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Fターム[4K014AA03]の内容

Fターム[4K014AA03]に分類される特許

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【課題】 二重管構造のランス本体と、該ランス本体を保持するランスホルダーとで構成される浸漬ランスにおいて、ランス本体とランスホルダーとを正確な芯合わせを必要とせずに強固な連結ができる浸漬ランスを提供する。
【解決手段】 二重管構造のランス本体2と、ランス本体を保持するランスホルダー3と、で構成される浸漬ランス1において、ランスホルダーの下端部にはアダプター16が接合され、アダプターの下端部及びランス本体の上端部にはそれぞれフランジ17,21が設けられ、ボルト22及びナット23によってランス本体がランスホルダーに固定されるとともに、各々のボルトはランスホルダー側に設置された散水スプレー25によって冷却されるように構成されており、且つ、ランス本体には炭化水素ガス導入管26が設置されていて、内管19と外管20との間隙は上端部で密閉され、ランスホルダーを通って供給される酸素含有ガスが内管内に流入する。 (もっと読む)


【課題】 転炉用上吹きランスの側面に設置される側孔ノズルから、二次燃焼用または地金溶解用として噴射する酸素ガスの流量をそれぞれの側孔ノズルで個別に制御する。
【解決手段】 側孔ノズルを有する転炉用上吹きランスにおいて、前記側孔ノズル13の出口部には、その内壁外周の一部分にテーパー付きのフランジ部19を有する凹部18が設けられ、該凹部には、閉塞ノズルチップまたは開口ノズルチップのうちの何れか一方のノズルチップ20が、該ノズルチップに設けられたテーパー付きの鍔部21と前記凹部側のフランジ部との楔作用によって脱着可能に取り付けられており、前記の脱着可能に取り付けられたノズルチップと前記凹部との隙間には、不定形耐火物が、ランス本体の側面と同等の高さ位置まで施工されている。 (もっと読む)


【課題】高速送酸下でも送酸速度を低下させることなくスロッピングを防止でき、炭材の使用量も削減でき、設備費も安価なスロッピング防止方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型の転炉を用いて、上吹き酸素流量2.0〜4.0Nm3/min/tonで溶銑へ向けて4〜8分間上吹き酸素を吹き付け、かつ、上吹き酸素の吹き付け開始から1〜4分経過中に溶銑トン当たりMkg(10≦M≦30)の酸化鉄を一括して又は断続的に転炉内に投入して、上吹き酸素の吹付け終了時のスラグ塩基度(CaO%/SiO2%)を2.0〜2.5、T.Fe濃度を5〜15%として溶銑を脱燐処理する。酸化鉄の投入完了時点から、{26/(M-1.4)-1.0}≦T≦{26/(M-1.4)}を用いて計算される時間T(T≧0)が経過した時点から、溶銑トン当たり0.4〜1.0kgの炭材を、サブランスを通じて溶銑トン当たり0.4〜1.0kg/minの速度でスラグ層内に吹き込むことにより、脱燐処理中のスロッピングを防止する。 (もっと読む)


【課題】 混銑車に収容された溶銑にインジェクションランスを浸漬させ、このインジェクションランスから精錬用の酸素ガスや攪拌用またはフラックス搬送用の窒素ガスなどを溶銑に吹き込んで溶銑に対して脱珪処理または予備脱燐処理の酸化精錬を行うにあたり、従来と比較して反応効率を高めることが可能な精錬方法を提供する。
【解決手段】 長手方向の中央部が円筒状で、長手方向の両端部が円錐状に狭くなった紡錘形の混銑車炉体2に収容された溶銑に、インジェクションランス7を傾斜して浸漬させ、インジェクションランスから精錬用の酸素ガス或いは搬送用ガスともに固体酸素源または石灰源を吹き込んで溶銑中の珪素または燐を酸化除去する、溶銑の精錬方法であって、前記インジェクションランスを、水平面への投影図でみたとき、前記混銑車炉体の長手方向の中心軸Pとは離れた位置に、且つ、前記中心軸の方向と平行な方向に配置する。 (もっと読む)


