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Fターム[4K014AA01]の内容

Fターム[4K014AA01]に分類される特許

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【課題】容器内の非対称な位置に吹込み位置を変化させることができ、もって攪拌効率、反応効率の向上効果を図れる粉体吹込み方法を提供する。
【解決手段】溶融金属の成分を調整するために粉体を容器3内の溶融金属に吹き込む粉体吹込み方法において、ランス1を支持する台車2を水平面内において円弧又は円の軌道に沿って円周方向に移動させながら、ランス1の先端から容器3に貯蔵された溶融金属5にキャリアガスと共に粉体を吹き込む。 (もっと読む)


【課題】多量の気体酸素を使用した溶銑予備処理に対しても耐用性の高い混銑車用耐火物およびそれを用いた混銑車を提供する。
【解決手段】混銑車1の炉口2の周辺および天井部3の少なくとも一方に、マグネシア(MgO)単体とマグネシアスピネル(MgO・Al)と黒鉛とを主成分とする煉瓦4を使用した、混銑車用耐火物および混銑車である。さらに、混銑車用耐火物はマグネシアスピネルの比率は5重量%〜50重量%の範囲内で、黒鉛の比率は1重量%〜30重量%の範囲内とし、アルミナ単体(Al)を含み、アルミナ単体の比率を所定の範囲とした。 (もっと読む)


【課題】 溶銑の脱硫処理で発生する脱硫スラグに含有される硫黄を効率的に除去することによって、含有される硫黄の影響を受けることなく、脱硫スラグをCaO源として製銑工程及び製鋼工程に有効にリサイクル活用する。
【解決手段】 本発明の脱硫スラグからの硫黄の除去方法は、溶銑の脱硫処理において発生した硫黄を含有する脱硫スラグを、雰囲気温度が1100〜1400℃の範囲であり、且つ、雰囲気のCO/CO2比が前記脱硫スラグ中の硫黄化合物の形態に応じて調整された雰囲気中に曝し、前記脱硫スラグ中の硫黄をSOxとして気相側に除去する第1の工程と、前記第1の工程において気相側に除去されたSOxを含有する排ガスを脱硫処理する第2の工程と、前記第1の工程によって硫黄含有量が低下した脱硫スラグを製銑工程または製鋼工程でのCaO源としてリサイクルする第3の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 混銑車や溶銑鍋などの溶銑搬送用容器に収容された溶銑に浸漬ランスを浸漬させ、該浸漬ランスから酸素含有ガスを吹き込む、或いは、搬送用ガスとともに固体酸素源を吹き込んで、溶銑中の燐を除去する溶銑の予備脱燐処理において、脱燐効率が低下する処理末期であっても脱燐反応を効率的に行う。
【解決手段】 本発明の溶銑の予備脱燐処理方法は、溶銑搬送用容器1に収容された溶銑3に浸漬ランス2を浸漬させ、該浸漬ランスから酸素含有ガスを吹き込む、或いは、搬送用ガスとともに固体酸素源を吹き込んで、溶銑中の燐を酸化除去する、溶銑の予備脱燐処理方法において、前記浸漬ランスの溶銑への浸漬深さを周期的に変更しながら、前記酸素含有ガスまたは前記固体酸素源の吹き込みを行う。 (もっと読む)


【課題】混銑車において予備処理を行いつつ付着物の除去(溶解)も行うことができるようにする。
【解決手段】本発明の混銑車内の付着物の溶解方法では、まず、混銑車の風袋重量が限界重量以上であれば、脱珪処理を行っていない溶銑2を高炉鋳床8にて受銑する。脱珪処理前の溶銑温度及び脱珪処理前のSi濃度とから脱珪処理後の溶銑温度が付着物10の溶解温度以上とするための気体酸素量を求めると共に脱珪処理後のSi濃度を推定する。推定Si濃度がスラグフォーミングを発生させる濃度であれば、スラグフォーミングを発生させない溶銑2のSi濃度を設定した後、設定した溶銑2のSi濃度及び脱珪処理前の溶銑温度とから、脱珪処理後の溶銑温度が付着物10の溶解温度以上とするための気体酸素量を再び求める。また、設定したSi濃度となるよう加珪処理を行うと共に再設定した気体酸素量を吹き込むことによって脱珪処理を行う。 (もっと読む)


