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Fターム[5H032AA02]の内容

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Fターム[5H032AA02]に分類される特許

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【課題】外部から空気を取り込む際、電池内部に水分が混入することによる電池性能の低下を抑えることができる、金属空気電池及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 正極、電解質層、及び負極をこの順に有し、正極は、正極材料と当該正極材料を保持する親水性バインダーとを含む親水性領域、及び、正極材料と当該正極材料を保持する疎水性バインダーとを含む疎水性領域を有し、親水性領域と電解質層との間に、疎水性領域が設けられる、金属空気電池とする。 (もっと読む)


【課題】寿命が長いリチウム空気電池を提供する。
【解決手段】リチウム空気電池102は、空気極114と負極複合体104との間に電解質112を満たした起電体116を容器124に収容した構造を有する。負極複合体104は、負極106を耐水層110で被覆し、負極106と耐水層110との間に緩衝層108を挿入した三層構造を有する。負極106の材質は、リチウム金属であることが望ましいが、リチウムを主成分とする合金若しくは化合物であってもよい。耐水層110の材質は、リチウムイオン伝導性のガラスセラミックスである。緩衝層108の材質は、リチウムイオン導電性のポリマー電解質である。電解質112は、リチウムイオンを含むpH緩衝液である。 (もっと読む)


【課題】正極であるガス拡散型電極をカーボンとバインダーのみで構成し、更に、使用するカーボンに化学処理を施すことによって特性を改善した正極を用いることによって高性能なリチウム空気電池を提供すること。
【解決手段】カーボン及びバインダーを構成要素とする正極1と、金属リチウムを構成要素とする負極8とが設けられ、正極1と負極8との間に有機電解液10が配置され、正極1の一方の面が有機電解液10に接触し、他方の面が空気に接触する構造を有するリチウム空気電池において、正極1の構成要素として使用するカーボンの比表面積が、アルカリ賦活処理によって、例えば 2400m/gにまで増大したカーボンであることを特徴とするリチウム空気電池を構成する。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム電池の負極容量を持続的に大きくすることができるマグネシウム電池を提供する。
【解決手段】マグネシウムからなる負極110と、負極110からマグネシウムイオンを溶出させる水系電解液を保持可能な保液部120とを備え、保液部120は、多価のカルボン酸塩の水溶液を水系電解液として保持することで、負極110と正極との間で持続的に起電力を発生させる。これにより、多価のカルボン酸イオンと負極110から溶出したマグネシウムイオンとが錯体化し、マグネシウムイオンの溶解度が増大する。その結果、負極110における酸化マグネシウムの析出を抑制しマグネシウムの持続的電解を可能にすることにより、マグネシウム電池100の負極容量を持続的に大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵電極を直接、被電解水に浸しながら電解し、水素を発生させて吸蔵するに際し、負電極としての水素吸蔵電極が酸化され難い材料で安価な材料にすると共に、吸蔵しやすくし、さらに吸蔵した水素を取り出しやすい構造にすること、更に単純な構造の脱着可能な水素吸蔵電極を有する水素吸蔵装置、およびその水素吸蔵電極を利用した電池を提供する。
【解決手段】負極としての水素吸蔵電極2について、粒状または多孔性のグラファイトなどのカーボン系材料を用いる構造として被電解水6との接触面積を大きくする。さらにこの水素吸蔵電極は、水素吸蔵装置の本体から脱着可能な構造にして、十分水素を蓄えた水素吸蔵電極を効率の良い水素吸蔵物質に水素を移し替えるようにして利用する電池に適用する。 (もっと読む)


