説明

Fターム[4M114DA17]の内容

Fターム[4M114DA17]に分類される特許

1 - 20 / 27


【課題】超電導磁気遮蔽体の磁気遮蔽効果をより高くし、通常時の限流コイルの一層の低インピーダンス化を図ることができる超電導限流器を提供する。
【解決手段】限流コイル11に並設される超電導磁気遮蔽体12は、その限流コイル11と電気的に接続して同電位とし、限流コイル11と超電導磁気遮蔽体12との間での絶縁距離の確保を不要とし、両者間を極めて小さい隙間dに設定とする。 (もっと読む)


【課題】断熱管の長さ調整を可能とし、超電導ケーブルの設計から超電導ケーブルが布設された送電線路を構築するまでの工期を短縮することができる超電導ケーブルの布設方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの布設方法は、(1)断熱管の少なくとも一方の端部に、内管と外管との間の空間に連通し、断熱管の軸方向に突出するように仮設ポートを設け、内管と外管との間の空間の水分を除去した超電導ケーブルを用意する工程と、(2)超電導ケーブルを布設する工程と、(3)超電導ケーブルの布設後、仮設ポートから乾燥ガスを導入しながら、断熱管の実際布設長よりも長い余長部分から外れる位置に真空ポートを設ける工程と、(4)真空ポートの形成後、断熱管端部の余長部分を切断し、断熱管の端部を封じ切りして、断熱管の長さ調整を行う工程と、(5)断熱管の長さ調整後、真空ポートから内管と外管との間の空間の真空引きを行う工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】高圧力で冷媒を流通することに対応し、断熱管全体としての構成材料の増大を抑制できる超電導ケーブル用の断熱管を提供する。
【解決手段】断熱管20は、超電導導体を備えるコア10及びコア10を冷却する冷媒の双方を収納する内管20aと、この内管20aの外側に真空層を形成する外管20bとを備え、内外管共にステンレス鋼で構成される。前記内管20aの厚さは、0.8mm以上であり、前記外管20bの厚さは、前記内管20aの厚さより薄くする。この構成により、内管20aの機械的強度を向上させ、より高圧での冷媒の流通が可能になる。外管20bの厚みが内管20aよりも薄いため、断熱管20全体としての構成材料の増大を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】短絡電流対策に適すると共に、小径化が可能な超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル線路1aは、フォーマ11の外周に超電導線材をスパイラル巻きして形成された超電導導体層12を有するケーブルコア10と、ケーブルコア10を収納すると共にケーブルコア10との空間が冷媒の流通経路となる断熱管5とを備える。そして、短絡電流をバイパスするための常電導体からなるバイパス導体21がケーブルコア10の外部に設けられている。超電導ケーブル線路1aは、断熱管5内の冷媒を循環させるための循環管6を断熱管5の外部に備え、バイパス導体21が循環管6内に収納されている。 (もっと読む)


