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Fターム[4K032CK02]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 冷間加工材の均熱後、冷却途中での保持温度 (16) | 400℃以上600℃未満 (8)

Fターム[4K032CK02]に分類される特許

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【課題】
従来、比較的厚さが薄く、幅が狭い帯鋼又は鋼板を製造するためには、通常の熱延鋼板又は冷延鋼板を所定の厚さまで圧延し、スリットして更に圧延するか、予めスリットしてから所定の厚さまで圧延する。スリット工程の省略、スタート材から製品までの歩留まり向上、薄帯鋼板から製品までの歩留まり向上、小規模な設備による製造の可能性、少量で多品種の製品から大量で特定の品種の製造までに利用可能な帯鋼又は鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】
市販されている炭素鋼又はフェライト系ステンレス鋼若しくはオーステナイト系ステンレス鋼からなる鋼線材若しくは鋼線又は棒鋼をスタート材とし、冷間温度域において最終厚さまで平ロールで圧延する方法、又は、先ず孔型ロールで冷間温度域で圧延した後、冷間温度域で平ロールで最終厚さまで圧延するか若しくは先ず孔型ロールで温間温度域で圧延した後、冷間温度域で平ロールで最終厚さまで圧延するか、のいずれかとし、スタート材から中間材及び最終材の所定の段階までに、大ひずみを導入する。 (もっと読む)


【課題】フェライト中の炭素の拡散速度を強磁場を用いて抑制することで、材質制御を行う。
【解決手段】高炭素Si鋼の低温圧延の際のフェライト域脱炭を、1テスラ以上の強磁場中で、500〜Ae3変態点の温度範囲で圧延することで抑制する。 (もっと読む)


【課題】芯線にステンレス鋼線を用いてコイルスプリング体を芯線と接合する際、芯線への熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を開示するものである。
【解決手段】芯線2に固溶化処理したオーステナイト系ステンレス鋼線を用いて、総減面率が80%から97.6%の強加工の伸線加工を行い、芯線2とコイルスプリング体3とを接合する際に接合部材として溶融温度が180℃から495℃の共晶合金を用いて接合して機械的強度特性を向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】伸線加工性に優れた線材を得て、これを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留まり良く廉価に提供する。
【解決手段】成分が、質量%で、C:0.95〜1.30%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%、Al:0.1%以下、Ti:0.1%以下、N:10〜50質量ppm、O:10ppm以上40ppm以下を含有し、残部はFe及び不純物からなる、パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、フェライト、粒界フェライト、初析セメンタイトからなる線材であり、線材中心部の半径が100μmの領域における初析セメンタイト面積率が0.5%以下であり、且つ線材表層から50μmまでの深さの領域における初析セメンタイトの面積率が0.5%以下であるような、延性に優れた高強度鋼線用線材。 (もっと読む)


【課題】フェライト中の炭素の拡散速度を強磁場を用いて抑制することで、材質制御を行なう。
【解決手段】侵入型の固溶元素を含む鉄又は鋼であって、侵入型元素の拡散現象により引き起こされる現象、より、具体的には、時効、脱炭を、強磁場をかけることで制御する。強磁場を用いることで、高強度の高炭素鋼線の伸線加工時の時効による延性低下を抑制する。また、高炭素鋼鋼Si鋼の低温圧延の際のフェライト域脱炭を、1テスラ以上の強磁場中で、500℃〜Ae3変態点の温度範囲で圧延することで抑制する。 (もっと読む)


【課題】 伸線加工性に優れた線材を得て、それを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留り良く廉価に提供する。
【解決手段】 成分の特定された硬鋼線材を、特定の温度域に加熱することで再オーステナイト化後パテンティング処理することにより、パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、初析フェライトからなる非パーライト組織であり、且つ破断絞り値RAが次式(1)、(2)、(3)を満足するような、延性に優れた高炭素鋼線を得る。
RA≧a−b×パーライトブロック粒径(μm) ・・(1)
a=−0.0114×(TS(MPa))2+3.1178×TS(MPa)−151.32 ・・(2)
b=0.0073×TS(MPa)−0.3753 ・・(3) (もっと読む)


【課題】 鋼線材をその後の伸線に供する際に、鋼線材中の硬質介在物を可及的に低減することによって、伸線性および疲労特性を優れたものとした鋼線材、およびこうした鋼線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 鋼線材中に含まれる、圧延方向に垂直な幅が5μm以上の酸化物系介在物であって、Al23+MgO+CaO+SiO2+MnO=100%(質量%の意味、以下同じ)となるように規格化したときに、MgO+MnO≦30%であり、且つAl23+CaO+SiO2=100%となるように規格化したときに、下記(A)または(B)のいずれかの組成を満足する介在物が、鋼線材の軸芯線を含む断面100mm2当り5個以下である。
(A):SiO2≧75%
(B):Al23≧35%、SiO2≧10%、CaO≧10% (もっと読む)


本発明は、殊に玉継ぎ手用の球体を製造するための方法並びに、二部構造のボールピンのための球要素に関する。本発明に基づく球体の製造は、冷間押出し鍛造及びこれに続く研削によって行われ、この場合に球体の製造のために微量添加の炭素-マンガン鋼を用いる。微量添加の炭素-マンガン鋼の使用によって、冷間成形加工に基づく優れた強度及び硬度を有する球体が得られる。これによって、従来技術に基づく球体製造には必要な熱処理工程を省略でき、その結果、安価な材料を利用でき、したがって製造コストを著しく低下できるようになっている。本発明は、殊に二部構造のボールピン用の球体の簡単かつ経済的な製造を可能にし、しかも公知技術のものと同じ表面品質、材料品質、並びに強度及び耐摩耗性を維持し、若しくは高めるものである。結果として球体の製造のための手間と費用を少なくし、かつ熱処理に際して球体表面にしばしば発生する衝突痕の問題を排除している。
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