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Fターム[5F092BE11]の内容

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【課題】 電流−スピン流変換効率が高く、高強度のスピン流が得られるスピントロニクス装置を提供する。
【解決手段】 互いに平行に対向する第1端面及び第2端面を有し、電子と正孔とが同程度のキャリア密度と移動度を有し、正常及び異常ホール係数が共にゼロである強磁性の両極性伝導金属からなるスピン流生成領域30と、第1端面にオーミック接続し、電子をスピン流生成領域30に注入する第1主電極20と、第2端面にオーミック接続し、正孔をスピン流生成領域30に注入する第2主電極40とを備える。第1端面に垂直な面に直交する方向の外部磁場にもとづく正常ホール効果に、磁場誘起磁化もしくは自発磁化にもとづく異常ホール効果が加わることによって、電子と正孔とを同一方向に輸送されるように偏向して、電子と正孔の電荷を互いに相殺し、スピン流生成領域30における異常ホール効果によってスピン流を得る。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗効果素子の素子特性の向上を図る。
【解決手段】本実施形態の磁気抵抗効果素子は、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが不変な第2の磁性層92と、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが可変な第1の磁性層91と、第1及び第2の磁性層91,92との間に設けられた非磁性層93と、を具備し、第1の磁性層92は、Tb、Gd及びDyからなる第1のグループから選択される少なくとも1つの元素とCo及びFeからなる第2のグループから選択される少なくとも1つの元素とを含む磁化膜21を備え、磁化膜21は、アモルファス相29と粒径が1nm以下の結晶28とを含む。 (もっと読む)


【課題】新規な金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜、及び、これを含むナノグラニュラー複合薄膜、並びに、これらを用いた薄膜磁気センサを提供すること。
【解決手段】Co2Fe(Al1-xSix)(但し、0<x<1)で表される組成を有する強磁性粒子と、前記強磁性粒子の周囲に充填された絶縁材料からなる絶縁マトリックスとを備えた金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜。MgO、NiO、SiO2又はAl23からなるバッファ層と、前記バッファ層の表面に形成された本発明に係る金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜とを備えたナノグラニュラー複合薄膜。本発明に係る金属−絶縁体系ナノグラニュラー薄膜又はナノグラニュラー複合薄膜を備えた薄膜磁気センサ。 (もっと読む)


【課題】高精度の磁気記録用読み取りヘッドに最適な電流垂直型巨大磁気抵抗(CPP−GMR)素子を提供する。
【解決手段】CPP−GMR素子は、ホイスラー合金薄膜4,6間にスペーサ層5を配した構造を持つCPP−GMR素子であって、前記ホイスラー合金薄膜4,6が、B2規則構造を持つホイスラー強磁性合金からなり、スペーサ層5がB2規則構造を持つ金属間化合物からなることを特徴とし、また、前記CPP−GMR素子において、前記ホイスラー強磁性合金が、CoFeAlSiホイスラー強磁性合金であり、前記金属間化合物が、NiAl金属間化合物である。 (もっと読む)


【課題】 300℃以下の温度において、L10構造FePt規則合金が得られるFePt系磁性層を備える積層体構造物を提案する。
【解決手段】 積層体構造物は、アモルファス状態のTa層と、このTa層の上に形成された酸化亜鉛(ZnO)または酸化マグネシウム(MgO)からなる金属酸化物層と、この金属酸化物層の上に形成されたFePt系磁性層と、を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】MR比のバイアス依存性を改善し、高い再生出力を有する磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】飽和磁化の異なる固定層13と自由層15を有し、かつホイスラー合金などの高スピン散乱材料を有する磁気抵抗効果素子において、固定層と自由層のうち飽和磁化が低い方の磁性層から高い磁性層の方に電子が流れるようにバイアス電圧を印加することで、高MR比と高バイアス耐性を両立し、高い再生出力を実現する。 (もっと読む)


【課題】狭リードギャップ長化を図り、所要の特性を備える磁気抵抗効果膜及びトンネル磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】スペーサ層27と、硬磁性層23と、磁化自由層28とを備える磁気抵抗効果膜であって、前記硬磁性層23が、m-D019型CoPt規則合金相、またはL11型CoPt規則合金相として形成され、該硬磁性層23の磁化容易軸方向が硬磁性層の面内に向いている。 (もっと読む)


