説明

Fターム[4K032AA40]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | 希土類金属(Yを含む) (611)

Fターム[4K032AA40]に分類される特許

141 - 160 / 611


【課題】低温靭性に優れた厚肉高張力熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.25%、Mn:0.3〜2.3%、Nb:0.03〜0.25%、Ti:0.001〜0.10%を含み、かつ(Ti+Nb/2)/C<4を満足する鋼素材に、熱間圧延を施し、仕上圧延終了後、30℃/s以上の表面冷却速度で500℃以下まで加速冷却する第一工程、第一工程後10s以内空冷する第二工程、10℃/s以上の板厚中心平均冷却速度で、板厚中心が350〜600℃未満まで加速冷却する第三工程を、冷却時間合計で60s以下に調整し、350℃〜600℃未満で巻き取る。これにより、引張強さ:535MPa以上で、表層が50%を超えるマルテンサイト相を含有し、結晶粒界に析出する粒界セメンタイト量が全粒界長さに対する粒界セメンタイト長さの比率で10%以下である組織を有する、低温靭性に優れた厚肉高張力熱延鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】 レーザ・アークハイブリッド溶接により溶接される、主たる組織がマルテンサイトである引張強さが1100MPa以上の超高張力鋼板において、鋼板、継手の良好な靭性を確保し、かつ、溶接熱影響部の軟化を抑制して、継手の引張強さも合わせて1100MPa以上を確保できる高張力鋼板の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 各元素の成分範囲を適正化し、かつ、鋼板の変態組織を確実にマルテンサイト組織とするために炭素当量を0.45〜1.2%とし、さらに、溶接熱影響部の軟化を抑制するために、析出強化元素に係わるNb当量を0.09〜0.80%とした鋼片を用いて、再加熱焼入や加工熱処理工程によって鋼板を製造するに際して、特に溶接熱影響部軟化抑制のために、550℃超〜Ac1変態点未満で焼戻しを行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性、耐脆化性、鋳造性及び熱間加工性を有するスーパー二相ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】重量%で、Cr:21.0%〜38.0%、Ni:3.0%〜12.0%、Mo:1.5%〜6.5%、W:0〜6.5%、Si:3.0%以下、Al:1.0%以下、Mn:8.0%以下、N:0.2%〜0.7%、C:0.1%以下;及びB:0.1%以下、Cu:3.0%以下、Co:3.0%以下の少なくとも一種;並びにMM及び/またはYを総量で0.0001〜1.0%含有し、そして、残りは鉄と不可避的不純物からなり、耐食性及び機械的性質を劣化させる金属間化合物、例えばシグマ(σ)相及びカイ(χ)相の形成を抑制する。 (もっと読む)


【課題】Niを積極的に添加することなく、熱間圧延中の赤熱脆性を防止し、YP:295MPa以上、TS:490MPa以上の強度を備え構造用鋼として好適なCu含有高強度鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.01〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.025%以下、Al:0.001〜0.1%、Cu:0.1〜2.0%、Ni:0.05%以下、Cr、Mo、W、V、Nb、B、Ti、Ca、REM、Mg、Zrの1種または2種以上、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を、1000〜1100℃間を平均昇温速度50℃/h以上で昇温し、1200〜1350℃で且つ該温度範囲で1h以上保持後、1000℃以上の温度域での累積圧下率を50%以上、圧延仕上温度700℃以上で熱間圧延を行い、その後、空冷または1〜80℃/sの平均冷却速度で500〜650℃の温度範囲まで加速冷却する。 (もっと読む)


