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Fターム[4K042BA12]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 目的、効果 (4,247) | 電気、磁気(非磁性を含む) (16)

Fターム[4K042BA12]に分類される特許

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【課題】高硬度でありながらも磁性/非磁性が共存した複合磁性体を製造する。また、複合磁性体を転がり摺動部材に適用することで、従来にはない機能を有する運動案内装置を提供する。
【解決手段】この複合磁性体の製造方法では、非磁性体であるオーステナイト系ステンレスに対して、低温窒化処理を行うことで非磁性を維持したまま拡張オーステナイトを生成させるS相生成工程と、拡張オーステナイトが生成された非磁性体であるオーステナイト系ステンレスにおける磁性を付与しようとする所望の箇所に対して加熱処理を行うことで、非磁性体であるオーステナイト系ステンレスに対して部分的な磁性領域を形成する部分磁化工程とを含む処理を実行する。S相生成工程では、処理温度450℃以下で低温窒化処理が施され、部分磁化工程では、500℃以上の加熱温度で加熱処理が行われる。 (もっと読む)


【課題】電子機器や精密機器に使用される軸及び軸受けとして、寸法精度に優れ、耐摺動磨耗性・非磁性の優れた摺動部品の製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.05〜0.5%、Si:≦1.00%、Mn:9.0〜20.0%、Ni:0.3〜8.0%、Cr:16.0〜19.0%、N:0.04〜0.40%であり、残部が実質的にFe及び不可避的な不純物からなる組成のワークを作製する。ワークは1000℃〜1080℃においてアセチレンガスを導入して真空浸炭処理を行ない、その後、温度を保持したままガス供給を停止して真空中で拡散処理を行なう。処理後はワークに研削加工のみ又は研削加工後に研磨加工を施す。この製造方法により、Hv650以上の表面硬さを有する、寸法精度、耐摺動磨耗性及び非磁性に優れた摺動部品を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 冷間加工を行うことなく耐食性に優れた非磁性高強度ステンレス鋼ナットを提供する。
【解決手段】 C:0.08重量%以下、Si:1.00重量%以下、Mn:2.50重量%以下、P:0.045重量%以下、S:0.030重量%以下、Ni:7.50重量%〜10.50重量%、Cr:18.00重量%〜20.00重量%、N:0.15重量%〜0.30重量%、Nb:0.15重量%以下、残部Fe及び不可避不純物からなり、熱間鍛造水冷した組織を有することを特徴とする。
当該鋼材を安定オーステナイト域の温度にて鍛練比2S以上でナット素形状に熱間加工し、1010°C〜1150°Cの範囲の温度から50°C以下の温度に水冷する。 (もっと読む)


【課題】良好な切れ味を確保しながら高い耐食性を発揮する刃物を提供する。
【解決手段】母材23がオーステナイト系ステンレス鋼からなる刃物であって、刃物の表層部に、母材23のオーステナイト相に炭素が固溶することにより、最大硬度がHv600以上の母材23より硬度の高い炭素固溶硬化層24が形成され、上記炭素固溶硬化層24により刃先21が構成されている。したがって、脆性によって刃付けや再研磨ができないという問題が生じることがなく、高硬度でシャープな刃を立てて、食肉に使用した場合にも優れた切れ味を発揮し、ドリップによる商品価値の低下や食感の悪化という問題が生じにくい。また、従来のマルテンサイト系のものに比べて格段に高い耐食性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】Fe−Ni−Cr系アイソエラスティック組成物を提供し、かつ、ひずみ特性の優れたひずみゲージを製造すること。
【解決手段】Fe、Ni及びCrを主成分とし、Mn、Mo及びSiを副成分としたFe−Ni−Cr系合金からなるアイソエラスティック組成物において、Mnを1wt%から3wt%で添加することによって、アイソエラスティック組成物(合金)を作製する。さらに、その合金を、金属加工、熱処理し、優れたひずみ特性を持つひずみゲージを製造する。 (もっと読む)


【課題】磁気焼鈍により優れた磁気特性を発揮する軟磁性鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.002〜0.01%、Si:0.1%以下(0%を含まない)、Mn:0.01〜0.09%、P:0.025%以下(0%を含まない)、S:0.005%以下(0%を含まない)、Al:0.005%以下(0%を含まない)、N:0.0025%以下(0%を含まない)、B:0.0008〜0.0025%、およびO:0.006%以下(0%を含まない)を満たし、残部:鉄および不可避不純物からなり、下記式(1)を満たすと共に、鋼組織がフェライト単相組織であり、かつMnSの面積率が1.2%以下であることを特徴とする軟磁性鋼材。
−0.0013≦[N]−(10.8/14)[B]≦0.0013 …(1)
{式(1)において、[N]は鋼中のN量(質量%)、[B]は鋼中のB量(質量%)を示す} (もっと読む)


【課題】生産効率や品質管理上の信頼性を向上させることができ、省エネルギー化、小型化や軽量化を図ることができる磁場中熱処理装置、及び、磁場中熱処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】磁場中熱処理装置1は、永久磁石2、断熱部3、予備加熱ヒーター4、メインヒーター5、冷却部6、基板搭載部10を有するコンベア8、及び、磁気シールド11などを備え、永久磁石2を利用し、半導体基板104を永久磁石2の内部で加熱しながら、永久磁石2の中心軸方向(処理方向)へ搬送することによって、半導体基板104を一枚ずつ連続的に処理する。 (もっと読む)


