説明

Fターム[4K014AB03]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 処理、添加剤 (1,043) | 化合物 (812) | 酸化物 (583) | 生石灰(CaO) (320)

Fターム[4K014AB03]に分類される特許

301 - 320 / 320


【課題】 溶銑に酸素源を供給して脱燐処理或いは脱珪処理を施すに当たり、生成するSiO2 濃度の高い高粘度のスラグのフォーミングを安価に且つ確実に抑制する。
【解決手段】 処理容器2に収容された溶銑13に酸素源を供給して脱燐処理或いは脱珪処理を施す溶銑の予備処理方法において、溶銑の脱燐処理で発生したスラグから回収した、スラグを付着する地金16を、処理中に前記処理容器内に上置き添加してスラグ19のフォーミングを抑制する。その際に、前記地金に付着したスラグ中のCaO含有量を30質量%以上とすること、前記スラグを付着した地金中の鉄分の比率を30質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 種々の組成の溶融高炭素高クロム鉄合金を使用した場合でも効率的に高クロム溶鋼を溶製することができると同時に、連続鋳造工程とのマッチングにも対処できる効率的な高クロム溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 溶融高炭素高クロム鉄合金13を、溶湯の加熱機能を有する保持炉5に一旦保持した後に出湯し、脱硫設備6で炉外脱硫処理を施した後に脱炭精錬炉7にて脱炭精錬して高クロム溶鋼14とする。この場合、溶融高炭素高クロム鉄合金は、クロム酸化物の溶融還元、高クロム鋼スクラップの溶解及びフェロクロムの溶解の何れかの方法によって得られたものの1種またはそれらのうちの2種以上の混合物、あるいは、前記1種または2種以上の混合物と高炉溶銑との混合物であること、また、炉外脱硫処理を金属マグネシウム系脱硫剤とCaO系脱硫剤とを混合したフラックスを用いて行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来より高速、且つ高効率の処理が可能な溶銑の脱燐方法を提供することを目的としている。
【解決手段】混銑車内に保持された溶銑中に浸漬ランスを介して酸化剤をキャリア・ガスと共に吹き込む溶銑の脱燐方法において、前記浸漬ランスを2本とし、それらの先端を前記溶銑中に混銑車長手方向に沿った同一軸上で互いに中心から離隔して配置し、互いに相反する方向へ酸化剤を吹き込むと共に、該浸漬ランスから溶銑中への酸化剤の酸素ガス換算供給速度を各ランスについて0.13Nm/min/t以下とする。 (もっと読む)


【課題】 冷鉄源の入れ置きされた溶銑保持搬送容器で高炉から出銑される溶銑を受銑し、この溶銑に対して機械攪拌式脱硫装置を用いて脱硫処理を施すに際し、溶銑中に残留する未溶解の冷鉄源の浮上を抑制して未溶解の冷鉄源とインペラーとの衝突によるインペラーの損傷を防止する。
【解決手段】 冷鉄源5の入れ置きされた溶銑保持搬送容器2で溶銑3を受銑し、この溶銑に対して機械攪拌式脱硫装置を用いて脱硫処理を施すに際し、回転するインペラー4の端部近傍に設けた浸漬ランス6から溶銑中にガスを吹き込む、或いは、溶銑保持搬送容器の底部に設けたガス吹き込み手段7から溶銑中にガスを吹き込んで、冷鉄源の浮上を防止しながら脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】環境や人体への影響が懸念されるFやNa,Clを含まない脱りん剤を用いて、極低りんの高炭素鋼を安定して製造する。
【解決手段】溶銑脱りん炉および脱炭精錬炉の2基の転炉容器を用いるものとし、まず溶銑脱りん炉での脱りんに際し、脱りん剤として石灰系脱りん剤を用い、吹錬中の排ガス組成や流量、酸素ガス流量、副原料投入量および溶銑成分から酸素バランスを逐次計算することにより求められる蓄積酸素量に基づき、次式(1)により炉内のFeO生成量を推定し、その推定したFeO量に応じて、上吹きランス高さ、酸素ガス流量および底吹きガス流量のうち少なくともいずれか一つを調整して、処理後のりん濃度を0.015mass%以下まで低減し、ついで除滓後、上記脱炭精錬炉で所望の炭素濃度まで脱炭吹錬する。
FeO(kg/t)=[蓄積酸素量(m3(標準状態)/t)/22.4]×71.85 ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】脱りん炉に装入する適切な銑鉄スクラップの量を算出可能とする。
【解決手段】脱りん炉2と脱炭炉3とをそれぞれ備える製鋼設備1で、脱りん炉2内の溶銑4に銑鉄スクラップ5を装入した上で脱りん処理を行う製鋼設備の操業方法において、前記銑鉄スクラップ5の量を、脱りん処理前後での溶銑重量の変化量と、脱りん炉で発生し且つ脱りん処理に必要な熱量を上回る余裕熱量とを基に算出する。 (もっと読む)


