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Fターム[4K033RA04]の内容

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Fターム[4K033RA04]に分類される特許

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【課題】鉄損を劣化させることなしに、方向性電磁鋼板の磁歪の圧縮応力特性を大幅に改善する。
【解決手段】フォルステライト被膜を有する仕上焼鈍板の表面に、張力付与型絶縁被膜処理液を塗布、焼き付けることからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、
(1) フォルステライト被膜を含む仕上焼鈍板の板厚平均S濃度を25ppm以下とする、
(2) 張力付与型絶縁被膜処理液として、金属リン酸塩とシリカを主成分とする水溶液を用い、この処理液のリン酸とシリカのモル比(P205/SiO2)を0.15〜4.0とする、
(3) 焼付け温度を900℃以上 1100℃以下とし、かつ該温度域における保持時間を5秒以上600秒以下とする。 (もっと読む)


【課題】高い透磁率と加工性を併せ持つ方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の鉄基部分に質量%でSi:1.0〜5.0%を含み、鋼板表面において、円相当径が3mm以下の結晶粒が占める面積率を20%以下とし、かつ円相当径が20mm以上の結晶粒が占める面積率を15%以下とし、鋼板表面にセラミック質被膜を有さず、さらに磁束密度:1.0T、周波数:50Hzにおける比透磁率を20000以上とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な処理により複層皮膜を形成することで、良好な皮膜密着性を有するとともに、鋼板に大きな張力を発生させて鉄損が大幅に低減された電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】電磁鋼板用の母鋼板に、Ni、Co、Cr、Cu、Mo、Nb、Mnの一種または二種以上について濃度差を有する、酸化物を主体とした物質を2層以上に塗布し、熱処理を行なうことで皮膜を形成するとともに、Ni、Co、Cr、Cu、Mo、Nb、Mnのいずれか一種または二種以上の元素について、(母鋼板と皮膜の界面における濃化部位での濃度)/(母鋼板での平均濃度)≧2.0かつ(母鋼板と皮膜の界面における濃化部位での濃度)/(皮膜の最内層での平均濃度)≧2.0となるように、母鋼板と皮膜の界面に濃化させる。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1350℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは50〜250℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱装置を用いて制御して磁束密度の高い方向性電磁鋼板を安定して製造する方法を提案する。
【解決手段】珪素鋼素材を、熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで一回の冷間圧延または焼鈍を介して複数の冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際に、前記鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程において、脱炭焼鈍炉内に複数の誘導加熱装置を直列に配置することにより、鋼板温度が550℃から720℃にある間の加熱速度の範囲を厳密に制御する。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、冷間圧延をタンデム圧延機で行ってパス間時効を省略しても、それを行った場合と同等の磁気特性を得ること。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、冷間圧延をタンデム圧延機で行い、さらに、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃/秒以上、好ましくは50℃/秒以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍において、0.002〜0.02%脱炭させることにより、焼鈍後の表面粒組織のラメラ間隔を20μm以上に制御するとともに、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】鏡面方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、アルミナを主成分焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施す鏡面方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1350℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍において、脱炭処理を施して焼鈍後の表面粒組織においてラメラ間隔を制御するとともに、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは50〜250℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化のための微小歪付与後においても絶縁被膜修復処理を施す必要がない低鉄損方向性電磁鋼板と、該鋼板を安価に製造する方法を提案する。
【解決手段】仕上焼鈍後の方向性電磁鋼板の表面に絶縁被膜を形成し、その絶縁被膜の上からショットブラスト処理を施して、鋼板表面に線状の歪領域を形成して磁区細分化する方向性電磁鋼板の製造方法において、投射粒子の平均粒径を100μm以下、投射空気圧を0.025〜0.15MPaとしてショットブラスト処理することことによって、鋼板の表面にはショットブラスト処理による線状の歪領域が形成され、かつ、該歪領域に形成された絶縁被膜にはショットブラスト処理による損傷がない低鉄損方向性電磁鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】加工性および磁気特性に優れ、また経済的にも有利な方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:2.0〜8.0 %およびN:10〜100 ppmを含有する組成とし、また二次再結晶粒の内部に粒径が0.15mm以上、0.50mm以下の微細結晶粒を2個/cm2 以上、100.3個/cm2以下の頻度で含有させ、しかもフォルステライト(Mg2SiO4) を主体とする下地被膜を生成させない。 (もっと読む)


【課題】化学蒸着法における原料ガスの供給に用いるノズルに、原料ガスの吹き付けが金属ストリップの幅方向に均等となる構造を与える。
【解決手段】化学蒸着を行う処理炉内に導入された金属ストリップに向けて、原料ガスを吹き付けるノズルにおける、該原料ガスの供給側から原料ガスの吐出側へ延びる配管は、供給側から吐出側へ向かって順次2経路に分かれる分枝を少なくとも2段で繰り返し、最終段分枝の経路末端に吐出口を設け、各段の分枝後の経路におけるコンダクタンスを2経路相互で等しくする。 (もっと読む)