【課題】連続的な高出力を長時間に亘って維持できる空気電池システムを提供すること。
【解決手段】本発明の空気電池システムによれば、空気電池の正極に該電解質液を供給可能な第1流路の出口から排出された電解質液がろ過手段によってろ過されるので、発電(放電)に伴って生成して電解質液に溶解せずに浮遊する固形物を除去することができる。よって、固形物によって循環される電解液がスラリー化し、それによって発生する種々の問題(例えば、放熱性の悪化によるシステムの過熱に伴う不具合や、酸素供給手段による酸素供給性の悪化など)の発生を、電解質液の交換を行うことなく、長時間に亘って抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて充電電位の低い非水電解液空気電池を提供する。
【解決手段】F型電気化学セル20は、ケーシング21に、正極23と金属リチウムからなる負極25とがセパレータ27を介して互いに対向してセットされ、非水電解液28が正極23と負極25との間に注入されている。正極23には発泡ニッケル板22が載せられ、発泡ニッケル板22は空気が正極23側へ流通可能な押さえ部材29により押さえ付けられている。正極23には酸素の酸化還元触媒として電解二酸化マンガン又はニトロキシルラジカルを有するラジカルポリマーが含まれている。また、非水電解液28には安定なラジカル骨格を含む構造を有する化合物が含まれている。酸化還元触媒と安定なラジカル骨格を含む構造を有する化合物との相互作用によって、より充電電位の低い非水電解液空気電池が得られる。 (もっと読む)


【課題】液抵抗による損失が好適に抑制された空気電池を提供すること。
【解決手段】本発明の空気電池によれば、正極と負極との間には、これらの両極によって両側から挟持される多孔性かつ絶縁性のセパレータが設けられており、負極は、押圧手段によってセパレータに対して押圧し続けられているので、発電時間の経過に伴って負極が消費されたとしても、負極と正極との離間距離を発電時間の経過とは無関係に維持することができる。よって、負極と正極との間の距離を、常時、セパレータの厚さに応じた最小限の距離に留めることができるので、液抵抗の大きさに起因する損失を常時最小限に抑制することができ、長時間に亘って良好な電池特性を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】電解質としてアニオン交換膜を用いる空気電池において、酸化皮膜の形成による電池出力及び電池電圧の低下が起こり難く、金属負極の利用率を高め、電池寿命の長い空気電池を提供することを目的とする。
【解決手段】アニオン交換膜4の一面側に空気極5が密接して設けられており、アニオン交換膜4の他面側にアルミニウム電極2が設けられており、さらにその外側に負極容器1が設けられている。アルミニウム電極2はアルミマトリックス2aの中にカーボンナノファイバー3が分散されている。 (もっと読む)


【課題】プロトン性電解質液を用いる一方で高いエネルギー密度を有する空気電池を提供すること。
【解決手段】本発明の空気電池によれば、ルイス酸を表面に有する金属又は合金が負極の負極活物質として使用されるので、金属又は合金の表面に存在するルイス酸によって、プロトン性電解質液による該金属又は合金の腐食反応が抑制され、その結果、電池の高エネルギー密度化を図ることができる。特に、水素化アルミニウムを表面に有するアルミニウム又はアルミニウム合金が、負極の負極活物質として使用されるので、表面の水素化アルミニウムが、プロトン性電解質液によるアルミニウムの腐食反応を好適に抑制し、その結果、電池の高エネルギー密度化を好適に図ることができる。 (もっと読む)


