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Fターム[4K014AD14]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 処理、添加装置 (629) | 混銑車 (179) | 付帯設備 (58) | ノ口、滓排出、溶着物除去 (15)

Fターム[4K014AD14]に分類される特許

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【課題】混銑車において予備処理を行いつつ付着物の除去(溶解)も行うことができるようにする。
【解決手段】本発明の混銑車内の付着物の溶解方法では、まず、混銑車の風袋重量が限界重量以上であれば、脱珪処理を行っていない溶銑2を高炉鋳床8にて受銑する。脱珪処理前の溶銑温度及び脱珪処理前のSi濃度とから脱珪処理後の溶銑温度が付着物10の溶解温度以上とするための気体酸素量を求めると共に脱珪処理後のSi濃度を推定する。推定Si濃度がスラグフォーミングを発生させる濃度であれば、スラグフォーミングを発生させない溶銑2のSi濃度を設定した後、設定した溶銑2のSi濃度及び脱珪処理前の溶銑温度とから、脱珪処理後の溶銑温度が付着物10の溶解温度以上とするための気体酸素量を再び求める。また、設定したSi濃度となるよう加珪処理を行うと共に再設定した気体酸素量を吹き込むことによって脱珪処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高炉鍋に凝固して付着するスラグや地金を省エネルギーで効率よく、耐火物の溶損を少なくして溶融除去する方法を提供する。
【解決手段】高炉鍋5を抽出口を前下がりにして解体台車4に設置したのち開口2を通して集塵フード付き解体場1内に納める。ついで開口2をスプラッシュ飛散防止板3で閉じたのち、スプラッシュ飛散防止板3の窓7の耐熱アクリル板を通してカロライズパイプ12を差込む。そしてジェットランスより高温ガスを鍋内のスラグ及び地金15に吹付け、表面の一部を加熱する。ついでカロライズパイプ12より酸素ガスを加熱箇所に吹付けて溶融させ、溶融した地金は前下がりの流出口より地金受けバック8に排出して地金15に16をあける。その後高炉より溶銑を注ぎ込み、該溶銑でスラグ及び地金15を溶解する。 (もっと読む)


【課題】混銑車を転倒させることなく安定して溶銑の払い出しを確実に行うことができると共に、混銑車による溶銑の搬送及び生産性を向上させることができるようにする。
【解決手段】混銑車1の運行を行うに際して、溶銑の払出時に電動機5の電流値を測定し、測定した電流値が脱りん処理の中止とする中止基準値以上であるか否かを判断し、電流値が中止基準値未満であれば、高炉2にて溶銑を受銑した後、脱りん処理を行う。電流値が中止基準以上であれば、高炉2にて溶銑後、脱りん処理を行わず、容器12を傾動して付着物Sの溶解を行う。付着物Sの溶解後、溶銑の払出時に再び電動機5の電流値を測定し、電流値が脱りん処理の中止解除とする解除基準値以下であるか否かを判断する。電流値が解除基準値以下であれば、以降の運行で脱りん処理を行い、電流値が解除基準値を超えていれば、再び付着物Sの溶解を行う。 (もっと読む)


