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Fターム[4K061CA12]の内容

Fターム[4K061CA12]に分類される特許

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【課題】耐スポーリング性に優れ、被加熱物と炉心管との反応を抑制して高能率な熱処理を可能とする大型の外熱式ロータリーキルンを提供する。
【解決手段】炉心管34は、金属材料から成る円筒状の外管52と、その外管52の内側に挿入されたセラミック材料から成る円筒状の内管54とを、備え、その内管54は、軸心方向の一方の端部外周に雄ねじ部58が形成されると共に他方の端部内周に雌ねじ部60が形成された円筒状の部分管56が、その雄ねじ部58及び雌ねじ部60の螺合により軸心方向に複数連結されて構成されたものであることから、例えば径寸法500mmφ×長手寸法5mといった比較的大型の炉心管34を作成できることに加え、雄ねじ部58及び雌ねじ部60の螺合によりそれら複数の部分管56の連結を行うことで、粉体状の被加熱物の漏れが抑制されて十分な気密性及び耐スポーリング性を保証できる。 (もっと読む)


【課題】 キルン本体端部を効果的に冷却処理して保護することの可能なロータリーキルンを提供する。
【解決手段】 キルン本体3の後端部に備えられる出口フード10にキルン本体3の外周面に沿って環状のシール材固定片14を突設し、このシール材固定片14の先端部には外気侵入防止用のシールプレート15の基端部を固着する一方、このシールプレート15の遊端部をキルン本体3外周面に当接させると共に、これらキルン本体3外周面とシール材固定片14とシールプレート15とで形成される隙間空間16に冷却用の外気Aを導入させる外気導入手段を備える。そして、処理物Rを焼却・焼成処理するときには、外気導入手段より適量の冷却用外気Aを導入させることにより、キルン本体3端部を効果的に冷却処理して保護する。 (もっと読む)


【課題】排気効率を向上させ、キャリアガスの流量を削減することができる酸化物超電導線材の熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置1は、外筒2と内筒3により形成された円筒状の熱処理空間4を備えた炉芯管と、この炉芯管の外周に配置されたヒータ5と、熱処理空間4内部に炉芯軸に対して回転可能に配置されたYBCO超電導前駆体膜を有するテープ状線材を巻回するための多数の貫通孔6aが形成された円筒状の回転体6と、外筒2と回転体6との間に配置された多数のガス噴出孔7aを備えたガス供給管7と、雰囲気ガスを回転体6と内筒3との間から排出するためのガス排出路8とを備え、ガス排出路8は内筒3と回転体6の間に配置された外側円筒体11とこの内部に同心状に配置された内側円筒体12により形成された円筒状のガス排出路13を有するガス排出管14により形成されており、円筒状の回転体6に巻きつけられテープ状線材の全長に亘って均一な反応を行わせることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】昇温工程において製品から発生する腐食性ガスによる炉体構築用材料の腐食を防止することができる腐食性ガスを発生する製品の焼成炉を提供する。
【解決手段】鋼板製の外皮14と保温材15とからなる炉体外郭の内部に、耐食性鋼板材料17からなるマッフル室16を設け、その内部に製品を搬送しながら昇温する。炉体外郭とマッフル室16との間の隙間を加熱空気の流路20として腐食性ガスの露点以上の加熱空気を流し、マッフル室16を構成する耐食性鋼板材料17の腐食を防止する。流路20内の圧力をマッフル室16内の圧力とバランスさせることが好ましく、加熱空気を炉入口部においてマッフル室16内に導入して炉入口部11の加熱と、炉入口部11における腐食性ガスの希釈とを行わせることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】回転支持軸を内容物取り出し手段として利用したロータリーキルンにおいて、自重の重い大型キルンや、重い被処理粉粒体の場合には、キルン本体と投入パイプ、出口パイプとの接続部に応力軽減され、その部分が折れたりすることを防止可能なロータリーキルンを提供する。
【解決手段】内容物の投入側では、投入パイプ4をキルン1の内部に延長し、複数枚のリブ7をコニカル31の内側に設け、出口側では、出口受けパイプ30をキルン1内部に延長し、複数枚のリブ7をコニカル31の内側に設け、その中心に出口パイプ6を当て板10を介して取り付け、その先端にキャップ3を介し樋9を取り付ける。 (もっと読む)


【課題】炭素を含有する耐火物の熱処理あるいはタールやピッチ等を含浸した耐火物の熱処理において使用される金属製マッフルの変形を防止し、さらにそれを使用した昇降式焼成炉を提供すること。
【解決手段】金属製マッフル1を、マッフル蓋2と底板3とから構成し、マッフル蓋2を、底のない天井を有する箱型または円筒型として全面を波形金属板から構成するとともに、マッフル蓋2の下部にシール枠11を設けた。マッフル蓋2下部のシール枠11を底板3表面の溝12に嵌合し、金属製マッフル1を密閉状態とする。昇降式焼成炉で使用する際は、マッフル蓋2を炉内に設置し、底板3を昇降式炉床に設置する。 (もっと読む)


【課題】
ロータリーキルン方式の熱分解装置の熱分解ガスまたは加熱空気を、大気に漏洩することを防止するための金属接触によるガスシールにおいて、シールに用いる材料の磨耗を低減できる材料を選定することである。
【解決手段】
固定リングと回転リングの金属接触によるガスシールにおいて、固定リングと回転リングに適用する材料の一方を、高硬度の材料となるように組み合わされた構成とすることにより、固定リング及び回転リングの金属接触による磨耗を低減することができる。 (もっと読む)


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