【課題】還元炉から出銑された粗フェロニッケル熔湯を攪拌式精製炉へ装入後、脱硫剤を添加し該熔湯中のイオウを精製炉スラグ中に固定、除去してフェロニッケルを脱硫する方法において、高脱硫効率を達成するとともに、脱硫処理後に精製炉からフェロニッケル熔湯を排出し、次いで炉内に残した精製炉スラグを排出する際に、該スラグを容易にかつ効率良く掻き出しスラグの排出処理時間を短縮することができる脱硫方法を提供する。
【解決手段】粗フェロニッケル熔湯の温度を1550〜1600℃に昇温するとともに、組成調整剤を添加して、脱硫処理後の精製炉スラグの組成を、酸化カルシウム(CaO)品位が40〜55重量%、及び二酸化ケイ素(SiO)品位が5〜10重量%になるように調整することを特徴とするフェロニッケルの脱硫方法などによって提供する。 (もっと読む)


【課題】多量のCaFを添加することなく且つ少ない精錬剤添加量で効率的な脱燐処理を行う。
【解決手段】処理後スラグ量を従来に較べて相当程度低減させた条件の下で、気体酸素と精錬剤を特定の形態で溶銑浴面に供給することにより、スラグの不均一な溶融状態を利用した極めて効率的な脱燐精錬が可能となることを見い出しなされたもので、上吹きランスを通じて気体酸素と少なくとも一部の精錬剤を溶銑浴面に吹き付けることにより脱燐処理を行うとともに、処理後スラグ量を30kg/溶銑ton以下とし、好ましくは脱燐処理前の溶銑中Si含有量を0.15mass%以下とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑を機械的攪拌条件下において、CaOを主成分とする脱硫剤を用いて安価で効率よく脱硫する方法を提供する。
【解決手段】(1) Si含有率が0.1%以上の溶銑を容器中において機械的に攪拌しな
がら、CaOを主成分とする脱硫剤とCaO質量の1〜3%のFeOを混合添加した後、金属Al源を添加することにより、脱硫処理後の溶銑中のsol.Al含有率が0.002〜0.008質量%となるように調整する溶銑の脱硫方法。(2)前記(1)に記載の溶銑の脱硫方法において、CaOを主成分とする脱硫剤として、CaO質量の15%以下のソーダ灰および/またはCaO質量の7%以下のAl23を含有する精錬剤を用いる脱硫方法。 (もっと読む)


【課題】 より高速で脱りんすることが可能な脱りん処理の方法を提供する。
【解決手段】 上吹きランスおよび底部に底吹き羽口を備える溶銑予備処理容器を用い、その上吹きランスからは酸素ガスを吹き付けると同時に底吹き羽口からは攪拌用ガスを吹き込むことにより、溶銑の脱りんを行う方法において、前記溶銑予備処理容器内に脱りん剤を添加した後の上吹きランスから浴面への酸素ガスの吹き付けを、脱りん剤の滓化完了まではソフトブローとし、滓化の完了後はハードブローとするとともに、前記ソフトブロー時に生成するスラグ中のFeO含有量が30mass%以上になったとき、前記底吹き羽口からの攪拌ガス流量を増加させてスラグ−メタル間の攪拌を強化する溶銑の脱りん方法。 (もっと読む)