【課題】従来は効果的なリサイクルが困難であった混銑車スラグを、多大な設備投資を必要とせず、冬場であっても強度及び品位の高い高炉向ペレットとしてリサイクルすることができる混銑車スラグのリサイクル方法及び高炉向ペレットを提供する。
【解決手段】5質量%以上のメタルFeを含む混銑車スラグ1を鉄鉱石2とともに破砕混合し、粉コークス3とセメント系バインダー4とその他の鉄原料5とを配合し、造粒し硬化させて高炉向ペレットとして再利用する。ペレット中の混銑車スラグ1の配合率は5〜25質量%とする。その他の鉄原料として鉄分含有ダストを使用することができる。メタルFeの酸化熱により10〜20℃の温度上昇が生じ、セメントの水和反応を促進して、6MPa以上の圧潰強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】キッシュグラファイト等の塵埃が外部に飛散することを確実に防止できる溶銑容器を収容可能な建屋を提供すること。
【解決手段】軌道6上を移動するトピートカー1とスラグ台車8とを収容可能であると共に、トピートカー1内の溶銑上に存在するスラグをスラグドラッガー40で掻き出してスラグ台車8に除滓する除滓ステーション9を覆うように設けられた除滓棟7において、除滓ステーション9とスラグドラッガー40との間にスラグ台車8が走行可能な走行ピット18を敷設し、除滓ステーション9の上方に集塵装置13を備える。また、除滓棟7の側部にトピートカー1が出入り可能であって且つ開閉扉16a,16bが設けられた出入口15a,15bを設ける。開閉扉16a,16bの下方に空隙が存在する状態で閉状態として、この空隙を、除滓棟7内に外気を取り入れ可能な開口部17とする。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】スラグと溶融金属との比重の差を利用してスラグの収集を効率的に行うスラグ除去装置及び方法を提供する。
【解決手段】鉛直方向の開口部を有するリング状部10と、リング状部の開口部を下側から塞ぐようにされているプラグ部20と、リング状部を鉛直方向に移動させるリング状部鉛直移動機構30と、プラグ部を鉛直方向に移動させるプラグ部鉛直移動機構40とを備えているスラグ除去装置100、並びにこのスラグ除去装置100を用いるスラグ除去方法とする。この本発明のスラグ除去装置100では、リング状部10の開口部11を下側からプラグ部20で塞ぐことによって、スラグ82を保持するスラグ保持容器が形成されるようにされている。 (もっと読む)


【課題】 転炉スラグの配合比率が90質量%を超える脱燐精錬剤を用いて混銑車や溶銑鍋に収容された溶銑を、操業トラブルを未然に防止して安定して脱燐処理する。
【解決手段】 溶銑輸送容器内に収容された溶銑5に酸素ガスまたは酸化鉄を脱燐剤として供給するとともに、前記溶銑の浴面下に転炉スラグの配合比率が90質量%を越えるCaO系脱燐精錬剤を吹き込んで溶銑を脱燐処理する溶銑の脱燐処理方法であって、前記CaO系脱燐精錬剤に配合する転炉スラグとして、粒径44μm以下の粒子の比率が30質量%以上である転炉スラグ粉を使用するとともに、生成スラグの塩基度(質量%CaO/質量%SiO2 )が1.5以上で3.0未満となるように、前記CaO系脱燐精錬剤の添加量を調整する。 (もっと読む)


【課題】実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する場合であっても、効率的に脱燐を進行させ、安定した操業を可能とする溶銑の脱燐処理を行う。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて、実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する際に、脱燐処理後のCaOとSiO2の質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.5以上、3.5以下に、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を3質量%以上、15質量%以下にし、かつ脱燐処理後の溶銑鍋中の溶銑温度を1320℃以上、1380℃以下にするとともに、下記の(1)式で定義されるT.Mn原単位を溶銑1tあたり4kg以上とすることにより脱燐処理後のスラグの排滓性を向上させる。(1)T.Mn原単位(kg/t)=溶銑中のMn濃度(質量%)×10+脱燐炉内へのMn純分の投入量(kg/t) (もっと読む)


