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Fターム[4K014AA03]の内容

Fターム[4K014AA03]に分類される特許

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【課題】発塵問題を生ずることがなく、冷却工程で強アルカリ水を発生させることがなく、冷却に長時間を必要とせず、スラグを有価物として回収することができる高温スラグの冷却装置を提供する。
【解決手段】炉から排出された高温のスラグを一次冷却する多数の冷却ボックス2と、所定温度まで冷却されたスラグを分別を目的とした搬送ボックス4aでホッパー9まで搬送する搬送装置4と、ホッパー9から供給されたスラグを移送しつつスラグに冷却風を接触させて二次冷却する乾式冷却装置5とからなる。乾式冷却装置5としては、振動流動層型冷却装置や回転型冷却装置を使用することができる。乾式冷却装置5の後段に分級装置6を直結することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】全ての溶銑状態や操業条件に対して副原料投入量を最適に予測する脱燐制御方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】新規に実施するチャージにおける吹錬条件を新規吹錬ベクトルと定義し、過去に実施された各チャージにおける吹錬条件実績をそれぞれ複数の実績吹錬ベクトルと定義し、該実績吹錬ベクトルの中から前記新規吹錬ベクトルに類似し、かつ、終点燐濃度が基準範囲に入っている実績吹錬ベクトルを選択し、この選択された所定数の実績吹錬ベクトルから終点燐濃度が基準範囲に入っている実績吹錬ベクトルを選択し、この選択された実績吹錬ベクトルの各吹錬条件及び実績脱燐副原料投入量から、前記新規に実施するチャージの脱燐副原料投入量を推定する近似モデルを作成し、この作成した近似モデルを用いて前記新規に実施するチャージの脱燐副原料投入量を推定する。 (もっと読む)


【課題】外周に亀裂の発生が抑えられたランスパイプを提供すること。
【解決手段】本発明のランスパイプ1は、ガス及び溶湯処理剤のうちの少なくとも一方を金属溶湯に供給する供給通路4となる孔をもつ棒状をなす芯体20と、芯体20の外周面20aに固定された係合体21と、を有する芯金2と、芯金2の外周面を覆う耐火物3と、を有するランスパイプ1において、係合体21は、芯体20の軸方向の異なる位置で芯体20に接合された複数の接合部210と、隣接した接合部210,210を接続するとともに芯体20の外周面20aから間隔を隔てた位置に配置された非接合部211と、をもつことを特徴とする。本発明のランスパイプは、耐火物の損傷がおさえられたことで、耐熱衝撃性にすぐれた(耐火物の損傷が抑えられた)ランスパイプとなった。 (もっと読む)


【課題】 回転する攪拌羽根を有する機械式攪拌装置を用いて溶銑や溶鋼などの溶融鉄を精錬するに当たり、脱硫剤などの精錬用フラックスを効率良く溶融鉄中へ添加・分散させて、効率良く精錬を実施する。
【解決手段】 攪拌羽根4を備えた機械式攪拌装置を用い、攪拌羽根を回転させて溶融鉄3と精錬用フラックス7とを攪拌混合して溶融鉄を精錬するに際し、前記攪拌羽根の回転数と攪拌羽根の直径とが下記の(1)式の関係を満たすように調整する。但し、(1)式において、Fは、攪拌羽根の回転数(rpm)、Rは、攪拌羽根の直径(m)である。
F×R>200 …(1) (もっと読む)


【課題】排出口を有する転炉に収容される溶銑に不活性ガスを吹き込まなくとも、この排出口から溶銑を流出する際にこの排出口の近傍の溶銑の浴面における渦流の形成を長期間にわたって阻害して、スラグの流出量を低減する。
【解決手段】溶融金属収容容器に収容される溶融金属を、この溶融金属収容容器に設けられる排出口から排出する際に、排出口の周縁であって排出口の中心軸に対して非対称となる位置に、マグネシアカーボンを含有するとともに排出口の周方向への溶融金属の渦流を阻害するための整流部を設けておくことを特徴とする渦流の抑制方法である。 (もっと読む)


【課題】安価な鉄源を製鋼工程にリサイクルすることにより、鉄鋼生産量を増大させることのできる経済性に優れたプロセスを提供する。
【解決手段】鉄分を含有するダストを炭素含有物質とともに加熱還元して得られた還元鉄を溶銑脱燐炉に装入し、溶銑と接触させて溶解または溶解および還元することにより、溶銑中に溶鉄として回収する製鋼方法である。前記製鋼方法において、還元鉄中の硫黄含有率は0.5〜1.1質量%であることが好ましく、また、還元鉄を溶銑脱燐炉へ装入して溶解または溶解および還元した後、脱硫処理を施すことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 ガス吹き込み量を多くした条件であっても粉体吹き込みランスの振動を抑制することができる精錬用粉体吹き込みランスを提供する。
【解決手段】 搬送用ガスとともに精錬剤を溶融金属中に吹き込むための精錬用粉体吹き込みランスであって、前記ランスの軸心と溶融金属の浴面が50°ないし90°の範囲になるように浸漬され、且つ、粉体吹き込みランスの先端部には、該粉体吹き込みランスから吹き込まれるガス流量に応じて下記の(1)式により定められる長さを有する曲げ部が設置されている。
0.002V-0.02<L2<0.04V…(1) (もっと読む)


