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Fターム[4K070AA02]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 製造鋼 (143) | 低合金鋼 (16)

Fターム[4K070AA02]に分類される特許

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【課題】MgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に2.5%以下にする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉の脱炭処理では、転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。これに加え、取鍋精錬時に使用するフラックスを所定の組成にする。 (もっと読む)


【課題】一次精錬から二次精錬にわたる工程においてMgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に3.0%以下にできるようにする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉における脱炭処理を行うに際し、当該転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。 (もっと読む)


【課題】スラグ品質を確保するのに十分なスラグ冷却速度が得られるとともに、冷媒由来の廃水が生じない若しくは廃水量をきわめて少なくすることができるスラグの冷却処理方法を提供する。
【解決手段】冷媒噴射手段により、加圧気体と液体とからなる2流体混合冷媒を噴射し、噴射された液体粒子を高温スラグに衝突させることにより、スラグを冷却する。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含まない媒溶剤を使用して効率的な脱燐処理を確保しつつ、路盤材化の可能な脱燐スラグを安定して得ることのできる溶銑脱燐スラグの製造方法を提供する。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて溶銑に酸素源を供給しながら脱燐処理を行う際に、螢石などのハロゲン化物を用いることなく、使用する生石灰の75質量%以上を粉体状にして、気体酸素源とともに上吹きランスから溶銑浴面に吹き付けるとともに、脱燐処理後のスラグ塩基度(CaO/SiO2)を2.3〜3.5に、かつAl23含有率を5〜10質量%に制御することを特徴とする溶銑脱燐スラグの製造方法である。前記の方法において、使用する生石灰のうち、粒径が5mm以上の塊状生石灰の使用原単位を溶銑1トン当り5.2kg以下とするか、または、脱燐処理に使用するAl23源として、SiCを2質量%以上含有するAl23含有廃耐火物を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 上吹転炉または不活性ガス底吹撹拌式の上底吹転炉を用いて含Cr低合金鋼を溶製する際に、転炉耐火物の溶損を防止し且つ取鍋でのCr含有合金鋼屑の溶け残りを防止しつつ安価な大形のCr含有合金鋼屑をCr源として活用した溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉及び取鍋精錬炉を経て含Cr低合金鋼を溶製するに際し、大形のCr含有合金鋼屑を予め入れ置きした取鍋に転炉で精錬した溶鋼を出鋼するか、または、転炉から取鍋に出鋼した溶鋼に大形のCr含有合金鋼屑を供給し、その後、前記溶鋼を溶鋼の加熱機能及び撹拌機能を有する取鍋精錬炉で精錬する。 (もっと読む)


少なくとも1種の卑金属と少なくとも1種の付加的な合金成分とを含有する金属溶融物を溶融容器の内部で前記金属溶融物を覆うスラグの存在下に溶製する方法。金属溶融物の合金成分を富化するために、合金成分を5〜10重量%、溶融冶金上無害な揮発性成分を5〜10重量%、硫黄を5重量%以下、及びその他の合金成分とスラグ生成材との少なくとも一方を含有する合金成分含有添加材料を前記金属溶融物に供給する。この添加材料は鉱石からの浸出処理と沈殿により水酸化物及び/又は炭酸塩の形態で得られる。本発明は更に係る添加材料にも関する。
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【課題】本発明は、転炉での精錬時間の延長を招くことなく、安価に、且つ安定してCr濃度が3質量%以下の低Cr合金鋼を溶製可能な低Cr合金鋼を溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】転炉及び二次精錬装置からなる精錬プロセスを用い、Cr濃度が3質量%以下の低Cr合金鋼を溶製する方法を改善した。新しく開発した方法は、まず、転炉での酸素吹錬の段階で、溶鋼の脱炭酸素効率が100%となるC濃度の最小値に到達するほぼ1分前に、サブランスで1回、溶鋼の成分及び温度を測定し、該酸素吹錬を終了する時の溶鋼の仮目標とするC濃度及び温度を予測してから、該溶鋼を出鋼し、その後、二次精錬装置としてVOD方式のものを採用して、該VODでの二次精錬により前記溶鋼の最終目標とするC濃度及び温度への調整を行うものである。 (もっと読む)


