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Fターム[4L037CT42]の内容

無機繊維 (8,808) | 特定の工程に共通する技術 (296) | 炉の構造;配置の特徴 (100) | 横型 (74)

Fターム[4L037CT42]に分類される特許

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【課題】品質低下を防止し、焼成工程の操業性を上げて低コスト化を図るための炭素繊維束糸条の製造方法を提供する。
【解決手段】二本のアクリル繊維束糸条の端部同士を、少なくとも一方の端部が耐炎化された状態、又は耐炎化された別の糸条を介して接続し、耐炎化された部位を接続部に含む連続するアクリル繊維束糸条を得た後、その連続するアクリル繊維束糸条の接続部における耐炎化された部位を、前記接続部とそれ以外の部分との色差により検出した上で、連続するアクリル繊維束糸条を焼成して炭素繊維束糸条を得る。このとき、色差により検出した部位が炭素繊維束糸条を巻き取るボビンの手前に設けられた切断装置に到達する時間を算出して、その切断装置により、接続部を含む炭素繊維束糸条を切り出して、接続部を含む炭素繊維束糸条と、接続部を含まない炭素繊維束糸条とを、それぞれ別のボビンに巻き取る。 (もっと読む)


【課題】被処理物に向けて吹き付ける空気の噴出速度を増加させても、シール室内の気体が外部へ流出することを防止できる熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理室に連設されたシール室4の外壁5に被処理物を挿通するためのスリット状の挿通口7,7´を形成し、シール室4の外壁5に挿通口7,7´を挟んで一対の加圧室9a,9bを設け、加圧室9a,9bにシール室4の外側でかつ被処理物に向かって空気を噴出する一対のノズル10a,10bを設け、シール室4内に筒状の整流部材40を挿通口7,7´に連続させて設けた。 (もっと読む)


【課題】熱処理装置外に排出された糸条からのガスの発生を防止しつつ、熱処理の生産性を向上させることができる熱処理方法を提供する。
【解決手段】熱処理装置1内を走行する糸条Fの速度を9m/min以上かつ20m/min以下の範囲としつつ、熱処理装置1の糸条出口7´における糸条Fの温度を200℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】耐炎化炉の長期稼動安定性と稼動後の炉内掃除を簡略化し、耐炎化繊維束の生産性を高めることが可能な耐炎化熱処理装置と耐炎化繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコーン系油剤が付着したポリアクリロニトリル系繊維束を酸化性雰囲気ガスで加熱するガス循環型の耐炎化熱処理装置であって、前記ポリアクリロニトリル系繊維束の進行方向に対して概略直行して酸化性雰囲気ガスを吹き込むガス導入部と、前記ガス導入部に対向して設けられている、前記酸化性雰囲気ガスを排出するガス排出部とを有し、前記ガス導入部に、直径10mmの円を内包できる開口部を有する多孔板が設けられている耐炎化熱処理装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】生産性を向上させつつ、高品質かつ均一な性能を有する炭素繊維を製造することができる炭素繊維の製造装置を提供する。
【解決手段】耐炎化炉1,2が上下方向に複数台配置され、耐炎化炉1,2と予備炭素化炉40の間に耐炎化ストランド9,10を送り出す第1駆動装置21,22を各々設け、第1駆動装置21,22と予備炭素化炉40の間に耐炎化ストランド9,10を上下方向に幅寄せする第1幅寄せ手段60を配設し、予備炭素化炉40と炭素化炉50の間に予備炭素化ストランド31,32を送り出す第2駆動装置23,24を設け、第2駆動装置23,24と炭素化炉50の間に予備炭素化ストランド31,32を上下方向に幅寄せする第2幅寄せ手段70を配設し、炭素化炉50の下流側に炭素化ストランド33,34を送り出す第3駆動装置25,26を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐炎化工程での炭素繊維束長手方向の繊度斑を解消し、安定した繊度の炭素繊維束を提供することができる耐炎化炉および耐炎化繊維束の製造方法、並びに炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】熱風が供給される熱処理室内に炭素繊維の前駆体繊維束を熱処理室に設けた出入口と折り返しロールによって走行方向を折り返しながら耐炎化処理する耐炎化炉であって、前駆体繊維束の出入口近傍の外気温度を制御する手段を設け、その温度変動が3℃以下であるようにしたことを特徴とする耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】糸条の転回手段の大型化に際しても装置の大型化を抑え、設備費を抑えることのできる繊維束の連続的熱処理方法および熱処理装置、特に炭素繊維製造用に好適な炭素繊維前駆体繊維束の連続的耐炎化方法および耐炎化炉を提供する。
【解決手段】連続的に走行する繊維束を処理可能な、繊維束の出入口を有する熱処理装置において、少なくとも2組以上の転回手段によって折り返される糸道に関して、転回手段によって折り返される糸道に関して、転回手段の径をL1、転回手段に隣接する糸道との間隔をL2としたとき、
L1>L2
の関係を満たすようにしたことを特徴とする熱処理装置。 (もっと読む)