【課題】溶銑の予備処理時に発生する排ガスに対する冷却抜熱能力を大きくし、酸露点を下回る温度まで下げずに冷却する排ガス冷却装置を提供する。
【解決手段】溶銑の予備処理時に発生する300℃以上の排ガスを冷却する排ガス冷却装置であって、空気に対して動粘性係数が小さく、プラントル数の大きい飽和水蒸気を冷却媒体とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑上のスラグをスラグドラッガーなどの機械除去装置にて除滓した後に発生してしまう発塵を出来る限り防止する。
【解決手段】本発明に係る発塵防止方法は、溶銑鍋2内の溶銑1に浮かぶスラグ5を溶銑鍋2から除滓することによって露出した溶銑面に、粒径が3〜5mm以下の石灰粉体を80〜130kg/分で且つ10〜20Nm3/分の不活性ガスと共に吹き付ける。吹きつけ時には、石灰粉体と不活性ガスとの固体比を4〜13kgとする。 (もっと読む)


【課題】製銑処理に優れた溶銑スラグと溶鋼処理に優れた取鍋精錬スラグとの2つのスラグを混合することによって、特に路盤材用に使用されるフッ素の溶出が少ないリサイクルスラグを製造することができるようにする。
【解決手段】リサイクルスラグの製造を行うに際し、塩基度が低い溶銑スラグS1を排滓容器1に投入して当該溶銑スラグS1によって排滓容器1をコーティングし、取鍋精錬にて生成した取鍋精錬スラグS2を、溶銑スラグS1によってコーティングされた排滓容器1に溶融状態で混合し、混合した混合スラグの化学成分が、CaO:34〜52質量%、Al23:16〜25質量%、SiO2:18〜26質量%、MgO:6〜10質量%であって残部が不可避不純物となるようにし、さらに、混合スラグを冷却後に水和処理を行う。 (もっと読む)


【課題】キッシュグラファイト等の塵埃が外部に飛散することを確実に防止できる溶銑容器を収容可能な建屋を提供すること。
【解決手段】軌道6上を移動するトピートカー1とスラグ台車8とを収容可能であると共に、トピートカー1内の溶銑上に存在するスラグをスラグドラッガー40で掻き出してスラグ台車8に除滓する除滓ステーション9を覆うように設けられた除滓棟7において、除滓ステーション9とスラグドラッガー40との間にスラグ台車8が走行可能な走行ピット18を敷設し、除滓ステーション9の上方に集塵装置13を備える。また、除滓棟7の側部にトピートカー1が出入り可能であって且つ開閉扉16a,16bが設けられた出入口15a,15bを設ける。開閉扉16a,16bの下方に空隙が存在する状態で閉状態として、この空隙を、除滓棟7内に外気を取り入れ可能な開口部17とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、出銑から転炉装入までを総合的に捉えたグラファイト析出防止策を構築することを課題とし、最適な酸素量や時間経過をも考慮した溶銑予備処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】脱珪処理における酸素添加に着目し、脱珪処理に必要な溶銑1tあたりの酸素原単位(Nm/t)と、溶銑1tあたりのトータル酸素量に対する気体酸素の比である気酸比および転炉装入までの時間から、溶銑の温度低下と炭素量を予測する。
気酸比=気体酸素量/(気体酸素量+固体酸素量)
気体酸素量=脱珪処理のために溶銑1t当たりに投入する酸素ガス中の酸素量(kg /t)
固体酸素量=脱珪処理のために溶銑1t当たりに投入する酸化鉄等に含まれる酸素量 (kg/t) (もっと読む)


【課題】 二重管構造のランス本体と、該ランス本体を保持するランスホルダーとで構成される浸漬ランスにおいて、ランス本体とランスホルダーとを正確な芯合わせを必要とせずに強固な連結ができる浸漬ランスを提供する。
【解決手段】 二重管構造のランス本体2と、ランス本体を保持するランスホルダー3と、で構成される浸漬ランス1において、ランスホルダーの下端部にはアダプター16が接合され、アダプターの下端部及びランス本体の上端部にはそれぞれフランジ17,21が設けられ、ボルト22及びナット23によってランス本体がランスホルダーに固定されるとともに、各々のボルトはランスホルダー側に設置された散水スプレー25によって冷却されるように構成されており、且つ、ランス本体には炭化水素ガス導入管26が設置されていて、内管19と外管20との間隙は上端部で密閉され、ランスホルダーを通って供給される酸素含有ガスが内管内に流入する。 (もっと読む)


