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Fターム[4M114CC17]の内容

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Fターム[4M114CC17]に分類される特許

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【課題】HeII冷却熱交換器の熱伝達特性を大幅に改善する。
【解決手段】ヘリウム貯槽から供給されて液体ヘリウム槽5に貯えられた液体ヘリウムを、圧縮機2で吸気して減圧し、λ点(2.18K、5.04kPa)より低温低圧の減圧HeIIに維持する。冷却対象液体ヘリウムを導く銅管周囲に、大径銅円板と、円周上に複数の切り欠きがある厚さ0.5mm以下の小径銅円板とを交互に重ねて取り付けた熱交換器4の銅管に、冷凍機1から供給される冷却対象のHeIを通す。減圧HeIIを熱交換器4の大径銅円板と小径銅円板との間の狭小流路に満たす。減圧HeIIが飽和HeII状態と過熱HeII状態と過熱HeI状態と沸騰状態とを繰り返しながら熱を吸収する沸騰冷却サイクルを、狭小流路中の切り欠きで誘起して、冷却対象ヘリウムを効率的に冷却する。切り欠きの代わりに網リングやスリット等の微細空間部を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】従来型の加圧超流動ヘリウムクライオスタットでは、4.2K液体ヘリウム槽と超流動ヘリウム槽との間の支持構造物や、両者の連通路の壁や通路に存在する液体ヘリウムの熱伝導により、超流動ヘリウム槽への熱流が発生し、4.2K液体ヘリウム槽の温度が低下する。この結果、4.2K液体ヘリウム槽の液面低下を招き、冷媒補充間隔が短期化する。
【解決手段】液体ヘリウムを貯留する4.2K液体ヘリウム槽と、前記液体ヘリウムよりも低温の液体ヘリウムを貯留する超流動ヘリウム槽と、4.2K液体ヘリウム槽の蒸発ガスにより冷却され、外界から4.2K液体ヘリウム槽への熱輻射を抑制する熱シールドを具備するクライオスタットにおいて、熱シールドと4.2K液体ヘリウム槽の間にガスを利用する熱スイッチを設置した。これにより、4.2K液体ヘリウム槽を昇温し、冷媒補充間隔の短期化を抑制する。 (もっと読む)


【課題】特別な電源を不要とし、超電導マグネットを超電導状態にするために必ず必要な冷却器を利用、すなわち冷却器によって生成される温度差を利用して発電することで非常にコンパクトな超電導マグネット装置および超電導コイル励磁方法を提供することにあり、また、本発明の他の目的は、コイルクエンチ時にも、特別な検出装置、安全装置が不要な自己制御型の超電導マグネット装置および超電導コイル励磁方法を提供することにある。
【解決手段】超電導転移温度以下に冷却される超電導コイルを有する超電導マグネット装置において、前記超電導コイルの両端子間に、熱電能の異なる第1及び第2の熱電素子を少なくとも一対直列に接続すると共に前記熱電素子のひとつを磁性材で構成し、該磁性材を前記超電導コイルの鉄心として利用する超電導マグネット装置。 (もっと読む)


【課題】そこで、本発明の目的は、温度マージンが高い、熱的に安定で、超電導状態と常電導状態との切り替え動作が確実である永久電流スイッチを提供することにある。
【解決手段】本発明の永久電流スイッチは、コイル状の超電導線とヒータ線とを有し、ヒータ線によって、超電導線の超電導状態と常電導状態とを切り替える永久電流スイッチにおいて、超電導線が、外側に高抵抗金属、内側に二ホウ化マグネシウム超電導部を有し、高抵抗金属と二ホウ化マグネシウム超電導部との間の層に超電導金属を形成して作製された二ホウ化マグネシウム超電導線であり、超電導線から導かれる口出し線と配線用超電導線とが超電導接続された超電導接続部を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】液体ヘリウムの注ぎ足し時に、液体ヘリウム槽に空気や水等の不純物が混入し、長期運転中に不純物が液体ヘリウム槽内の安全弁に滞積する。
【解決手段】安全弁22が不純物を含んだ液体ヘリウムに曝されないように、第一の改良点は、フィルター21を通して超流動ヘリウム槽4に液体ヘリウムを供給する。このため、第1の槽2からの液体ヘリウム3を飽和冷却する冷却器13を第2の槽4と熱接触させ、かつ冷却器13に接する熱交換器20にヘリウム取り出し管18を巻きつけて冷却し、超流動状態の液体ヘリウムをフィルター21を介して第2の槽4に貯留する。第二の改良点は、圧力放出路として働く第3の槽7を低温安全弁22を介して第2の槽4と結ぶ。槽7は逆止弁24により大気からの不純物の侵入を防止するので、安全弁22に不純物の滞留することを抑止する。 (もっと読む)


【課題】磁界発生アセンブリを含む使用空間を冷却するクライオスタットアセンブリを提供する。
【解決手段】クライオスタットアセンブリは、使用空間の外側に配置された第1の熱シールド(1);及び第1の熱シールド(1)の外側に配置された第2の熱シールド(4)を含む。第1のクライオクーラー(6)は、He4で作動する少なくとも二つの冷却段を有し、第1のクライオクーラー(6)の第1の冷却段(8)が第2の熱シールド(4)に熱が伝わるように結合され、第1のクライオクーラー(6)の第2の冷却段(9)が第1の熱シールド(1)に熱が伝わるように結合される。第2のクライオクーラー(10)は、He3で作動し且つ少なくとも一つの冷却段(12)を有し、第2のクライオクーラーの冷却段よりも高温の第2のクライオクーラーの一部分が、第1のクライオクーラー(6)の第2の冷却段(9)に熱が伝わるように結合される。 (もっと読む)


【課題】 超電導コイルでのクエンチに伴う圧力変動に起因する冷媒圧縮機の急停止や安全弁の開弁を阻止し、または有効に遅延させる。
【解決手段】 冷媒圧縮機から吐出される冷媒を保冷箱16内で冷却し、冷媒供給通路18を通じてクライオスタット10内の超電導コイル12内に供給した後、冷媒戻り通路20を通じて前記冷媒圧縮機に戻す。保冷箱16内またはクライオスタット10内においては、超電導コイル12でのクエンチによる冷媒供給通路18内の圧力変動を吸収する上流側圧力バッファ44を設け、当該圧力変動に起因する冷媒圧縮機の急停止や安全弁40の開弁を阻止し、または遅延させる。 (もっと読む)


【課題】
生体磁気計測において、十分な磁場信号強度を検出するにはデュワ底面(磁気センサ部)を測定部位である被検者の胸部になるべく近づける必要があるが、このとき被験者の頭部や腹部がデュワ底面の縁につかえて十分に近づけられないということがないような生体磁気計測システム用デュワを提供するものである。
【解決手段】
生体磁気計測システム用デュワの形状において、被検者側の底面を人体胸部に近づけたとき、顔側になる部分と腹部側になる部分についてデュワ底面円周の2ヶ所が肩と平行になるように直線状の形状を有することを特徴とするデュワ。 (もっと読む)


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