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Fターム[4K033PA08]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 表面処理 (234) | 鋼板表面上への歪付与 (102) | 物理的 (77) | レーザー (50)

Fターム[4K033PA08]に分類される特許

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【課題】素材鋼板から積鉄心にしたときの鉄損特性の劣化が小さい方向性電磁鋼板を開発し、もって、BFが小さく鉄損が低い三相変圧器用鉄心を提供する。
【解決手段】Siを1.5〜5.0mass%含有し、二次再結晶粒の平均粒径が30mm以上であり、二次再結晶粒の理想方位{110}<001>からの圧延面法線方向(ND)周りのずれ角αの平均が3.70°以下、理想方位{110}<001>からの圧延直角方向(TD)周りのずれ角βの平均が2.50°以下であり、板厚が0.1〜0.2mmである磁区細分化処理が施されてなる方向性電磁鋼板を積層した三相変圧器用鉄心。 (もっと読む)


【課題】レーザーまたは電子ビーム照射を用いて、平坦化焼鈍後に磁区細分化処理を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、レーザーまたは電子ビーム照射に伴う絶縁被膜の損傷を回避することで、鋼板の鉄損低減、層間抵抗の確保および鋼板外観の維持を実現する方法を提供する。
【解決手段】仕上焼鈍を、コイルの巻取り径が内径で700mm以上として行い、鋼板の表面にフォルステライト被膜を形成した後、
引き続く平坦化焼鈍処理を施す際に、リン酸塩およびシリカを主体とする絶縁コーティング処理を施すものとし、上記平坦化焼鈍処理の温度を850℃以上で、かつ焼鈍炉内における鋼板に対する付与張力を10MPa以下とし、
その後、上記鋼板の圧延方向と交差する向きにレーザーまたは電子ビームを照射して磁区細分化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】製品コイル内の鉄損が均一かつ極めて低い極薄方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.04〜0.12%、Si:1.5〜5.0%、Mn:0.01〜1.0%、sol.Al:0.010〜0.040%、N:0.004〜0.02%、SおよびSeを合計で0.005〜0.05含有する鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、前記鋼スラブにおけるsol.AlとNの含有量の比(sol.Al/N)と、二次再結晶焼鈍時の鋼板板厚d(mm)とが、4d+1.52≦sol.Al/N≦4d+2.32の式を満たし、かつ、前記仕上焼鈍の加熱過程で二次再結晶前の鋼板を775〜875℃の温度に40〜200時間保持した後、875〜1050℃の温度域を昇温速度10〜60℃/hrで加熱し、二次再結晶と純化処理を施す。 (もっと読む)


【課題】鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延と巻取りとの間に、珪素鋼板の板幅方向にレーザビームを通板方向で所定の間隔をあけて複数回照射し溝を形成する溝形成工程を有し、前記レーザビームの平均強度をP(W)、前記レーザビームの集光スポットの前記通板方向の集光径をDl(mm)、前記板幅方向の集光径をDc(mm)、前記レーザビームの前記板幅方向の走査速度をVc(mm/s)、前記レーザビームの照射エネルギー密度Upを下記式1、前記レーザビームの瞬時パワー密度Ipを下記式2としたとき、下記の式3及び式4を満たす。Up=(4/π)×P/(Dl×Vc)…(式1)。Ip=(4/π)×P/(Dl×Dc)×(1/1000)…(式2)。1≦Up≦10(J/mm)…(式3)。100(kW/mm)≦Ip≦2000(kW/mm)…(式4)。 (もっと読む)


【課題】歪取り焼鈍を施した場合であっても、より効果的に、鋼板の鉄損を低減させる溝を形成をした方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板の圧延方向に対して交差する方向に、レーザまたは電子ビームを、パルス状に照射して線状溝を形成するに際して、鋼板のエッジ部の一端から他端にわたる1条の照射で形成する溝幅を、最終の溝幅よりも小さな溝幅とし、かつ2条以上の照射で、最終溝幅の線状溝とする。 (もっと読む)


