説明

Fターム[4K070BA05]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 吹錬 (388) | 上吹き (55)

Fターム[4K070BA05]に分類される特許

21 - 40 / 55


【課題】脱りんを行うに際して、脱りん効率を低下させることなくスラグのフォーミングを確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】脱りん用精錬容器1の溶銑3の脱りん処理中に、スラグSのフォーミングを抑制するために投入する酸化鉄源を投入するに際し、投入する酸化鉄源を、球換算直径が10mm〜50mmの粗粒酸化鉄源M1と、球換算直径が3mm〜10mmの細粒酸化鉄源M2とし、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入量を式(1)を満たすように設定し、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入の際には、細粒酸化鉄源M2を投入後に粗粒酸化鉄源M1を連続的に投入している。 (もっと読む)


【課題】蛍石に代表されるハロゲン化物を使用しない転炉型溶銑脱燐処理において、高能率で低燐濃度の溶銑を製造することと、転炉炉内の地金、スラグの付着量を低減することを両立する溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に酸素ガスを12分間以内供給し、蛍石に代表されるハロゲン化物を用いることなく、溶銑を脱燐処理する。この際、粒径が150μm以下の粉状の生石灰5kg/溶銑トン以上を、酸素ガスとともに、テーパーノズルを中心ノズルを除いて4以上12以下備える上吹きランスを介して、溶銑の表面に吹き付けて脱燐を行う。 (もっと読む)


本発明は、重量%で、C:0.03〜0.13%、Si:0.1%以下、Mn:0.7〜2.0%、P:0.05〜0.15%、S:0.2〜0.5%、B:0.001〜0.01%、Cr:0.1〜0.5%、Ti:0.05〜0.4%、N:0.005〜0.015%、及びO:0.03%以下、並びに残部Fe及びその他の不可避不純物を含む無鉛快削鋼に関し、上記無鉛快削鋼は、線材の圧延方向の断面において、粒子サイズ5μm以上のMnS介在物が300〜1,000個/mmの範囲で存在することができる。また、本発明は、鋼材製造段階において全酸素量を段階別に適切に制御して環境に優しい無鉛快削鋼を製造する方法に関する。
(もっと読む)


【課題】 Mn鉱石をMn源として使用して、転炉と真空脱ガス設備とを組み合わせて高Mn極低炭素鋼を溶製するにあたり、複数回のAlの成分調整を必要とせずに、1回のAl脱酸処理のみで溶鋼中Al含有量を調整する。
【解決手段】 転炉から出鋼後の溶鋼を真空脱ガス設備にて真空脱炭精錬及びAl脱酸処理して、Mn量が0.4〜2.0質量%以下の高Mn極低炭素鋼を溶製するに際し、転炉ではMn源としてMn鉱石を投入して脱炭精錬し、真空脱炭精錬後のAl脱酸処理では、下記の(1)式で算出される投入量と一致する量のAl系脱酸剤を添加する。尚、(1)式において、WAL:溶鋼トンあたりの脱酸剤投入量、A:溶鋼トンあたりのAl目標値、[O]:溶鋼中酸素濃度、ΔMn:出鋼直後から真空脱炭精錬後の溶鋼中Mn濃度変化(質量%)、B:脱酸剤のAl純分、α、β、γ:定数である。 WAL=(A+α×[O]+β+γ×ΔMn)/B…(1) (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理や脱炭処理等により発生する製鋼スラグの処理方法において、金属酸化物から鉄や有価金属等の回収を行うとともに、f−CaOを低減させる反応を促進させ、さらに、還元剤の燃焼によるCO発生を低減させる。
【解決手段】本発明は、反応容器に装入された溶融状態の製鋼スラグにSiO含有物質および還元用物質を添加し、製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う製鋼スラグの処理方法であって、還元用物質の一部または全部として、K値(= (H−O/2)/C)が1以上である廃プラスチックを使用する。 (もっと読む)