【課題】安全性に優れ、エネルギー密度及び出力の高い空気電池を提供する。
【解決手段】負極用容器1の側面に開口窓2が開けられており、アニオン交換膜3によって塞がれている。アニオン交換膜3の外側面には、触媒膜4が密接して重ねられており、触媒膜4の上から多数の空気穴6があけられた集電カバー5が接触するように被せられている。非水電解液7の組成は、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムクロリド:無水AlCl=1:2(モル比)とされている。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて放電容量が大きい空気電池を提供する。
【解決手段】空気電池20は、ケーシング21に、酸素を正極活物質とする正極23と金属リチウムからなる負極25とがセパレータ27を介して互いに対向してセットされ、ラジカルと反応してこれを安定化する化合物であるラジカル安定化剤と電解質とを含むイオン伝導媒体28が正極23と負極25との間に注入されている。正極23には発泡ニッケル板22が載せられ、発泡ニッケル板22は空気が正極23側へ流通可能な押さえ部材29により押さえ付けられている。イオン伝導媒体は、ラジカル安定化剤を80体積%以下の範囲で含んでいることが好ましい。また、ラジカル安定化剤は、ニトロン化合物およびニトロソ化合物から選ばれた1種以上であることが好ましい。さらに、空気電池は非水系のリチウム空気電池であることがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来よりも簡素なプロセスで、劣化の少ないリチウムイオン含有負極を作製しうる構造を有するリチウム空気二次電池と、従来よりも簡素なプロセスで、劣化の少ないリチウムイオン含有負極を作製するリチウム空気二次電池の製造方法とを提供すること。
【解決手段】カーボンを構成要素とするガス拡散型正極電極8、リチウムの吸蔵・放出が可能であってリチウムを含有しない状態になりうるリチウム吸蔵性物質を構成要素とする負極電極7とを具備し、ガス拡散型正極電極8と前記負極電極7との間に非水電解質を配置して構成するリチウム空気二次電池において、該リチウム空気二次電池内部で、負極電極7と接触している非水電解質に、ガス拡散型正極電極8から見て負極電極7よりも遠い位置で接触する、金属リチウムからなる補助電極2が配置されることを特徴とするリチウム空気二次電池を構成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、空気極集電体の腐食を抑制することができる金属空気電池を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、アルカリ金属元素を有する負極活物質を含有する負極層、および上記負極層の集電を行う負極集電体を有する負極と、導電性材料を含有する空気極層、および上記空気極層の集電を行う空気極集電体を有する空気極と、上記負極層および上記空気極層の間で金属イオンの伝導を行う電解質と、を有する金属空気電池であって、上記空気極集電体が、カーボン材料または高電子伝導性セラミックス材料から構成されていることを特徴とする金属空気電池を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】電池の充電又は放電を繰り返したことによる、放電容量の低下、及び電池内部抵抗の上昇を抑えることができる金属空気電池を提供する。
【解決手段】空気極、負極、及び空気極と負極との間に介在する電解質層を有し、空気極の電解質層側には、気体を誘導可能な気体誘導部が備えられる、金属空気電池とする。 (もっと読む)


【課題】大電流化に対応可能な電池用セパレータ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】この固体電解質電池100は、負極20/固体電解質10/正極触媒50/水系電解質40で構成されており、固体電解質10の正極触媒側表面には表面粗さRaが2μm以上100μm以下の凹凸形状が形成されている。正極触媒50の粒子は凹部12内に密に充填されている状態であり、これによって固体電解質表面との接触面積を増加でき大電流化を可能とする。 (もっと読む)


【課題】構成が簡易であって、充放電中に系内で発生する気泡が集合して電極に付着することを抑制できる空気電池を提供する。
【解決手段】空気極層と、負極層と、空気極層及び負極層の間で金属イオンの伝導を担う電解液が収容される電解液層と、を有し、電解液層内で気泡が集合することを抑制する気泡集合抑制手段が備えられている、空気電池とする。 (もっと読む)


【課題】充放電可能なマグネシウム空気二次電池を提供する。
【解決手段】F型電気化学セル20は、ケーシング21に、ポリ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニルオキシメタクリレート)ラジカルを酸素の酸化還元触媒として含む正極23と金属リチウムからなる負極25とが、セパレータ27を介して互いに対向してセットされ、非水系電解液28が正極23と負極25との間に注入されている。正極23には発泡ニッケル板22が載せられ、発泡ニッケル板22はガス溜め30の酸素が正極23側へ流通可能な押さえ部材29により押さえ付けられている。なお、図示しないが、ケーシング21は正極23と接触する上部と負極25と接触する下部とに分離可能であり、上部と下部との間に絶縁樹脂が介在している。このF型電気化学セル20は、放電のみならず充電することも可能であり、複数回繰り返し充放電することも可能である。 (もっと読む)


【課題】 従来、電源を必要としない電気化学反応により、単に水酸化マグネシウムが生成し、電流が流れると共に水素ガスが発生することは知られていたが、効率よく継続して、水酸化マグネシウムを製造する手段と、前記水酸化マグネシウムを製造すると共に効率よく継続して発電する手段または水素ガスを製造する手段は開示されていなかった。したがって、効率よく継続して水酸化マグネシウムを製造し、水酸化マグネシウムの製造単価を低減し、エネルギー資源を有効活用することを課題とする。
【解決手段】 マグネシウム、アルミニウム等をアノードとし、アノードよりも電気化学的に貴電位の金属または炭素質材をカソードとした電極対と、電極接続導電手段と、溶存酸素供給手段と、pH5以上の電解水とで空気電池を構成することで、効率よく継続して水酸化金属を製造する手段とする。 (もっと読む)


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