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Fターム[4K037FL01]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 過時効処理 (244) | 加熱温度 400℃以下 (105)

Fターム[4K037FL01]に分類される特許

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【課題】加工性及び耐衝突特性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Mn:0.50〜2.50%を含有し、Nb、Tiの一方又は双方を合計で0.04〜0.08%含有し、C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4≦0.45を満たし、未再結晶フェライトの面積率が20〜50%、再結晶フェライト、変態フェライトの一方又は双方の面積率が20〜79%であり、パーライトの面積率が1〜30%である高強度冷延鋼板。鋼片を熱間圧延後、冷間圧延し、(Ac1[℃]−100℃)からAc1[℃]までの昇温速度を5℃/s以上、Ac1[℃]〜{Ac1[℃]+2/3×(Ac3[℃]−Ac1[℃])}の温度範囲内での滞留時間を10〜300sとして焼鈍し、平均冷却速度を40℃/s以下として冷却する。 (もっと読む)


【課題】TSが440MPa以上の高強度であっても、優れた角筒絞り成形性と形状凍結性を有する高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】構成成分中、特にMnと、Mo,CrおよびVについて、次式
M=[%Mn]+3[%Mo]+1.3[%Cr]+0.5[%V]≧2
の範囲を満足する組成にすると共に、フェライト相を主相とし、体積分率で15%以下のマルテンサイト相を含む混合組織からなる鋼組織とし、さらに圧延方向と45°をなす方向のr値(rD)が1.2以上で、かつ下記式で示される面内異方性(Δr値)について−1.0≦Δr値≦−0.3の範囲を満足させる。

Δr値=(rL−2×rD+rC)/2 (もっと読む)


【課題】本発明では、60MPa以上のBH量と常温遅時効性をもち、60%以下の低降伏比である高強度冷延鋼板を低コストで提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.09%、Mn:1.0〜2.0%、Si:1.0%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、B:0.001〜0.003%、0.005%≧(14/48)Ti+(14/93)Nb−N≧0を満たす分のTiとNbのうち1種以上を含み、かつ、C+(Mn/20)≧0.12%を満たし、固溶C:1〜7ppmであり、残部はFeおよび不可避的不純物から成り、体積率で、80%以上のフェライトと3〜10%のマルテンサイトから成り、マルテンサイトのうち2%以上は2μm以下の微細マルテンサイトである。 (もっと読む)


【課題】伸びと曲げ性を備えた780MPa以上の冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜2.0%、Si: 0.2〜2.0%、Mn:0.5〜2.8%、P:0.005〜0.15%、S:0.02%以下、Al:0.005〜1.5%、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有する鋼板であって、フェライト相の体積分率が60体積%以上、80体積%以下であって、さらにフェライト相のナノ硬さHnfと低温変態相のナノ硬さHnmとの比:Hnm/Hnfが3.0以上とする。別の態様では、フェライト相の体積分率が20体積%以上、50体積%以下であって、さらにフェライト相のナノ硬さHnfと低温変態相のナノ硬さHnmとの比:Hnm/Hnfが2.0以下としてもよい。 (もっと読む)


【課題】溶接性、非時効性に優れ、溶接後の缶胴加工における缶高減少量が小さい缶用鋼板を得る。
【解決手段】C:0.0016〜0.0050%、3.8≦Nb/C質量比≦17.0(0.5≦Nb/C原子比≦2.0)、B:0.0007%以上かつB/N質量比≦0.78(B/N原子比≦0.6)とする。そして、表面から板厚方向に1/4・tの深さ(t:板厚)において、({001}<110>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)≧0.09または、({112}<110>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)≧0.12とする。このような方位の集積強度を得るため、熱間圧延時の仕上げ圧延は850℃以上960℃以下、巻取り温度は550℃以上740℃以下、冷間圧延率は91.5〜96%、焼鈍温度は再結晶温度以上780℃以下で焼鈍時間は60秒以下、調質圧延率は0.5〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】溶接性、非時効性に優れ、溶接後の缶胴加工における缶高減少量が小さい缶用鋼板用の熱延母板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.0016〜0.0050%、3.8≦Nb/C質量比≦17.0(0.5≦Nb/C原子比≦2.0)、B:0.0007%以上かつB/N質量比≦0.47(B/N原子比≦0.6)とする。そして、表面から板厚方向に1/2・tの深さ(t:板厚)において、{001}<110>方位の集積強度が5.5以上、{113}<110>方位の集積強度が10.0以上、かつ、{332}<113>方位の集積強度が7.0以下とする。このような方位の集積強度を得るため、例えば、熱間圧延では、最終仕上げスタンドの一つ手前のスタンドにおける圧下率は15%以上50%以下、最終仕上げスタンドにおける圧下率は15%以上50%以下、温度は850℃以上960℃以下で行い、巻取りは660℃以下で行う。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼板において、高次元での高強度と衝撃エネルギー吸収能を兼ね備え、かつ、特にスポット溶接での溶接強度を向上させ、車両用強度部材に好適なものとする。
【解決手段】合金成分が、
Ceq(C当量)=C+Mn/20+Si/40+4P+2S≧0.4
を満たし、かつ、引張り試験で求められた真歪み3〜7%の間における応力歪み線図の傾きdσ/dεが5000MPa以上である高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】剛性、深絞り性及び穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】適正量のC、Mnを含有し、Si、P、S、Al、Nの含有量を制限し、質量%で、B:0.0003〜0.0070%を含有し、Ti、Nbの一方又は双方の合計及びMo、Wの一方又は双方の合計がそれぞれ0.010〜0.130%及び0.05〜1.50%であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、金属組織がフェライトと硬質第2相からなり、未再結晶フェライトの面積率が30〜90%、再結晶フェライト、変態フェライトの一方又は双方の面積率が10〜70%、硬質第2相の面積率が1〜30%であり、板厚1/2層における{332}<113>及び{112}<110>の極密度が4.5以上及び5.0以上、が5.0以上である冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた化成処理性を有する高加工性高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.05〜0.30%,Si:0.8〜3.0%,Mn:1.0〜3.0%,P:0.10%以下,S:0.01%以下,Al:0.01〜0.1%,N:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、かつ粗さ断面曲線1のろ波うねり曲線からの乖離が±2μm以下の平坦部と、ろ波うねり曲線からの最大深さが5μm以上の凹部とを表面に有し、凹部2の平均面積を0.001〜0.1mm2とし、凹部の面積率を5〜50%とする。 (もっと読む)


