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Fターム[5H604BB04]の内容

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Fターム[5H604BB04]に分類される特許

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【課題】 固定子コイルエンド部を強固に支持しつつ、回転電機の高効率化・大容量化を実現する回転電機の固定子およびこれを含む回転電機を提供する。
【解決手段】 回転電機の固定子は、鉄心周方向に複数に分散して配置され鉄心軸方向に延びる複数の固定子スロットを有し且つ軸方向端部に向かって内径寸法を段階的に大きくする鉄心段落とし部を有する環状の固定子鉄心と、前記複数の固定子スロットにそれぞれ収納される複数の固定子コイルと、前記複数の固定子コイルを前記複数の固定子スロット内に固定させる支持手段とを具備する。前記支持手段は、前記鉄心段落とし部の少なくとも一部において前記複数の固定子コイルを鉄心内径面側から押さえ付ける環状の支持部材を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、主絶縁層の主絶縁テープが全周に亘って均等な厚さにできる回転電機のコイル製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、素線絶縁層17で被覆された素線導体16を複数本まとめて素固めコイル15を形成し、この素固めコイル15の角部(18C,22C)に常温では固体で加熱すると流動しさらに高温で加熱すると硬化する第1の絶縁樹脂19を配置し、この状態で主絶縁テープ20を巻き付け、次に、熱硬化性の第2の絶縁樹脂を含浸させてから全体を第1回の加熱を行って前記第1の絶縁樹脂を流動化させ、その後、さらに高温で第2回の加熱を行って前記第1の絶縁樹脂と第2の絶縁樹脂を硬化させて主絶縁層21を形成したのである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、楔が軸方向に許容移動寸法以上に移動しない信頼性の高い構造を有した回転子を提供する。
【解決手段】回転子2は、シャフト21と回転子界磁巻線22と楔23とロック溝212とコーキング部231と第1のポンチロック213と第2のポンチロック232とを備える。コーキング部231は、楔23から突出しロック溝212に嵌合する。第1のポンチロック213は、ロック溝212に隣接した第1のコイルスロット211の縁から楔23へ向かって突出し楔23に接する。第2のポンチロック232は、楔23から第1のコイルスロット211の縁へ向かって突出し軸方向Lにコーキング部231に対して第1のポンチロック213を挟むように第1のコイルスロット211の縁および第1のポンチロック213に接する。 (もっと読む)


【課題】層間絶縁板に発生する応力を低減して層間絶縁板の界磁巻線からの剥離や破断を防止し、また層間絶縁板が破断したとしても層間短絡をなくすことにある。
【解決手段】回転子鉄心に設けられた複数のスロット内にスロット絶縁物を介して界磁巻線と層間絶縁板を交互に挿入し、これらを楔下絶縁物を介して楔により押えるように構成した回転電機の回転子において、界磁巻線4の各層間に配置される層間絶縁板5Aの軸方向の少なくとも一箇所を2分して、これら各層間絶縁板の端部を互い違いに切欠いて形成される少なくとも1段の段差部を他の部位の層間絶縁板と同じ厚みになるように重ね合わせた段継ぎ部5A−1を構成し、2分された層間絶縁板の段継ぎ部5A−1を含む片面を接着面として接着剤で界磁巻線4に接着し、且つ段継ぎ部の層間絶縁板同士及び層間絶縁板の他方の面を別層の界磁巻線4とは接着しないで滑り面として構成する。 (もっと読む)


【課題】 運転電圧を低下させずに小型化を実現する回転電機を提供すること。
【解決手段】 回転電機には、鉄心2と、鉄心2から延出するコイル1と、鉄心2の外側に設けられ、コイル1の存在する方向に突出する複数の肩部を有する電磁シールド板3とが設けられる。コイル1は、導体を外側から電気絶縁被覆する絶縁体と、前記絶縁体の表面に形成され鉄心2に接触する低抵抗層4と、低抵抗層4に連接して前記絶縁体の表面に形成される複数の電界緩和層5とを備え、低抵抗層4と電界緩和層5との境界が、電磁シールド板3の最も鉄心2に近い側の肩部とコイル1との距離を最短とする当該コイル1の表面上の点(A点)の位置よりも鉄心2から遠ざかる方向(即ち、口出し部6に近づく方向)に離れた位置に設けられている。 (もっと読む)


