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Fターム[5C135GG10]の内容

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Fターム[5C135GG10]に分類される特許

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【課題】ダイヤモンド膜が設けられた雰囲気から酸素を取り除き、水素が離脱したダイヤモンド表面に酸素が吸着しないようにすることができる電子放出素子を提供する。
【解決手段】容器4内に容器4内の酸素を取り除くための酸素吸着剤8を設ける。このように容器4内に酸素吸着剤8を設けることにより、容器4内に存在する酸素を酸素吸着剤8に吸着させることができ、容器4内から酸素を除去することができる。このため、エミッタ電極1およびコレクタ電極2を構成するダイヤモンド膜の各表面1a、2aから水素が離脱したとしても、水素が抜けたダングリングボンドに酸素が吸着することを防止することができる。したがって、電子放出の確率の低下、発光効率、電界放出電子の放出確率、熱電子発電の発電効率の低下を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 電子放出性能を向上可能な突起構造体を提供する。
【解決手段】 突起構造体1は、基体部2と突起部3とからなる。突起部3は、基体部2上に設けられている。基体部2及び突起部3はダイヤモンド結晶を含む。突起部3の先端32から基体部2と突起部3との境界面Sまでの距離h3は、10μm以上1000μm以下である。突起部3は、境界面Sから先端32に向けて先細る形状を有している。突起部3の側面31は、突起部3の内側に湾曲している。突起部3の先端径は、10nm以上30μmである。 (もっと読む)


【課題】従来に比べてデバイス特性の向上が可能な電子デバイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】電子デバイスである電子源10は、基板11と、この基板11の一表面側に形成された第1の電極である下部電極2と、この下部電極2の基板11側とは反対側で下部電極2に対向する第2の電極である表面電極7と、下部電極2と表面電極7との間に設けられ、第1の多結晶半導体層を電解液により陽極酸化処理することによって形成された多数の微結晶半導体33を具備した機能層5aとを備える。下部電極2と機能層5aとの間において機能層5aの直下に、第1の多結晶半導体層よりも電解液による陽極酸化速度が遅く第1の多結晶半導体層を選択的に陽極酸化処理するストップ層となる第2の多結晶半導体層3bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】有機バインダのみに依存せずに機械的膜強度が確保でき、平坦形状が簡便に得られ膜内に気泡を抱え込むことがなく、また、ナノチューブ以外の不純物を必要以上に除去するような複雑なCNT精製工程を無くすことを可能とし、バンドル径増大による電子放出特性の劣化を軽減できるCNT膜を提供する。
【解決手段】本発明のカーボンナノチューブ(CNT)及び粒子状不純物を含むCNT膜12は、断面及び表面構造におけるCNT12aと粒子状不純物との面積比が0.5:99.5〜40:60の範囲に設定されている。このようなCNT膜12において、粒子状不純物を、CNT12aを製造する際にCNT12aと共に得られる不純物で構成することができる。 (もっと読む)


【課題】負の電子親和力を持つn型ダイヤモンド半導体への電流注入のみを用いて、室温動作する電子源を提供する。
【解決手段】水素終端によって負の電子親和力表面を有した5×1019cm-3未満の濃度のリンドープダイヤモンドで構成されバンド伝導を有しているn型ダイヤモンド半導体層1と該n型ダイヤモンド半導体層に少なくとも正極がショットキー電極で構成された電極2、3とを含み、電極2、3間にバイアスを印加して電流を流すことにより、外部に電子放出することを特徴とする電子源。 (もっと読む)


【課題】比較的低温及び低引き出し電圧のもとで電子放出の可能な電子放出素子、及び、この電子放出素子の作製方法を提供する。
【解決手段】電子放出素子2は、ダイヤモンド結晶を含むエピタキシャル構造体5を備え、エピタキシャル構造体5は、100μmの直径の底面と1000μmの高さとを有する円柱内に収容可能な形状を有する。更に、電子放出素子2は、エピタキシャル膜6上に設けられた金属膜7を更に備える。また、エピタキシャル構造体5はn型又はp型ドーパントを含有する。 (もっと読む)


【課題】比較的低温及び低引き出し電圧のもとで電子放出の可能な電子放出素子、及び、この電子放出素子の作製方法を提供する。
【解決手段】電子放出素子2は、ダイヤモンド結晶を含むエピタキシャル膜6と、エピタキシャル膜6が形成された領域を含む表面を有するダイヤモンド突起部5とを備える。ダイヤモンド突起部5は、100μmの直径の底面と1000μmの高さとを有する円柱内に収容可能な形状を有する。更に、電子放出素子2は、エピタキシャル膜6上に設けられた金属膜7を更に備える。また、エピタキシャル膜6はn型又はp型ドーパントを含有する。 (もっと読む)