【課題】脱珪反応の時期において熱補償を効果的に行なうことで、次工程の転炉での脱炭精錬における溶銑配合率の低下や熱余裕の不足等の問題を解消する溶銑の予備処理方法を提供する。
【解決手段】搬送容器内に保持されている溶銑が脱珪反応、脱燐反応を行なうようにした溶銑の予備処理において、前記脱珪反応の時期に、前記溶銑内に固体酸素を供給し、気体酸素を前記溶銑の浴面に吹き付けるとともに、前記溶銑内に気体酸素を吹き込み供給する。 (もっと読む)


【課題】インジェクションランスの破損原因の大きな割合を占めるランスの芯金を覆う耐火物上でのクラック発生によるランスの寿命低減を防止し、その結果としてランス寿命延長によるランスコスト低減及び生産性向上などを実現することが可能なインジェクションランスを提供する。
【解決手段】パイプ状の金属製芯金の外周に耐火物を配するインジェクションランスにおいて、インジェクションランスの少なくとも溶銑に浸漬する部分の構成を、下記(1)及び(2)式を満たすように形成する。
1.2≦R1/R3≦3 ・・・(1)
R3≦R2<0.6×(R1+R3) ・・・(2)
ここで、R1:インジェクションランスの外径(mm)、R2:金属製芯金の最大外径を示す部分の外径(mm)、R3:金属製芯金に用いたパイプの外径(mm)を表す。 (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成して得た生石灰を使用しつつも、ポーラス化をさらに高めて反応性を飛躍的に上げること、それによって蛍石の使用を排除できるようにした石灰系精錬用フラックスを提供する。
【解決手段】破砕された石灰石に工業塩を接触させて塩焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕して塩焼き生石灰フラックスとする。これは、金属精錬炉内の溶湯に含まれる硫黄分もしくは燐酸分等と反応してスラグの生成を促進する。なお、破砕された石灰石を素焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕した素焼き生石灰を混合しても、粉砕された石灰石を造粒して素焼きした素焼き生石灰を混合しても、さらには、カルシウム・フェライトを混合するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】溶融金属を精錬するに際し、添加したフラックスを短時間に溶融金属中に分散させることで、極めて高い効率での溶融金属の精錬方法を提供することを課題とする。
【解決手段】予め精錬用フラックスを容器内に充填し、該容器を溶融金属上部から溶融金属内に投射することを特徴とする溶融金属の精錬方法。また、精錬用フラックスを充填した容器外壁が溶融金属の浴深さの1/2より深い位置かつ精錬容器の底より上部で溶解するように投射することを特徴とする溶融金属の精錬方法。容器を投射する初速は(A)式に基づいて定め、容器が溶融金属中で溶解するまでの時間tは(B)式に基づいて定めることができる。 (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成して得た生石灰を使用しつつも、ポーラス化をさらに高めて反応性を飛躍的に上げること、それによって蛍石の使用を排除できることを実現した石灰系精錬用フラックスを提供する。
【解決手段】石灰石を粉砕し、これを造粒し、NaClを接触させて焼成した後、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕された塩焼き生石灰とする。または、石灰石を粉砕し、これを塩水で練って造粒し、造粒物を焼成した後、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕された塩焼き生石灰とする。これらは、金属精錬炉内の溶湯に含まれる硫黄分もしくは燐酸分等と反応して、スラグの生成を促進する石灰系フラックスとなる。なお、造粒するときAl2 3 やCやマグネシアを混ぜておいてもよい。生石灰を破砕または粉砕した後に、カルシウム・フェライトをブレンドすることもできる。 (もっと読む)


【課題】耐食性及び耐スポーリング性ともに良好で、耐用が長いランスパイプを提供する。
【解決手段】
ランスパイプの耐火材を、アルミナを92〜30質量%、クロミアを5〜50質量%、ジルコニアを10質量%以下を含むとともに、アルミナ、クロミア及びジルコニアの合計量が90質量%以上の組成にする。 (もっと読む)