【課題】3基の転炉を用いて脱りん処理と脱炭処理とを行う操業において、高効率で操業を行うことができるようにする。
【解決手段】3基の転炉2A、2B、2Cを備え、第1転炉2Aで出湯された溶銑を受ける取鍋3が第1転炉2Aの装入側へ移動可能となっている転炉設備1において、(i) 第1転炉2Aへ脱りん用の溶銑を装入する作業と、第1転炉2Aにて処理した脱りん処理後の溶銑を第2転炉2B又は第3転炉2Cへ装入する作業とを同時に行った上で、第1転炉2Aにて脱りん処理を行うと共に第2転炉2B又は第3転炉2Cにて脱炭処理を行う。(ii)(i)において第2転炉2Bにて脱炭処理を行った場合は第3転炉2Cに溶銑を装入して脱炭処理を行い、(i)において第3転炉2Cにて脱炭処理を行った場合は第2転炉2Bに脱りん処理後の溶銑を装入して脱炭処理を行う。 (もっと読む)


【課題】P1C2操業とC3操業とを行う転炉の操業を適正化することによって、目標とする生産チャージ数を確保しつつ脱りん処理の実施比率を高められる効率の良い操業を行うことができるようにする。
【解決手段】P1C2操業の実施比率Rbが、(Na−N)÷(Na−Nb)×0.7≦Rb≦(Na−N)÷(Na−Nb)を満たすように、P1C2操業とC3操業とを組み合わせた操業を行う。Tn: 転炉工場(転炉設備)の非稼動時間 (分/日)、Ta:「C3操業」のサイクルタイム(分/ch)、Na:「C3操業」の生産能力(ch/日)、Tb:「P1C2操業」のサイクルタイム(分/ch)、Nb:「P1C2操業」の生産能力(ch/日)、Rb:「P1C2操業」の実施比率[Rb=Cb÷(Cb+Ca)]、Ca:「C3操業」の生産チャージ数(ch/日)、Cb:「P1C2操業」の生産チャージ数(ch/日)、N:目標生産チャージ数[N=Ca+Cb(ch/日)] (もっと読む)


【課題】溶銑の脱りん吹錬の吹錬において、効率的に低りん溶銑を製造することができ、且つ、実操業にも問題なく適用することができる、吹錬方法、吹錬システム、低りん溶銑の製造方法及び低りん溶銑の製造装置を提供する。
【解決手段】 上底吹き転炉を用いて、溶銑の浴面に酸素を吹き付けるとともに粉状CaO含有脱りん剤を吹き付ける、溶銑脱りんにおける吹錬方法であって、吹錬中の排ガス流量、排ガス成分、上底吹きガス流量、副原料投入量及び溶銑成分から酸素バランスを計算して得られる炉内蓄積酸素量原単位を逐次求め、吹錬初期における炉内蓄積酸素量原単位の値が所定値以上となるように、粉状CaO含有脱りん剤の投入開始時期を制御することを特徴とする吹錬方法とし、当該方法を用いた吹錬システム、低りん溶銑の製造方法や製造装置とする。 (もっと読む)