【課題】電子線及び電子ビーム機器や真空管、特に、電子顕微鏡や電子ビーム露光機に使用される、ダイヤモンドを用いた高輝度でエネルギー幅が狭いダイヤモンド電子源の提供。
【解決手段】柱形の単結晶ダイヤモンドを用いた電子源であって、電子放出部11と通電加熱部12とで構成され、該電子放出部は柱の端面に高さ10μm以上且つ先端曲率半径5μm以下の先鋭突起を一ヶ所にのみ有し、該電子放出部の単結晶ダイヤモンド中に最も多く含まれる不純物は窒素であって該窒素の濃度は1×1017cm−3以上であり、該通電加熱部の室温(25℃)端子間抵抗は500Ω以下であるダイヤモンド電子源。 (もっと読む)


【課題】CVD法によってSiO2を主成分とする層を積層した基板上に、良好なカーボン膜を備えた電子放出素子を製造する方法を提供する。
【解決手段】基体1上にCVD法によって、Nの元素比率が2%以下であるSiO2を主成分とする層8を形成して基板1とし、その上に素子電極2,3、導電性膜4を形成し、さらに、活性化処理によってカーボン膜6を堆積させる。 (もっと読む)


【課題】 高電子放出量、高電流密度の電子放出素子および電子放出装置を提供する。
【解決手段】 電子放出素子は、導電性基板と、前記導電性基板上に形成された第1導電型の第1のダイヤモンド層と、前記第1のダイヤモンド層上に形成された第1導電型の第2のダイヤモンド層とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 大電流・高収束電子ビームを発生させるために望ましい先端形状である球面を制御性よく形成することができるダイヤモンド電子源の製造方法とダイヤモンド電子源を提供する。
【解決手段】 本発明が提供するダイヤモンドの電子放射点として先鋭部を有するダイヤモンド電子源の製造方法は、該先鋭部の先端形状を集束イオンビーム加工装置を用いて球面形状に補正する工程Aと、該工程Aによって形成された加工変質層を酸水溶液によって除去する工程Bとを有することを特徴とする。該工程A及び該工程Bをダイヤモンド電子源の製造工程で実施することによって、先端がダイヤモンド表面である球面形状となる結果、大電流・高収束電子ビームを発生させるために最適なダイヤモンド電子源となり、角電流密度や輝度といった電子源性能で従来電子源を凌駕することができる。 (もっと読む)


【課題】 大電流・高収束電子ビームを発生させるために望ましい先端形状である球面を制御性よく形成することができるダイヤモンド電子源の製造方法とダイヤモンド電子源を提供する。
【解決手段】 本発明が提供するダイヤモンドの電子放射点として先鋭部を有するダイヤモンド電子源の製造方法は、該先鋭部の先端形状を集束イオンビーム加工装置を用いて球面形状に補正する工程Aと、該工程Aによって形成された加工変質層をプラズマによって除去する工程Bとを有することを特徴とする。該工程A及び該工程Bをダイヤモンド電子源の製造工程で実施することによって、先端がダイヤモンド表面である球面形状となる結果、大電流・高収束電子ビームを発生させるために最適なダイヤモンド電子源となり、角電流密度や輝度といった電子源性能で従来電子源を凌駕することができる。 (もっと読む)


【課題】低電界でビーム収束した電子放出を実現し、低電圧で高効率な電子放出が可能で、製造プロセスが容易な電界放出型の電子放出素子、電子源、及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】電子放出素子の製造方法は、絶縁性または半導電性の層を備えた基体を予め用意する工程と、水素を含む中性ラジカルを含む雰囲気に前記層を曝す工程とを有し、当該絶縁性または半導電性の層が金属粒子を含有していること、当該絶縁性または半導電性の層が炭素を主成分とすること、当該水素を含む中性ラジカルが、H・、CH・、C・、CH・、または、それらの混合気体であること、当該水素を含む中性ラジカルの濃度が、当該雰囲気中の荷電粒子の濃度と比較して1000倍以上であること、及び、当該雰囲気に当該絶縁性または半導電性の層を曝す工程は、バイアスグリッドを設けたプラズマ装置を用いて、水素終端を施す工程であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】MIM型エミッタを用いたFEDの残像減少を解決する。
【解決手段】
平坦な基板上に形成された下部電極、絶縁層、および上部電極をこの順で重ねて構成された金属−絶縁層−金属型のダイオード素子であって、前記下部電極が、アルミニウム合金の単層膜、あるいはアルミニウム合金を含む積層膜からなり前記絶縁層が、前記下部電極の表面を陽極酸化処理で形成した非晶質な酸化膜からなり、前記絶縁層中における合金添加元素の面積濃度が1.1×1014cm-2以下に制限する。このような構成によって残像回復時間を2秒以下にする。 (もっと読む)