【課題】電食防止と、高温下での寸法安定性の確保と、異物混入潤滑環境下での転がり疲れ寿命の確保とを高次元で並立させる。
【解決手段】内輪1の表面のうちで内輪軌道2以外の面を、セラミックス製の絶縁層7により被覆する。この内輪1を、Cを0.10〜0.60質量%、Siを0.10〜1.00質量%、Mnを0.40〜1.00質量%、Crを0.50〜2.00質量%含み、残部をFe及び不可避不純物とした鋼材により造る。この鋼材に、浸炭処理又は浸炭窒化処理を施し、表層部にCを0.80〜1.40質量%含むものとする。又、上記内輪軌道2の表層部分の残留オーステナイト量を10〜30容量%とし、上記内輪1全体の平均残留オーステナイト量を4容量%以下とする。 (もっと読む)


【課題】加工の容易性が高く、且つ外装部品として要求される硬度、耐蝕性、美的外観等の表面性状を充分に備え、更にムーブメント等の被磁気シールド構成要素に対する磁気シールド機能も充分に備えたハウジングを用いることによって、商品としてのデザイン展開の自由度を高めることができ、更に専用の磁気シールド材を不要にして小型化を容易に実現することができる時計等の機器を提供すること。
【解決手段】外部磁場から磁気シールドされる対象の被磁気シールド構成要素1と、ハウジング60,70とを備えた機器であって、前記ハウジングは、表面にオーステナイト化された表面層61を有するフェライト系ステンレス鋼で構成され、内部のフェライト相63は前記被磁気シールド構成要素に対する磁気シールド機能を備える内層構造を有している。 (もっと読む)


【課題】焼鈍炉の炉内温度を均熱化し鉄心の焼鈍を行うもので、特に、熱処理時間のシビアなアモルファス材鉄心の焼鈍に有効な手段となる焼鈍炉を提供する。
【解決手段】アモルファス鉄心を焼鈍する鉄心焼鈍炉において、炉体上部に熱源及びファン1を設置し、該炉体は、炉体の内側の隔壁で形成された炉内14と、該隔壁と炉体外側の外壁2Bとで形成された空間の二層構造を形成し、該ファンは前記炉体上部中央に設置し、前記ファンは、二層構造の炉内から熱風を取り込み、二層構造の外側へ熱風を送り、該炉体下部より炉内に入り、鉄心12を加熱して、熱風を循環させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セパレータと電極間で発生する接触抵抗が低く、耐食性に優れており、かつ低コストの遷移金属窒化物、燃料電池用セパレータ、燃料電池スタック及び燃料電池車両を提供する。
【解決手段】Cr濃度が25[%]以上のオーステナイト系ステンレス鋼を含む基材を窒化することにより得られる遷移金属窒化物であって、この遷移金属窒化物は、基材によって形成された基層の上に連続して形成され、立方晶のM4N型の結晶構造を有する窒化物と六方晶のM2-3N型の結晶構造を有する窒化物とを含むナノレベルの積層結晶構造を有する第1の層(第1の窒化層)と、この第1の層の上に連続して形成され、六方晶のCrN、CrN並びにM2−3N型の結晶構造、及び立方晶のMN型の結晶構造のうちの少なくとも1種の結晶構造を有する窒化物を含み、基材の表面窒化処理部として基材の表面から深さ方向に連続して形成された第2の層(第2の窒化層)とを備える。 (もっと読む)


【課題】磁気異方性付加工程で回転軸の磁歪膜基礎部分を高周波加熱するとき、磁歪膜基礎部分での温度分布を均一にし、磁気異方性を均一にする誘導加熱コイルと高周波加熱装置を提供することにある。
【解決手段】 円柱棒状ワークの円周表面に形成された磁歪膜14A,14Bを囲むように配置された一巻コイル部101aを有し、この一巻コイル部により磁歪膜を高周波加熱する誘導加熱コイルであって、一巻コイル部101aは、円筒形状であり、隙間を介して対向して配置される2つのプレート状高周波電流導入端子部と、一巻コイル部の内周面にその軸方向に平行な2本以上の線状溝141a,141b,141cを有し、隙間と2本以上の線状溝が、一巻コイル部の円周上で等間隔に配されるように形成される。 (もっと読む)


【課題】 希土類合金粉末の配向度を改善し、残留磁束密度等の磁気特性に優れた希土類永久磁石を製造可能とする。
【解決手段】 微粉砕した希土類合金粉末を磁場中成形した後、焼結する。磁場中成形に先立って、微粉砕した希土類合金粉末を加熱処理する。加熱処理温度は600℃〜900℃とすることが好ましい。また、加熱処理した希土類合金粉末を再粉砕してもよい。加熱処理前に予め着磁してもよい。 (もっと読む)


【課題】磁気焼鈍後に安定かつ優れた磁気特性を確保できると共に、冷間鍛造にて寸法精度良く加工できる軟磁性鋼材を提供する。
【解決手段】規定の成分を満たし、残部:Feおよび不可避不純物からなり、
0.8<([B]/[N])<5.0
{[B]は鋼中B含有量(質量%)、[N]は鋼中N含有量(質量%)を示す}を満たし、金属組織がフェライト単相組織であって、該フェライト組織の結晶粒内に、平均粒径(短径と長径の平均値):0.1〜2μmのBNが120〜500個/mm析出していることを特徴とする軟磁性鋼材。 (もっと読む)


【課題】フェライト系ステンレス鋼とオーステナイト系ステンレス鋼との異材溶接構造を有する水素用電磁バルブのガイドチューブにおいて、高圧水素ガスとの接触による水素脆性亀裂の発生を防止する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼とオーステナイト系ステンレス鋼との溶接金属の組織をオーステナイト量が50%以上(100%でも可)であって、残部がフェライト及び/又はマルテンサイト組織とすると共に、溶接金属の硬さが150〜320HVとなるようにする。 (もっと読む)


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