説明

Fターム[4K037GA08]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 表面処理 (1,377) | 酸洗等のスケール除却条件 (147)

Fターム[4K037GA08]に分類される特許

101 - 120 / 147


【課題】強度延性バランスに優れ、低降伏比で形状凍結性に優れた950MPa以上の引張強度を有する熱延鋼板と、その製造方法とを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.01〜0.2%、Al:0.1%超3.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、引張強度TS(MPa)が、950以上であって、かつ、全伸びEl(%)との積であるTS×El値が15000(MPa・%)以上であり、さらに、降伏比が80%未満である。
【数11】


ここで、式(1)中のC、Ti、NbおよびVは鋼中の各元素の含有量(単位:質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】長期間にわたって接触抵抗を低く保ち、起動停止の回数が増大しても優れた導電性を維持できる耐久性に優れた固体高分子形燃料電池、およびそのセパレータとして使用するのに好適なオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】C:0.03質量%以下,Si:3質量%以下,Mn:3質量%以下,Cr:16〜30質量%,Ni:8〜40質量%およびN:0.4質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ各元素の含有量を用いてQ=[Cr]+[Si]+[Ti]+[V]+1.5([Zr]+[Nb]+[Mo])+0.5[W]−0.1([Ni]+[Mn])−20([C]+[N])で算出されるQ値が18を超える組成と、表面に露出したσ相の面積率が1%以上である組織と、を有するセパレータ用ステンレス鋼を使用する。 (もっと読む)


【課題】焼入れ後の引張強度が1.8GPa以上で、溶接性が良好な焼入れ鋼板部材を熱間プレス成形により製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.45%、Mn+Cr:0.5〜3.0%およびNd:0.01〜0.5%を含有し、さらにSi:0.5%以下、Ni:2%以下、Cu:1%以下、V:1%以下およびAl:1%以下の1種または2種以上を含有し、場合により、B,Nb,Mo,Ti,Caの1種または2種以上を適量含有する化学組成を有する鋼材を、Ac3点以上、(Ac3点+100℃)以下の温度域に5分以下の時間保持した後に焼入れを施し、次いで上部臨界冷却速度以上の冷却速度でMs点以下の温度域まで冷却する。焼入れ用の鋼材は、熱間圧延鋼板、冷間圧延鋼板、連続もしくは箱焼鈍された冷間圧延鋼板、ならびに合金化溶融亜鉛めっき鋼板などのめっき鋼板のいずれでもよい。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延後の鋼板を酸に浸漬して鋼板表面のスケールを除去する酸洗工程において、熱延鋼板表層のスケールを改質させることにより酸洗性を向上させる簡便な熱延鋼板の酸洗方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延後の鋼板Iを酸洗して鋼板表面のスケールを除去する工程において、熱間圧延後の鋼板Iを酸に浸漬する前に、鋼板表面のスケールの最表層にレーザビームを照射して、スケールの表面温度が1000℃以上かつ母材と該スケールの界面の温度が1500℃以下となるように加熱し、スケール中におけるウスタイトの組成比率を増加させる。また、熱延鋼板Iの板幅方向についてセンター部よりもエッジ部における鋼板表面のスケールの表面温度を高くする。さらに、レーザビームの照射によってスケール表面を加熱する前または後に、スケールに機械的な作用を与える。 (もっと読む)


【課題】 耐熱疲労性に優れた自動車排気系用フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.02%以下、Si:1.5%以下、Mn:1.5%以下、P:0.04%以下、S :0.03%以下、Al:0.2%〜2.5%、N:0.02%以下、Cr:13〜25%、Ni:0.5%以下、V:0.5%以下、Nb:0.5超〜1.0%、Ti:3×([%C]+[%N])〜0.25%であり、残部がFeおよび不可避的不純物であることを特徴とする、耐熱疲労性に優れた自動車排気系用フェライト系ステンレス鋼板。さらに、質量%で、B:0.0003〜0.0050%、Mo:0.3〜2.5%、Cu:0.1〜2.0%を含んでも良い。 (もっと読む)


