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Fターム[4K012BA03]の内容

鉄の製造 (2,468) | 原料の配合、調整、装入 (332) | 副原料 (14)

Fターム[4K012BA03]に分類される特許

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【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルに当り、該スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄を資源として活用する。
【解決手段】 本発明のスラグからの鉄及び燐の回収方法は、燐を含有する製鋼スラグを、該製鋼スラグの塩基度(CaO/SiO2)と還元処理温度Tとの関係が下記の(1)式を満足するように調整して炭素を含有する還元剤を用いて還元処理し、還元鉄を回収すると共にスラグに含有される燐の20質量%以上を気相へ還元除去する第1の工程と、還元処理によって燐含有量が低下したスラグを製銑工程又は製鋼工程でのCaO源としてリサイクルする第2の工程と、回収した還元鉄を製銑工程又は製鋼工程での鉄源としてリサイクルする第3の工程と、気相へ還元除去した燐を排ガス処理系統で回収して燐酸資源原料とする第4の工程と、を有する。 還元処理温度T(℃)≧200×(スラグの塩基度)+1050 …(1) (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルにあたり、該スラグから予め燐を安価に回収するとともに、回収した燐を資源として有効活用する。
【解決手段】 金属鉄が分離された、燐を含有する製鋼スラグを還元処理し、燐を0.5質量%以上含有する高燐高Mn銑鉄を回収する第1の工程と、前記還元処理によって得られたスラグを製銑工程または製鋼工程へリサイクルする第2の工程と、前記高燐高Mn銑鉄を脱マンガン処理する第3の工程と、脱マンガン処理によって生成したスラグを排出する第4の工程と、スラグが排出された後の処理容器内の溶銑に対して脱燐処理する第5の工程と、第5の工程によって溶銑中燐濃度が0.10質量%以下となるまで脱燐処理された溶銑を製鋼工程にリサイクルする第6の工程と、前記第5の工程の脱燐処理で生成したスラグを回収して燐酸資源原料とする第7の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 脱燐スラグなどの燐を含有する製鋼スラグのリサイクルにあたり、該製鋼スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄をそれぞれ資源として有効活用することのできる、製鋼スラグからの鉄及び燐の回収方法を提供する。
【解決手段】 本発明の回収方法は、燐を含有し固化した後に金属鉄が分離された製鋼スラグを、炭素、珪素、Alなどの還元剤を用いて還元処理して、該スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物を燐含有溶融鉄として還元・回収する第1の工程と、還元・回収された製鋼スラグを、製銑工程または製鋼工程におけるCaO源としてリサイクルする第2の工程と、還元処理により回収した燐含有溶融鉄を、燐含有溶融鉄中の燐濃度が0.1質量%以下となるまで脱燐処理し、CaO系フラックス中に燐を濃縮させる第3の工程と、この燐濃度が0.1質量%以下の燐含有溶融鉄を、鉄源として高炉から出銑された高炉溶銑に混合する第4の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】ペレットを多配合する高炉操業において、熱流比の変化によらず、炉上部の通気性を維持して良好な炉況の確保を実現しうる高炉操業方法を提供する。
【解決手段】ペレット、焼結鉱および塊鉱石からなる鉄鉱石原料とコークスを交互に層状に装入する高炉操業方法において、前記鉄鉱石原料中のペレットの配合率が15質量%以上である場合に、下記式1を満足することを特徴とする高炉操業方法。
式1 [C/S]≧U+0.575
ここに、U:熱流比〔ただし、熱流比=(高炉装入物の平均比熱×平均密度×降下速度)/ (高炉内ガスの平均比熱×ガス密度×ガス流速)〕、[C/S]:鉄鉱石原料の平均CaO/SiO質量比である。 (もっと読む)


【課題】副原料として石灰石を炉頂から装入する高炉、特にペレットを多配合し微粉炭を多量に吹き込む高炉においても、炉下部における石灰石の未滓化を確実に防止して高炉操業を安定化し、さらなる銑鉄コストの低減化を実現しうる高炉操業方法を提供する。
【解決手段】副原料として石灰石を炉頂から装入する高炉操業方法において、前記石灰石を鉱石層内に装入するとともに、前記石灰石の体積平均粒径dLS(単位:mm)を下記式にて設定することを特徴とする高炉操業方法。式dLS≦0.1067×T−5.267WLS/T−134.8ここに、WLS/T:高炉の羽口1本当たりの石灰石装入速度(kg/min/羽口本数)、T:羽口前理論燃焼温度(℃)である。 (もっと読む)