【課題】 加熱処理などによって含亜鉛鉄スクラップの亜鉛を予め除去せずにそのまま鉄源として利用しても、転炉脱炭精錬工程で回収されるダストに亜鉛の濃縮を発生させることなく、また、転炉型予備処理炉を使用しなくても溶銑の突沸を抑制して予備処理することのできる、含亜鉛鉄スクラップを使用した溶銑の予備処理方法を提供する。
【解決手段】 含亜鉛鉄スクラップ10を溶銑収容容器1に装入し、その後、該溶銑収容容器で高炉から出銑される溶銑を受銑し、受銑後、該溶銑収容容器において受銑した溶銑に脱珪処理及び脱燐処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 溶銑、溶鋼などの溶融金属を収容した精錬炉或いは取鍋などの溶融金属容器から溶融金属の上に浮遊するスラグを排出するに当たり、構造が簡単であり、しかも転炉などの奥行きの深い溶融金属容器であっても数回の操作でスラグの大半を排出することのできる排滓装置を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る排滓装置1は、溶融金属容器8に収容された溶融金属11の浴面上に存在するスラグ12を、支持アーム3の先端部に取り付けられた、水平方向に往復移動可能な掻き板4によって溶融金属容器の滓排出口9から掻き出す排滓装置において、前記掻き板は、弾性変形可能な金属板からなり、滓排出口に接触しても弾性変形して通過することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 設備の設置場所が十分に確保できず、整備コストが調達できない場合であっても、脱硫から排滓までの一連の処理能力を向上させて、排滓を含めた脱硫処理の操業サイクルを短縮し、脱硫処理の操業サイクルを転炉操業サイクルに適応させることが可能となる溶銑の脱硫方法及び溶銑の脱硫設備を提供する。
【解決手段】 溶銑に脱硫剤を添加して撹拌する脱硫装置と、撹拌後の溶銑に生成したスラグを排滓する複数の排滓装置と、少なくとも前記脱硫装置に対して相対移動する複数の溶銑鍋とが少なくとも備えられてなる脱硫設備を用い、一の溶銑鍋に装入された溶銑に対して前記脱硫装置による処理を継続する間に、別の溶銑鍋に装入されて前記脱硫装置によって先に処理された溶銑に対して前記いずれかの排滓装置により排滓を行なうことを特徴とする溶銑の脱硫方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】 高炉から出銑された溶銑に脱珪処理、脱燐処理、脱硫処理の各溶銑予備処理を施し、この溶銑を転炉で脱炭精錬して溶鋼を溶製するに当たり、従来に比べて鉄スクラップの溶解量を多くすることが可能となる、熱的に効率的な溶銑の処理方法を提供する。
【解決手段】 溶銑を排出した後の空の溶銑搬送容器1に鉄スクラップ7を入れ置き、当該溶銑搬送容器で高炉から出銑される溶銑5を受銑し、受銑後、溶銑搬送容器内の溶銑に酸素源として酸素ガスまたは酸素含有ガスのみを供給して、脱珪処理終了時の溶銑中珪素濃度を0.10質量%以上の範囲内として脱珪処理を実施する。この場合、脱珪処理中に、溶銑搬送容器を傾動させ、脱珪処理によって生成するスラグを溶銑搬送容器から流出させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 溶融金属を収容した精錬炉或いは保持容器から溶融金属の上に浮遊するスラグを迅速に且つ確実に除去することのできるスラグの除去方法を提供する。
【解決手段】 精錬炉1または保持容器に収容された溶融金属4の浴面上に存在するスラグ5を除去するに際し、溶融金属の表面に水平方向の旋回流と鉛直方向の下降流との合成した流れを発生させながらスラグを除去する。この場合、スラグを旋回流の中心部に集めて旋回流の中心部において除去すること、旋回流の中心部にスラグを収容するための容器11を配置してスラグを当該容器内に流入させること、プロペラ10によって流れを形成すること、或いは、旋回流の中心部にスラグを流出するための排出口を配置することが好ましい。 (もっと読む)


本発明は銑鉄の滓を効率よく掻き出す方法及びその専用装置を提供した。アームの先端に取り付けられている2枚の熊手がそれぞれ銑鉄の液面に沿って回転する。上記2枚の熊手が徐々に近寄り、固体滓をかき集め又はそれを挟む。それから、上記2枚の熊手は上記アームに牽引され、バケットの縁あたりまで戻り、滓を掻き出す。滓の除去率は90%以上に達することができる。また、所要時間を3分以内とすることができる。又、掻き出す作業による鉄の損失も大幅減少し、鉄の損失率を0.1%以下に抑えることができる。
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