【課題】引張強度が520〜670MPa級の疲労特性と伸びフランジ性を兼ね備えた熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C=0.015〜0.040%未満、Si=0.05%未満、Mn=0.9〜1.8%、P=0.02%未満、S=0.01%未満、Al=0.1%未満、N=0.006%未満、Ti=0.06〜0.11%未満、Ti/C=2.5〜3.5未満、を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる熱延鋼板であって、引張最高強度が520MPa以上かつ720MPa未満、時効指数AIが15MPa超、穴拡げ率(λ)%と全伸び(El)%の積が2350以上、疲労限が200MPa以上であることを特徴とする疲労特性と伸びフランジ性に優れた熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】熱延板焼鈍と酸洗前処理の両方を不要とするステンレス鋼材の酸洗方法及び製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼材を酸洗液により酸洗するにあたり、該酸洗液は、濃度が70〜200g/Lの塩酸溶液と濃度が40〜150g/Lの塩化第二銅溶液からなる混合溶液である。このような混合溶液で酸洗処理することにより、熱間圧延時のCr炭窒化物の析出による粒界近傍の鋭敏化による粒界侵食を抑制し、黒皮スケールを完全に除去できる。その結果、熱間圧延後のステンレス鋼熱延板を、熱延板焼鈍および酸洗前処理することなしに、直接酸洗処理することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】熱延板焼鈍と酸洗前処理の両方を不要とするステンレス鋼材の酸洗方法及び製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼材を酸洗液により酸洗するにあたり、該酸洗液は、濃度が70〜200g/Lの塩酸溶液と濃度が8〜30g/Lの過酸化水素溶液からなる混合溶液である。このような混合溶液で酸洗処理することにより、熱間圧延時のCr炭窒化物の析出による粒界近傍の鋭敏化による粒界侵食を抑制し、黒皮スケールを完全に除去できる。その結果、熱間圧延後のステンレス鋼熱延板を、熱延板焼鈍および酸洗前処理することなしに、直接酸洗処理することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ダイクエンチやホットプレスといわれるいわゆる鋼板を加熱後プレス成形と焼入れを同時に実施する部材成形を行う熱間プレス時のスケール剥離を防止し、スケールによるカジリを抑制することができる熱間プレス時のスケール密着性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に存在する凹凸が、鋼板の断面観察による表面線長L1と直線線長L2、表面線長比Rとした場合に、R=L1/L2×100≧110(%)または120%を満足することを特徴とする、熱間プレス時のスケール密着性に優れた高強度鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】複雑な工程を必要とせず、簡便な方法で、ダイクエンチの加熱時にスケールの生成を抑制でき、ダイクエンチにより1000〜1500MPaの高強度化を可能にするダイクエンチ用熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.008%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.005%以下、Ti:0.01〜0.15%、B:0.0005〜0.0050%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、地鉄との界面の組成がFe3O4であるとともに、厚さが2.0〜7.0μmであるスケールを有するダイクエンチ用熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入れ後に優れた強度と靭性とを備える鋼板部材を得ることが可能な、優れた加工性を有する浸炭焼入れ用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.30%、Si:0.15%未満、Mn:0.50〜1.5%、S:0.02%以下、Cr:0.05〜0.20%、Al:0.050%以下およびN:0.0050%未満を含有し、さらにBの含有量が、NおよびTiの含有量を含む所定の関係式により設定される上下限を満足し、さらにPの含有量が、B、NおよびTiの含有量を含む他の関係式により設定される上限を満足し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、穴拡げ率が60%以上である機械特性を有することを特徴とする浸炭焼入用鋼板。 (もっと読む)


【課題】 硫酸酸洗性の良好なフェライト系ステンレス熱延鋼帯を製造する。
【解決手段】 C:0.001〜0.03%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.05%〜1.00%、P:0.040%以下、S:0.030%以下、Cr:10〜20%を含有し、必要に応じてAl:0.001〜0.30%、またはTi:0.05〜0.75%及びN:0.01%以下、或いはNi:0.05〜0.75%、Cu:0.005〜0.20%の内の1種または2種以上を選択成分として含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、P:0.025%超の場合はSi:0.35%以下、P:0.025%以下の場合はSi:1.0%以下からなるフェライト系ステンレス鋼を熱間圧延し、熱間圧延後の巻き取り温度を700〜880℃とし、メカニカルデスケーリングした後に100〜400g/Lの硫酸溶液中に60〜170秒浸漬酸洗して製造する。 (もっと読む)


【課題】、980MPa以上の強度クラスの熱延鋼板において、良好な伸び、伸びフランジ性及び表面性状を確保する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.1%を越え、2.0%以下、Mn:1.0〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、B:0.0003〜0.0050%であり、V,Zr,Mo,Ta,Hf,W:それぞれ0.010%以下、Nb:0.005%以下、かつV〜Nbの7元素の合計が0.02%以下、N:0.0020〜0.010%、Nの質量%を[N]としたとき、Ti:(3.4[N]−0.01)〜3.4[N]%、残部Fe及び不可避不純物からなり、ベイナイト分率が90%以上、マルテンサイト及び/又はオーステナイトの分率が5%以下、ベイナイトブロックサイズが8μm以下、熱延鋼板の地鉄−スケール界面でSi濃度が5%以上となる領域の割合が90%以上の熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】絞り成形性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表層組織の改善により、深絞り成形時の縦壁部での破断を抑制する。具体的には、平均結晶粒径10μm以下のフェライト相と体積分率30〜90%のマルテンサイト相を含み、板厚表層硬度の板厚中心硬度に対する比が0.6〜1であり、めっき層と鋼板の界面から鋼板側内部へ進展している亀裂および凹部の最大深さが0〜20μmであり、亀裂と凹部以外の平滑部面積率が60%〜100%である組織とする。このような組織を有する鋼板を得るためには、例えば、溶融亜鉛めっき処理では、600℃以上の昇温過程から焼鈍温度を経て450℃までの冷却過程までの範囲内における熱処理炉内雰囲気を水素濃度2〜20%かつ露点-60〜-10℃とし、760〜860℃の焼鈍温度で10〜500秒保持した後、1〜30℃/秒の平均冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】原料コストや製造コストの上昇を招くことなく,面内異方性が小さく,深絞り性に優れたクラッド鍋用フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.12%、Si:1%以下、Mn:0.2〜1%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Cr:14〜18%、N:0.01〜0.06%、Al:0.03〜0.20%を含有し、Al/N≧3.0であり、鋼成分値から計算されるγmaxが30以上80以下かつ鋼成分値から求められるAC1が820℃以上950℃以下であるフェライト系ステンレス鋼板を、冷延鋼板の製造は総圧下率を85%超とし、1次冷延あるいは最終冷延のいずれか一方の冷間圧延率を80%以上として最終焼鈍を光輝焼鈍とすることにより、Δr≦0.4,rave.≧1.2,フッ素樹脂との耐接着性を向上させる。 (もっと読む)