【課題】混銑車にて脱りん処理を行うに際して、脱りん処理の時間短縮を図りながらスラグのフォーミングの発生を抑制することができるようにする。
【解決手段】脱りん処理を3段階に分け、第1段階では、固体酸素の吹き込み速度を0.11〜0.18Nm3/min/tonとすると共に、CaOの吹き込み速度を0.50
〜0.85kg/min/tonする。第2段階では、固体酸素の吹き込み速度を0.07〜0.10Nm3/min/tonとすると共に、CaOの吹き込み速度を0.26〜
0.46kg/min/tonとする。第2段階後の第3段階では、固体酸素の吹き込み速度を第2段階に示した範囲と同じとした上で、固体酸素の吹き込み速度を0.20〜0.31Nm3/min/tonとする。第1段階、第2段階及び第3段階では、固体酸素
と気体酸素の吹き込み速度の合計を0.34Nm3/min/ton以下にする。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.6〜1.5m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2.5〜4倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を1.5〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を1.5〜3Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.5〜0.7質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.2〜0.6m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2〜3倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を0.8〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を0.9〜1.4Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.4〜0.6質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】処理中における炉壁及び炉口へのスピッティング粒鉄の付着を抑制し、かつ処理後の溶銑中[P]濃度を0.007質量%以下とする。
【解決手段】上底吹き転炉型精練容器内への溶銑装入と前後して塊状のCaO含有物質を添加し,上吹きランスから粉状のCaO含有物質を伴わずに酸素含有ガスを該溶銑へ吹き付けて該溶銑上にカバースラグを生成した後に該上吹きランスから粉状のCaO含有物質を伴って酸素含有ガスを該溶銑へ吹き付けて該溶銑の脱燐処理を行う。全酸素供給時間の40%以上が経過した後、該全酸素供給時間の70%が経過するまでの期間中に,CaOを30〜50質量%,FetOを40〜65質量%,SiO2を1.0〜10質量%以下及びAl2O3を1.0〜20質量%含有し,かつそれらの4成分の合計が90質量%以上であるプリメルトフラックス2〜12kg/tを添加し,かつ処理後のスラグ塩基度を2.2〜3.1とする。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いて生石灰などCaOを主成分とする粉体精錬剤を酸素と共に溶銑に吹き付ける溶銑予備脱燐において、炉内耐火物の溶損を抑制すると共に、転炉内付着地金を効率的に除去する方法を提供する。
【解決手段】溶銑を転炉型精錬炉に装入後、側壁に地金溶解用ノズルを設置した上吹きランスを該精錬炉に挿入して、該上吹きランスの先端に設置した吹錬用ノズルより粉体精錬剤を吹錬用酸素と共に溶銑に吹き付けて脱燐する溶銑予備脱燐吹錬において、前記粉体精錬剤の吹付け期間中には前記側壁に設置した地金溶解用ノズルから地金溶解用酸素を水平方向に噴射させ、前記粉体精錬剤の吹付け終了から前記吹錬用酸素の吹付け終了までは、前記側壁に設置した地金溶解用ノズルが閉塞しないように該地金溶解用ノズルからパージガスを流し続けることを特徴とする転炉内付着地金の除去方法。 (もっと読む)