【課題】短絡の影響が大幅に低減されるように、真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管からなる、クライオスタットによって、冷媒を運ぶための空間とともに囲まれた、超伝導ケーブルを備える装置を提供する。
【解決手段】装置は、超伝導導体1と、誘電体2を介して該超伝導導体を囲み、その間が真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管4,5からなる、クライオスタットKRによって、冷媒を運ぶための空間FRとともに囲まれた超伝導スクリーン3と、からなる超伝導ケーブルSKを備える。超伝導スクリーンの外側に、超伝導ケーブルの全長にわたり、強磁性体材料の、管状の閉じた層7,8が備わる。該超伝導スクリーンは、通常の伝導状態における、その電気抵抗値が、通常の伝導状態における、該超伝導導体に使用される材料の電気抵抗値よりも少なくとも50倍大きい超伝導材料からなる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、緊急遮断が可能な高温超電導永久電流スイッチを提供する超電導マグネットを得ることにある。
【解決手段】本発明にかかる超電導マグネット10は、永久電流スイッチ2を加熱する第1のヒーター4と、超電導シールド3を加熱する第2のヒーター5とを具備し、永久電流スイッチ2が、臨界電流値の経験磁場角度への依存性を有する超電導線材6で巻回され、かつ超電導コイル1と永久電流スイッチとの間に、超電導コイルの発生する磁束が貫くように超電導磁気シールド3が配置され、第1および第2のヒーター4,5によって、永久電流スイッチの温度および経験磁場が増加するように構成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】SQUIDセンサを冷却する寒剤の蒸発を好適に防ぐことができると共に、生体磁場の計測に対する振動や磁場ノイズの影響を低減させる。
【解決手段】脳磁計(生体磁場計測装置)100は、SQUIDセンサ3を底部に収納すると共にSQUIDセンサ3を冷却するための液体ヘリウム5を収納する有底筒状のデュワー7と、デュワー7内で気化したヘリウムを再凝縮させるための凝縮用冷媒を通過させるチューブ6aと、チューブ6aに設けられたジュール・トムソン弁6bと、ジュール・トムソン弁6bの下流側でチューブ6aと接続し、気化したヘリウムと凝縮用冷媒との間で熱交換を行う凝縮熱交換器6cと、第1のチューブ21aと第3のチューブ21cとの間で熱交換を行う熱交換器6dと、を備え、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b、凝縮熱交換器6c、及び熱交換器6dがデュワー7内に配置される。 (もっと読む)


【課題】補助電源から電力を冷却装置に供給して冷却装置を稼働し続けることにより、超電導バルク磁石が磁場を発生した状態を維持したまま建物内を移動可能とする超電導バルク磁石装置を提供する。
【解決手段】装置は、一定時間電力を供給し、キャスターにより建物内を移動可能な補助電源5と、補助電源5と一緒に建物内を移動可能な冷却装置6と、冷却装置6により超電導遷移温度以下に冷却され、着磁により外部に磁場を発して超電導バルク磁石3となる超電導体2とを備えている。補助電源5から電力を冷却装置6に供給して冷却装置6を稼働し続けることにより、超電導バルク磁石3が磁場を発生した状態を維持したまま建物内を移動可能とする。 (もっと読む)


【課題】大型化を招くことなく、また、構造の簡素化を図るとともに、熱侵入を低減する。
【解決手段】超電導コイルを冷却する極低温冷媒を貯液する冷媒槽と、冷媒槽を包囲する熱シールドと、熱シールドを包囲する真空槽5と、真空槽5に取り付けられ、冷媒槽に通じて極低温冷媒を再液化するための冷凍機10と、一端部が冷媒槽に連通し、他端部が真空槽5の外側に連通可能な配管と、を備え、磁場空間を通る中心軸が水平方向に配置された中空円筒状の超電導マグネット装置1であって、真空槽5の上側周面における周方向の中央部位から周方向の一方側に偏倚した傾斜部位Cに、冷凍機10および配管をまとめて配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】定常磁場の時間的な変動を抑制することが可能な超伝導マグネット装置を提供する。
【解決手段】この超伝導マグネット装置は、超伝導状態で試料空間Eに磁場を形成する超伝導コイル1と、超伝導コイル1を収容し、かつ、この超伝導コイル1を液体ヘリウム11により超伝導温度まで冷却するための液体ヘリウム槽2と、液体ヘリウム槽2を囲むように配置され、冷却後の温度が超伝導コイル1の運転温度よりも高くなるように液体ヘリウム槽2と熱伝導可能に接続される熱シールド槽3と、超伝導材料により形成され、その超伝導状態で超伝導コイル1により試料空間Eに形成される磁場の変動を抑えることが可能な位置に配設される磁気ダンパコイル7とを備えている。磁気ダンパコイル7は、熱シールド槽3の運転温度にて超伝導状態となる超伝導材料により形成され、かつ、当該熱シールド槽3と熱伝導可能となるように当該熱シールド槽3に取付けられる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、外部応力や熱サイクルによる膨張、収縮に対して耐性があり、臨界電流密度を増すことができ、端子を接続するとき高温超伝導体を損傷することが少ない高温超伝導電流リードと、高温超伝導電流リードの臨界電流密度増加方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、基材面に高温超伝導材料の薄膜が形成され、金属皮膜が被覆された可撓性でテープ状の高温超伝導体8aと、1対の電極端子11と、電極端子11に固定され高温超伝導体8aを補強する支持部材14とを備えた高温超伝導電流リード8であって、高温超伝導材料の結晶のc軸が基材面に対して所定の角度で配向されていることを特徴とする。また、臨界電流密度増加方法は、高温超伝導材料の結晶のc軸を基材表面の法線に対して所定の角度だけ配向させた薄膜を有する高温超伝導リードを形成し、磁場の磁束を結晶のc軸に垂直または基材に垂直な角度で交差する方向に印加する。 (もっと読む)