【課題】TS-Elバランスが高く、伸びフランジ性に優れ、かつ耐衝撃特性にも優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.5〜3.5%、P:0.003〜0.100%、S:0.02%以下、Al:0.010〜1.5%、さらにTi、NbおよびVから選ばれる少なくとも1種の元素を合計で0.01〜0.2%含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつ、面積率で、フェライトを20〜87%、マルテンサイトと残留オーステナイトを合計で3〜10%、焼戻しマルテンサイトを10〜60%含み、前記マルテンサイトと残留オーステナイトと焼戻しマルテンサイトからなる第二相の平均結晶粒径が3μm以下であるミクロ組織を有する加工性および耐衝撃特性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】TS-Elバランスが高く、伸びフランジ性に優れ、かつYRの低い加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.5〜3.5%、P:0.003〜0.100%、S:0.02%以下、Al:0.010〜1.5%、N:0.007%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつ、面積率で、フェライトを20〜87%、マルテンサイトと残留オーステナイトを合計で3〜10%、焼戻しマルテンサイトを10〜60%含むミクロ組織を有する加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】鋼板の形状性、伸びフランジ性に優れる980MPa以上の引張強度を有する高張力冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る高張力冷延鋼板は、成分組成が、質量%で、C:0.04%以上、0.20%以下、Si:2.5%以下、Mn:1.0%以上、3.0%以下、P:0.1%以下、S:0.03%以下、Sol.Al:0.01%以上、0.10%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物である鋼素材を、熱間圧延し、冷間圧延した後、連続焼鈍プロセスにより焼鈍するに際し、Ac変態点以上の温度で焼鈍したのち、650〜750℃から400℃/sec以上の平均冷却速度で急速冷却し、次いで、100〜450℃の温度で、100〜1200sec保持する焼戻処理を行った後、鋼板表面の平均粗さRaが1.4μm以上となるように調質圧延を施すことにより製造される。 (もっと読む)