【課題】加熱処理温度をできるだけ抑えてL10型の規則相を有するFePtからなる磁性膜を製造する方法、及びこの磁性膜を用いた磁気デバイスを提供する。
【解決手段】Feを主成分とする層3aと、Ptを主成分とする層3bとを交互に積層し、(110)配向させて成膜する成膜工程と、前記Feを主成分とする層3aと前記Ptを主成分とする層3bを加熱し、前記Feを主成分とする層と前記Ptを主成分とする層との界面においてFeとPtとを拡散させ、L10型に規則化させる加熱工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、従来不可能とされていた電気抵抗×面積が0.3Ω・μm、かつ磁気抵抗変化率が5%以上となる磁性薄膜素子を提供することを目的とする。
【解決手段】
発明1の磁性薄膜素子は、少なくとも強磁性金属層と基材との間に、前記強磁性金属層の下地層として、面心立方格子の構造を持ち、かつ前記強磁性金属層よりも低い電気抵抗である金属からなる層が設けてあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】飽和磁化Msを低く抑えながら高Kuを提供することが可能な磁性薄膜とその成膜方法、ならびにこの磁性薄膜を適用した各種デバイスを提供する。
【解決手段】本発明の磁性薄膜は、L11型の原子の規則構造を有するCo-M-Pt合金(前記Mは単一若しくは複数のCo,Pt以外の金属元素を示す。)を含むものとし、例えば、前記Co-M-Pt合金は、Co-Ni-Pt合金であり、組成は、Coが10〜35(at%)、Niが20〜55(at%)、残部はPtとする。また、前記磁性薄膜は、垂直磁気記録媒体、トンネル磁気抵抗素子(TMR)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、MEMSデバイス等において使用される磁性膜に適用する。 (もっと読む)


【課題】リード特性を損なうことなく磁気抵抗効果膜の薄膜化を可能とし、これによってリードギャップを狭くし、記録媒体の高記録密度化を可能にする。
【解決手段】本発明に係る磁気抵抗効果膜は、反強磁性層12と、該反強磁性層12に積層された固定磁化層13aとを備え、前記反強磁性層12が、多結晶構造を備えるL12型規則合金であるMn3Irからなる。 (もっと読む)


【課題】書き込み特性の安定した磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】磁気記憶装置は記録層3を有する。記録層3の平面形状は、磁化容易軸91に沿った一の直線63上で磁化容易軸91の方向における最大の長さLを有し、磁化容易軸91と垂直な方向に最大の長さLの半分より小さい長さWに渡って位置し、一の直線63の一方側および他方側のそれぞれにおいて、磁化容易軸91と垂直な方向に長さaに渡って位置する第1の部分3aと、磁化容易軸91と垂直な方向に長さaより小さい長さbに渡って位置する第2の部分3bとを有している。第1の部分3aの外縁は、外縁の外側に向かって凸の滑らかな曲線のみからなる。 (もっと読む)


【課題】反強磁性層とその上に積層された固定層とを備えた交換結合膜において、反強磁性層と固定層との間で発生する交換結合磁界を大きくし、且つ固定層の保磁力を小さくする。
【解決手段】MR素子5は、積層された反強磁性層52、固定層53、スペーサ層54および自由層55を備えている。反強磁性層52は、順に積層された第1層521、第2層522および第3層523を含んでいる。第3層523は固定層53に接している。第1層および第3層は、γ相を有するFeMn合金によって構成され、第2層522は、γ相を有するIrMn合金によって構成されている。 (もっと読む)


【課題】従来の交換結合素子と比較してより大きな磁化の一方向異方性を備えた新規な構成の交換結合素子およびこの交換結合素子を用いた磁気抵抗効果素子、磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】規則型の反強磁性層12と、前記反強磁性層12と交換結合し、磁化が一方向異方性を有する磁化固定層13とを有し、前記磁化固定層13は、面心立方格子となる組成の第1の磁化固定層13aと、体心立方格子となる組成の第2の磁化固定層13bとから構成されている。前記規則型の反強磁性層12としては、L12型規則合金Mn3Irが使用でき、前記第1の磁化固定層13aとしては、CoxFe1-x(x=1〜0.7)、前記第2の磁化固定層13bとしては体心立方格子となる組成のCoFeが用いられる。 (もっと読む)