【課題】 レーザ・アークハイブリッド溶接により溶接される、主たる組織がマルテンサイトである引張強さが1100MPa以上の超高張力鋼板において、鋼板、継手の良好な靭性を確保し、かつ、溶接熱影響部の軟化を抑制して、継手の引張強さも合わせて1100MPa以上を確保できる超高張力鋼板の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 各元素の成分範囲を適正化し、かつ、鋼板の変態組織を確実にマルテンサイト組織とするために炭素当量を0.45〜1.2%とし、さらに、溶接熱影響部の軟化を抑制するために、析出強化元素に係わるNb当量を0.09〜0.80%とした鋼片を用いて、再加熱焼入や加工熱処理工程によって鋼板を製造するに際して、特に溶接熱影響部軟化抑制のために、600℃以上から開始し450℃以上で終了する、冷却速度が2〜100℃/sの加速冷却を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】補修再塗装寿命の延長及び補修再塗装作業の軽減に寄与する耐食性に優れた船舶バラストタンク用鋼材を提供する。
【解決手段】鋼の成分組成が、質量%でC:0.03〜0.25%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.10%、W:0.01〜1.0%、Ti:0.005〜0.025%、N:0.0030〜0.0065%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする大入熱溶接靱性に優れた造船用耐食鋼。 (もっと読む)


【課題】磁気シールド用等として好適な、磁気特性に優れた鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.01%以下、Mn:1%以下、Al:0.05%以下、N:0.005%以下に調整し、Si、P、Sを適正範囲に調整して含む組成の鋼管に、加熱温度:Ac変態点以上1150℃以下、圧延終了温度:750℃以上Ar変態点以下、縮径率:15%以上とする縮径圧延と、減面率:3%以上15%未満とする冷間引抜き加工と、焼鈍温度:Ac1変態点以上Ac変態点未満とする焼鈍処理とを順次施す。これにより、平均結晶粒径:500μm以上で、管円周方向に<100>方向、かつ管軸方向に<110>方向が配向した結晶方位のX線三次元ランダム強度比が3.0以上である組織を有し、磁気特性に優れた鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】40mmを超える引張強さが550MPa以上の厚肉高張力鋼板において、Q’プロセスを必要とせずに、板厚方向の特性差が小さく1/4t位置と1/2t位置の双方において低降伏比かつ高強度を達成することができる低降伏比高張力鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】スラブを1000〜1300℃に加熱し、熱間圧延した後、500℃以下の温度まで水冷により加速冷却し、その後Ac変態点以下の温度で焼戻しを行って、質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.3〜2.5%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる板厚40mm以上の厚肉高張力鋼板を製造するにあたり、加速冷却時の板厚方向1/4t位置と板厚方向1/2t位置の少なくとも700〜500℃の温度帯の冷却速度の差が15%以内となるように鋼板の表面からの冷却を制御する。 (もっと読む)


【課題】アレスト特性に優れた高強度厚鋼板を高い生産性の下に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.12%、Si:0.5%以下、Mn:0.4〜2%、P:0.05%以下、S:0.008%以下、Al:0.002〜0.05%、N:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有する厚肉鋼板であって、次の(1)式で示される炭素当量Ceqが0.32〜0.40であり、板厚中心部における圧延面の(100)面のX線強度比が2以上,板厚の(1/4)t部における圧延面の(110)面のX線強度比が1.5未満であることを特徴とするアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板。さらに、Cu、Cr、Mo、V、Nb、B、Ni、Ti、Ca、Mg、REMを含んでもよい。
Ceq=C+Mn/6+Cu/15+Ni/15+Cr/5+Mo/5+V/5・・・(1)
ここで、式中の、C、Mn、Cu、Ni、Cr、MoおよびVは、それぞれの元素の鋼板中における含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】球状化焼鈍後に実施される冷間加工において良好な冷間加工性を発揮することができ、必要により、良好な転動疲労寿命をも確保できる軸受用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.8〜1.3%、Si:0.05〜0.8%、Mn:0.1〜2%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Cr:1〜2%、Al:0.01〜0.1%、N:0.015%以下、Ti:0.015%以下およびO:0.0025%以下を夫々含む他、固溶N量が0.003%以下(0%を含む)であり、残部が鉄および不可避不純物からなり、初析セメンタイトのアスペクト比が10以下、平均長径が1.5〜5μmであると共に、長径が1.5〜5μmである初析セメンタイトの面積率が0.6%以上である。 (もっと読む)