【課題】熱力学的な損失の少ない冷凍機を提供する。
【解決手段】冷却ステージで冷却される被冷却体に所定の磁場を印加する磁場印加部と、この磁場印加部を制御する磁場制御部と、磁場印加部及び被冷却体を収容した熱シールド容器と、この熱シールド容器を冷却する冷却装置とを備えた冷凍機であって、冷却装置は、ヘリウムガスの流通を制御する流通制御部と、ヘリウムガスを一時的に貯留する貯留部と、流通制御部と貯留部との間に設けて流通制御部と貯留部の間を往来するヘリウムガスとの間で熱交換し熱を蓄える蓄冷材を充填した筒状の収容部と、この収容部の軸方向における一部分を囲繞する磁気シールド体を備え、この磁気シールド体で、収容部に充填された前記蓄冷材のうち、低温側を磁気遮蔽し、低温側よりも高温となっている高温側に前記磁場印加部の磁場を印加する。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルを冷却する冷媒のうち気化したものを再液化させる冷凍機を動作させるに伴い発生する動磁場により撮像が影響を受けない超電導磁石装置および磁気共鳴撮像装置を提供する。
【解決手段】静磁場を発生する超電導コイルを冷却する冷媒を収容する冷媒容器(35)と、この冷媒容器(35)を真空状態で保持する真空容器(37)と、冷媒容器(35)の外周面及び前記真空容器(37)の内周面の間に配置される輻射シールド(36)と、が構成され、冷凍機(20)は、冷媒容器(35)の外周面及び輻射シールド(36)の内周面の間を往復運動する第1蓄冷部材(21)を有し、第1蓄冷部材(21)の往復運動する軸(P)の軸周りに配置され電気的な良導体である動磁場遮蔽部材(61,62)が配置され、冷凍機(20)は、第1蓄冷部材(21)が往復運動する軸(P)が、前記静磁場の方向に略一致していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷媒の補給をすることなく、磁気シールド体を90K以下に冷却でき、取り扱い容易で連続運転が可能で且つ良好な磁気シールド特性を得ること。
【解決手段】真空容器内に断熱サポートにより支承された高温超伝導磁気シールド体を設置し、真空容器の前記磁気シールド体(1)は、円筒形磁気シールド基板(3)の内周面に高温超伝導体(4)を付着し、その外周面に冷却管(5)を円筒形磁気シールド基板(3)の軸方向にジグザグ状に配管部分溶接した構造からなり、冷却装置(20)の高圧配管(26)および低圧戻り配管(27)と前記冷却管(5)とを連通させ、断熱サポートは、磁気シールド基板(3)の一端部を前記真空容器の外筒(10)と断熱材からなるリンク機構(14)で連結し、他端部を断熱材を介してローラで当接させている。 (もっと読む)


【課題】 MRI装置に使用される水平円筒型超電導電磁石の軸方向長さを短縮することができる超電導電磁石装置を提供する。
【解決手段】 主コイル4A〜4Dを装着し、端部にフランシ゛が形成された円筒状の主コイル巻枠1Dと、主コイル巻枠の外周に固定された円筒状のシールト゛コイル(SC)巻枠1Eと、SC巻枠のフランシ゛に装着された外周部1Bとを有し液体ヘリウム6が封入された低温容器1、この低温容器を収容し、真空断熱する円筒状の真空断熱容器2、低温容器と真空断熱容器との間に設けられ輻射熱を低減する円筒状の輻射熱シールト゛7及び低温容器のSC巻枠のフランシ゛と真空断熱容器とに跨って設けられ低温容器を支持する支持材8を備えた装置において、低温容器の外周部1Bの軸方向長さを主コイル巻枠1Dの軸方向長さより短くし、SC巻枠のフランシ゛1Jと輻射熱シールト゛7との間の隙間を支持材の設置部として利用する構成とする。 (もっと読む)