【課題】簡易な皮膜形成処理による、良好な皮膜を有するとともに大幅に鉄損が低減された電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.070%以下、Si:7.00%以下、Mn:6.50%以下、P:0.30%以下、S:0.080%以下、Al:8.0%以下、N:0.070%以下、O:0.070%以下を含有する鋼板に、質量%でNi:0.05%以上、Co:0.05%以上、Cr:0.05%以上、Cu:0.05%以上、Mo:0.05%以上、Nb:0.05%以上、Mn:0.05%以上の一種または二種以上を含有する、酸化物を主体とした物質を塗布し、熱処理を行なうことで皮膜を形成するとともに、Ni、Co、Cr、Cu、Mo、Nb、Mnを、母鋼板と皮膜の界面に濃化させる。 (もっと読む)


【課題】Bi添加素材で課題であった、コイル状態での工業的規模における焼鈍おける諸問題を有利に解決して、磁束密度向上効果を安定して発揮させることができる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%,Si:2〜7%,Mn:0.01〜1.0%およびBi:0.005〜0.050%を含有する珪素鋼スラブを、熱延し、必要に応じて熱延坂焼鈍を施したのち、1回の冷延または中間焼鈍を挟む2回以上の冷延を行い、再結晶焼鈍後、MgOを主体とする焼鈍分離剤を塗布することなく二次再結晶焼鈍を行うことによって、フォルステライト被膜を有しない方向性電磁鋼板を製造するに際し、
二次再結晶焼鈍工程における600〜1000℃の温度域の平均昇温速度を20℃/h以上、また1000〜1100℃の温度域の平均昇温速度を10℃/h以上 20℃/h未満とする (もっと読む)


【課題】本発明は、主にトランス等の鉄芯として使用される充分析出窒化型の高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延板焼鈍条件を有効酸可溶性Al(AlNR)で規定される熱間圧延鋼帯の焼鈍条件を下記上限、下限の温度での一段化することにより整粒性を改善して、磁束密度を高位に確保して高Siの特徴を発揮させた充分析出窒化型の高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法。
Tmax.(℃)=15/22×AlNR+1000:(<1120℃)
Tmin.(℃)=15/22×AlNR+900:(≧925℃)
ここで、AlNR(ppm)=酸可溶性Al−27/14(N−14/48Ti) (もっと読む)


【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで提供する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.035〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、焼鈍分離剤の主剤であるマグネシアとして、不純物であるCl濃度:0.01〜0.05%、CAA40%値:40〜90秒で、かつその水和水分量が1.0mass% 3.0mass%以下のものを用い、かつ焼鈍分離剤中に、マグネシア:100質量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8質量部含有させ、さらに二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の滞留時間を40時間以上 150時間以下とする。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼帯コイルを焼鈍する際に、コイル下端部に発生する耳歪の発生を大幅に軽減することができる焼鈍方法を提案する。
【解決手段】本発明は、MgO主体の焼鈍分離剤を鋼板表面に塗布した方向性電磁鋼帯コイルを、コイル置台上にスペーサを介してアップエンド状態にして載置し、仕上焼鈍を行うに当たり、Al化合物とSi化合物を含有し、粘度が25mPa・s以下のスペーサ分離剤を、スペーサのコイル側面と接する面に塗布することを特徴とする方向性電磁鋼帯コイルの仕上焼鈍方法。 (もっと読む)


【課題】インヒビターレス方向性電磁鋼板の被膜特性を改善する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:1.0〜5.0%、Mn:0.5%以下およびCr:0.01%以上 0.2%以下を含有し、かつS,Se,Oをそれぞれ50ppm未満、sol.Alを100ppm未満およびNを60ppm未満に抑制し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼スラブを素材として、方向性電磁鋼板を製造するに際し、
一次再結晶焼鈍前の鋼板の最表面のCr濃度が地鉄中のCr濃度の0.5〜0.8倍となるように表面のCr濃度を調整する。 (もっと読む)


【課題】良好なグラス皮膜形成と優れた磁気特性を有する完全固溶窒化型高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】一次再結晶焼鈍時の水蒸気分圧と温度を810〜890℃で60〜180秒間均熱し、その雰囲気のPH2O/PH2を0.30〜0.70とし、引き続く後半部の温度条件を850〜900℃で5〜30秒間、その雰囲気のPH2O/PH2を0.20以下の2段とし、その後窒化し、二次再結晶焼鈍前の鋼板酸素が板厚0.30mm換算酸素で450ppm以上700ppm以下とし、引き続く二次再結晶焼鈍においてコイル外周部最熱点の温度が室温から950℃までの間の雰囲気を窒素25〜75%、残部水素、PH2O/PH2を0.01〜0.15とする磁気特性とグラス皮膜が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


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