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Fターム[4K070BD07]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 制御 (486) | 制御因子 (382)

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【課題】ダスト発生量を低減して鉄歩留りを向上できる転炉吹錬方法を提供する。
【解決手段】ラバールノズルを有する上吹きランスから溶湯に酸素ガスを吹き付けて、脱炭吹錬を行う。この際、脱炭吹錬を、初期、中期、および末期からなる3段階に分けて吹錬する。初期の吹錬では、P=(ρ/2g)・V/1000で定義される湯面動圧Pと、S=S(1−γ)で定義される全火点面積Sとが所定の範囲となるように吹錬する。中期および末期の吹錬では、湯面動圧Pが、それぞれの所定の範囲となるように、上吹きランスに設けられたラバールノズルの数n、ノズル傾角θ、自由噴流広がり角φ、出口径deに応じて、酸素ガス噴出流速V、および/または、ランス高さLhを調整して、吹錬する。これにより、ダスト発生量が低減でき、吹錬が短時間とすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】転炉吹止め時における溶鋼中りん濃度の制御精度を高めることが可能な転炉吹錬制御方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、転炉吹錬時における排ガス成分及び排ガス流量を定期的に測定して、測定値を得る測定工程と、転炉吹錬の操業条件及び測定工程で得られた測定値に基づいて脱りん速度定数を推定する定数推定工程と、推定された脱りん速度定数を用いて、転炉吹錬中の溶鋼中りん濃度を逐次推定する濃度推定工程と、推定された溶鋼中りん濃度が目標溶鋼中りん濃度以下であるか否かを判断する濃度判断工程と、該濃度判断工程で、推定された溶鋼中りん濃度が目標溶鋼中りん濃度を超えていると判断された場合に、濃度推定工程で推定される溶鋼中りん濃度が目標溶鋼中りん濃度以下となるように、転炉吹錬の操業条件を変更する変更工程と、を有する、転炉吹錬制御方法とする。 (もっと読む)


【課題】 炉底に2列の底吹き羽口群を有する底吹き転炉を用い、炉体使用回数の初期から末期まで安定して溶融鉄の揺動を抑制して溶銑を脱炭精錬する。
【解決手段】 羽口列間隔をDとする、2列の底吹き羽口7を有する底吹き転炉1を用い、溶融鉄10に底吹き羽口から酸素ガスを吹き込んで精錬するにあたり、(1)式よって算出される底吹きガスにより発生する溶融鉄の揺動の振幅Aが、静止したときの溶融鉄浴面から出鋼口までの距離Hよりも小さくなるように、(2)式で示される(1)式における定数aの値を、酸素ガス流量QO2、炉内のスラグ質量VSL、炉内への冷鉄源の装入量MSCのうちの何れか1種以上を調整することによって決定する。但し、fは揺動の振動数、α、β、γ、δは操業実績によって定まる係数である。
A=(a/D)×[1/(2πf)2]…(1) a=α×QO2+β×VSL+γ×MSC+δ…(2) (もっと読む)


【課題】転炉での脱炭処理において、スピッティングを抑制して耐火物寿命を維持しつつ高速処理を実現することができる溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備脱りん処理後の溶銑に対し、転炉内で上吹きランスからの酸素の供給速度を溶銑1トン当たり4.0〜5.5Nm3/minとする高速脱炭処理を行うに際し、処理開始時にカルシウムフェライトを含む精錬剤(FetO/(CaO+FetO)比が57〜74質量%)を投入するとともに、上吹きランスの高さを下記(2)式または(3)式を満足するように制御する。ここで、L:酸素ジェットによる鋼浴の凹み深さ(mm)、L0:鋼浴深さ(mm)である。
L/L0≦0.04 (酸素吹付け開始〜全酸素吹付け時間の30%経過) …(2)
L/L0≧0.07 (全酸素吹付け時間の30%経過後〜酸素吹付け終了) …(3) (もっと読む)


【課題】内張り耐火物の表面温度を直接的に測定する場合にもメンテナンス性や耐久性が悪化しないようにして、精度良く吹錬中の放熱ロスを予測する。
【解決手段】装入する溶銑及びスクラップの情報から、吹錬終了出鋼時の溶鋼の目標成分、目標温度に必要な媒溶材と酸素量を計算する、上吹きランスを用いた転炉製鋼法における吹錬スタティック制御である。放射温度計によって転炉の内張り耐火物の表面温度を測定し、当該測定温度と時刻情報から放冷曲線を求め、その後の吹錬での温度降下を予測して熱収支計算に取り入れる。
【効果】吹錬中の放熱ロスの予測を精度良く行うことができる。また、その際の直接的な測定を放射温度計により行うので、メンテナンス性や耐久性が悪化しない。 (もっと読む)