【課題】 同一の転炉型容器を用いて脱燐処理と脱炭処理とを中間に排滓工程を挟んで連続して実施して溶銑から溶鋼を製造する際に、脱燐用精錬剤にフッ素源を配合しなくても脱燐処理することができ且つ中間排滓を充分に行うことができる製鋼方法を提供する。
【解決手段】 転炉型容器に溶銑を装入し、該溶銑にCaO系媒溶剤を主体とする脱燐用精錬剤と酸素源とを供給して脱燐処理を行った後、該脱燐処理で生成した脱燐スラグの少なくとも一部を転炉型容器から排出し、その後、転炉型容器内の溶銑に酸素源を供給して脱炭処理を行い、溶銑から溶鋼を製造する製鋼方法において、脱燐処理では、処理後に生成される脱燐スラグの塩基度(質量%CaO/質量%SiO2 )を2.5以下とするとともに、脱燐用精錬剤の一部として酸化チタン源または/及びAl23 源を使用し、且つ、脱燐処理後には、生成した脱燐スラグの60質量%以上を転炉型容器から排出する。 (もっと読む)


【課題】二次精錬における条件と転炉における製造条件を適切に制御することによって、硬質な非圧延介在物が低減されて伸線性と疲労特性の高められた鋼線材を得るための鋼材を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】転炉に装入する主原料を、溶銑、冷銑および屑鋼とすると共に、これら主原料全体に対する割合で溶銑:96〜100%(質量%の意味、以下同じ)、冷銑:4%以下(0%を含む)および屑鋼:2%以下(0%を含む)とし、且つ全主原料中の平均P濃度を0.02%以下として転炉吹錬を行ない、転炉吹錬終了後の二次精錬時における溶鋼撹拌ガス流量を、溶鋼1t当り0.0005Nm3/分以上、0.004Nm3/分以下とし、次いで連続鋳造におけるタンディッシュ内にパージするAr流量をタンディッシュ内の溶鋼1t当り0.04Nm3/分以上、0.10Nm3/分以下として操業する。 (もっと読む)


【課題】Pbフリーであっても良好な被削性(特に仕上げ面粗さ)を発揮すると共に、連続鋳造方法によって生産性良く製造することのできる低炭素硫黄快削鋼を製造するための方法を提供する。
【解決手段】低炭素硫黄快削鋼を製造するに当り、転炉から取鍋へ出鋼して溶鋼処理するに際して、成分調整のため添加するFeMn合金およびFeS合金の70%以上を転炉出鋼時に添加すると共に、前記取鍋は前回受鋼した溶鋼中のSi含有量が0.20%以下およびAl含有量が0.030%以下の取鍋を使用するか、或は取鍋を施工してから溶鋼処理を全く行なっていない取鍋を使用し、溶鋼処理後の溶鋼中のSi含有量を0.0020%以下、Al含有量を0.0015%以下に制御する。 (もっと読む)


【課題】 1基の転炉を用いて溶銑から溶鋼を製造するに当たり、転炉の生産性を阻害することなく、冷鉄源の配合量を従来に比べて増大させることができ、且つ、装入した冷鉄源を効率的に溶解することのできる転炉製鋼方法を提供する。
【解決手段】 第一工程として冷鉄源15及び溶銑14を転炉2に装入し、第二工程として気体酸素を上吹きまたは底吹きするとともに炉底から不活性ガスを吹き込んで溶銑を攪拌しながら脱燐剤17を添加して溶銑の脱燐処理を実施し、第三工程として転炉を傾動させて第二工程で生成したスラグ16を炉外へ排出し、第四工程として転炉を元の直立した状態に戻して溶銑の脱炭吹錬を実施する転炉製鋼方法において、第二工程の終了時点には、第1工程で装入した冷鉄源の総質量に対して質量比で60%以下の冷鉄源が未溶解で残留するように、冷鉄源の転炉内への装入量を調整する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼炉内集塵ロスを低減し添加回収金属の回収率を高める複合還元剤の提供。
【解決手段】金属アルミニウム材料、金属マグネシウム材料、金属チタニウム材料、金属シリコン材料若しくは炭素材料、又は、それら材料を複数含む複合材料を主成分とする還元性原料と、金属酸化物原料とを含むテルミット酸化還元反応剤であって、該金属酸化物原料が、酸化鉄と、亜鉛、銅、ニッケル、コバルト、ガリウム、錫、ゲルマニウム、鉛、バナジウム、モリブデン、アンチモン、クロム、ニオブ、タンタル、インジウム、カドミウム及びマンガンからなる群から選ばれた酸化物とを含み、これら粉粒状体を結合させるバインダー中に存在し、造粒・成形されてなる複合還元剤。 (もっと読む)


