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Fターム[4K014AA03]の内容

Fターム[4K014AA03]に分類される特許

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【課題】脱りん処理における気体酸素と固体酸素源との供給量や供給タイミングを規定することによって、確実に所望の[P]を得られることができるようにする。
【解決手段】脱りん処理において、前記気体酸素の供給量が30%となるまでに、転炉型精錬容器の上方から添加する脱りん剤の投入を完了し、第1吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。第2吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.5〜0.8Nm3/min/tとする。第3吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。転炉型精錬容器の上方から添加する固体酸素源の球換算直径を1〜10mmとする。第1投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を5〜20kg/min/tとする。第2投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を0〜0.5kg/min/tとする。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いた溶銑脱りん法において、フラックス粉体と酸素ジェットとの干渉率を高めて、フラックスの滓化率および脱りん率を向上させる手段を提供する。
【解決手段】同一円周上に等間隔で配置された3孔以上の孔(周縁孔)および中心孔を有するランスを用いて,周縁孔から酸素含有ガスを上吹きしかつ中心孔からCaO含有粉体および不活性ガスを上吹きするに際し,前記周縁孔のそれぞれについて,ランス中心軸がz軸,周縁孔の孔出口位置がx軸上となるように定めたxyz直交座標系において,yz平面およびxz平面への周縁孔の孔軸の投影がz軸となす角度をそれぞれαおよびβとしたとき,αとβが0<tanα/tanβ<2.75の関係を満足し,かつ中心孔から噴出する不活性ガスの圧力(CaO含有粉体を上吹きしない場合の圧力)が周縁孔から噴出される酸素含有ガスの圧力よりも小さくなるようにする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのリン回収において、鉱酸及び中和剤の使用量を減らすことを目的とする。
【解決手段】本発明の製鋼スラグからのリン回収方法は、製鋼スラグを、二酸化炭素を溶解させた水で洗浄し、製鋼スラグ中のカルシウムを除去する洗浄工程と、洗浄工程後の製鋼スラグから鉱酸を用いてリンを抽出する酸抽出工程と、酸抽出工程で得られた酸抽出液を中和してリン酸塩を回収する回収工程とを有する。洗浄工程後の洗浄水(炭酸水素カルシウムを含有する水溶液)を用いて、酸抽出工程の酸抽出液を中和することも可能である。 (もっと読む)


【課題】 CaO系の脱燐精錬剤を用いて燐含有量が0.030質量%以下の低濃度の領域まで溶銑を脱燐処理するにあたり、脱燐処理によって生成する脱燐スラグのなかで、CaOの滓化促進剤であるフッ素を含有する脱燐スラグの発生量を少なくする。
【解決手段】 反応容器内に保持された溶銑に、脱燐剤として酸素源を供給するとともに脱燐精錬剤として少なくともCaO含有物質を供給して脱燐処理するにあたり、脱燐処理の前半は、脱燐精錬剤としてCaO含有物質のみを用いて溶銑を脱燐処理し、該脱燐処理によって生成した脱燐スラグを、フッ素を含有しないスラグとして反応容器から排出するとともに回収し、その後の脱燐処理の後半は、脱燐精錬剤としてCaO含有物質及びCaOの滓化促進剤であるCaF2含有物質を用いて前記溶銑を脱燐処理し、該脱燐処理によって生成した脱燐スラグを、フッ素を含有するスラグとして反応容器から排出するとともに回収する。 (もっと読む)


【課題】脱りん剤と酸素とを混銑車1内の溶銑2に連続的に供給することによって溶銑2の脱りん処理を行う際に、発塵を抑制することができるようにする。
【解決手段】CaO、又は、CaO及びOを含む固体脱りん剤と、気体酸素とを混銑車1内の溶銑2に連続的に供給することによって溶銑2の脱りん処理を行う方法において、溶銑2の脱りん処理の開始時には、固体脱りん剤に含有するO2と気体酸素のO2とを合計した総酸素供給速度を、0〜0.07Nm3/t/分としておき、溶銑2中の[Si]が0.15質量%以上0.20質量%未満となる間に、総酸素供給速度を0.10〜0.23Nm3/t/分の範囲にて上昇させ、溶銑2中の[Si]が0.10質量%以上0.13質量%未満となる間に、さらに、総酸素供給速度を0.25〜0.35Nm3/t/分の範囲にて上昇させる。 (もっと読む)