【課題】大入熱溶接を行った場合であっても、HAZ靭性の平均値は勿論のこと、その最小値をも向上させることができ、また、板厚方向の強度特性の均一性に優れた厚鋼板を提供することを課題とする。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足し、酸素を除く構成元素が、質量%で、10%<Ti、5%<Al<20%、5%<Ca<40%である酸化物を含有し、且つ、酸化物のうち、円相当径が2μm未満の酸化物が300個/mm以上、円相当径が2μm以上の酸化物が100個/mm以下、存在すると共に、t/4位置の硬度をHvq、t/2位置の硬度をHvhとしたときに、(Hvq−Hvh)/Hvqという式から求められるH値が0.07以下である。 (もっと読む)


【課題】延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.5%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であり、鋼板組織がフェライトを主としマルテンサイトを含み、鋼板表面のロックウェル硬さの標準偏差により与えられる鋼板の均質性を示す指標となる組織均質性指標が0.4以下となる延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】製造性を悪化させることなく、転動疲労寿命を更に向上させることのできる鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.65〜1.3%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.10〜1.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.001〜0.015%、Cr:1.0〜2.0%、Al:0.5%以下(0%を含まない)、N:0.020%以下(0%を含まない)、Ti:0.005%以下(0%を含まない)およびO:0.0025%以下(0%を含まない)を夫々含む他、固溶N量が0.001%以下(0%を含む)であり、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼中に分散する最大直径:10〜50nmのAl系窒素化合物が100μm2当り100個以上存在する。 (もっと読む)


【課題】建築、土木、海洋構造物等の分野で使用されるH形鋼の圧延素材として好適であり、圧延後の熱間鋸断性能、靱性、及び溶接性に優れる板厚が50〜80mmである引張強度が490MPa級、及び550MPa級の製品を作り分けることが可能な鋼材、及びそれを用いた製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.10%、Si:0.05〜0.60%、Mn:1.0〜2.0%、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.05〜1.5%、Cr:0.05〜1.5%、V:0.01〜0.10%、Nb:0.01〜0.08%、Ti:0.005〜0.04%、B:0.0005〜0.0025%、sol.Al:0.005〜0.080%、およびN:0.0030〜0.0090%を含有し、残部Feおよび不純物からなり、不純物としてのP、SがそれぞれP:0.02%以下、S:0.008%以下、Ti量とN量との比(Ti/N):1.0〜3.0、Pcm=C+(Si/30)+(Mn/20)+(Cu/20)+(Ni/60)+(Cr/20)+(Mo/15)+(V/10)+5B:0.16〜0.21%である化学組成を有する鋼片に、800℃以上の温度で熱間圧延を終了して鋼材とし、この鋼材の温度が550℃に達するまでを、放冷により冷却するか、あるいは加速冷却により冷却するかを選択することによって、ベイナイト面積率:0〜30%以下、厚さ:50〜80mm、引張強度:490MPa級の第1の圧延鋼材、又は、ベイナイト面積率:40〜100%、厚さ:50〜80mm、引張強度:550MPa級の第2の圧延鋼材のいずれかを製造する。 (もっと読む)


【課題】引張特性と靭性に優れ且つ安価に製造することが可能なYP355MPa級以上の熱間圧延T形鋼を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20mass%、Si:0.05〜0.50mass%、Mn:0.1〜2.0mass%、P:0.020mass%以下、S:0.01mass%以下、Al:0.005〜0.07mass%、N:0.001〜0.008mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、且つフェライトとベイナイトの合計の面積分率が90%以上の金属組織を有し、降伏応力YPが355MPa以上、−40℃でのシャルピー吸収エネルギーが34J以上である。 (もっと読む)