【課題】優れたプレス成形性を有するとともに、強度の冷却速度依存性が小さく、優れた製造安定性を有する高強度冷延鋼板を得る。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.1〜0.6%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.10%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.1%、N:0.005%以下を含有し、必要に応じて、B:0.0005〜0.005%を含有し、或いはさらに、Ti:0.005〜0.05%およびNb:0.005〜0.05%の1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼板組織(但し、鋼板表面から深さ20μmまでの領域の組織を除く)が焼戻しマルテンサイト単相組織であり、引張強さが980MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】静的引張法で測定された圧延方向のヤング率が高い、プレス成形性の良好な高強度高ヤング率鋼板、めっき鋼板、鋼管、及びそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、N:0.0100%以下、Nb:0.005〜0.100% 、Ti:0.002〜0.150%を含有し、Ti、Nが、Ti−48/14×N≧0.0005を満足し、フェライトとベイナイトの一方又は双方の体積率の合計が50%超であり、残留オーステナイトの体積率が3〜20%であり、鋼板の表面からの板厚方向の距離が板厚の1/6である位置の、{100}<001>方位のX線ランダム強度比と{110}<001>方位のX線ランダム強度比との和が5以下であり、{110}<111>〜{110}<112>方位群のX線ランダム強度比の最大値と{211}<111>方位のX線ランダム強度比の和が5以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造時のスラブ割れを招くことがなく表面性状に優れ、かつ、フランジ加工性に適し高強度かつ高伸びを両立した鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、 C :0.03〜0.07%、Si:0.02%以下、Mn:0.30〜0.6%、P :0.02%以下、S :0.009%以下、Al:0.02〜0.05%、N :0.006〜0.01%を含有し、
1.72S+1.93N≦0.035なる関係を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、圧延方向および圧延方向に直交する板幅方向のうちの少なくとも一方における引張り試験値が、上降伏強度430MPa以上、かつ、全伸び値10%以上であることを特徴とする、フランジ成型性に優れた極薄容器用鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】深絞り性と強度−延性バランスに優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.2%、Si:0.1〜2.0%、Al:0.005〜1.5%を含み、Mn、P、S、Nを適正量含み、かつSi+Al:0.5〜2.5%に調整した組成と、ベイナイトとマルテンサイトを主体とする組織とを有する熱延コイルに、550℃〜Ac1点の範囲に1h以上保持するバッチ熱延板焼鈍工程と、冷延工程と、冷延板にAc1点〜(Ac1点+50℃)の平均昇温速度を5℃/s以上としてAc1〜Ac3の温度まで加熱し、5s以上保持する連続再結晶焼鈍と、ついで5℃/s以上の冷却速度で350〜500℃まで冷却し、該温度に10〜600s保持するオーステンパー処理とを施す再結晶焼鈍工程と、を順次施す。これにより、主相として体積率で70%以上のフェライトと、少なくとも体積率で3%以上の残留オーステナイトを含む平均粒径が3μm以下の第二相とからなる複合組織を有し、r値が1.1以上でかつ強度−延性バランスTS×ELが22000MPa・%以上である高強度冷延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】450〜550MPaの引張強度、20%以上の全伸びを有し、さらには降伏伸びが5%以下となる缶用鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】成分として、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0005〜0.005%の1種以上を含有することにより、析出強化、結晶粒微細化した鋼板を連続焼鈍により製造する。Nb、Ti、Bの1種以上を添加した鋼を熱延後、40℃/s以下の冷却速度で冷却し550℃以上で巻取ることで、冷圧、再結晶焼鈍後のセメンタイト析出を促進し、その結果、降伏伸びを5%以下にする。 (もっと読む)


【課題】高張力および形状凍結性の確保を両立させた鋼板について提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.15mass%、Si:0.5mass%以下、Mn:1.5〜3.0mass%、P:0.05mass%以下、S:0.01mass%以下、Al:0.2〜1.5mass%、N:0.01mass%以下およびNb:0.02〜0.1mass%を、Mn/Alの規制の下に含有し、残部は鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、フェライト分率が50%以上および平均フェライト粒径が3.0μm以下であり、圧延方向および板厚方向の平均フェライト粒径をそれぞれdLおよびdNとしたとき、比dN/dLが0.70以上であり、さらに圧延方向の個々のフェライト粒径に関して自然対数を採った値の標準偏差をσAとしたとき、σA≦0.70の関係式を満たすこととする。 (もっと読む)


【課題】自動車用、家電用及び機械構造用等に用いられる冷延鋼板について、プレス加工による歪の導入がなくても、低歪域での吸収エネルギーが大きく、耐衝突特性に優れる高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.25質量%以下、Si:2.0質量%以下、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.10質量%以下、S:0.02質量%以下、Al:0.01〜2質量%含み、かつTi、NbおよびVのうち1種または2種以上を合計で0.01〜0.2質量%含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼組成を有し、鋼組織として、フェライトと、マルテンサイト、ベイナイトおよび残留γのうち1種または2種以上からなる低温変態相と、を有し、該低温変態相の体積率が10〜50vol.%、かつ該低温変態相の平均結晶粒径が2μm以下であり、近接する該低温変態相間の平均距離が2μm以下である鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】成形性と衝突エネルギー吸収特性に優れた高強度鋼板と製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.20%、Si:0.005〜1.5%、Mn:1.6〜3.0%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Al:0.3%以下、N:0.01%以下ならびにTiおよびNbの1種または2種を合計で0.03〜0.25%、残部Fe、不純物からなる鋼組成を備え、面積%で、フェライト+ベイナイト85%以上、残留オーステナイト3.0〜15%、フェライトおよびベイナイト平均粒径1.0〜4.0μm、前記残留オーステナイト中C濃度0.80〜1.0質量%、さらに前記フェライトとベイナイト中に粒径が1〜10nmの析出物を100個/μm2 以上の鋼組織とし、引張強度780MPa以上とする。製造に当たっては、熱間圧延後冷間圧延し、連続焼鈍でオーステナイト単相に加熱後、次いで途中保持を含む冷却を行う。 (もっと読む)


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