【課題】CPP−GMRにおいて、適度な面積抵抗と高い磁気抵抗変化率を有し、かつ狭リードギャップの要請に対応した実用的な磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】磁化方向が一方向に固着された第1の強磁性体膜117を含む強磁性固定層と、磁化方向が外部磁界に対応して変化する第2の強磁性体膜123を含む強磁性自由層と、強磁性固定層と強磁性自由層との間に設けられた中間層121と、電流を絞り込むための電流狭窄層120を有し、強磁性固定層及び強磁性自由層の少なくとも一方は高分極率層を有する。 (もっと読む)


【課題】高い磁気抵抗比を有し、かつメモリセルを微細化してもビット情報の高い熱擾乱耐性を確保する。
【解決手段】磁気抵抗素子10は、NaCl構造を有し、かつ(001)面に配向する窒化物から構成される下地層23と、下地層23上に設けられ、かつ膜面に垂直方向の磁気異方性を有し、かつL1構造を有し、かつ(001)面に配向する強磁性合金から構成される第1の磁性層14と、第1の磁性層14上に設けられた第1の非磁性層16と、第1の非磁性層16上に設けられ、かつ膜面に垂直方向の磁気異方性を有する第2の磁性層17とを含む。 (もっと読む)


【課題】アニール処理の温度を比較的低く抑えても高いスピン分極率が得られるホイスラー合金層を、その磁歪を小さく抑えることによってフリー層中に採用可能にし、それによって高いMR比を達成することができる磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】磁化方向が固定されたピンド層43と、磁化方向が外部磁界に応じて変化するフリー層45と、ピンド層43とフリー層45との間に設けられている非磁性のスペーサ層44とを含み、フリー層45は、ホイスラー合金層45cと、4族元素、5族元素、または6族元素からなる磁歪低減層45bとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】磁化反転磁界のばらつきを低減できるように固着層からの漏れ磁界の影響を受けにくく安定に動作する磁気記憶装置を実現する。
【解決手段】磁気記憶装置における磁気記憶素子MMは、磁化方向が固定された固着層1と、少なくとも磁化容易軸を有し外部磁界によって磁化方向が変化する記録層3とを含んでいる。記録層3の膜厚方向における磁化の重心Gaの位置が記録層3の膜厚の1/2よりも固着層1側に位置している。 (もっと読む)


【課題】積層構造を有さないでトンネル接合を形成した新規な構造のトンネル接合磁気抵抗素子を提供する。
【解決手段】強磁性体からなる第1の電極12と強磁性体からなる第2の電極13と第1の電極12及び第2の電極13の間に配置されるナノ粒子14とを備え、ナノ粒子14が強磁性金属ナノ粒子14aの外周に絶縁性を有する保護基14bを有する。強磁性金属ナノ粒子14aと第1の電極12との間に第1のトンネル接合15aが形成され、強磁性金属ナノ粒子14aと第2の電極13との間に第2のトンネル接合15bが形成される。 (もっと読む)


【課題】 特に、絶縁障壁層をTi−Oで形成した構造において、低いRAを維持したまま、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を高く出来、また、フリー磁性層の保磁力を従来と同様に低い状態に保ち、さらには、層間結合磁界Hinを従来より小さくできるトンネル型磁気検出素子及びその製造方法に係る。
【解決手段】 絶縁障壁層5はTi−Oで形成される。前記絶縁障壁層5の上に形成されるフリー磁性層8は、下からCoFe合金で形成されたエンハンス層6、Pt層10及びNiFe合金で形成された軟磁性層7の積層構造で形成される。これにより、低いRAを維持したまま、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を高く出来、また、フリー磁性層8の保磁力を従来と同様に低い状態に保ち、さらには、層間結合磁界Hinを従来より小さくできる。 (もっと読む)


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