造粒領域の上限レイノルズ数は300,000が望ましい。 (もっと読む)


【課題】高純度の金属Ti又はTi合金を高能率に、しかも高価な還元剤を使用することなく経済的に製造する方法を提供する。
【解決手段】CaCl2を含み且つCaが溶解した溶融塩を反応槽1内に保持し、該反応槽内の溶融塩中で電気分解を行うと共に、その電気分解で陰極側に生成したCaと反応するようにTiCl4を含む金属塩化物を前記溶融塩中に供給して、前記溶融塩中に粒状のTi又はTi合金を生成させる方法で、反応槽1が、槽内を陽極側と陰極側に分離する隔膜を装備し、該隔膜が槽内の溶融塩の流通を許容しつつ槽内の前記陰極側で生成したCaが前記陽極側へ移動するのを阻止するものであり、TiCl4を含む金属塩化物を、前記反応槽内の前記陰極側の溶融塩中に供給するため、Caによるバックリアクションを効果的に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】CaCl2含有溶融物、特に、TiCl4のCa還元により生成したTi粒(粉)が含まれているCaCl2含有溶融物中のTi粉の濃縮方法および装置を提供する。
【解決手段】Ti粉が分散しているCaCl2含有溶融物のTi濃度を液体サイクロンによって高める。TiCl4のCa還元により生成したTi粉が含まれているCaCl2含有溶融物中のTi粉の濃縮に好適に適用できる。液体サイクロンとして、胴体部9の直径Dcが40〜300mmであり、胴体部の長さLが前記直径の0.5〜8倍である液体サイクロンを使用することとすれば、良好な回収率で溶融塩のTi濃度を高めることができる。この濃縮方法は、本発明の濃縮装置により容易に実施することができる。 (もっと読む)


【課題】クロール法により製造されたスポンジチタンの抜き出し方法および装置において、反応容器内に生成したスポンジチタンを反応容器から効率よく抜き出すことができる方法および装置を提供する。
【解決手段】四塩化チタンのマグネシウム還元により反応容器内に生成したスポンジチタンを反応容器から抜き出す方法であって、反応容器の底部に開口部を形成し、この開口部に押し抜き棒を挿入し、反応容器内のスポンジチタンの下端部に押し抜き棒を当接させ、反応容器の自重により、反応容器とスポンジチタンとを互いに摺動させつつ反応容器を下方へ移動させる。 (もっと読む)


【課題】還元工程で生成したTi粒又はTi合金粒に付着している溶融塩のCa濃度を低下させ、溶解炉へ持ち込まれるCa量を低減できる金属Ti又はTi合金の製造方法を提供する。
【解決手段】還元工程で生成したTi粒又はTi合金粒とCa含有溶融塩との混合物を、溶解前に溶融塩で洗浄することにより前記Ca含有溶融塩のCa濃度を低下させて、溶解炉へ持ち込まれるCa量を低減する。洗浄用の溶融塩(例えば、溶融CaCl2)として、本発明の方法の実施に用いられる製造装置に取り付けられたCa除去濃縮装置5でCaが除去された溶融CaCl2の一部を洗浄用溶融CaCl2槽15に貯留しておき、この溶融CaCl2を使用するのが特に望ましい。 (もっと読む)


【課題】 チタンインゴット中の不純物濃度を下げる。特に鉄濃度を下げる。
【解決手段】 クロール法にて製造されたスポンジチタン塊の中心部から採取したスポンジチタン1に対して、磁気センサ3により残留磁気を検知する。検知された磁気レベルがしきい値より高いものを不合格品として除外し、他を合格品として真空溶解に供する。 (もっと読む)