【課題】開放構造の超電導磁石でもクライオクーラーの着脱作業が安全で容易に行うことができるメンテナンス方法を提供する。
【解決手段】超電導磁石103のクライオクーラー装着位置に対して所定位置に予め設定した線に沿ってクライオクーラー106を移動させ、クライオクーラー106を超電導磁石103から取り外しまたは取り付ける。例えば、超電導磁石103あるいは周辺部に取付けた軌道401と、クライオクーラー106を搭載し、軌道401に沿って移動する移動体407とを用いる。これにより、交換前後のクライオクーラー106の位置合わせを容易におこなうことができるとともに、超電導磁石103の磁場によるクライオクーラー106の引き寄せに対抗できる。 (もっと読む)


【課題】輻射シールド等から超電導磁石への熱の侵入量を低減し、超電導磁石が小型でありながら強磁場化が可能な極低温冷却装置を実現する。
【解決手段】超電導磁石1が配置された液体ヘリウム槽4内を、冷却するヘリウム槽冷却系(5〜11等)と、第1及び第2のシールド板15及び16を冷却するシールド冷却系(17、28、32、19、21、31、52等)とを別個独立に設け、熱シールド板15及び16とヘリウム槽冷却系との接触を、挿入孔38により回避し、超電導磁石1への熱侵入が充分に抑制されている。このため、超電導磁石1の温度を、従来に比べ、例えば、約1.2K低下させることができるので、超電導電流値を数十%アップできる。したがって、従来技術と同一の電流値を得る場合は、超電導磁石の巻き線長を数十%短くでき、超電導磁石を小型化し、軽量化できる。 (もっと読む)


【課題】磁気共鳴イメージング・システムで使用するための複合構造並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】複合封止容器(12)は、非金属製で概して円筒状の内側格納区画(30)と、この内側格納区画(30)の周りに配置させた非金属製で概して円筒状の外側格納区画(28)と、を含む。これら内側と外側の格納区画(28、30)の端部位置に1対の非金属製フランジ(32、34)を配置させ、1つのキャビティ(24)をその内部に画定した閉鎖構造を形成させている。本容器はさらに、漏出防止性の圧力境界を形成するためにこの閉鎖構造の上側に配置させた金属製外部ライニング(16、18)を含む。 (もっと読む)


【課題】 再生可能エネルギーを利用した分散型発電と、電力・冷熱需要家をエネルギー低損失型のエネルギー輸送手段で連係したシステムを構築し、電力と冷熱とを同時に供給できる高効率エネルギー供給システムを提供する。
【解決手段】 電力を発電する複数の分散型電源2、3、4と、該複数の分散型電源を連係するエネルギー輸送手段1と、液体窒素中に微細粒子状の固体窒素が混合されたスラッシュ窒素を製造するスラッシュ窒素製造装置5とを備え、前記エネルギー輸送手段1が、電力を送電する直流超電導ケーブルと、前記スラッシュ窒素が供給され前記直流超電導ケーブルの冷却と同時に冷熱の輸送を行う冷媒流路とを有し、前記分散型電源とは異なる遠隔地域に偏在するエネルギー消費地6に、前記エネルギー輸送手段1を介して電力とともに冷熱を供給する構成とする。 (もっと読む)


【課題】冷却時の熱収縮による低温のセンサの変位を補正し、センサと常温の試料を接近させる。
【解決手段】センサを冷却した場合に、銅ロッドあるいはサファイヤロッドの収縮によりセンサがサファイヤウインドウから離れる方向へ変位することを抑制するために、上記変位方向とは逆方向に、銅ロッドおよびサファイヤロッドが固定されている内槽がサファイヤウインドウ側に向けて変位する機構を用いる。 (もっと読む)


1 - 20 / 27