【課題】 製鋼スラグを,上層路盤材,コンクリート用骨材,石材原料等の用途に有効利用すべく,気泡を含んだ溶融製鋼スラグの消泡を促進して高品質なスラグを得ることが可能な製鋼スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る製鋼スラグの処理方法においては,溶融製鋼スラグ100にCaO含有物質110を添加する第1工程の後に,CaO含有物質110が添加された溶融製鋼スラグ100を撹拌する第2工程が行われる。この第2工程により,CaO含有物質110を溶融製鋼スラグ100中に均一に溶解させることができる。ここで,溶融製鋼スラグ100の塩基度CaO/SiOは,0.6≦CaO/SiO≦2.0であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 取鍋からタンディッシュに、タンディッシュから鋳型内に溶鋼を耐火物製ノズルを介して注入する際、ノズル詰まりの発生を抑制しつつ、加えて微細な含Ti化合物が析出するのを防止することにより、結晶粒を充分かつ均等に粗大成長させ、低鉄損化することが可能な無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.01% 以下、Si:0.1〜4%、Al:0.1〜3%、Mn:0.1〜2%、REM:0.0015〜0.02% 、Ti:0.005% 以下、S:0.003%以下、N:0.003%以下、Ca:0.01%以下、残部鉄及び不可避的不純物からなり、かつ、鋼板内にCaを含有したREM オキシサルファイドあるいはサルファイドを含有し、その介在物中のCa濃度が 0.1〜50% であることを特徴とする鉄損に優れた無方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備脱燐処理による低燐溶銑の製造方法において、気体酸素の溶銑浴面への供給により精錬剤の高い滓化促進作用を得るとともに、気体酸素が供給される溶銑浴面領域での酸化反応による高温場の形成を抑制し、高い脱燐反応効率を得る。
【解決手段】溶銑を保持した容器内に酸素源とCaO源である精錬剤を添加して、溶銑予備処理である脱燐処理を行ことにより低燐溶銑を製造する方法において、溶銑浴面に浴面上方から気体酸素を供給するとともに、この気体酸素が供給される溶銑浴面領域に化学反応又は/及び熱分解反応により溶銑の熱を吸熱する物質を供給し、気体酸素が供給される溶銑浴面領域の温度上昇を抑制する。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 含クロム溶銑の酸化脱りんを行なうにあたって、簡便な手段で効果的な脱りん処理を可能にし、含クロム溶銑の脱りん処理コストを削減できる酸化脱りん方法を提供する。
【解決手段】 精錬剤を添加する前の含クロム溶銑の温度を1350〜1500℃の範囲内に制御するとともに、精錬剤を添加する前の含クロム溶銑のC含有量を 4.0質量%以上でかつ脱りん処理によってCが析出しない範囲内に制御し、酸化鉄濃度(%FeO)と石灰濃度(%CaO)とホタル石濃度(%CaF2 )が 0.4≦(%CaO)/(%CaF2 )≦2.0 と 0.4≦(%CaO)/(%FeO)≦2.0 を満足する精錬剤を含クロム溶銑に添加する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、製鉄所が発生する総てのスラグの弗素含有量を低減すると共に、希釈させて無害化可能な溶銑予備処理方法を提供することを目的としている。
【解決手段】溶銑5を製鋼炉へ装入する前に、該溶銑が含有する珪素、燐、硫黄を予め除去する溶銑予備処理において、トピードカー6に保持した前記溶銑に、蛍石を含まない精練剤2をランス4を介してキャリアガス12で吹き込み脱珪及び脱燐した後、その脱珪及び脱燐された溶銑を取鍋に移し、蛍石を含む脱硫剤を添加して機械撹拌して脱硫すると共に、該脱硫で生じた弗素含有スラグを高炉装入原料の一部とし、該弗素含有スラグの弗素を希釈し、弗素含有量1000ppm以下の高炉スラグとして高炉から排出する。 (もっと読む)


【課題】溶銑を転炉で脱燐後に、脱硫し、次いで転炉にて脱炭精錬する精錬プロセスにおいて、低硫域まで安定して脱硫する脱硫処理方法を提供する。
【解決手段】溶銑を転炉にて脱燐処理した後に、脱硫処理し、次いで転炉にて脱炭精錬する方法であって、脱硫処理時にアルミニウム系の脱酸剤を含むフラックスを2回以上に分けて投入する。さらに、脱燐処理時に、CaOを30質量%以上含む生石灰系の前記脱硫スラグを脱燐用フラックスとして再利用することにより、硫黄含有率が0.005質量%以下の溶鋼を安定して製造する。 (もっと読む)


【課題】 溶融金属に粉粒体の精錬剤を添加して連続式の精錬を施すに際し、反応性に優れる粉粒体の精錬剤を効率良く溶融金属中へ添加すると同時に、落下する溶融金属の位置のエネルギーを利用して攪拌・混合し、溶融金属を効率的に精錬する。
【解決手段】 筒3の内部を充填させながら溶融金属8を落下させ、溶融金属の筒内の落下流に精錬剤添加用ランス4の下端を浸漬させて当該精錬剤添加用ランスから溶融金属の落下流に精錬剤9を添加し、溶融金属の落下によるエネルギーを利用して溶融金属と精錬剤とを混合させ、溶融金属と精錬剤との反応を進行させる。 (もっと読む)


【課題】溶銑、溶鋼中に投入されて安定した品質の鋼を生産するための造滓材を提供すること。
【解決手段】 X線強度位置2θ(°)が31.7〜32.7°、36.9〜37.9°、53.4〜54.4°の生石灰粒子40〜70質量%とX線強度位置2θ(°)が32.8〜33.8°、34.7〜35.7°、38.1〜39.1°のアルミ灰粒子30〜60質量%とを加圧成型してなる体積1〜30ccの丸みのある凝集体からなる溶鉄造滓材。 (もっと読む)


【課題】転炉に収容された溶銑に脱燐と脱炭とを並行して行うことにより溶銑の精錬効率を高めることができる溶銑の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に、酸化カルシウムを含む生石灰、石灰石又は水酸化カルシウムの粉体を、溶銑トン当たり毎分1.0〜4.5Nmの流量の酸素ガスととともに吹付けることによって脱燐と脱炭の一部とを並行して行うことにより溶銑の炭素濃度を1.8〜3.8質量%とする第1の工程と、転炉に収容された第1の工程を経た溶銑に脱炭の残りを行う第2の工程とを経て、所望の燐濃度及び炭素濃度を有する溶鋼を製造する。 (もっと読む)


予め定められた速度で鋼スラグに薬剤の混合物を添加し、次にそれから金属有価物を回収することを含む、スラグから金属及び非金属有価物を回収する方法。
(もっと読む)


301 - 320 / 320