【課題】冷間加工性に優れると共に、冷間加工によって部品とした後、使用環境の温度が増加するような雰囲気での使用において、強度特性が低下しにくい耐時効軟化性に優れた冷間加工用鋼材およびその製造方法、ならびにその冷間加工用鋼材を用いた冷間加工部品を提供する。
【解決手段】冷間加工用鋼材は、C:0.03〜0.06質量%、Si:0.01〜0.06質量%、Mn:0.4〜1質量%、P:0.05質量%以下、S:0.005〜0.05質量%、Al:0.005〜0.03質量%、N:0.008〜0.015質量%、残部はFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有し、固溶C量が0.01〜0.02質量%、かつ、固溶N量が0.008〜0.015質量%であり、組織中のセメンタイト相分率が2%以下(0%を含む)で残部がフェライト相であり、前記フェライト相の平均結晶粒径が20〜100μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】API 5L X70グレード以下の耐時効処理特性に優れた低降伏比高強度高一様伸び鋼板及びその製造方法を提供する
【解決手段】成分組成が、質量%で、C:0.06〜0.12%、Si:0.01〜1.0%、Mn:1.2〜3.0%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Al:0.08%以下、Nb:0.005〜0.07%、Ti:0.005〜0.025%、N:0.010%以下、O:0.005%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、金属組織がベイナイトと島状マルテンサイトとの2相組織からなり、該島状マルテンサイトの面積分率を3〜20%かつ円相当径を3.0μm以下とした、250℃以下の温度で30分以下の歪時効処理の前後における一様伸びが7%以上、降伏比が85%以下であることを特徴とする耐歪時効特性に優れた低降伏比高強度高一様伸び鋼板。 (もっと読む)


【課題】API 5L X70グレード以下の耐歪時効特性に優れた低降伏比高強度高靭性鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成が、質量%で、C:0.03〜0.06%、Si:0.01〜1.0%、Mn:1.2〜3.0%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Al:0.08%以下、Nb:0.005〜0.07%、Ti:0.005〜0.025%、N:0.010%以下、O:0.005%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、金属組織が、ベイナイトと、島状マルテンサイトと、擬ポリゴナルフェライトとの3相組織からなり、ベイナイトの面積分率を5〜70%、島状マルテンサイトの面積分率を3〜20%かつ円相当径を3.0μm以下、残部を前記擬ポリゴナルフェライトであり、降伏比が85%以下、−30℃でのシャルピー吸収エネルギーが200J以上である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、再加熱焼入れを必要としない、圧延−加速冷却ままあるいは直接焼入れ−焼戻しプロセスにおいて、微細なオーステナイト粒を得ることにより、靭性を大幅に向上させる製造方法を得ることを目的とする。
【解決手段】質量%で、特定組成を有する鋼素材を、1000℃以上に加熱し、オーステナイト再結晶温度域において圧延後、オーステナイト未再結晶温度域において累積圧下率35%以上の第一の圧延を行った後、Ar変態点以上の温度からオーステナイト再結晶温度域まで2℃/sec以上の昇温速度で加熱し、続いてオーステナイト未再結晶温度域において累積圧下率35%以上の第二の圧延を終了後、Ar変態点以上の温度からオーステナイト再結晶温度域まで2℃/sec以上の昇温速度で再加熱し、Ar変態点以上の温度から600℃以下に加速冷却することを特徴とする高強度高靭性鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 板厚50〜80mm、母材引張強度490〜570MPa級の鋼板で、溶接入熱量が20〜100kJ/mmの溶接を行った場合においても優れた溶接HAZ靭性を実現できる厚手高強度鋼板を 提供する。
【解決手段】 本発明は、質量%で、C:0.03〜0.14%、Si:0.30%以下、Mn:0.8〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.005%以下、Ni:1.5〜4.0%、Nb:0.003〜0.040%、Al:0.001〜0.040%、N:0.0010〜0.0100%、Ti:0.005〜0.030%を含有し、下記Ceqが0.36〜0.42であり、NiとMnが式[1]を満たし、残部 が鉄および不可避不純物であることを特徴とする。
Ni/Mn≧10×Ceq−3 ・・[1]
但し、Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15 (もっと読む)


141 - 160 / 611