【課題】クロール法によるスポンジチタンの製造方法において、反応容器内で製造されたスポンジチタン塊の抜き出しを容易にする。
【解決手段】四塩化チタンのマグネシウム還元によりスポンジチタンを製造する方法において、底部の一部がキャップ部を構成する反応容器内底部に押し抜き治具を設け、押し抜き治具の上に敷板を設け、敷板の上にマグネシウムを満たすとともに四塩化チタンを滴下してスポンジチタン塊を生成させた後、キャップ部を切断して反応容器底部に開口部を形成し、押し抜き棒を開口部に挿入して押し抜き治具を押圧することによってスポンジチタン塊を反応容器から抜き出すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】反応容器の本体と蓋体との接合部をシールする真空シール材の熱による劣化に伴うエアーリークを防止できる反応容器、およびその反応容器を用いるスポンジチタンの製造方法を提供する。
【解決手段】反応容器本体1aの内面と蓋体の側面2bとで形成される隙間10に、圧縮性を有する耐熱断熱材11がリング状に配置されているクロール法によるスポンジチタンの製造に使用される反応容器。本体内面が水平な箇所を有し、蓋体の側面も装着時に前記本体内面の水平箇所に当接する水平な箇所(例えば、リング状の板12)を有していれば、耐熱断熱材を本体と蓋体の間で圧縮された状態とし、ガスの侵入に対するシール性を高めることができるので望ましい。この反応容器を用いれば、エアーリークに起因するスポンジチタンの品質低下、生産性の低下等を確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】クロール法による高純度スポンジチタンの製造方法であって、高い純度を維持しつつ、従来にも増して歩留まりの高い高純度スポンジチタンの製造方法を提供する。
【解決手段】四塩化チタンのマグネシウム還元によるスポンジチタンの製造方法において、反応容器に溶融マグネシウムを満たし、還元反応が進行する溶融マグネシウム浴の反応面近傍と接する反応容器の壁面の平均温度を塩化マグネシウムの融点以下に保持し、四塩化チタンを溶融マグネシウム浴に供給することを特徴とするスポンジチタンの製造方法。 (もっと読む)


本発明は、1又はそれ以上の誘導コイルに囲まれた反応容器内に不活性ガスを供給する工程と、反応容器に還元剤を設ける工程と、還元剤に第4B族金属の原料を加える工程と、1又はそれ以上の誘導コイルの少なくとも1つに撹拌交流電流を供給して、反応容器内で還元剤及び原料の循環を誘導する工程と、第4B族金属の原料を還元して、1又はそれ以上の副生成物を伴った中間型を形成する工程とを含む第4B族金属の中間スポンジ型の製造方法に係る。
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【課題】生成したマグネシウムの反応炉の炉底からの取り出しを可能とし、電気分解のための設備が不要な費用対効果に優れた新規なマグネシウムの製造法及びそれに用いる反応炉を提供すること。
【解決手段】無水塩化マグネシウムを用いるマグネシウムの製造法であって、窒素雰囲気に維持した反応炉内に金属ナトリウムと無水塩化マグネシウムを投入し、反応炉内を塩化ナトリウムの融点以上の温度に加熱して金属ナトリウムと無水塩化マグネシウムとの反応により溶融塩化ナトリウムと溶融マグネシウムを生成させ、比重差により未反応の溶融金属ナトリウム、溶融マグネシウム、溶融塩化ナトリウムが反応炉の上層から順に層をなし、最下層の溶融塩化ナトリウムを反応炉の炉底から取り出し、これに伴い最下層に移動する溶融マグネシウムの反応炉の炉底からの取り出しを可能とするマグネシウムの製造法。 (もっと読む)


TiClを金属熱還元反応させることによって、チタン粒子あるいは関心分野の他の金属、あるいは反応ゾーンで他の金属塩化物を製造する方法であって、該方法は、前記反応を流動床反応ゾーン中で実施する工程、および粒子を前記反応ゾーンにリサイクルさせて粒子サイズを肥大化させる工程、を含む。 (もっと読む)


【課題】溶融塩中で還元により生成したTi粒又はTi合金粒の製造方法、並びにこの製造方法を適用した金属Ti又はTi合金の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】溶融塩中で還元により生成したTi粒又はTi合金粒同士を接触させることにより造粒するに際し、浴中に案内板を設けて浴流れを変えることを特徴とし、また、造粒後の粒の平均粒径を100μm以上とすることを特徴とし、さらに、造粒後の粒の平均粒径を1μm以上となるように造粒したTi粒又はTi合金粒の構成粒子の粒径が0.05μm以上10μm以下であることを特徴とするTi粒又はTi合金粒の製造方法、並びにこのTi粒又はTi合金粒の製造方法を適用した金属Ti又はTi合金の製造方法及びそれに用いる製造装置である。 (もっと読む)