環境への影響が少なく、高い生産比率をもって、高品質な表面が得られる、ステンレス鋼の鋼帯のような平らな冷間圧延製品の連続焼鈍及び酸洗い方法である。以下の手順からなる。酸素含有量が0.5乃至12%の雰囲気中で、650乃至1050℃の範囲からなる温度まで引き上げる加熱と、酸化剤及び/又は不活性剤の存在下で、650乃至1200℃の範囲からなる温度まで10乃至200秒継続される加熱と、酸化剤及び/又は不活性剤の存在下で、650℃から外界温度の範囲からなる温度まで低下させる冷却と、熱化学又は電解によるスケール除去と、最後に、鉱酸からなる酸洗い浴を使用した手段によって実施可能な酸洗い及び/又は不動態化。
(もっと読む)


本発明は、任意に表面仕上げシートの製造のためのA286合金グレードの使用に関し、燃料電池素子用のモノポーラ又はバイポーラ型の導電板を得ることを可能にする。また、本発明は、冷間圧延段階、続いて連続する酸化環境下におけるアニーリング段階、続いて、酸洗い段階を含むこの任意の表面処理方法に関する。
(もっと読む)


【課題】孔拡げ率が均一な引張強度480MPa以上の熱延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】
C:0.02〜0.20%、Si:2.0%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.005〜1.0%、N:0.01%以下、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、板厚方向の1/4t位置におけるフェライト面積率α(1/4t)と1/2t位置におけるフェライト面積率α(1/2t)とをともに50%以上とし、かつこれらの面積率比α(1/4t)/α(1/2t)を0.95以上とし、さらに鋼帯の幅方向位置1/8w〜7/8wの範囲の最大長さ5mm以上の島状スケール疵の面積率を10%以下とする。 (もっと読む)


【課題】成形性を備えながら界面密着強度を向上させることが可能な合金化溶融亜鉛めっき鋼板及び生産性を向上させることが可能な合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板母材の表面に合金化溶融亜鉛めっき層を備え、鋼板母材が、質量%で、C:0.25%以下、Si:0.030%以上0.15%以下、Mn:0.030%以上3.0%以下、P:0.050%以下、S:0.010%以下、N:0.0060%以下、及び、sol.Al:0.10%以上0.80%以下、残部がFe及び不可避的不純物からなる化学組成を有し、合金化溶融亜鉛めっき層に、質量%で、Fe:8.0%以上15%以下、及び、Al:0.080%以上0.50%以下、が含有されるとともに、η相が存在せず、合金化溶融亜鉛めっき層と鋼板母材との界面剥離部における、鋼板母材側の粒径剥離面積率が5.0%以上である、合金化溶融亜鉛めっき鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】縞状スケールが少なくて表面性状に優れた高Si含有鋼板およびその製造方法ならびにその製造用の素材の高Si含有鋼材を提供する。
【解決手段】(1)C:0.01〜0.2 質量%、Si:0.2 〜2.0 質量%、Mn:0.2 〜3.0 質量%、P:0.001 〜0.1 質量%、S:0.001 〜0.1 質量%、B:0.0025〜0.05質量%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる高Si含有鋼材を、900 〜1170℃で加熱した後、熱間圧延するに際し、この熱間圧延での仕上げ圧延の開始までに、10MPa 以上の高圧水で1回以上デスケーリングを行うことを特徴とする表面性状に優れた高Si含有鋼板の製造方法、(2)前記製造方法において高Si含有鋼材がさらにCu:0.001 〜0.05質量%を含有するもの、(3)前記製造方法において高Si含有鋼材のNi含有量が0.05質量%以下であるもの等。 (もっと読む)


101 - 120 / 147