【課題】バイオマスを乾留してバイオマス炭を製造する際に、バイオマス炭の収率を向上可能であるとともに、低品位の鉄鉱石を改質して製鉄プロセスで使用できる、バイオマス炭の利用方法を提供すること。
【解決手段】バイオマスを乾留して製造されるバイオマス炭を製鉄プロセスで使用するバイオマスの利用方法であって、バイオマス1を粉砕してバイオマス粉砕物を得る工程3と、鉄分含有物質2を粉砕して鉄分含有物質粉砕物を得る工程4と、バイオマス粉砕物と鉄分含有物質粉砕物とを混合して混合物を得る工程5と、混合物を乾留してバイオマス炭と炭素析出鉄分含有物質との混合物である混合乾留物を得る工程6とを有し、混合乾留物を製鉄プロセスで使用することを特徴とするバイオマスの利用方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】高炉操業において、低コストで還元材比を低減できる、高炉操業方法を提供すること。
【解決手段】鉱石とコークスとを炉頂から交互に装入して鉱石層とコークス層とを形成する高炉操業において、50〜150kg/tの木炭および/または無煙炭2を鉱石層に混合して装入することを特徴とする高炉の操業方法を用いる。ベルレス高炉1において、炉頂部に設けた木炭および/または無煙炭専用のバンカー3と鉱石専用のバンカー5とから、木炭および/または無煙炭2と鉱石4とを同時に切り出し、ベルレスシュート6を介して炉内に装入することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 各種高炉原料のコンベヤ上からの原料荷溢れ、中継槽への過打込を防止する検知方法を提供する。
【解決手段】 本発明のベルトコンベヤによる高炉原料の装入量検知方法は、ベルトコンベヤ2の走行パルス信号の時間間隔毎に各秤量槽1の排出中の重量変化を求め、この重量変化からベルトコンベヤの積載重量を、この積載重量と各秤量槽の嵩密度から原料嵩をそれぞれ求め、トラッキングデータ上に順次積算しシフト処理を行うものである。 (もっと読む)


【課題】高炉の通気性悪化を抑制しつつ、炉頂設備の保護および溶銑処理コストの改善を可能とする高炉の微粉炭多量吹込み操業方法を提供する。
【解決手段】微粉炭吹込み量が100(kg/t−溶銑)以上であり、鉱石類装入物中の塊鉱石比率が30質量%以下の高炉操業において、5〜30(kg/t−溶銑)の水酸化マグネシウム鉱石を高炉炉頂部から炉内に装入することを特徴とする高炉操業方法である。前記操業方法において、水酸化マグネシウム鉱石を塊鉱石とし、その炉内装入位置を炉中心から炉半径の0.4〜1倍の位置とすることが好ましい。また、前記の操業方法は、SiO2含有率が4.5質量%以上の塊鉱石を高炉炉頂部から炉内に装入する際に、適用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高炉の主原料にフェロコークスを混合して使用して操業する際に、滴下帯においてフェロコークス由来のコークス粉を除去することが可能であり、炉内の通気性悪化を防止することのできる高炉の操業方法を提供すること。
【解決手段】鉄鉱石原料と、フェロコークスと、金属鉄原料とを、炉頂から装入することを特徴とする高炉の操業方法を用いる。鉄鉱石原料と、フェロコークスと、金属鉄原料とを混合し、炉頂から装入すること、フェロコークスと金属鉄原料の装入量を、下記式(a)で示す範囲とすることが好ましい。
金属鉄原料原単位(kg/t)≧0.286×フェロコークス原単位(kg/t)・・・(a)。 (もっと読む)


【課題】高炉内における対象成分の蓄積量を正確に予測してスラグ中の対象成分異常発生を未然に防止することができる新規な高炉操業方法および高炉中の対象成分蓄積量検出装置並びにプログラムの提供。
【解決手段】高炉から排出されるスラグ中の対象成分排出速度(q´out)を、所定の補正式で補正し、補正された対象成分排出速度(qout)に基づいてそれ以後にその高炉に投入される原料の対象成分濃度と当該原料の投入速度を調整する。これによって、スラグ中のアルミナなどのような高炉内の対象成分の蓄積量を正確に把握できるため、高炉内の対象成分の異常発生を未然に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】高炉原料の乾燥、予熱を安価な方法で実施可能とすると共に、高炉操業において炉内へ投入される熱量を低減し、高炉への粉原料の持込量を低減することで炉内のガス流を適正なものとし、これにより高炉の安定操業を達成する高炉原料の乾燥予熱装置を提供すること。
【解決手段】高炉原料の乾燥予熱装置であって、前記原料を貯蔵するホッパーと、該ホッパーの下方に設置された前記原料を排出するフィーダーと、該フィーダーから排出される前記原料を篩分けする篩設備と、前記ホッパーの側壁に設けた複数の送気口から加熱ガスを前記ホッパー内へ供給する送気装置と、前記ホッパー内のガスを吸引して除塵する排気装置とを有すると共に、前記ホッパー内の周方向の温度分布を測定するための温度計と、該温度計の計測値に応じて前記各送気口へ供給する加熱ガス量を制御するための制御装置とを有することを特徴とする高炉原料の乾燥予熱装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】高アルミナ鉄鉱石を用いる高炉操業において、スラグ組成を調整して適正な流動性を確保し、高炉操業を継続して安定化することを課題とする。
【解決手段】高アルミナ鉄鉱石を用いる高炉操業方法において、スラグの組成及び塩基度に基づいて、スラグの固相析出温度T(℃)、例えば、下記式で定めるT(℃)を調整し、スラグの流動性を制御する。
T={0.4131(MgO)3-8.443(MgO)2+52.08(MgO)-92.29}・(Al23
+{-5.311(MgO)3+111.1(MgO)2-718.2(MgO)+1601}・B
+17.94(MgO)+1017
ここで、B(塩基度)=CaO/SiO2、(MgO)、(Al23)、(CaO)、(SiO2):スラグ中の各成分(MgO、Al23、CaO、SiO2)の質量%。 (もっと読む)


【課 題】 フッ素含有量の高い製鋼スラグを高炉における製銑工程の副原料として使用することによって、フッ素含有量の低い高炉スラグを回収し、無害なものとして再利用する方法を提供する。
【解決手段】 フッ素含有量が0.10質量%以上の製鋼スラグを分別して回収し、次いで高炉に装入する副原料としてその製鋼スラグを使用する。 (もっと読む)


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