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Fターム[4K033RA04]の内容

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Fターム[4K033RA04]に分類される特許

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【課題】金属ストリップの連続焼鈍ラインにおいて、炉内での原料ガスの滞留を抑制し、金属ストリップの表面に効率的に均一な薄膜を被覆することができる金属ストリップ表面への薄膜被覆方法を提供する。
【解決手段】反応炉内に原料ガス吹付ノズルを設置した連続CVD処理炉を用い、該反応炉内に金属ストリップを連続的に通板して、その表面に薄膜を被覆するに際し、該原料ガス吹付ノズルに供給するガスの平均密度をρ(N)[g/m3]、炉内に供給する雰囲気ガスの平均密度をρ(A)[g/m3]および雰囲気ガスの流速をv(A)[m/s]とした時、これらについて次式(1)
|Log[ρ(N)/ρ(A)]|≦(0.25×v(A)−0.01)1/2 ・・・ (1)
の関係式を満足させる。 (もっと読む)


【課題】金属塩化物を原料とするCVD法により、長尺の鋼板ストリップに対してセラミクス被膜を成膜した場合であっても、成膜後に鋼板に反りが生じることのない、鋼板形状に優れたセラミクス被膜付き方向性電磁鋼板ストリップを得る。
【解決手段】原料である金属塩化物をその沸点または昇華点を超える温度に加熱して実質的に単体ガスの状態としたのち、反応ガスと混合して、または反応ガスとは別個に、反応炉内に導入する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性が優れた方向性電磁鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下、必要に応じてCuまたはNbを含む鋼片を熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において圧下による累積歪(対数歪)Hと各パス出側温度T(℃)および、最終パスを除く圧延パスにおいては圧延後次の圧延パス開始までの時間t(秒)または最終パスの場合は最終パス圧延後水冷開始までの時間t(秒)を特定の関係式を満足するように行い、熱延板に未再結晶組織を残存させ、この圧延組織を残存させたまま冷間圧延を行った後、再結晶焼鈍を行うことで、特に一次再結晶鋼板の表層部において、{411}<148>方位の集積強度を顕著に高める。 (もっと読む)


【課題】インヒビターを含有させずに二次再結晶を生じさせて方向性電磁鋼板とする場合に、安定して二次再結晶を発現させることにより、ばらつきのない優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020〜0.080%、Si:2.0〜8.0%、Mn:0.005〜3.0%を含み、sol.Alを0.0120%未満、S, Seをそれぞれ0.0040%未満、Nを0.0060%未満に低減し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になるスラブを素材として、方向性電磁鋼板を製造するに際し、
スラブ加熱において、スラブの表面温度が850〜1100℃間の昇温速度を 100〜450℃/hとして1100℃まで加熱し、ついで1100〜1250℃の間で10〜120分間の均熱処理を施し、均熱直後、α相とγ相の2相からなるスラブを炉から抽出して熱間圧延を開始する。 (もっと読む)


【課題】インヒビターを使用しない方向性電磁鋼板において、二次再結晶焼鈍における磁気特性の劣化を防止する。
【解決手段】質量比でC:0.08%以下、Si:2.0%〜8.0%、Mn:0.005〜1.0%を含有しインヒビター成分を含有しないスラブを出発材とする再結晶焼鈍板に825〜1000℃の温度範囲まで昇温して保持する二次再結晶焼鈍を施すに際し、該二次再結晶焼鈍において、焼鈍温度が800℃に到達した時点から焼鈍温度が鋼板の二次再結晶温度に到達した時刻から20時間後の時点までの区間における時間の70%以上をAr雰囲気とする。 (もっと読む)


【課題】磁気特性の良好な方向性電磁鋼板が得ることができる方向性電磁鋼スラブの加熱方法を提供する。
【解決手段】所定の組成の電磁鋼スラブを素材とし、熱間圧延等によって、0.15〜0.5mm厚の方向性電磁鋼板を製造するに当たり、まず、ガス燃焼型加熱炉において、在炉時間を2.5時間以上とし、スラブを抽出する直前のスキッド間におけるスラブの表面温度と中心温度の温度差を40℃以内、スキッド部におけるスラブの表面温度と中心温度の温度差を60℃以内とした上で、スラブを誘導加熱炉に装入し、誘導加熱炉での昇温と該炉内における10分間以上の調温保持とによりスラブの中心温度が1300〜1380℃の範囲内の温度域でスラブ表層との間の熱伝導のもと、中心温度と比べて40℃より大きくは下まわらず、しかも20℃を超えて上まわらぬ温度差となるスラブの表面温度の調整を行い、しかるのち熱間圧延を開始する。 (もっと読む)