【課題】酸素により脱炭吹錬を実施する際、上吹きランスから窒素ガスを吹きつけることにより、溶鋼の窒素濃度を上昇させる方法において、高窒素鋼を安価・安定に溶製することを実現する窒素含有鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】酸素および窒素を含むガスに含まれる窒素供給量の酸素および窒素の供給量の総和に対する比率である窒素混合比の変更点を、全吹錬時間に対する吹錬経過時間の比率である吹錬経過時間率が60〜80%の範囲であることを条件として高め、該変更点以降は、前記窒素混合比の平均値を7%以下とし、該変更点より前は、前記窒素混合比の平均値を、前記変更点以降の窒素混合比の平均値の50%以上とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理工程における転炉内の溶銑の脱リンを速やかに行うことができる溶銑の脱リン処理方法を提供する。
【解決手段】転炉1内の溶銑の表面に上吹きランス2から酸素ガスジェットを吹き付ける溶銑の脱リン処理方法において、先端部にノズル角度の異なる3種類以上のランス孔3を備えた上吹きランス2を用い、上吹きランス2を垂直な軸線のまわりに5〜15rpmで回転させながら、溶銑表面のスラグ層Sを貫通しない流速で酸素ガスジェットを吹き付け、スラグ層Sを介して脱リンを行わせる。スラグ層Sの表面全体が速やかに溶融し、脱リン速度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】溶鉄を精錬して一般鋼やステンレス鋼を溶製する場合において、精錬初期から中期にかけての高酸素ガス流量時点でのスピッティングおよびダストの発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期の酸素ガス流量低下時点での鉄やクロムの酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】それぞれ3個以上のノズルからなる2種類のノズルを有し、合計ノズル数は偶数であり、2種類のノズルの傾斜角度は相互に5度以上15度以下の範囲で異なり、各ノズルが円周方向に交互に配置され、傾斜角度の小さいノズルの適正膨張絶対圧力P0P1と傾斜角度の大きいノズルの適正膨張絶対圧力P0P2を、精錬中のノズル入口側絶対圧力P0の最大値P0maxに対して、下記(1)式かつ(2)式の範囲に限定した溶鉄精錬用ランスを使用して精錬する。
0max/2.0≦P0P1≦P0max/1.3 (1)
0max/1.3<P0P2≦P0max/0.8 (2) (もっと読む)


【課題】 酸素含有ガスの供給経路と酸化鉄の供給経路とが分離された上吹きランスにおいて、酸化鉄との接触などによる損耗によって酸化鉄供給経路を形成する鋼管に破孔が生じても、酸素含有ガス供給経路への酸化鉄の混入を防止することのできる精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 上記課題は、酸化鉄を搬送用ガスとともに供給するための酸化鉄供給経路(最内管8の内部)と、この酸化鉄供給経路の周囲に設けられた、空気、還元性ガス、炭酸ガス、非酸化性ガス、希ガスのうちの何れか1種または2種以上のガスが存在する緩衝空間(内管7と最内管8との間隙)と、この緩衝空間の周囲に設けられた酸素含有ガスを供給するための酸素含有ガス供給経路(中管6と内管7との間隙)と、を備える上吹きランス1によって解決される。 (もっと読む)


【課題】 転炉吹錬において、高炭素域での高送酸速度吹錬時の鉄飛散やダスト発生を低減し、且つ、吹錬末期での低送酸速度吹錬時の鉄酸化を抑制する。
【解決手段】 ラバールノズルが設置された上吹きランスを用い、溶湯の炭素濃度に応じて異なる送酸速度で吹錬するに際し、炭素濃度0.6mass%超えの高炭素域での送酸速度FS(Nm3/hr)から定まるラバールノズル1孔当たりの送酸速度FhS(Nm3/hr)とラバールノズルのスロート径Dt(mm)とに対して下記の(1)式を満足するノズル背圧Po(kPa)を定め、このノズル背圧Po(kPa)と、雰囲気圧Pe(kPa)と、前記スロート径Dt(mm)とから、下記の(2)式により得られる出口径De(mm)を有するラバールノズルを備えた上吹きランスを用いて吹錬する。
Po=FhS/(0.00465×Dt2)…(1)
De2≦0.185×Dt2/{(Pe/Po)5/7×[1-(Pe/Po)2/7]1/2}…(2) (もっと読む)


