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Fターム[4K032AA11]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Cr1%未満 (1,211)

Fターム[4K032AA11]に分類される特許

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【課題】 常温強度を必要とされる範囲内に保持しつつ、中温強度が高く溶接歪の少ない鋼板及びその製造方法を提供することを目的とする。また、板厚毎に異なる条件を明確にし、どのような板厚であっても溶接歪の少ない鋼板製造を可能にする。
【解決手段】 Nb:0.003〜0.050%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.005〜0.10%、W:0.05〜0.50%、Ta:0.05〜0.50%のうち1種以上を含有し、ミクロ組織が、平均粒径20μm以下のベイナイト及びマルテンサイトの一方又は両方を面積%で50%以上、平均粒径20μm以下のフェライト及びパーライト組織の一方又は両方からなり、Nb、Mo、V、W、Taの固溶量(質量%)が下記(1)式を満足することを特徴とする溶接歪の少ない鋼板。
14[Nb]+3.4[Mo]+5.6[V]+2.0[W]+3.6[Ta]≧0.25 (1) (もっと読む)


【課題】 引張強さが490MPa以上という高強度でありながら、母材靭性およびHAZ靭性に優れ、さらに材質異方性が抑制された高張力鋼板を提供する。
【解決手段】 本発明鋼板は、mass%で、C:0.01〜0.08%、Si:0.8%以下、Mn:0.5〜1.9%、Ti:0.005〜0.10%、B:0.0006〜0.0050%、N:0.002〜0.010%の範囲で、かつKP=[Mn]+1.5[Cr]+2[Mo]とし、TP=4[Ti]/[C]([X]は元素Xの含有量(mass%)を示す。)するとき、KP<2.4、TP>0.62を満足する成分を含む。さらにMAの平均面積率が0.5%以下であり、旧オーステナイト粒の平均アスペクト比が1.3以下とされたものである。Nbを添加することができるが、0.030%未満とし、2[Nb]/[Ti]<4.0とすることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、殊に玉継ぎ手用の球体を製造するための方法並びに、二部構造のボールピンのための球要素に関する。本発明に基づく球体の製造は、冷間押出し鍛造及びこれに続く研削によって行われ、この場合に球体の製造のために微量添加の炭素-マンガン鋼を用いる。微量添加の炭素-マンガン鋼の使用によって、冷間成形加工に基づく優れた強度及び硬度を有する球体が得られる。これによって、従来技術に基づく球体製造には必要な熱処理工程を省略でき、その結果、安価な材料を利用でき、したがって製造コストを著しく低下できるようになっている。本発明は、殊に二部構造のボールピン用の球体の簡単かつ経済的な製造を可能にし、しかも公知技術のものと同じ表面品質、材料品質、並びに強度及び耐摩耗性を維持し、若しくは高めるものである。結果として球体の製造のための手間と費用を少なくし、かつ熱処理に際して球体表面にしばしば発生する衝突痕の問題を排除している。
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本発明は、過共析鋼から構造部品、特に型鍛造部品を製造する方法であって、この構造部品は、加工温度に加熱したブランクまたは切断した塊から出発して1または2以上の熱間加工により輪郭工具を用いて作製するものである。本発明は、ブランクまたは切断された塊をAc1マイナス100KからAcmまでの範囲の温度か、またはAc1からAcmまでの範囲の温度に加熱するステップと、この温度範囲を維持しながら1または2以上の直接的に連続する工程で熱間加工して構造部品を作製するステップと、構造部品のいずれの箇所で少なくとも0.8の加工度を維持するステップと、最終的な加工の後に前記構造部品を冷却するステップとを含む。
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本発明は、バウシンガー効果の発現が小さい鋼板または鋼管とその製造方法、特に拡管した際にバウシンガー効果により生じる周方向圧縮強度低下が小さい油井用鋼管やラインパイプ等に使用される鋼管とその製造方法を提供するもので、実質的にフェライト組織と微細マルテンサイトからなり、フェライト組織中に微細マルテンサイトが分散して存在する二相組織を有することを特徴とするバウシンガー効果の発現が小さい鋼板または鋼管。また、この鋼板または鋼管は質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:0.01〜0.8%、Mn:0.3〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.001〜0.01%、N:0.01%以下、を含み残部鉄および不可避的な不純物からなる。 (もっと読む)