【課題】表面積が大きく、表面における導電性が高く、電気化学特性が経時変化しにくいダイヤモンド電極、触媒担持電極、及び電子デバイスを提供する。
【解決手段】ダイヤモンド基材の少なくとも表面近傍を含むドーパント領域に、ホウ素、窒素、アルミニウム、ケイ素、リン、硫黄、銅、ヒ素、モリブデン、白金、及び金のうち1種類以上のドーパントが3×1020〜8×1021個/cm3の濃度でドープされたダイヤモンド基材に対し、酸素ガスによるドライエッチングによってダイヤモンド基材の表面を処理することによりダイヤモンド基材の表面に針状突起3配列構造を形成する。 (もっと読む)


【課題】 電子顕微鏡などの電子線機器に用いられる電子放射点として、微細加工プロセスにおいてレジスト塗布が困難なサイズの柱状ダイヤモンド単結晶の片端に、一ヶ所の先鋭部を形成したダイヤモンド電子源及びその方法を提供する。
【解決手段】 柱状ダイヤモンド単結晶10片端を研磨して滑らかな平面11を形成し、滑らかな平面11上にセラミック層12を形成する。このセラミック層12上に、集束イオンビーム装置を用いて所定形状の薄膜層14を堆積した後、この薄膜層14をマスクとして、エッチングによりセラミック層12をパターニングする。得られたセラミックマスクを用いてドライエッチングにより、柱状ダイヤモンド単結晶10の片端に一ヶ所の先鋭部を形成する。 (もっと読む)


【課題】 電子源の製造に従来利用されたことのない加工技術を適用することにより、新しい概念のナノサイズの収束を可能とした非金属系の電子源用チップを提供することを目的とする。
【解決手段】 電子源用チップは、導電性を有する非金属材料、例えばダイヤモンドなどからなる。電子源用チップの電子を放出する先端突起部2は、下部突起3と上部突起4とで構成されている。上部突起4を含む先端突起部2の少なくとも一部には、収束イオンビーム(FIB)法により、球面や円錐などの曲面形状が形成されている。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れ、かつ大電流の電界電子放出が可能な電子エミッタ材料、およびこのような電子エミッタ材料を用いた電子放出応用装置を提供することを目的とする。
【解決手段】炭素発泡体の表面にダイヤモンド粉末を吸着させた後、化学気相蒸着(CVD)処理により前記炭素発泡体上にダイヤモンドを成長させた電子エミッタ材料。また、前記ダイヤモンド粉末が、ナノダイヤ粉末である電子エミッタ材料。そして、前記電子エミッタ材料の前面に、電子引き出し用グリッド電極を設置した電子放出応用装置。 (もっと読む)


【課題】
CNT等の高輝度荷電電粒子線源からの荷電粒子線を安定に放出し、高分解能で長時間安定な荷電粒子線装置技術を提供する。
【解決手段】
本発明では、表面クリーニング(清浄化)手段を設け、これにより、例えば、CNT表面に付着した非晶質のコンタミ膜を除去するよう構成する。そのために、表面クリーニング手段として、反応ガス導入手段5、6とガス活性化手段30を備え、CNT等の電子源1を入れるクリーナーを構成し、使用前に電子源1を処理する構造とする。あるいは、電子銃装置に、反応ガス導入手段とガス活性化手段を組み込み、装置内で表面クリーニングする構成とする。 (もっと読む)


【課題】薄膜型電子源において、電子放出効率を向上させる。
【解決手段】薄膜型電子源の上部電極の材料として、Siよりも大きな禁制帯幅を有し、かつ導電性を有する材料を用いる。特に、SnOやITO膜などの導電性酸化物、GaNやSiCなどの広禁制帯幅半導体を用いる。ホットエレクトロンが通過する上部電極(11)中での電子のエネルギー損失が低減し、電子放出効率が向上する。従来並のダイオード電流の場合、高い放出電流が得られる。一方、従来並の放出電流密度の場合、低駆動電流で済む為、給電線および駆動回路を簡易化できる。 (もっと読む)


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