【課題】 転炉型の精錬容器を用いて上吹きランスから酸素ガスを溶銑浴面に吹き付けて溶銑の脱燐処理を実施するに当たり、鉄スクラップなどの冷鉄源を配合しても脱燐反応を損なわず、且つ、生産性を低下させることなく、効率良く脱燐処理する。
【解決手段】 転炉型精錬容器2に収容された溶銑15にCaOを主体とする脱燐用精錬剤17を添加し、酸素ガスを上吹きして添加した前記脱燐用精錬剤を滓化させてスラグ16となし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、冷鉄源を、脱燐精錬時間の30%が経過した時点から90%が経過する時点までの任意の時期に前記精錬容器内に上置き添加する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑、溶鋼などの溶融金属を収容した精錬炉或いは取鍋などの溶融金属容器から溶融金属の上に浮遊するスラグを排出するに当たり、構造が簡単であり、しかも転炉などの奥行きの深い溶融金属容器であっても数回の操作でスラグの大半を排出することのできる排滓装置を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る排滓装置1は、溶融金属容器8に収容された溶融金属11の浴面上に存在するスラグ12を、支持アーム3の先端部に取り付けられた、水平方向に往復移動可能な掻き板4によって溶融金属容器の滓排出口9から掻き出す排滓装置において、前記掻き板は、弾性変形可能な金属板からなり、滓排出口に接触しても弾性変形して通過することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高いMn歩留まりを確保しつつ、脱燐反応を促進させて効率的な溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】溶銑にCaO源を主体とする精錬剤と酸素源を添加して脱燐処理を行う方法において、処理後のスラグの塩基度が2.2超え3.5以下、T.Fe濃度が10〜30mass%となり、且つ溶銑の処理終点温度が1320℃以上となるように、溶銑を脱燐処理する。従来では操業上好ましくないと考えられてきた条件を敢えて組み合わせることにより、高いMn歩留まりを確保しつつ、脱燐反応を促進させて効率的な溶銑脱燐を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】脱燐反応を促進させて溶銑を効率的に脱燐処理することができ、且つ脱燐・脱炭の両工程を含めたトータルのMn歩留まりを十分に高める溶銑精錬方法を提供する。
【解決手段】同一の転炉型容器を用い、溶銑にCaO源を主体とする精錬剤と酸素源を添加し、処理後のスラグの塩基度が2.2超え3.5以下、T.Fe濃度が10〜30mass%となり、且つ溶銑の処理終点温度が1320℃以上となるように脱燐処理を行った後、脱燐スラグの排滓率が60mass%以上となるように排滓し、引き続きMn鉱石を添加して脱炭処理を行う。 (もっと読む)


【課題】粉体の吹き込み速度を安定して制御できる新規なポストミックス型の粉体吹き込み装置およびその制御方法の提供。
【解決手段】粉体が収容された圧力容器30の粉体出口を粉体搬送ラインL1に接続し、その粉体搬送ラインL1を流れる搬送ガスによって前記圧力容器30内の粉体を搬送して溶湯M中に吹き込むようにした粉体吹き込み装置100において、前記粉体搬送ラインL1を複数のラインL2,L2に分岐させてその各分岐ラインL2,L2をその下流側で合流させると共に、各分岐ラインL2,L2ごとに前記圧力容器30をそれぞれ接続する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑の段階で極低硫鋼レベルの硫黄濃度まで安定して脱硫することのできる、溶銑の脱硫方法を提供する。
【解決手段】 金属Mgの配合量を5〜30質量%、金属Alの配合量を5〜30質量%、CaO系フラックスの配合量を40質量%以上とし、金属Mgと金属AlとCaO系フラックスとを混合した粒状及び/または粉状の脱硫剤が鉄系帯材で被覆された鉄被覆脱硫用ワイヤー4を、ワイヤーフィーダー5を介して溶銑2に供給して脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】 1基の転炉を用いて溶銑から溶鋼を製造するに当たり、転炉の生産性を阻害することなく、冷鉄源の配合量を従来に比べて増大させることができ、且つ、装入した冷鉄源を効率的に溶解することのできる転炉製鋼方法を提供する。
【解決手段】 第一工程として冷鉄源15及び溶銑14を転炉2に装入し、第二工程として気体酸素を上吹きまたは底吹きするとともに炉底から不活性ガスを吹き込んで溶銑を攪拌しながら脱燐剤17を添加して溶銑の脱燐処理を実施し、第三工程として転炉を傾動させて第二工程で生成したスラグ16を炉外へ排出し、第四工程として転炉を元の直立した状態に戻して溶銑の脱炭吹錬を実施する転炉製鋼方法において、第二工程の終了時点には、第1工程で装入した冷鉄源の総質量に対して質量比で60%以下の冷鉄源が未溶解で残留するように、冷鉄源の転炉内への装入量を調整する。 (もっと読む)


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