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Fターム[5F092BE11]の内容

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【課題】 ホイスラー合金層の形成に際して、成膜速度(成膜レート)を上げることができ、生産性の向上を図ることができ、しかも素子特性の向上を図ることができるホイスラー合金層の形成方法を提供する。
【解決手段】 フリー層(50)は、外部磁界に応じて磁化の方向が変化するように機能するとともに、第1のホイスラー合金層を含む積層体から構成され、磁化固定層(30)は、非磁性中間層(32)を挟むようにしてインナーピン層(33)およびアウターピン層(31)が積層された形態を有しており、インナーピン層(33)は、第2のホイスラー合金層(333)を含む積層体から構成され、第1および第2のホイスラー合金層は、それぞれ、ホイスラー合金層組成を構成するように少なくとも2つ以上に分割された分割ターゲットを用い、同時スパッタ法により成膜されるように構成される。 (もっと読む)


【課題】MR素子を構成する各層の面と交差する方向に電流が流されるMR素子におけるMR比を大きくする。
【解決手段】MR素子5は、非磁性導電層24と、非磁性導電層24を挟むように配置された固定層23およびフリー層25を備えている。固定層23とフリー層25は、それぞれホイスラー合金層33H,25Hを含んでいる。ホイスラー合金層33H,25Hは、単位格子の体心位置に磁性金属元素の原子が配置されたホイスラー合金と、ホイスラー合金を構成しない非磁性金属元素である添加元素とを含んでいる。固定層23とフリー層25の少なくとも一方は、非磁性導電層24に隣接する領域であって、非磁性導電層24に近づくに従って添加元素の濃度が大きくなる領域を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】MR素子を構成する各層の面と交差する方向に電流が流されるMR素子におけるMR比を大きくし、且つ特性のばらつきを少なくする。
【解決手段】MR素子5において、固定層23とフリー層25は、それぞれホイスラー合金層332,52を含んでいる。ホイスラー合金層332,52は、それぞれ、互いに反対側を向く2つの四角形の面を有している。また、ホイスラー合金層332,52は、一方の面における4つの辺に接する1つの結晶粒を含んでいる。MR素子5の製造方法では、MR素子5となる積層膜を形成し、この積層膜をパターニングした後、積層膜中のホイスラー合金層となる膜に含まれる結晶粒が成長して、ホイスラー合金層となる膜の一方の面における4つの辺に接する1つの結晶粒が形成されるように、パターニング後の積層膜を熱処理する。 (もっと読む)


【課題】MR素子を構成する各層の面と交差する方向に電流が流されるMR素子におけるMR比を大きくする。
【解決手段】MR素子5の固定層23は、体心立方構造の磁性合金層よりなる下地磁性層331と、下地磁性層331の上に形成されたホイスラー合金層332とを含んでいる。MR素子5のフリー層25は、体心立方構造の磁性合金層よりなる下地磁性層51と、下地磁性層51の上に形成されたホイスラー合金層52とを含んでいる。ホイスラー合金層332,52は、いずれも、Mnの含有率が25原子%より多く40原子%以下であるCoMnSi合金よりなり、且つ単位格子の体心位置にCo原子が配置され、単位格子の頂点位置にMn原子またはSi原子が不規則に配置されたB2構造の主成分を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】組成式がXYZまたはX2YZで表される合金の規則化処理温度を低くできる構成を提供する。
【解決手段】MR素子4は、ピンド層43、スペーサ層44およびフリー層45が、この順番で積層された構成を有する。フリー層45は、少なくともスペーサ層44と隣接する側がホイスラー合金層で構成される。ホイスラー合金層は、組成式がXYZまたはX2YZで表される合金に対して、デバイ温度が300K以下の付加元素を添加したものである。 (もっと読む)


【課題】スペーサ層に隣接する層がホイスラー合金層である場合に、低いRAを保ちつつ、高いMR比を達成する。
【解決手段】MR素子4は、ピンド層43、スペーサ層44およびフリー層45が、この順番で積層された構成を有する。フリー層45は、少なくともスペーサ層44と隣接する側がホイスラー合金層で構成される。ホイスラー合金層とスペーサ層44との界面には、酸化物49が海島状に分散して設けられている。ホイスラー合金層は、実質的に化学量論組成を有している。または、酸化物のRAは0.10Ωμm2〜0.36Ωμm2の範囲内にある。 (もっと読む)


【課題】 特に、RAを小さくし、且つ抵抗変化率(ΔR/R)を大きくすることが可能なトンネル型磁気検出素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 酸化チタン等の絶縁酸化物で形成された絶縁障壁層5の上に形成されるフリー磁性層6のうち前記絶縁障壁層5と接する位置にエンハンス層6aが形成されている。前記絶縁障壁層5の下には固定磁性層4を構成する第2固定磁性層4cが形成される。前記第2固定磁性層4cは、膜面と平行な方向に{111}面が優先配向する面心立方構造で形成され、前記絶縁障壁層5は、ルチル型構造等で形成され、前記エンハンス層6aは、膜面と平行な方向に{110}面が優先配向する体心立方構造で形成される。これにより、RAを小さくし、且つ抵抗変化率(ΔR/R)を大きくすることが可能である。 (もっと読む)


【課題】スペーサ層に隣接する層がホイスラー合金層である場合に、ホイスラー合金層が特定の結晶構造をとりやすくすることによって高いMR比を達成する。
【解決手段】MR素子4は、ピンド層43、スペーサ層44およびフリー層45が、この順番で積層された構成を有する。ピンド層43の、スペーサ層44と隣接する層はホイスラー合金層で構成される。ホイスラー合金層とスペーサ層44との界面には、化合物49が海島状に分散して設けられている。化合物49は、ホイスラー合金層に含まれる元素の少なくとも1種を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】高速かつ消費電力が極めて小さい不揮発性メモリを提供する。
【解決手段】不揮発性磁気メモリに、高出力なトンネル磁気抵抗効果素子を装備し、スピントランスファートルクによる書込み方式を適用する。トンネル磁気抵抗効果素子1は、CoとFeとBを含有する体心立方構造の強磁性膜304と、(100)配向した岩塩構造のMgO絶縁膜305と、強磁性膜306とを積層した構造を有する。 (もっと読む)


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