本発明は、大きな引張強さ及び弾性率を有する炭素繊維を対象とする。本発明は、この炭素繊維を製造するための方法及び装置も提供する。この方法は、酸化オーブンを通して前駆体繊維を前進させることを含み、ここで、繊維は、酸化雰囲気において、張力荷重が酸化オーブンを通る複数のパスの間で分配された制御延伸を受け、これにより、より大きな累積延伸を達成することが可能となる。前記方法はまた、2つ以上のパスの各々において1つ又は複数の転移を繊維に経させるのに十分な制御延伸を2つ以上のパスの各々において繊維に行うことを含む。本発明はまた、互いに独立に駆動できるので、複数のパスの各々においてオーブンに加えられる延伸量を独立に制御できる、一連の複数の協調駆動ロールを有する酸化オーブンも対象とする。 (もっと読む)


【課題】ポリアクリロニトリル系前駆体などを原料とした優れた品質を有する炭素繊維を製造するための耐炎化炉および炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】複数本の炭素繊維前駆体ストランドを耐炎化熱処理する熱処理室と、前記炭素繊維前駆体ストランドが熱処理室内を横方向に折り返しながら通過するように熱処理室の入り側および出側に配置された折り返しローラとを有する耐炎化炉において、前記入り側および出側の折り返しローラーの間にローラーを設けたことを特徴とする耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束の製造方法において、生産時の炭素繊維束の強度の安定化、特に生産スタート時の炭素繊維束の強度の安定化を図ることが可能な炭素繊維束の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】炭素繊維束の製造工程における耐炎化炉循環ダクトの途中にバイパスのダクトを設け、該バイパスのダクトに集塵機を設けるとともに、さらに前記循環ダクトおよびバイパスのダクトにダンパーを設け、前記循環ダクトおよび/またはバイパスのダクトの圧力または気体流量を測定し、該圧力または気体流量が予め設定した値に達したときに集塵機の粉塵を除去することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内への外気の流入を抑制すると共に、熱処理室内で発生した分解ガスの外部への漏出を完全に遮断することで、熱処理室内の温度を維持することができ、かつ燃焼処理が必要なガス量を削減することができる横型耐炎化炉を提供する。
【解決手段】前駆体繊維Aを熱処理室2内で連続的に熱処理する横型耐炎化炉1において、熱処理2室に連設されたシール室4,4の外壁5,5に、前駆体繊維Aを挿入、挿出するためのスリット状の挿入口7,7’を開口形成し、挿入口7,7’を挟んだ上下に挿入口7,7’の外側でかつ被処理物Aに向かって空気を噴出する一対のノズル10a,10bを設け、このノズル10a,10bを単一の給気路35に接続したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電気を熱源としないことで耐炎化処理のコストを大幅に低減でき、処理室中の温度分布を低減できるアクリル繊維束の耐炎化処理装置を提供する。
【解決手段】加熱された酸化性ガスを循環しつつ、該酸化性ガスによりアクリル繊維束を耐炎化処理する耐炎化処理装置であって、前記酸化性ガスの加熱手段として、バーナーを内包する燃焼室と、該燃焼室と伝熱部を介して連通された排ガス室とを有し、該バーナーにより燃料が燃焼して発生した排ガスが該燃焼室から該伝熱部を通じて該排ガス室に送られることで、少なくとも該伝熱部にて加熱するヒーターの少なくとも2台で構成されたヒーターアレイを具備し、前記少なくとも2台のヒーターは、その伝熱部を流れる排ガスの向きが該ヒーター間で互いに対向するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】 接圧付与機能を低下させずに、ゾーン間の温度差を大きくすることができ、熱収縮による皺やうねり等を低減できる熱処理炉を提供する。
【解決手段】 原料シート4を加熱処理して製品シート40を製造する熱処理炉2であって、原料シート入口部8を形成すると共にその内部に接圧ローラー22a、22bを有する上流炉部16と、製品シート出口部12を形成すると共にその内部に接圧ローラー22d、22eを有する下流炉部18と、炉2内を上流炉部16と下流炉部18とを仕切ると共にシート搬送窓20を形成した隔壁14と、前記シート搬送窓20に取り付けた断熱ローラー22cと、炉内に備えた加熱手段32a、32b、……、36dとを有する熱処理炉とする。
(もっと読む)