【課題】混銑車等の処理容器から発生するダストをリサイクルしても、集塵風量が低下するのを防止できる溶銑予備処理方法を提供する。
【解決手段】処理容器1から発生する排ガスを冷却装置15で冷却し、冷却した排ガス中のダストを集塵装置13で回収し、回収した集塵ダストを、固体酸素源を粉砕してなる粉状の酸化鉄を貯留する酸化鉄ホッパ9に混合し、酸化鉄ホッパ9において混合された粉状の酸化鉄及び集塵ダストを処理容器1内の溶銑に吹き込む。リサイクルダストを溶銑予備処理の終了直前に一気に処理容器1に吹き込むのではなく、一旦酸化鉄ホッパ9に混合し、酸化鉄にリサイクルダストを分散させた状態で処理容器1に吹き込むので、リサイクルダストを少量ずつ処理容器1に吹き込むことができる。このため、冷却装置15の圧力損失の上昇を防止し、ひいては集塵風量の低下を防止できる。 (もっと読む)


【課題】トピードカーを用いた溶銑予備処理方法において、トピードカー本体(炉体)の端部の溶銑攪拌を効率的に行うことができる溶銑予備処理方法を提供する。
【解決手段】トピードカー10を用いて溶銑の予備処理を行うに際して、ランス18からの酸化剤等の吹き込みを、溶銑1の共振周波数(スロッシング周波数)に合わせて、周期的に変化させることで、溶銑1のスロッシングを励起する。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有した電気炉スラグのフッ素溶出を抑制して資源化を可能とする方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有した電気炉スラグとフッ素を含有しない溶銑予備処理スラグの両方を破砕し、前記電気炉スラグと該電気炉スラグの質量に対し同等以上の質量の前記溶銑予備処理スラグとを混合すること、また、前記溶銑予備処理スラグの破砕後の粒径を15mm以下とすることを特徴とするフッ素を含有した電気炉スラグからのフッ素溶出抑制方法である。溶銑予備処理スラグはf.CaO含有量が高いのでカルシウム溶出量が多く、電気炉スラグからのフッ素溶出を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】電気炉で発生したスラグを製鋼プロセスの中で有効に利用する方法を提供する。
【解決手段】転炉で溶銑の脱珪脱燐処理を行うに際し,造滓材の一部として電気炉スラグを転炉に装入することを特徴とする電気炉スラグの利用方法であり、また、該利用方法において、転炉に装入する電気炉スラグ量を,脱珪脱燐処理により発生するスラグ量に対する比率が5%以上30%未満となるように装入すること、さらに、また、電気炉スラグを、脱珪脱燐処理の開始から終了までの時間中の該開始後の70%以後から90%以前の間において転炉に装入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転炉型脱りん炉を用いて脱りんを行うに際して、脱りん効率を低下させることなくスラグのフォーミングを確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】転炉型脱りん炉の溶銑2に対して脱りん処理を行って出湯するに際し、スラグのフォーミングを抑制すべく球換算直径が20〜50mmとなる酸化鉄源が、0.05×Wslag≦W≦0.2×Wslag(W:酸化鉄源、Wslag:スラグ量)を満たすように、吹錬終了時に投入し、溶銑2を出湯する。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグ中の燐を回収・濃化して、燐含有量の高い燐酸資源原料を安価に且つ効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 燐を含有する製鋼スラグを、炭素、珪素、アルミニウムのうちの1種以上を含有する還元剤を用いて還元することにより、前記製鋼スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物が還元されて得られる、燐を0.5質量%以上含有する燐含有溶銑に対し、供給する酸素源の40体積%以上の酸素源を酸素ガスとして上吹きランスを介して溶銑に吹き付けて供給するとともに、供給する石灰源の純CaO換算の40質量%以上を前記上吹きランスを介して搬送用ガスとともに溶銑に吹き付けて供給し、石灰源の滓化促進剤としてフッ素源を使用することなく、酸素源及び石灰源を供給して脱燐処理を施し、生成される脱燐スラグ中の燐酸濃度を10質量%以上に濃縮させ、該脱燐スラグを回収して燐酸資源原料とする。 (もっと読む)


【課題】 脱燐スラグなどの燐を含有する製鋼スラグのリサイクルにあたり、該製鋼スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄をそれぞれ資源として有効活用することのできる、製鋼スラグからの鉄及び燐の回収方法を提供する。
【解決手段】 本発明の回収方法は、燐を含有する製鋼スラグを、炭素、Si、Alなど還元剤を用いて還元処理して、該スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物を燐含有溶融鉄として還元・回収する第1の工程と、鉄酸化物及び燐酸化物が除去された製鋼スラグを焼結工程におけるCaO源として使用し、製造された焼結鉱を高炉にリサイクルする第2の工程と、前記還元処理により回収した燐含有溶融鉄を、燐含有溶融鉄中の燐濃度が0.1質量%以下となるまで脱燐処理し、CaO系フラックス中に燐を濃縮させる第3の工程と、この燐濃度が0.1質量%以下の燐含有溶融鉄を鉄源として高炉溶銑に混合する第4の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】蛍石等のハロゲン化物を使うことなく、高効率で、生産性の高い溶銑脱りん処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の溶銑予備処理炉において、脱りん処理後の目標塩基度を1.8〜2.2とし、微粉CaOの供給速度を、処理2分後に目標塩基度が1.0〜1.4、5分後に1.4〜1.8となりように制御することにより、初期のスラグの凝結を防止し、後半のスロッピングを防止する。処理前の珪素濃度が高い場合には、粒径5mm以上の転炉滓の上方添加を行っても良い。 (もっと読む)


