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Fターム[4L037PF57]の内容

無機繊維 (8,808) | 紡糸による繊維の形成に共通の特徴 (343) | 機械的、物理的処理 (33) | 交絡;撚り;解撚(編) (11)

Fターム[4L037PF57]に分類される特許

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【課題】極めて総繊度の大きな集合トウから炭素繊維を効率的に製造するための前駆体繊維束を製造するにあたり、生産性を高めるとともに、焼成時にもトウの内部が蓄熱により過熱することがなく工程通過性に優れ、高品位の炭素繊維前駆体繊維トウが得られる炭素繊維前駆体繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の各小トウ(1) に対し交絡処理を行い、各トウ幅を前記交絡時の各小トウ(1) のトウ幅より5〜20%拡幅し、次いで、隣り合う各小トウ(1) の幅方向端部同士を交絡させて集合トウ(5) とする炭素繊維前駆体繊維束の製造方法である。前記集合トウ(5) の総繊度を150000〜600000Dtex、1本の集合トウ(5) を構成する小トウ数を4〜10、各小トウ(1) の総繊度を24000〜100000Dtexとしている。 (もっと読む)


【課題】有撚の炭素繊維を解撚処理する炭素繊維の製造方法において、ボビンに巻かれてなる炭素繊維パッケージからボビン軸方向にたて取り解舒して織物のよこ糸に供する際に、織物の目開き量のばらつきを低減し、得られるCFRPの品質および品位を安定化させる炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】有撚炭素繊維を解撚処理する炭素繊維の製造方法において、ボビンに巻かれてなるパッケージからボビン軸方向にたて取り解舒する際に発生する解舒撚りに相当する撚り数を、解撚処理時に解舒撚りと反対方向に糸条に付与することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の製造方法で得られる、単繊維繊度0.7〜1.3dtex、小トウ単繊維数5〜15万、集合トウ総単繊維数10〜60万の炭素繊維前駆体繊維束であり、複数の小トウ間の交絡度が1m-1以下で、捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出し焼成工程に導入する際に1本の集合トウの形態を保持し焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有す。この繊維束を耐炎化工程で発生する張力により小トウに分割しつつ焼成する炭素繊維の製法。この方法で製造されストランド強度4100Mpa以上の炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】
耐炎化工程中においても蓄熱による糸切れを防止しできる糸繋ぎ接合部および糸繋ぎ接合部を有する炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
焼成工程通過中の前駆体繊維束の終端部と、次に焼成工程を通過させようとするボビンに巻き取られた前駆体繊維束の始端部ないしは接続媒体となる繊維束とを長手方向に相互に重ね合わせ接合されてなる糸繋ぎ接合部において、糸繋ぎ接合部は2つの繊維束が開繊されてなる放熱部と、放熱部の両端に繊維束の幅方向に複数の部分絡合をもつ絡合部を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】前駆体繊維束を焼成して炭素繊維束を製造する上で、新たな設備投資を抑えつつ、焼成工程における装置内の繊維束密度を高めて、フィラメント数の少ない炭素繊維束を高効率に生産でき、毛羽の発生が極めて少ない高品質の炭素繊維束が得られる、複数炭素繊維束巻取体を製造する方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維前駆体繊維束に、空気交絡処理を施し、収束性を付与する工程、前記炭素繊維前駆体繊維束に耐炎化処理、炭素化処理を施し、炭素繊維束とする工程、少なくとも2本の前記炭素繊維束を引き揃えることなく単一のボビンに巻き取る、又は互いに並列に配置し、かつ単一のボビンに巻き取る工程を有する。 (もっと読む)


【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な接着性を有する補強材として機能する炭素繊維ストランドを提供する。
【解決手段】 走査型プローブ顕微鏡で測定した表面皺の間隔a120〜160nm、表面皺の深さb12〜23nm、比表面積0.9〜2.3m2/gの炭素繊維が20000〜30000本収束されてなり、強度が5900MPa以上、弾性率が300GPa以上、密度が1.76g/cm3以上の炭素繊維からなる炭素繊維ストランドであって、ストランド幅が5.5mm以上且つ糸割れ評価方法において糸割れが観察されない炭素繊維ストランド。
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【課題】
末端部同士の接続部を有する繊維束を、焼切れなどで断糸することなく、連続的に焼成することができる、作業性および生産性に優れた炭素繊維の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
先行する炭素化可能な繊維束と、後続する炭素化可能な繊維束とを、それぞれの末端部同士を絡合接続して接続部を形成し、次いで当該接続部に、耐炎化遅延元素の単体または化合物が界面活性剤で溶媒に分散された分散液を付与して後、焼成することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維前駆体繊維束の末端接続部分が焼成工程において、焼切れなど断糸することなく、連続的に耐炎化処理と炭化処理をすることができる、作業性と同時に生産性に優れた炭素繊維の連続的製造方法を提供する。
【解決手段】
耐炎化処理前に、炭素繊維前駆体繊維束の始端部と他の炭素繊維前駆体繊維束の終端部を接続するに際し、前記炭素繊維前駆体繊維束の始端部と終端部の両方あるいは一方に、耐炎化温度において非発熱である繊維束を少なくとも1箇所結び付け結び目を形成すると共に前記炭素繊維前駆体繊維束の始端部と終端部に重ね合わせ、次いで前記炭素繊維前駆体繊維束と耐炎化温度において非発熱である繊維束を絡合させて前記炭素繊維前駆体繊維束同士を接続し、次いで焼成する炭素繊維の連続的製造方法。
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ナノ材料を受け、そこからナノ繊維質材料を形成し、これらのナノ繊維質材料を次の応用用に収集するシステム。このシステムは、ナノ材料、典型的には化学蒸着によって製造されるカーボンナノチューブ、を発生させるチャンバーに連結されており、ナノチューブをヤーンまたはトウに紡ぐメカニズムを含む。代わりに、このシステムは、ナノチューブからの不織布シートを形成するメカニズムを含む。このシステムは、更に、形成ナノ繊維質材料を収集する部品を含む。更に、ナノ繊維質材料を形成および収集する方法も提供する。
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【課題】乾式法によって、アルミナ質繊維成形体を生産性良く製造すること。
【解決手段】以下の工程を経ることを特徴とするアルミナ質繊維成形体の製造方法。(A)紡糸位置変更自在な紡糸ノズルを備えた紡糸機によって紡糸原液を紡糸して前駆体繊維とする工程、(B)上記前駆体繊維の集積物とする工程、(C)上記集積物に交絡処理を施した後焼成する工程。この場合において、(1)紡糸ノズルが円周側面に複数の孔を有する中空円盤からなり、これを回転させつつ、当該中空円盤の孔から紡糸原液を重力方向に吐出させて紡糸すること、などが好ましい。 (もっと読む)


複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、その製造方法及び装置、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。小トウ間交絡度が1m−1以下で容器に収納した際のトウの水分率が10質量%未満の捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出して焼成工程に導入す
る際には1本の集合トウの形態を保持し、焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有する炭素繊維前駆体繊維束。その製造方法。複数の小トウが隣接して通過可能な偏平矩形断面を有する糸道を備え、偏平矩形の長辺方向に所定の間隔をおいて複数配された糸道に開口するエア噴出孔を有する交絡付与装置を備える炭素繊維前駆体繊維束の製造装置。この前駆体繊維束を用いる炭素繊維とその製造方法。 (もっと読む)


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