【課題】レーザ照射等を行って鉄損を低減する一方向性電磁鋼板の製造方法において、L、C両方向の鉄損を同時に低減することができ、かつ、簡単で生産性が高く、工業的に耐え得る製造方法を提供する。
【解決手段】圧延方向とほぼ直角な線状に、かつ、圧延方向に、周期的に二種類以上の異なる歪みを導入して磁区制御を行い、その時の導入された一つの箇所の歪導入部近傍、及び、歪導入部に挟まれた他の少なくとも一箇所の歪導入部近傍の板幅方向に垂直な断面における圧延方向の二次元残留応力分布において、積分圧縮応力値σS(kgf)を、σS=∫sσdsと定義し、それぞれが、所定の関係式を満足することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた鉄損特性、騒音特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】最終仕上げ焼鈍後または張力コーティング処理後に、電子ビーム照射による磁区細分化処理を行う場合に、電子ビームの出力に応じて、一点当たりの滞留時間tと点間隔Xとの関係を次の範囲に制御する。(1)ビーム出力が600W未満の場合には、0.05≦2(Da・t)1/2/X≦1.5(2)ビーム出力が600〜1200Wの場合には、0.03≦2(Da・t)1/2/X≦0.8(3)ビーム出力が1200W超の場合には、0.01≦2(Da・t)1/2/X≦0.2但し、Da:熱拡散率(22.7×10-6m2/s at 300K in Fe)、t:一点当たりの滞留時間(s)、X:点間隔(mm) (もっと読む)


【課題】熱歪みを導入した方向性電磁鋼板を変圧器に利用した場合の騒音の問題を解消し、磁区細分化効果並びに張力付与効果を十二分に享受し得る方途について提供する。
【解決手段】コイル状に巻き取った方向性電磁鋼板に仕上げ焼鈍を施し、次いで張力絶縁被膜の形成および平坦化焼鈍を施してから、該鋼板の圧延方向と交差する向きに線状の熱歪み領域を導入する、磁区細分化処理を施すに当り、前記平坦化焼鈍後の鋼板に、母線が前記圧延方向と交差する向きとなる湾曲を与えて、該湾曲の内側面に前記熱歪み領域を導入する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れた方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.002〜0.100%、Si:2.0〜8.0%、Mn:0.005〜1.00%、Al:0.010%以下、N:0.005%以下、S:0.005%以下、Se:0.005%以下で含有し、さらにNb:0.001〜0.015%を含み、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するスラブに対して熱間圧延し、次いで、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施し再結晶焼鈍を施す。次いで、仕上焼鈍後、仕上焼鈍温度から600℃まで0.3℃/分以下の平均冷却速度で冷却する。このように製造される方向性電磁鋼板は、固溶Nb量が0.0006%以下となる。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化を目的とした熱歪部周辺の絶縁コーティングの剥離を防止し、ビルディングファクタを増大させることなく、層間抵抗の劣化を防止した方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】圧延方向に対するゴス方位粒の[001]軸のずれ角を、平均で±10°以内とし、該下地被膜に、窒素化合物がN換算で0.02g/m2以上含有し、さらに、一定長さA(μm)と、該一定長さA(μm)当たりの下地被膜と鋼板との界面の長さの合計L(μm)とを、以下の式(1)で規定される接触度Fで1.5以上とすることを特徴とする方向性電磁鋼板。
F= L/A ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】 レーザ光を照射することにより方向性電磁鋼板の表面に溝を形成して当該方向性電磁鋼板における磁区を制御するに際し、当該溝の縁の部分に形成される溶融物の高さを低減すると共に、当該方向性電磁鋼板に対する当該レーザ光の焦点位置の変動によって生じる当該溝の深さの変動を低減する。
【解決手段】 仕上焼鈍後の方向性電磁鋼板100、又は、仕上焼鈍後に表面に絶縁皮膜が形成された方向性電磁鋼板100の表面に、噴流水柱C内に閉じ込められた状態でレーザ光Lを照射して、幅Wが5[μm]以上200[μm]以下であり、深さDが方向性電磁鋼板100の板厚の4[%]以上15[%]以下であり、長手方向が方向性電磁鋼板100の圧延方向に対し±15[°]以内の方向にある複数の溝101を、方向性電磁鋼板100の圧延方向において2[mm]以上15[mm]以下の間隔Iで形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】パルスレーザを表面に照射して該表面上に点列状の照射痕を形成することにより鉄損を低減させる方向性電磁鋼板の製造方法において、該鋼板を用いて作製した変圧器鉄心を励磁する際に発生する騒音を低減する方途を提供する。
【解決手段】二次再結晶焼鈍後の方向性電磁鋼板の表面に、パルス状のレーザを圧延方向と交差する方向に走査し、鋼板の表面に照射痕を交差方向に伸びる点列状に形成して磁区細分化処理を施すに当たり、照射痕相互の間隔を、従来技術のように等間隔とはせずに、変化させて不等とする。 (もっと読む)