【目的】回転子軸ジャーナル径を増大させることなく、回転周波数の整数倍の見掛け上の振動を減少させた回転電機の回転子を提供すること。
【解決手段】軸回転時に界磁導体の遠心力を受け、軸ジャーナル部の変形の最も大きい部分の界磁導体外周面の円弧の一部を削除し、回転子軸の内径部に作用する界磁導体の遠心力を周上に均等に分散させる構造としたことで、回転子軸ジャーナル径を増大させることなく、回転周波数の整数倍の見掛け上の振動を減少させた回転電機の回転子を提供することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】固定子コイルエンドに施す電界緩和層の特性を、従来よりも精度良く推定する技術を提供する。
【解決手段】回転電機に取り付ける固定子コイルの非線形抵抗測定装置であって、固定子コイルの端部24には、導体41の外周に巻回されて電界緩和層44が配置され、電界緩和層44が当該端部24に配置された状態で、電界緩和層44の複数地点(n〜n)で表面電位を測定する測定手段と、測定された表面電位のうち所定の2つの地点(例えば、n、n)で測定された表面電位を用いて、電界緩和層44の電流電圧特性を推定する推定手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡単な構成により固定子コイルエンドの軸方向の熱伸縮に対して接続線群を長期にわたって安定して支持できる回転電機を提供することにある。
【解決手段】本発明は、固定子コイルエンド3Eから接続線群12までを変形可能な引出導体11で接続すると共に、接続線群12を支持し軸方向に離間した固定部材(4A,8)に跨って支持された支持部材(13)の軸方向の少なくとも一方側を、固定部材(4A,8)に対して軸方向に変位可能に支持させたのである。
このように構成することで、固定子コイルエンド3Eの熱伸縮による接続線群12への影響は変形可能な引出導体11で吸収でき、また、支持部材(13)の変位可能な支持により離間された固定部材(2.8)間の熱膨張差を吸収できるので、支持部材(13)の損傷はなく、簡単な構成で接続線群12を長期に亘って安定して支持することができる。 (もっと読む)


【課題】回転子の巻線間の絶縁信頼性が高く、加工が容易で作業性を改善することができる回転電機の回転子を提供する。
【解決手段】略円柱状に形成され外周部に凹設された軸方向のスロット2が周方向に所定の間隔で複数設けられた回転子鉄心3と、上記複数のスロットの内の所定のスロット間に跨って収容されるように形成され、素線導体4の周囲が該素線導体の長手方向に沿って熱収縮チューブ5で連続的に絶縁被覆された巻線6とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、固定子コイルサポートリングと固定子コイルを結束固定するバインドテープのずれによる緩みを防止し、電気的絶縁に対する信頼性の確保と低コスト化を両立した回転電機を提供することにある。
【解決手段】本発明は、固定子コイルサポートリングの固定子コイルエンド部の固定子コイルとの当接面と隣り合う面に面同士を貫く貫通孔を設け、該貫通孔にバインドテープを通して、前記固定子コイルサポートリングと前記コイルエンド部の固定子コイルを結束固定させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】界磁巻線の熱膨張・収縮などに起因する機械的なストレスによって層間絶縁材が剥離することがなく、信頼性が高く効率の良好な回転電機の回転子を提供する。
【解決手段】回転電機の回転子は、回転子鉄心1に設けられたスロット2内にスロット絶縁物3を介して界磁巻線4が収納され、その上部がスロットくさび6により抑えられた構造を有している。界磁巻線4の各層の導体(巻線導体)4aに層間絶縁層7は、酸化物、窒化物および炭化物から選ばれる無機化合物を構成成分の少なくとも一部として含有しており、隣接する一方の巻線導体4aに接着されている。 (もっと読む)


【課題】回転電機の起動、停止時の機械的ストレスによる絶縁層の破壊が抑制され、素線導体における電流密度の増加により回転電機の小型化、低コスト化、および大容量化が可能な固定子コイルを提供すること。
【解決手段】銅線の周囲に絶縁被覆が施されてなる素線2aを複数束ねてなる素線導体2と、前記素線導体2の周囲に形成され、シロキサン結合を主鎖に持つ高分子とマイカとを有する第1の絶縁層3と、前記第1の絶縁層3の周囲に形成され、ガラス転移点が100℃以上の高分子とマイカとを有する第2の絶縁体層4と、前記第2の絶縁体層4の周囲に形成され、表面抵抗率が1Ω以上1MΩ以下の半導電層5とを有する固定子コイル1。 (もっと読む)


【課題】界磁導体の総断面積を増加させ、回転子スロット内の界磁導体の占積率を向上させることで界磁銅損を低減して高効率で大容量の回転電機を提供する。
【解決手段】回転子鉄心1に複数の回転子スロット2を設け、回転子スロット2内に複数の界磁導体5からなる界磁コイル3を収納し、界磁導体5の外径側に絶縁ブロック7を配置し、界磁導体5及び絶縁ブロック7と回転子鉄心1の間にスロット絶縁体6を施し、絶縁ブロック7の外径側から回転子楔4で界磁コイル5を固定してなる回転電機の回転子である。絶縁ブロック7を断面凹字形状とし、絶縁ブロック7を、その凹部が界磁コイルに対向するようにスロット内に配置するとともに、絶縁ブロック7の凹部内側に形成されるスペースに界磁導体5aを配設する。 (もっと読む)