【課題】 仕上げ焼鈍後の冷却過程における方向性電磁鋼板の酸化による変色を抑制し、被膜外観の良好な方向性電磁鋼板を安定して製造するための手段を提供すること。
【解決手段】 方向性電磁鋼板の仕上げ焼鈍を行う工程において、仕上げ焼鈍後の鋼板の冷却をすくなくとも700℃までは水素0.001〜100体積%を含む雰囲気中で行い、600℃以下では0.001〜3体積%の水素を含み、残部を不活性ガスである雰囲気とする冷却を実施する。 (もっと読む)


【課題】 AlNをインヒビターとして用いる方向性電磁鋼板の製造において発生する欠損型皮膜欠陥を防止する。
【解決手段】 AlNをインヒビターに用いる方向性電磁鋼板の仕上げ焼鈍の昇温に際し、仕上げ焼鈍コイルの全てのコイル端部において、仕上げ焼鈍コイル端部が接触する雰囲気の酸素ポテンシャルPH20 /PH2を、コイル端部の温度が600℃以上650℃以下の温度域で0.1以上とし、かつコイル端部の温度が900℃以上の温度域で0.5以下とすることを特徴とする、皮膜欠陥の無い方向性電磁鋼板の製造方法。
【効果】 仕上げ焼鈍において、欠損型皮膜欠陥と密着不良型皮膜欠陥が発生する条件を、コイル全長にわたって回避できる。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン化物を添加したマグネシアを焼鈍分離剤として使用する場合に、仕上焼鈍の際に懸念される微細な表面欠陥の発生を効果的に防止して、鉄損の増大を招くことのない、フォルステライト被膜のない方向性電磁鋼板の製造方法を得る。
【解決手段】マグネシア:100 重量部に対してハロゲン化物をハロゲン元素換算で 0.1〜10重量部添加したマグネシアを主体とする焼鈍分離剤の水スラリーを、一次再結晶焼鈍後の鋼板に塗布し、ついで仕上焼鈍を行ってフォルステライト被膜のない方向性電磁鋼板を製造するに際し、上記焼鈍分離剤の水スラリーを鋼板に塗布してから、30秒以内に鋼板を270〜400℃の温度域に加熱して乾燥する。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板にクロムを含まない被膜を適用した場合にあっても、クロム含有被膜を形成した鋼板と同レベルの高い吸湿性と低い鉄損を実現するクロムレス被膜付き方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に、セラミック質の下地膜を介して、クロムを含まないリン酸塩系の張力付与被膜を有する方向性電磁鋼板において、該下地膜における酸素目付け量を鋼板両面当たり2.0g/m2以上3.5g/m2以下とする。 (もっと読む)


浸珪拡散被覆組成物及びこれを利用した高珪素電気鋼板の製造方法を提供する。
本発明は、その粒度が-325meshでSiを20〜70重量%含有するFe-Si系焼成粉末;及び、該焼成粉末100重量部に対してシリカ固形分を15〜30重量部含有したコロイダルシリカ溶液から成る電気鋼板被覆組成物と、こうした被覆組成物を利用した高珪素電気鋼板の製造方法に関するものである。 (もっと読む)


高珪素方向性電気鋼板の製造方法を提供する。
本発明は、鋼スラブを再加熱し熱間圧延して熱延鋼板を形成し、該熱延鋼板を焼鈍して得た焼鈍鋼板を冷間圧延してその厚さを調整し、得られた冷延鋼板を脱炭焼鈍して、得られた脱炭焼鈍鋼板を2次再結晶させるために仕上げ焼鈍する工程から成る方向性電気鋼板の製造工程において、さらに、
上記脱炭焼鈍鋼板の表面に、MgO粉末100重量部;及び、上記MgO粉末基準で、その粒度が-325meshであるSi焼成粉末を25〜70重量%含有したFe-Si系化合物焼成粉末 0.5〜120重量部を含んで組成された浸珪粉末塗布剤をスラリー状態で塗布後乾燥させ、該乾燥された脱炭焼鈍鋼板を通常の条件により仕上げ焼鈍する工程を含むことを特徴とする高珪素方向性電気鋼板の製造方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】 脱炭焼鈍における脱炭性を良好に実施しつつ磁気特性の良好な表面平滑度の高い鏡面方向性電磁鋼板を製造する手段を提示する。
【解決手段】 質量%で、Si:2.0〜4.0%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.01%以下、Mn:0.3%以下、S:0.05%以下、残部が実質的にFe及び不可避的不純物からなる珪素鋼熱延鋼板を、一回もしくは中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延により最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍を行った後、該鋼板を積層する際、板間の焼鈍分離剤中の主体成分としてアルミナを用いることにより、仕上げ焼鈍後に表面を鏡面にする鏡面方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍工程を前段と後段に分離し、前段及び後段の酸化度(PH2O/PH2)P1,P2を以下の範囲で行うことを特徴とする、鉄損の良好な鏡面方向性電磁鋼板の製造方法。0.05≦P1≦0.2、2≦P1−0.03 (もっと読む)


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