本発明は、新規のプレアロイ金属粉、それらの製造方法及びそれらの使用に関する。 (もっと読む)


【課題】ハフニウム系材料は、絶縁ゲート材料など先端電子材料として用いられることが見込まれているが、特に化学的性質の類似したジルコニウムの分離が困難であるため、電子材料用途に適した高純度ハフニウム材料は従来得ることができなかった。
【解決手段】本発明は、TBP溶媒を用いた溶媒抽出法をベースとした方法によって、ジルコニウムおよびその他不純物元素が1重量ppm以下の高純度ハフニウム材料およびその製造方法を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】溶融塩中で還元により生成したTi粒又はTi合金粒の製造方法、並びにこの製造方法を適用した金属Ti又はTi合金の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】溶融塩中で還元により生成したTi粒又はTi合金粒同士を接触させることにより造粒し、又は更に濃縮する。造粒には、浴の攪拌、邪魔板の設置などが有効であり、濃縮には、液体サイクロン、濾過分離などが効果的である。金属Ti又はTi合金の製造方法は、CaCl2を含み且つCaが溶解した溶融塩中にTiCl4を含む金属塩化物を連続的に供給してTi粒又はTi合金粒を生成させる還元工程と、生成したTi粒又はTi合金粒を造粒する工程と、分離する工程と、分離後のTi粒又はTi合金粒を連続的に溶解して金属Ti又はTi合金のインゴットとする工程を含み、生産性が高く、安価な製造が可能である。この製造方法は、本発明の製造装置により容易に実施できる。 (もっと読む)


本発明は、非鉄精錬に関し、詳細には、金属チタン及び金属チタン合金を、四塩化チタンの金属熱還元により連続生成する方法に関し、また、金属チタン又は金属チタン合金を生成するための装置に関する。金属チタン及び金属チタン合金を連続生成する本発明の方法は、還元剤による四塩化チタンの還元反応と、得られたスポンジチタンの溶解とが、電気アーク炉にて減圧下で同時に行われることを特徴とする。金属チタン又は金属チタン合金を連続生成するための装置は、金属チタン又は金属チタン合金を生成するために、四塩化チタンを還元剤により減圧下で還元反応させ、同時に、スポンジチタンを溶解させるために、反応器が電気アーク炉(1)の形態で実現され、電気アーク炉(1)は真空ポンプ(14)に連結され、電気アーク炉(1)には、カソードとして機能する消耗電極(6)が供給され、冷却されたクリスタライザ(11)内のダミーバー(12)の上部に位置するチタン又はチタン合金の液浴がアノードとして機能し、これらに電圧が供給されることを特徴とする。
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【課題】使用済みの乾電池を安全に有効利用することができ、複雑な装置が不要な上に、工程が簡便で短時間に作業することが可能であり、アルミニウム及び使用済み乾電池のリサイクルが可能なアルミニウム回収方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム又はアルミニウム合金スクラップを溶融し、使用済みの乾電池を焙焼及び粉砕して得た粉末状のアルミニウム回収用材料を該溶湯に添加し、アルミニウム回収用材料に合金元素又は不純物を反応又は吸着させ、これらを分離してアルミニウムに含まれる合金元素又は不純物を除去し、アルミニウムの純度を高めることを特徴とする純度の高いアルミニウムの回収方法。 (もっと読む)


【課題】亜鉛を含有する塩化ニッケル水溶液から、イオン交換法により亜鉛を吸着させ分離する方法において、陰イオン交換樹脂への亜鉛吸着量を向上させることができる亜鉛の分離方法を提供する。
【解決手段】亜鉛を含有する塩化ニッケル水溶液から、イオン交換法により亜鉛を吸着して分離する方法において、HCl型に置換された陰イオン交換樹脂を、水酸化ナトリウム水溶液と接触させ、該陰イオン交換樹脂中の官能基に吸着された塩酸を中和する第1の工程、及び第1の工程で得られる陰イオン交換樹脂を、亜鉛を含む酸性塩化ニッケル水溶液と接触させ、該亜鉛を吸着する第2の工程、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


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