【課題】 同一の転炉型容器を用いて脱燐処理と脱炭処理とを中間に排滓工程を挟んで連続して実施して溶銑から溶鋼を製造する際に、脱燐用精錬剤にフッ素源を配合しなくても脱燐処理することができ且つ中間排滓を充分に行うことができる製鋼方法を提供する。
【解決手段】 転炉型容器に溶銑を装入し、該溶銑にCaO系媒溶剤を主体とする脱燐用精錬剤と酸素源とを供給して脱燐処理を行った後、該脱燐処理で生成した脱燐スラグの少なくとも一部を転炉型容器から排出し、その後、転炉型容器内の溶銑に酸素源を供給して脱炭処理を行い、溶銑から溶鋼を製造する製鋼方法において、脱燐処理では、処理後に生成される脱燐スラグの塩基度(質量%CaO/質量%SiO2 )を2.5以下とするとともに、脱燐用精錬剤の一部として酸化チタン源または/及びAl23 源を使用し、且つ、脱燐処理後には、生成した脱燐スラグの60質量%以上を転炉型容器から排出する。 (もっと読む)


【課題】転炉での生産性を確保し、炉口や炉内側壁耐火物を損傷させず、地金の付着状態を良好に管理する精錬炉の操業方法。
【解決手段】炉内付着地金の分布状態に応じて、吹錬専用ランス5又は地金溶解ノズル7の併設ランス5'を選定し、いずれのランスも1ヒート以上に継続して交互に使用する。目視観察又はモニターカメラで付着地金分布を観察し、それに基づき所定のランスに切替える。地金溶解ノズル併設ランスを用いるヒートの場合には、初期の炉内ガス流れの乱れ鎮静化までと末期のサブランス計測以降を除く中期に地金溶解用ノズル7から酸素を、吹錬用酸素の3〜10%の範囲で吹き込む。初期及び末期には、積極的な地金溶解はせず、地金溶解用ノズル7からは主としてパージガスを流し、目詰まりを防止する。地金溶解用酸素の噴射方向は、ランスに対し40〜90°の下向きとする。 (もっと読む)


【課題】狭隘な空間での、長尺なランスの吊り下げ作業に好適な、ランスを、クレーンなどで吊り込む際に支持する装置およびその装置を用いたランスの吊り込み作業方法を提供する。
【解決手段】軌道10上を移動する走行台車2と、前記走行台車上に移動可能に設けられたランス支持手段3とを有し、前記走行台車は前記軌道上を移動するための駆動手段11と前記軌道からの浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段12と前記ランス支持手段を移動するための駆動手段7を備え、前記ランス支持手段は、前記走行台車の走行方向と直角方向に移動可能とする。ランスの吊り込み方向と略直角方向に敷設した軌道上に、ランス吊り込み作業用装置1を配置し、前記ランス頭部の吊り上げ量に応じて前記ランス吊り込み作業用装置における前記ランスの先端部の位置を移動させる。 (もっと読む)