【課題】レーザを鋼板表面に照射して該表面上に連続または不連続の線状に照射痕を形成することにより鉄損を低減させる方向性電磁鋼板の製造方法において、該鋼板を用いて作製した変圧器鉄心を励磁する際に発生する騒音の低い方向性電磁鋼板を得るための方途を提供する。
【解決手段】二次再結晶焼鈍後の方向性電磁鋼板の表面に、該鋼板の圧延方向と交差する方向にレーザを走査して照射を圧延方向に間隔を置いて繰り返し行って、磁区細分化処理を施すに当たり、レーザ走査の圧延方向の間隔を変化させる。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた低騒音性を発現する電子ビーム照射による磁区細分化処理を行った方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の歪導入側のフォルステライト被膜の膜厚Waと歪非導入側のフォルステライト被膜の膜厚Wbの比(Wa/Wb)が0.5以上で、かつ歪導入側の鋼板面における磁区不連続部の平均幅が150〜300μm、歪非導入側の鋼板面における磁区不連続部の平均幅が250〜500μmとする。 (もっと読む)


【課題】鉄損低減効果を最大限に得ることができるような高エネルギーでの歪み導入処理による人工磁区細分化処理後においても、従来懸念された鋼板の反り発生を効果的に低減し、十分に低い鉄損を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】歪み導入処理前における、張力付与型絶縁被膜または張力付与型絶縁被膜の鋼板面に対する付与張力を、次式(1)の範囲に調整すると共に、歪み導入処理後における歪み導入面の鋼板反り量を1mm以上10mm以下に制御する。
1.0≦(非歪み導入面の付与張力)/(歪み導入面の付与張力)≦2.0 --- (1) (もっと読む)


【課題】電子ビームやレーザー照射での反りを解消した場合においても、磁気特性の改善効果を十二分に享受し得る方途について提供する。
【解決手段】仕上げ焼鈍済みの方向性電磁鋼板に、該鋼板の圧延方向と交差する向きに電子ビームやレーザーを照射する、磁区細分化処理を施すに当り、前記電子ビームやレーザーの照射直前の鋼板に反りを付与し、該反りの凸面側に電子ビームやレーザーを照射して該鋼板を平坦に矯正する。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化処理により低鉄損を実現した方向性電磁鋼板において、変圧器鉄心等に積層して使用した場合に鉄心が発生する騒音を低減させる方途について提案する。
【解決手段】鋼板表面における被膜のクラック総長さが10000μm2当たり20μm以下である方向性電磁鋼板に、該鋼板の圧延方向と交差する方向へ線状に導入する熱歪みによる、磁区細分化を、前記圧延方向に所定間隔の下に施して、鋼板の反りを前記圧延方向長さ500mm当たり3mm以下とする。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化処理により鉄損を低減させた方向性電磁鋼板について、変圧器鉄心に積層して使用した場合に発生する騒音を効果的に低減することが可能な方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】処理痕跡のない歪みを導入して磁区構造を変化させた方向性電磁鋼板において、磁束密度B8を1.92T以上とした上で、歪み導入処理前の平均磁区幅W0に対する歪み導入処理後の処理面の平均磁区幅Waの比をWa/W0<0.4とし、かつ非処理面の平均磁区幅Wbに対する該Waの比をWa/Wb>0.7とし、さらに歪み導入処理による処理面の磁区不連続部の平均幅Wcに対する非処理面の磁区不連続部の平均幅Wdの比をWd/Wc>0.8、かつWc<0.35mmとする。 (もっと読む)


【課題】変圧器鉄心等に積層して使用した場合においても鉄損を低減することが可能な、方向性電磁鋼板を磁区細分化処理によって提供する。
【解決手段】鋼板の圧延方向と交差する向きに歪み点が並ぶ点列に熱歪みを導入した方向性電磁鋼板について、前記点列にて導入された歪み領域の大きさが0.10mm以上0.50mm以下および、隣り合う歪み領域同士の間隔が0.10mm以上0.60mm以下とする。更に、点列の圧延方向の列感覚を2〜10mmとする。 (もっと読む)


【課題】鉄損特性と磁歪特性の両者に優れた方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】フォルステライト被膜の形成後、張力コーティングを形成した方向性電磁鋼板に、張力コーティングの形成前にフォルステライト被膜量を検出すると共に、張力コーティングの形成後に張力コーティングの量を検出し、これらの検出量を、予め求めておいた、レーザ照射後の鉄損が目標範囲内となるようなフォルステライト被膜量および張力コーティング量とレーザ照射条件との関係と照合して、この照合の結果得られた照射条件下でレーザ照射を行う。 (もっと読む)


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