【課題】 多大な電力量を消費することもなく、また、広大なスペースを要せず、かつ、天井扉を確実に閉塞させることができる溶解炉の包囲体用の開閉扉を提供すること。
【解決手段】 溶解炉1へ原料を装入するための開口部2を天井壁部3および前部壁部4に有し、集塵のための吸引口16を内包する溶解炉包囲体5において、この溶解炉包囲体5の天井壁部および前部壁部4の開口部2を外側から覆う外扉9と、天井壁部の開口部2を内側から覆う天井部内扉10とを有し、かつ前記外扉9に前記天井部内扉10は固定され、外扉9と天井部内扉10が同時に横行して開閉可能にされ、天井部内扉10の下面は吸引口16に近い部分が吸引口16から遠い部分に比べて高くなる傾斜面15とした。 (もっと読む)


【課題】 保管されている特殊元素を含む多数のクロップ中からチャージの目標成分を達成するうえで有利なクロップを優先的に選択してチャージに投入し、クロップのリサイクルを図る方法を提供する。
【解決手段】 クロップ置き場に保管されている各クロップの重量及び合金成分を記憶させておき、チャージ毎に一次足切りを行って選定対象クロップを絞る。次にチャージの目標成分元素数と各クロップの合金成分元素数との差を演算して複数のテーブルに分類し、また各テーブル内においては目標成分がある元素についてのクロップの実績成分値が高い順に配列することにより全クロップについて優先順位を決定する。その後、優先順位の高いクロップから、そのクロップを投入しても重量オーバーにならないか、成分オーバーにならないかをチェックしつつ、当該チャージに投入する。 (もっと読む)


【課題】 信号ライン用のガイドシステム、温度及びあるいは濃度測定用の装置及び使用を提供することである。
【解決手段】 浸漬センサ1の浸漬端が溶融物容器3の横方向スクリーン2を貫いて溶融スチール4に浸漬される。浸漬センサ1の浸漬端位置には、酸化アルミニューム及びグラファイトの混合物から作製した外部保護シースが含まれる。冷却材の配合物が空気供給ライン6と水供給ライン7とを通して混合物として供給管8に導入される。混合物はこの供給管8を通して送られ、ガイドシステム9の、冷却材チャンバを画定する外側壁に配置した入口10を通して送られる。使用済みの冷却材は出口11を通してガイドシステム9から排出され得る。 (もっと読む)


【課題】 介在物個数の低減と介在物サイズの微細化を安定して達成することが可能な薄板向鋼板用鋳片とその製造方法を提供すること。
【解決手段】 薄鋼板用鋳片で制約を受けるMnやSiそしてAl含有量に依存しない、介在物性欠陥の少ない鋳片とその製造方法を提供するために、C、Mn、Si、P、S、Al、Ti、Mg、N、酸素を適量含む炭素鋼溶鋼を溶製する際に、脱炭を行なった後、減圧雰囲気でC脱酸を行なって溶鋼中の酸素濃度を300ppm 以下とし、その後、Ti、Zr、またはTi、Ceの順で金属または合金として添加して脱酸し、その後必要に応じてAlを添加して介在物欠陥の少ない薄鋼板用鋳片を製造した。 (もっと読む)


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