【課題】安定した高強度を有する炭素繊維を製造することが可能な熱処理炉および耐炎化繊維の製造方法並びに炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】被処理物が出入りするスリット状の開口部3a、3bを、対向する2つの側壁に複数有する熱処理室2と、該熱処理室2の上方に位置し下方に向けて加熱気体を吹き出す気体吹き出し口8と、熱処理室2の下方に位置し加熱気体を吸い込む気体吸い込み口9とを有し、かつ、該気体吸い込み口9から気体吹き出し口8へ気体を循環する気体循環路を熱処理室外に設けるとともに、前記2つの側壁の外側には、シール室6a,6bを設けてなる熱処理炉1であって、前記シール室6a,6bは、上部に、加熱気体を回収する加熱気体回収口10a,10bを有し、下部に、前記加熱気体回収口から回収された加熱気体を供給する加熱気体供給口11a,11bを有することを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】炭素化炉内から発生ガスをスムーズに炭素化炉外に排出することができ、フィラメント切れや糸切れがない高品質の炭素繊維を製造可能である炭素化炉及びこれを用いた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の耐炎化繊維束をシート状に配列した耐炎化繊維束シートを、不活性ガス雰囲気下にて加熱処理する炭素化炉であって、前記耐炎化繊維束シートの走行位置の鉛直方向上部となる位置以外に排気口を有する炭素化炉。 (もっと読む)


【課題】
熱処理室内での耐炎化進行度をより均一に進めることができ、処理効率が高く、しかも、品質、特に目付斑の少ない炭素繊維を得ることができる耐炎化炉を提供する。
【解決手段】
シート状に配列した複数本の糸条を横方向に通過させて熱処理するための熱処理室と、下方に向かって熱風を吹き出す熱風吹き出し口を前記熱処理室の上部に有し、前記熱風吹き出し口は、熱風の風速を熱処理室の機幅方向に可変とする機幅方向風速制御手段を有する、耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束の太さや処理速度、さらには機幅方向の繊維束配列密度を増加させた場合も炭素化炉出入口のシール性を常に良好に保つことで、機械的特性や品位が良好で、かつ生産安定性が良好な炭素繊維束の製造装置および製造方法を提供することにある。
【解決手段】不活性ガスが充填される熱処理室と、該熱処理室に耐炎化繊維束を出入りさせるための炭素化炉入口部および炭素化炉出口部を有し、前記炭素化炉入口部と炭素化炉出口部には前記熱処理室をシールするための不活性ガス噴射口を有するとともに、炭素化炉入口部に前記噴射された不活性ガスを熱処理室の方向に導入する不活性ガス導入部材を設けたことを特徴とする炭素繊維束の製造装置。 (もっと読む)


【課題】黒鉛繊維の製造方法において、炭化珪素の成長を抑制すると共に、糸切れ時の波及切れを抑制し、黒鉛繊維の生産性の飛躍的向上が達成される黒鉛繊維の製造方法および製造装置を提供すること。
【解決手段】不活性雰囲気中、2000℃以上の温度を有する高温炉へ、同時に並行走行する複数の被黒鉛化繊維を連続的に焼成する黒鉛繊維の製造方法であって、該被黒鉛化繊維と高温炉を構成する黒鉛材のマッフル上壁との間に、移動可能な高温耐熱材料を配置し、マッフル上壁と高温耐熱材料との距離を5〜15mmの範囲にしたことを特徴とする黒鉛繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内で発生した分解ガスの外気への漏出を阻止し、熱処理室内の温度を維持することが容易にでき、燃焼処理の必要なガスの量を低減できる横型熱処理装置を提供する。
【解決手段】被処理物を連続的に熱処理する横型熱処理装置であって、
前記横型熱処理装置は、熱処理室と、シール室と、バッファ室と、エアーカーテン手段と、を有し、
前記熱処理室は、第一入口と第一出口とを有し、
前記シール室は、第二入口と第二出口と排気口とを有し、かつ前記熱処理室の外側に配され、
前記バッファ室は、第三入口と第三出口とを有し、かつ前記シール室の外側に配され、
前記エアーカーテン手段は、上下方向に対向する噴出口を有し、
前記対向する噴出口から噴出される気体が、前記第三入口及び前記第三出口の外側で衝突する、
横型熱処理装置。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体繊維のストランドの耐炎化処理を効率良く、且つ安全に操業できる耐炎化処理炉を提供する。
【解決手段】複数の熱処理室を積層すると共に、該熱処理室の両側に折返しロールを収納した特定のロール収納室を各熱処理室毎にそれぞれ配設し、原料ストランドが供給されるロール収納室に原料ストランドが通過する水シール浴を設け、耐炎化繊維ストランドが取出されるロール収納室にエアカーテンを備えた耐炎化繊維ストランド取出し口を形成した耐炎化処理炉。 (もっと読む)


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