【課題】高いMn歩留まりを確保しつつ、脱燐反応を促進させて効率的な溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】溶銑にCaO源を主体とする精錬剤と酸素源を添加して脱燐処理を行う方法において、処理後のスラグの塩基度が2.2超え3.5以下、T.Fe濃度が10〜30mass%となり、且つ溶銑の処理終点温度が1320℃以上となるように、溶銑を脱燐処理する。従来では操業上好ましくないと考えられてきた条件を敢えて組み合わせることにより、高いMn歩留まりを確保しつつ、脱燐反応を促進させて効率的な溶銑脱燐を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】脱燐反応を促進させて溶銑を効率的に脱燐処理することができ、且つ脱燐・脱炭の両工程を含めたトータルのMn歩留まりを十分に高める溶銑精錬方法を提供する。
【解決手段】同一の転炉型容器を用い、溶銑にCaO源を主体とする精錬剤と酸素源を添加し、処理後のスラグの塩基度が2.2超え3.5以下、T.Fe濃度が10〜30mass%となり、且つ溶銑の処理終点温度が1320℃以上となるように脱燐処理を行った後、脱燐スラグの排滓率が60mass%以上となるように排滓し、引き続きMn鉱石を添加して脱炭処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 、原料溶銑中に含有されているP分を転炉吹止時において残留させることによってFe-Pの使用量を削減して高りん鋼の溶製コストを低減するとともに、出湯後の成分調整を可能にして目標成分への的中率を高める高りん鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 スロッピングを抑止できることを条件として、可及的に低い塩基度を有する転炉スラグを生成せしめて転炉製錬を行うこととする。ここに塩基度とは、転炉スラグ中のCaO含有量(mass%)に対するSiO2含有量(mass%)の比をいう。また、高りん鋼とは、Pの含有量が0.05mass%以上の鋼をいう。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べて少ない石灰の使用量であっても、しかも、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、従来と同等の脱燐効率で脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする媒溶剤を添加し、酸素源として気体酸素源及び/または固体酸素源を供給して、添加したCaOを主体とする媒溶剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、CaOを主体とする媒溶剤に加えて、酸化アルミニウムを含有する煉瓦屑と、酸化チタンを含有する物質と、を媒溶剤の一部として使用し、脱燐処理の開始直後から前記煉瓦屑を供給し、該煉瓦屑の供給が完了した後に前記酸化チタンを含有する物質を供給する。 (もっと読む)


【課題】 Ni、Mo、Cuのうちの少なくとも1種以上を合金成分とする鉄スクラップと溶銑とを、鉄源として用い、これらの合金元素のうちの少なくとも1種以上を合金成分として含有する溶鋼を溶製するに際し、前記鉄スクラップの溶け残りを発生させることなく、前記鉄スクラップの使用量を最大限多くすることのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 Ni、Mo、Cuのうちの1種または2種以上を合金成分として含有する鉄スクラップを脱燐精錬用転炉1に装入し、次いで該脱燐精錬用転炉に溶銑8を装入して脱燐処理を実施し、その後、前記脱燐処理により得られた脱燐溶銑10を脱炭精錬用転炉4に装入して脱炭精錬を実施し、Ni、Mo、Cuのうちの1種または2種以上を合金成分として含有する溶鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼精錬用ランスを構成する内管からの水漏れの危険を解消し、内管の製造コストを大幅に削減するとともに、ランス自体の交換頻度を大幅に低減するとともにノズルの交換を簡単に行うようにして、真空槽の使用時期(操業回数)に応じてノズルを最適なものに交換する。
【解決手段】内管21と、外管23と、内管23の先端に設けられるスパイクノズル24又はラバールノズル25とを有する多重管構造を備え、この内管21が非水冷構造を有するとともに、スパイクノズル24又はラバールノズル25ノズルが内管21に脱着自在に設けられる溶鋼精錬用ランス20である。 (もっと読む)


【課題】付着地金となるスピッティング粒鉄が炉口へ付着し難くする。
【解決手段】上底吹きの転炉で上吹きランス7から酸素を吹き込んで吹錬を行う転炉の吹錬方法において、上吹きランス7から酸素を吹き込む送酸速度を、排ガスの空塔速度や湯面から炉口までの高さ等に基づいて調整する。 (もっと読む)


21 - 40 / 55