【課題】 混銑車に収容された溶銑にインジェクションランスを浸漬させ、このインジェクションランスから精錬用の酸素ガスや攪拌用またはフラックス搬送用の窒素ガスなどを溶銑に吹き込んで溶銑に対して脱珪処理または予備脱燐処理の酸化精錬を行うにあたり、従来と比較して反応効率を高めることが可能な精錬方法を提供する。
【解決手段】 長手方向の中央部が円筒状で、長手方向の両端部が円錐状に狭くなった紡錘形の混銑車炉体2に収容された溶銑に、インジェクションランス7を傾斜して浸漬させ、インジェクションランスから精錬用の酸素ガス或いは搬送用ガスともに固体酸素源または石灰源を吹き込んで溶銑中の珪素または燐を酸化除去する、溶銑の精錬方法であって、前記インジェクションランスを、水平面への投影図でみたとき、前記混銑車炉体の長手方向の中心軸Pとは離れた位置に、且つ、前記中心軸の方向と平行な方向に配置する。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.6〜1.5m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2.5〜4倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を1.5〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を1.5〜3Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.5〜0.7質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 高炉鋳床での脱珪処理と溶銑搬送用容器内での脱珪処理との2回の脱珪処理を行う溶銑の脱珪処理方法において、溶銑への鉄スクラップなどの冷鉄源の装入量に応じて脱珪処理後の溶銑温度をその後の予備脱燐処理での最適な温度に制御する。
【解決手段】 高炉鋳床を流下する溶銑に酸素源を供給して行う高炉鋳床での脱珪処理と、前記溶銑を受銑した溶銑搬送用容器内に酸素源を供給して行う溶銑搬送用容器内での脱珪処理との2回の脱珪処理を行う溶銑の脱珪処理方法において、受銑前に前記溶銑搬送用容器に入れ置きした冷鉄源の配合比率Rscに応じて、前記酸素源として使用する気体酸素源と固体酸素源との使用比率を調整する。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.2〜0.6m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2〜3倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を0.8〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を0.9〜1.4Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.4〜0.6質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】スラグとの接触で損傷した不定形耐火物部分の解砕時の亀裂が健全な部分の不定形耐火物に伝播するのを防止して、スラグとの接触で損傷した部分への不定形耐火物の部分補修の効果(インジェクションランスの部分補修利用率)を向上させることにある。
【解決手段】パイプ状芯金1と、この芯金1の外周面を覆う耐火物層2とを備え、その芯金1内の供給通路を通じてガスまたは、ガスおよび溶湯処理剤を金属溶湯中に吹き込むインジェクションランスにおいて、前記耐火物層2のうち、金属溶湯上のスラグSと接触する部分以外の部分であって、少なくともそのスラグSと接触する部分の上に位置する部分L1−2,L2に、前記芯金1を囲繞するように耐火レンガ4を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】脱珪効率を向上させると共に、バラツキ無く安定的に脱珪を行うことができるようにする。
【解決手段】高炉鋳床の溶銑流路内を流れる溶銑に脱珪剤を上方から添加し、インペラ10を溶銑に浸漬して回転させることにより溶銑と脱珪剤とを混合して溶銑中の珪素を連続的に除去するに際し、脱珪剤の粒度を1mm以下とし、脱珪剤の塩基度(CaO/SiO2)を1.2〜3.7とすると共にT.Feを30〜65質量%とし、スラグの最大厚みを150mm〜600mmとし、攪拌動力密度を式(1)を満たし且つ25〜250W/tを満たすようにし、溶銑流速を0.8〜2.0m/minとする。 (もっと読む)


【課題】極低りん鋼溶製のために、効率良く確実に溶銑りん濃度を低位にすることができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の酸素比率を10〜60%とし、処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量を16Nm3/t〜22Nm3/tとし、投入する生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとし、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用することなく中間排滓時のスラグの流動性を改善して溶鋼歩留まりの悪化やスラグの流出を防止するとともに、中間排滓によるCaO源の削減を図ることができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の炉内で溶銑の脱Si処理を行った後に中間排滓を行い、同一の炉内でさらに脱P処理を行う溶銑の脱Si脱P処理方法であり、脱P処理より後工程において発生する転炉スラグあるいは造塊スラグを脱Si処理を行う炉内に投入し、スラグ塩基度(CaO/SiO2)を0.5〜1.8の範囲に調整して脱Si処理を行う。なお、溶銑中のSi濃度が0.2%以上の状態で中間排滓を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】実操業に適用可能な手段によって、溶銑予備処理工程における脱P効率を改善することができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備処理工程において溶銑の脱Si脱P処理を行うにあたり、処理初期の脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御してスラグ液相率を高める。これにより副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度を高め、脱P効率を改善する。脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御するには、脱Si期において供給した酸素が脱Siに寄与する割合ηを21%≦η≦62%の範囲となるように酸素供給速度を制御すればよい。 (もっと読む)


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