C:0.1〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜1.5%、Mo:0.05〜1.0%、Al:0.10%以下、Ti:0.002〜0.05%およびB:0.0003〜0.005%を含有し、かつ、C(%)+(Mn(%)/6)+(Cr(%)/5)+(Mo(%)/3)の値が0.43以上であり、残部がFeおよび不純物からなり、不純物中のPが0.025%以下、Sが0.010%以下、Nが0.007%以下である耐硫化物応力割れ性に優れた高強度油井用継目無鋼管。この油井用継目無鋼管は特定量のVとNbの1種以上及び/又は特定量のCa、MgとREMの1種以上を含んでもよい。この油井用継目無鋼管は細粒化のための再熱処理を必要としないから、生産効率の高いインライン製管−熱処理プロセスを採用して低コストで製造することが可能である。 (もっと読む)


【課題】現地溶接部の低温靭性及び長手方向の耐破壊特性の両立を可能にする超高強度ラインパイプを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.07%、Si:0.6%以下、Mn:1.5〜2.5%、P:0.015%以下、S:0.003%以下、Ni:0.1〜1.5%、Mo:0.15〜0.60%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.06%以下を含み、更に、所要量のB、N、V、Cu、Cr、Ca、REM、Mgの1種又は2種以上を含有して残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼板を突き合わせて溶接した鋼管であって、2.5≦P≦4.0で、Hv-ave(母材部の肉厚方向の平均ビッカース硬さ)/C量で決まるマルテンサイト硬さHv-M(Hv-M=270+1300C)との比(Hv-ave)/(Hv-M)が0.8〜0.9で、引張強さTS-Cが900〜1100MPaであることを特徴とする低温靱性に優れた超高強度ラインパイプ。
P=2.7C+0.4Si+Mn+0.8Cr+0.45(Ni+Cu)+(1+β)Mo-1+β(B≧3ppmではβ=1、B<3ppmではβ=0) (もっと読む)


本発明は、鋼管が重量%で炭素約0.06%−約0.18%、マンガン約0.5%−約1.5%、ケイ素約0.1%−約0.5%、硫黄約0.015%まで、燐約0.025%まで、ニッケル約0.50%まで、クロム約0.1%−約1.0%、モリブデン約0.1%−約1.0%、バナジウム約0.01%−約0.10%、チタン約0.01%−約0.10%、銅約0.05%−約0.35%、アルミニウム約0.010%−約0.050%、ニオビウム約0.05%まで、残りの元素約0.15%まで、そして残部が鉄及び付随的な不純物、から本質的になる低炭素合金鋼管及びその製造法に関する。この鋼は少なくとも約145ksiの引張り強度を有し且つ−60℃未満の可鍛性−脆性転移温度を示す。 (もっと読む)


【課題】 溶接性および表層部靭性に優れた高張力鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.05〜0.30%、Mn:0.5〜2.0%、Ni:0.5〜3.5%、Cr:0.1〜1.0%、Mo:0.1〜1.0%を含有し、B:0.0004%以下に制限し、かつ以下の式から得られる成分パラメータHの値が4以上であり、残部が実質的に鉄および不可避的不純物からなることを特徴とする溶接性および表層部靭性に優れた高張力鋼板。
H=(%C)×{1+0.5(%Si)}×{1+3(%Mn)}×{1+0.5(%Ni)}×{1+2(%Cr)}×{1+3(%Mo)}×{1+0.3(%Cu)}×{1+1.5(%V)} (もっと読む)


【課題】この発明は、溶接性並びに歪時効後の靭性に優れた60キロ級直接焼入れ焼戻し鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 重量%で、C:0.04〜0.09%、Si:0.1〜0.5%、Mn:1.2〜1.8%、Nb:0.01〜0.05%、sol.Al:0.002〜0.070%、N:0.001〜0.004%を含み、且つPcm≦0.20%、Ceq(WES)≦0.42%を満足する鋼を、再結晶温度域でld/hm≧1.0を満たす圧延を1パス以上、引き続き、未再結晶温度域で累積圧下率10〜60%で圧延後、Ar3以上の温度から直接焼入れし、400〜630℃で焼戻す。Pcm=C+Mn/20+Si/30+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5B, Ceq(WES)=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 (もっと読む)


【課題】この発明は、入熱50〜100kJ/cm程度の中,大入熱による溶接部においても優れた破壊靭性を有する厚肉材の780MPa級以上の高張力鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 重量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.02〜0.30%、Mn:0.4〜1.5%、P≦0.010%、S≦0.005%、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.5〜5.0%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、Ti≦0.015%、N≦30ppm,Al≦0.035%を含有し、B<5ppmとした鋼を再結晶温度〜再結晶温度+50℃において圧下率≧10%、圧延形状比ld/hm≧0.7の圧延後、2℃/sec以上の冷却速度で500℃以下まで冷却後放冷する。但し、ld=√(R*(hi−ho)),hm=(hi+2*ho)/3,ここでR:圧延ロール半径、hi:圧延入り側板厚、ho:圧延出側板厚を表す。 (もっと読む)


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