【課題】スラグとの接触で損傷した不定形耐火物部分の解砕時の亀裂が健全な部分の不定形耐火物に伝播するのを防止して、スラグとの接触で損傷した部分への不定形耐火物の部分補修の効果(インジェクションランスの部分補修利用率)を向上させることにある。
【解決手段】パイプ状芯金1と、この芯金1の外周面を覆う耐火物層2とを備え、その芯金1内の供給通路を通じてガスまたは、ガスおよび溶湯処理剤を金属溶湯中に吹き込むインジェクションランスにおいて、前記耐火物層2のうち、金属溶湯上のスラグSと接触する部分以外の部分であって、少なくともそのスラグSと接触する部分の上に位置する部分L1−2,L2に、前記芯金1を囲繞するように耐火レンガ4を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】攪拌動力密度と固体酸素比率とを掛け合わせたパラメータZと、脱珪外酸素量との関係、生石灰の粒径、L/L0、溶銑温度を適正範囲にすることにより、脱りん効率を向上させることができるようにする。
【解決手段】溶銑の脱りん処理を行うに際し、処理中の底吹き攪拌動力密度をX[kw/t]と固体酸素比率Y[%]との積をパラメータZと定義し、脱珪外酸素量GO2とZとの関係を0.00065×Z2−0.12×Z+12.5≦GO2とし、生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 蛍石などのフッ素源を使用しなくともCaO系媒溶剤を迅速に滓化させることができ、溶銑を効率的に且つ安価に脱燐することのできる脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 上吹きランス1の軸心部に配置した中心孔4から不活性ガスを搬送用ガスとして脱燐用媒溶剤を溶銑に向けて噴出すると同時に、前記中心孔の周囲に設けた燃料供給ノズル6及び酸素含有ガス供給ノズル7により、前記中心孔からの噴出流の周囲に酸素含有ガスと燃料との反応による火炎の包囲帯を形成させ、且つ、前記中心孔の周囲に設置された3孔以上の周囲孔5から酸素含有ガスを溶銑の浴面に向けて吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】上底吹転炉を用いて、脱燐剤に実質的にフッ素を含む副原料を使わずに、上吹き酸素流量が2.0〜4.0Nm3/min/tの条件で溶銑から燐を除去する方法において、その脱燐処理を高能率かつ高効率で行う方法を提供する。
【解決手段】底吹き流量を0.15〜1.5Nm3/min/tとして該脱燐処理後のスラグ中T.Fe質量濃度が3〜15質量%となるように調整し、前記脱燐処理中に該溶銑に含有される炭素濃度を2.8〜3.2質量%に一旦低下させ、その後、該溶銑に炭素源を供給して前記脱燐処理後に該溶銑に含有される炭素濃度を3.4〜3.8質量%に調整する。 (もっと読む)


【課題】同一の転炉で脱りん精錬と脱炭精錬を行うことによるメリットを享受しつつ、P規格の特に厳しい極低りん鋼についても安定的に溶製することのできる転炉精錬方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて鋼を精錬するに際し、第1工程で溶銑を転炉に装入し、第2工程でフラックスを用いた転炉上底吹き精錬により溶銑脱りんを行い、第3工程で転炉を傾動して第2工程で生成したスラグの一部又は全部を排出し、第4工程でフラックスを追加して転炉上底吹き精錬により溶銑脱りんを行い、第5工程で転炉を傾動して第4工程で生成したスラグの一部又は全部を排出し、第6工程で転炉上底吹き精錬により脱炭を行う。最初の脱りん精錬とその後のスラグ除去の後、フラックスを追加して第2の脱りん精錬とスラグ除去を行い、さらにその後に脱炭精錬を行うので、脱炭精錬終了後の溶鋼中P濃度を十分に極低P鋼レベルまで低減できる。 (もっと読む)


【課題】極低りん鋼溶製のために、効率良く確実に溶銑りん濃度を低位にすることができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の酸素比率を10〜60%とし、処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量を16Nm3/t〜22Nm3/tとし、投入する生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとし、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用することなく中間排滓時のスラグの流動性を改善して溶鋼歩留まりの悪化やスラグの流出を防止するとともに、中間排滓によるCaO源の削減を図ることができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の炉内で溶銑の脱Si処理を行った後に中間排滓を行い、同一の炉内でさらに脱P処理を行う溶銑の脱Si脱P処理方法であり、脱P処理より後工程において発生する転炉スラグあるいは造塊スラグを脱Si処理を行う炉内に投入し、スラグ塩基度(CaO/SiO2)を0.5〜1.8の範囲に調整して脱Si処理を行う。なお、溶銑中のSi濃度が0.2%以上の状態で中間排滓を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】実操業に適用可能な手段によって、溶銑予備処理工程における脱P効率を改善することができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備処理工程において溶銑の脱Si脱P処理を行うにあたり、処理初期の脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御してスラグ液相率を高める。これにより副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度を高め、脱P効率を改善する。脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御するには、脱Si期において供給した酸素が脱Siに寄与する割合ηを21%≦η≦62%の範囲となるように酸素供給速度を制御すればよい。 (もっと読む)


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