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Fターム[4L055BA24]の内容

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Fターム[4L055BA24]に分類される特許

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【課題】繊維幅が1nm〜1000nmの微細繊維状セルロースを収率高く製造する方法、およびこの微細繊維状セルロースを用いた微細繊維状セルロースシートの製造方法、さらに、この微細繊維状セルロースに高分子を含浸し硬化させた微細繊維状セルロース複合体の退色性(200℃で加熱後のYI値で評価)も低い、透明な複合材料を製造する方法を提供する。
【解決手段】木粉を脱脂、脱リグニン、脱ヘミセルロース処理した後、漂白処理して残留するリグニンを除去した後、セルラーゼ系酵素で処理し、それを高速回転式解繊機または高圧ホモジナイザーで機械的に解繊することによって、収率が高く、しかも高分子と複合化した複合体の退色の少ない(加熱後のYI値が低い)微細繊維状セルロースが製造できる。 (もっと読む)


【課題】パルプ製造におけるアルカリ回収工程において、簡便な方法で、効率的にアルカリ溶液中に硫化ナトリウムや二硫化ナトリウムなどの硫化物塩を生成させる方法を提供すること。
【解決手段】硫化ナトリウムを10質量%以上含むアルカリ溶液に硫黄を添加し混合することで、硫化ナトリウムや二硫化ナトリウムなどの硫化物塩を効率的に生成させることができる。また、上記方法にて硫化ナトリウムを10質量%以上含むアルカリ溶液が、緑液である硫化物塩の生成方法であると好ましい。さらに、上記方法において、溶液中に含まれる硫化ナトリウム量に対する硫黄の添加量が、0.5質量%以下である硫化物塩の生成方法であると好ましい。 (もっと読む)


【課題】蒸解缶で繊維材料を処理するために使用される白液または白液と他の液体との混合物を加熱するために、黒液からの熱を利用するための改善された代替方法を提供することである。
【解決手段】 化学パルプ工場の蒸解缶システムで使用される白液または白液と他の液体の混合物を加熱するための方法において、
a)黒液を蒸解缶システムで生成させ、
b)黒液の水蒸気を蒸解缶から引き出し、
c)引き出された黒液をフラッシュして、フラッシュされた黒液とフラッシュ蒸気を発生させ、
d)フラッシュ蒸気を、少なくとも1つの熱交換器において白液とおよび/または白液と他の液体の混合物と間接的な熱交換接触をするように通過させて、蒸解缶システムで使用される白液および/または混合物を加熱し、そして
e)工程c)からのフラッシュされた黒液をさらなる熱回収または蒸発に導くようにしたことを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】連続蒸解釜を用いて、針葉樹リグノセルロース物質の蒸解収率および蒸解性を向上する針葉樹リグノセルロース物質の蒸解方法の提供。
【解決手段】針葉樹リグノセルロース物質を浸透ゾーン(A)、蒸解ゾーン(B)を順に有し、蒸解ゾーンに少なくとも2つのストレーナーが設けられた蒸解装置で、該各ゾーン毎に、蒸解液を少なくとも1ヶ所添加し、かつ該ストレーナーから黒液を抽出する連続蒸解法であり、蒸解ゾーンの最高温度は165度未満であり、前記浸透ゾーンに、広葉樹リグノセルロース物質を蒸解して得られた黒液または蒸解抽出液を、対チップ10〜300質量%添加する針葉樹リグノセルロース物質の蒸解方法。 (もっと読む)


【課題】パルプ収率の変化量を簡便かつ短時間で測定する方法の提供
【解決手段】リグノセルロース物質からパルプを製造する工程において、蒸解工程から排出される蒸解黒液中に含まれる無機物の量に対する有機物の量の比率の変化から、パルプ収率の変化量を測定する方法であって、基準とする任意の時点T1におけるパルプ収率Y1と、その時の蒸解黒液中の無機物の量に対する有機物の量の比R1及び無機アルカリ薬品の添加率A1の関係式を求め、T1から任意の時間経過後の時点T2における、蒸解黒液中の無機物の量に対する有機物の量の比R2及び無機アルカリ薬品の添加率A2から、T1とT2間におけるパルプ収率の変化量ΔYを算出することを特徴とする、パルプ収率の変化量の測定方法。 (もっと読む)


【課題】 アブラヤシ植物体における油脂以外の部分の有効利用方法を提供すること。
【解決手段】 アブラヤシ植物体又は該植物体から搾油後の残滓を、無機酸を0.05〜1重量%及び炭素数2〜4の有機酸を60〜99.95重量%含む溶液を用いて蒸解し、その蒸解物からパルプ及び有機酸変性リグニンを採取することを特徴とするアブラヤシの有効利用方法。 (もっと読む)


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