本発明は、平行光束ではない拡散した光ビームを対物レンズに入射させる構成を採ることにより小型化、薄型化および低コスト化を図る場合であっても、波面収差による記録・再生特性への影響を抑制可能な光ヘッド装置を実現することを目的とする。そして、上記目的を達成するために例えば、回折光学素子６に、回折機能だけではなく、非点収差を発生させる機能をも持たせて、光源が対物レンズ９のレンズ光軸から光ディスク情報記録媒体８のラジアル方向に遠ざかることにより発生する非点収差を打ち消すようにする。具体的には、回折光学素子６の回折面またはその裏面をトーリック面あるいはシリンドリカル面とし、その曲率を調節することにより非点収差量を調節する。
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半導体レーザ２と、半導体レーザ２から出射された光束を分離して第１の光束及び第２の光束を出射する光束分離素子８と、この光束分離素子８から出射された第１の光束が入射され、光情報記録媒体へ集光させる対物レンズと、前記光束分離素子８から出射された第２の光束が入射される
受光素子３６と、前記受光素子３６に入射された光量に応じて前記光源から出射される光量を調整する演算回路とを備える。前記第２の光束をを出射する前記光束分離素子８の出射面と、前記第２の光束が入射される受光素子３６の入射面とが、接着剤層４０を介して接合されている。これにより、光学ヘッドの大幅な小型化を図りつつ、より高精度かつ高感度な光量調整を実現する。 （もっと読む）

ホログラムの書き込みおよび読み出しの装置であって、位相モードで動作可能であり参照光（１２０）と重なり合う物体光（１１０）を生成するための複数のピクセル（１０６）を有している空間光変調器（ＳＬＭ、１０４）、物体光の経路にあるホログラフィック記録媒体（ＨＲＭ、１１４）、およびＳＬＭとＨＲＭとの間の物体光の経路に配置された第１のレンズ素子（１０８）を有しており、ＨＲＭが、第１のレンズ素子のフーリエ変換平面またはその近傍に配置されている。 （もっと読む）