【課題】 石灰源の一部を上吹きランスから投射して転炉内の溶銑を脱炭精錬するに際し、酸素ガスを過剰に供給することなく脱炭精錬終了時の溶湯中燐濃度を低位に安定する。
【解決手段】 底吹き羽口3から攪拌用ガスを吹き込みながら、上吹きランス2から、酸素ガスを供給すると同時に石灰源19を投射して溶銑16を転炉にて脱炭精錬するにあたり、上吹きランスからの酸素ガス流量、排ガス組成、排ガス流量、副原料投入量及び溶湯成分から酸素バランスを計算することにより求められる不明酸素量に基づいて炉内でのFeO生成量を推定し、推定したFeO生成量の推移に照らし合わせて、上吹きランスからの酸素ガス流量、上吹きランスのランス高さ、攪拌用ガス流量のうちの少なくとも何れか1種を調整し、この調整により精錬開始時から全酸素量の40体積%の酸素量を供給する時点までに、炉内でのFeO生成量を3〜30kg/溶銑tの範囲に調製する。 (もっと読む)


【課題】溶銑の脱りん吹錬の吹錬において、効率的に低りん溶銑を製造することができ、且つ、実操業にも問題なく適用することができる、吹錬方法、吹錬システム、低りん溶銑の製造方法及び低りん溶銑の製造装置を提供する。
【解決手段】 上底吹き転炉を用いて、溶銑の浴面に酸素を吹き付けるとともに粉状CaO含有脱りん剤を吹き付ける、溶銑脱りんにおける吹錬方法であって、吹錬中の排ガス流量、排ガス成分、上底吹きガス流量、副原料投入量及び溶銑成分から酸素バランスを計算して得られる炉内蓄積酸素量原単位を逐次求め、吹錬初期における炉内蓄積酸素量原単位の値が所定値以上となるように、粉状CaO含有脱りん剤の投入開始時期を制御することを特徴とする吹錬方法とし、当該方法を用いた吹錬システム、低りん溶銑の製造方法や製造装置とする。 (もっと読む)


【課題】転炉の炉口からのガスの回収を行いつつ副原料を投入して精錬処理を行うに際し、副原料を簡単に溶湯に到達させることができるようにする。
【解決手段】転炉1の炉口2側からガスの回収を行っている状態で、転炉1内の溶湯に炉口2を介して副原料Mを投入する溶湯の精錬処理であって、転炉1の炉口2におけるガス通過速度Vgが副原料Mの終末速度よりも小さくなるようにする。副原料Mは石灰を含有するものであっても、ダストであってもよい。 (もっと読む)


【課題】転炉への燃焼ガス投入初期段階において、冷却水流量調節弁のハンチングにより冷却水噴霧量が過剰/過少にならないようにして、安定制御領域に到達するまで、急激な温度変化を抑制するための転炉排ガス冷却装置の温度制御方法を提供する。
【解決手段】転炉排ガスに冷却水を噴霧して冷却する転炉排ガス冷却装置の出側の排ガス温度に応じて冷却水噴霧量の設定値をフィードバック制御して決めて冷却水噴霧量設定値になるように冷却水噴霧量をPID制御し調整する転炉排ガス冷却装置の温度制御方法において、冷却水噴霧制御開始時の転炉への燃料投入量を所定量以下に抑える。冷却水噴霧制御の制御開始時の転炉への燃料投入量は冷却水噴霧量制御の過渡応答による冷却水噴霧量過不足がでない燃料投入量とし、冷却水噴霧制御の制御開始時の転炉への燃料投入量を所定量に抑え、制御装置から冷却水噴霧量設定値と冷却水噴霧量実績値とが等しくなった安定領域に達した後、燃料投入量制限を解除する。 (もっと読む)


【課題】 実操業の整合性を考慮しつつ、いわゆる連連鋳造切れを回避することができ、工程間での物流停滞を最小化することができる製鋼プロセスの操業スケジュール作成システム及び方法、コンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】 記憶してある鋳造スケジュールに基づいて、時間軸を遡り、溶鋼搬送単位ごとに各設備での処理開始時刻及び終了時刻を特定する操業スケジュールを仮算出し、複数の転炉、二次精錬設備で処理する順序情報を溶鋼搬送単位ごとに抽出し、溶鋼搬送単位ごとに、複数の転炉、二次精錬設備、及び連続鋳造機、それぞれの間の搬送時間の上下限に関する情報を受付け、連続鋳造機における溶鋼搬送単位ごとの連連鋳造の順位に関する情報を受付け、線形計画法を用いて溶鋼搬送単位ごとの操業スケジュールを算出する。空き時間が所定時間より長い転炉が存在する場合、溶鋼搬送単位ごとの転炉を再割当てする。 (もっと読む)


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