【課題】楔厚さがロータのスロット幅に比べて小さい場合にも、楔側ティース部におけるロータ側ティース部との周方向接触端部にフレッティング疲労き裂が発生することを防止できること。
【解決手段】ロータ10の外周に複数のスロット11が設けられ、各スロットがロータの軸方向に延在すると共にロータ側ティース部12を備え、この各スロットに、ロータの軸方向に沿って複数個配列されると共に、それぞれがロータ側ティース部に接触可能な楔側ティース部14を有するタービン発電機のコイル楔13において、楔側ティース部におけるロータ側ティース部との接触面18には、ロータ側ティース部との周方向接触端部16の近傍に、楔の軸方向に延びる第1溝21が形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、回転子を長大化させることなく、回転子鉄心と固定子鉄心間の冷却風量を確保し得る回転電機を提供することにある。
【解決手段】本発明は、抜け止め手段(18〜20,25〜27)を、保持環13を回転子鉄心6への焼嵌め位置内で隣接するスロット8の間に対向する位置に設けたのである。
保持環13の抜け止め位置を焼嵌め位置内とすることで、保持環自体の長さを短縮して固定子鉄心16の端部への接近を防止できるので、回転子鉄心6と固定子鉄心16間の隙間を狭めることがなくなり、その結果、回転子3を長大化させることなく、回転子鉄心6と固定子鉄心16間の冷却風量を確保できる。 (もっと読む)


【課題】成型が容易で遠心力に対して十分な機械強度を有するスロット絶縁材、および、運転中のコイル温度の上昇による剥離や起動停止に伴うコイルの熱膨張、収縮に基づく剥離、折れ、ずれ等が生じることのない絶縁構造を有する信頼性の高い回転電機の回転子を提供する。
【解決手段】回転子鉄心1の回転子スロット2内にスロット絶縁材4sを介して回転子コイル3を収納してなる回転電機の回転子である。スロット絶縁材4sは、無機充填材が配合され硬化後に高耐熱性と高柔軟性が得られる耐熱低弾性接着材を無機繊維織布に含浸して半硬化状にした無機繊維織布基材10を複数枚積層した無機繊維織布基材層の表面に、無機充填材が配合された耐熱性エポキシ樹脂を含浸し硬化させて成るガラス繊維部材11を貼り付けて一体化した後、硬化させて成形したものを用いる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、固定子巻線端部の振動を抑制して絶縁層の亀裂や破壊を防止できるタービン発電機及びタービン発電機の固定子巻線端部の振動抑制方法を提供するものである。
【解決手段】本発明は、固定子鉄心1から張り出した固定子巻線端部3の振動応答性を運転状況に応じて変化させる手段(12〜15,17,18)を設けたのである。
このように運転状況に応じて固定子巻線端部の振動応答性を変化させる手段(12〜15,17,18)を設けることで、固定子巻線端部3の振動応答性を抑制して固有振動を変えることができるので、タービン発電機の運転周波数に近接することを避けることができ、その結果、固定子巻線端部3の振動を抑制して絶縁層(10)の亀裂や破壊を防止できるのである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、蓄熱による耐久性低下が無く、長期運転後における固定子コイル端部の剛性低下を調整可能とすることができるタービン発電機の固定子コイル端部の支持構造を提供することにある。
【解決手段】本発明のタービン発電機は、回転磁界を発生させるロータと、前記ロータの外周側に設置される固定子と、を有し、前記固定子は、スロットが形成される固定子鉄心と前記スロットに配置される固定子コイルとを有し、前記固定子コイルは、前記固定子鉄心から軸方向に突出し、巻き返される固定子コイル端部を有し、前記固定子コイル端部の外周側の少なくとも一部に形成される絶縁材料製の外周側裁頭円錐殻状部材を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】起動停止毎に繰り返し発生する軸方向の熱伸び、及び遠心力による径方向の変位による作用力が吸収できる接続線を有する回転電機の提供と、接続線を接続する際の温度上昇を抑え接続線の強度低下を防ぐ回転電機の製作方法の提供。
【解決手段】回転子の一部を構成する回転子巻線と、回転子巻線に外部から電気を供給するために回転子胴体の径方向中心部に設けられた導体と、導体から外径側に引き出された引出線と、複数枚の導電板が積層されて構成され、回転子巻線と引出線を電気的に接続する接続線とを備え、接続線は、引出線側が径方向に直線となる径方向直線部と、径方向直線部から回転子軸方向に相反する向きの2経路に分岐して、一部に直線部を有する屈曲部とから成り、屈曲部の直線部と回転子巻線の底面とが接合されて構成されるようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、二分割の絶縁キャップを用いるものにおいて、コンパウンドがシリース接続部の奥まで隙間なく、より均等に行き亘って充填され、シリース接続部の突き出し方向が縦・横何れであっても取り付けが出来る回転電機のコイル接続部絶縁構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、シリース接続部に被せる絶縁キャップで絶縁する回転電機のコイル接続部絶縁構造において、記絶縁キャップは、組み合わされる一対の絶縁キャップ片で形成され、絶縁キャップ片は、主壁部と、主壁部の端縁から立上がる二つの対面する対面側壁、および対面側壁の後端側間を塞ぐように設けられる後部側壁とを有し、組み合わされる一対の絶縁キャップ片は、対面側壁および後部側壁の内外面が互いに重なり合わさるように、相手側絶縁キャップ片の対面側壁が挿入される挿入溝を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


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