【課題】 溶銑に酸素ガスや酸化鉄などの酸素源と、生成する燐酸化物を吸収するためのCaO系脱燐精錬剤とを供給して行う溶銑の脱燐処理において、Al23−SiC−C系耐火物などの使用済み炭素含有耐火物を造滓剤として有効活用し、これにより、溶銑の熱余裕度を従来よりも格段に高めることができると同時に、CaO系脱燐精錬剤の迅速な滓化により効率良く脱燐処理することのできる、溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る溶銑の脱燐処理方法は、反応容器4に収容された溶銑2に、酸素源、CaO系脱燐精錬剤、及び、非酸化物系珪素化合物及び/または炭素を含有する物質を添加して溶銑に脱燐処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する転炉の精錬方法において、コスト増大や熱の損失などを生じることなく、脱燐処理時の新たなCaO添加に伴う未滓化CaOの発生を抑制する。
【解決手段】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する転炉の精錬方法において、前記第4工程で投入するCaO量を、次チャージの前記第2工程での目標塩基度と前記第4工程での仕上げ脱燐に必要なCaO量を共に確保可能なCaO量とするに際し、現在チャージの前記第3工程で排出したスラグのCaO濃度及び排出量を測定し、この測定したCaO濃度及び排出量と予め求めた該排出前の炉内スラグ量を基にして現在チャージの前記第3工程後に於ける炉内残留スラグ中のCaO量を算出し、この算出した炉内残留スラグ中のCaO量と、次チャージの第2工程で必要とする前記CaO量との差から決定する。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して未滓化のCaOの低減をしつつ脱りん効率を向上させる。
【解決手段】底吹きを行うことができる転炉1又は取鍋に溶銑3を装入して、当該溶銑3の脱りんを行う溶銑の脱りん方法において、溶銑3に投入する生石灰及び転炉スラグをそれぞれ大きさ毎に分け、大きさ毎に溶銑3に供給する供給量を決める。大きさ毎に分けられた生石灰及び転炉スラグの供給量に基づいて溶銑3を攪拌する底吹きの攪拌動力密度を適正化する。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して、脱りん効率を低下させることなくスラグのフォーミングを確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】脱りん用精錬容器1の溶銑3に対して、酸素を供給すると共に脱りん剤を投入して脱りんを行うに際し、溶銑3に供給する酸素量が0〜30%となる期間内に当該溶銑3に脱りん剤を投入し、スラグSのフォーミングを抑制するために球換算直径が10〜50mmの酸化鉄源Mを、規定の投入量で酸素量が70〜90%となる期間内に投入する。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して未滓化のCaOの低減をしつつ脱りん効率を向上させる。
【解決手段】底吹きを行うことができる転炉1又は取鍋に溶銑3を装入して、当該溶銑3の脱りんを行う溶銑の脱りん方法において、溶銑3に投入する生石灰及び転炉スラグをそれぞれ大きさ毎に分け、大きさ毎に溶銑3に供給する供給量を決める。大きさ毎に分けられた生石灰及び転炉スラグの供給量に基づいて溶銑3を攪拌する底吹きの攪拌動力密度を適正化する。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して、脱りん効率を低下させることなくスラグのフォーミングを確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】脱りん用精錬容器1の溶銑3の脱りん処理中に、スラグSのフォーミングを抑制するために投入する酸化鉄源を投入するに際し、投入する酸化鉄源を、球換算直径が10mm〜50mmの粗粒酸化鉄源M1と、球換算直径が3mm〜10mmの細粒酸化鉄源M2とし、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入量を式(1)を満たすように設定し、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入の際には、細粒酸化鉄源M2を投入後に粗粒酸化鉄源M1を連続的に投入している。 (もっと読む)


【課題】蛍石に代表されるハロゲン化物を使用しない転炉型溶銑脱燐処理において、高能率で低燐濃度の溶銑を製造することと、転炉炉内の地金、スラグの付着量を低減することを両立する溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に酸素ガスを12分間以内供給し、蛍石に代表されるハロゲン化物を用いることなく、溶銑を脱燐処理する。この際、粒径が150μm以下の粉状の生石灰5kg/溶銑トン以上を、酸素ガスとともに、テーパーノズルを中心ノズルを除いて4以上12以下備える上吹きランスを介して、溶銑の表面に吹き付けて脱燐を行う。 (もっと読む)


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