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Fターム[5J108AA01]の内容

圧電・機械振動子、遅延・フィルタ回路 (44,500) | 目的、用途 (2,226) | 不要振動の抑止 (313)

Fターム[5J108AA01]に分類される特許

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【課題】横方向伝播によるスプリアスを低減した、高性能な圧電薄膜共振子を提供する。
【解決手段】本発明の圧電薄膜共振子10は、基板1と、基板1の上方に形成された共振部10であって、第1電極層12と、圧電体層14と、第2電極層16とを有し、第1電極層12と第2電極層16とによって圧電体層14に電界を与えることにより、圧電体層14の厚み方向に音響振動が生成される共振部10と、を含無電解めっき。共振部10の平面形状において、少なくとも一組の辺は平行をなし、かつ、平行をなす組の辺の間隔において最短の間隔Wは、少なくとも共振部10の厚みH以下である。 (もっと読む)


【課題】単数又は複数の圧電薄膜共振子を含む圧電薄膜デバイスにおいて、周波数インピーダンス特性がスプリアスの影響を受けにくくする。
【解決手段】上面電極15及び下面電極13は、励振信号が印加される励振電極となっており、振動が励振される正方形の励振領域141において、圧電体薄膜14を挟んで対向している。圧電体薄膜14の上面に形成された上面電極15は、励振領域141から、+方向及び−X方向の両方向に直線的に引き出されている。圧電体薄膜14の下面に形成された下面電極13は、励振領域141から、+Y方向及び−Y方向の両方向に直線的に引き出されている。 (もっと読む)


【課題】単数又は複数の圧電薄膜共振子を含む圧電薄膜デバイスにおいて、周波数インピーダンス特性がスプリアスの影響を受けにくくする。
【解決手段】圧電薄膜共振子1においては、圧電体薄膜14の上面の、励振電極となる上面電極151が形成されていない領域にも、上面電極151との間の間隙及び圧電体薄膜14の縁辺を除くほぼ全面に、励振信号が印加されない上面電極152が形成されている。同様に、圧電体薄膜14の下面の、励振電極となる下面電極131が形成されていない領域にも、下面電極131との間の間隙及び圧電体薄膜14の縁辺を除くほぼ全面に、励振信号が印加されない下面電極132が形成されている。 (もっと読む)


【課題】音叉型屈曲水晶振動子と、増幅器と、コンデンサーと、抵抗素子とを備えて構成される水晶発振回路を備え、かつ、周波数安定性に優れた水晶発振器の製造方法を提供することにある。
【解決手段】音叉腕に溝を形成し、当該溝と側面に電極を配置するので、電気機械変換効率が良くなり、等価直列抵抗Rの小さい、Q値の高い、しかも、容量比の小さい超小型で、安価な音叉型屈曲水晶振動子を備えた水晶発振器が得られる。 (もっと読む)


【課題】圧電振動片の厚み方向の振れを有効に防止して、優れた振動特性を備えた圧電振動片の接合構造、及び圧電デバイスを提供すること。
【解決手段】振動腕34,35を支持する基部51を備える圧電振動片32について、基部51から延びるように分岐された複数の固定用腕37,38を、接着剤でパッケージ36に接合するようにした圧電振動片の接合構造であって、複数の固定用腕37,38は、それぞれ、パッケージ36との接合箇所52,54が長手方向に複数設けられており、この複数の接合箇所52,54の一方に導電性接着剤43が用いられ、他方に非導電性の接着剤42が用いられる。 (もっと読む)


【課題】共振周波数の温度変化が小さい薄膜共振器を提供する。
【解決手段】[0001]方向が膜面に略平行な1方向に配向したZnO薄膜14を1対の電極13、15で挟んで成る共振器本体に、接触液16(例えばシリコーンオイル)を接触させることによりFBAR10を形成する。FBAR10の温度が上昇すると、ZnO薄膜14の弾性定数は小さくなり、接触液16の粘性係数も小さくなる。弾性定数は共振周波数を小さくするように作用するのに対して、粘性係数は共振周波数を大きくするように作用するため、それらが相殺されるため、温度変化による共振周波数の変化を抑えることができる。また、共振器本体に発生する熱を、接触液16を通して外部に放出することができるため、薄膜共振器の温度変化を抑え、それにより共振周波数の変化を抑えることもできる。 (もっと読む)


【課題】圧電薄膜デバイスにおいて、圧電体薄膜の見かけ上の電気機械結合係数の低下を防止する。
【解決手段】圧電薄膜フィルタ1の圧電薄膜共振子R11においては、全面が均一に配向した圧電体薄膜111の上面及び下面に、励振領域E11において対向する上部電極1121及び下部電極1131が形成されている。上部電極1121は、励振領域E11から+X方向へ向かって非励振領域E1Xに引き出され、下部電極1131は、圧電体薄膜111の下面において、励振領域E11から−X方向へ向かって非励振領域E1Xに引き出されている。 (もっと読む)


【課題】圧電薄膜デバイスにおいて、圧電体薄膜の輪郭の影響を受けにくくする。
【解決手段】4個の圧電薄膜共振子R11〜R14を含む圧電薄膜フィルタ1では、励振領域E11〜E14において対向する上部電極1121〜1124及び下部電極1131〜1132が両面に形成された圧電体薄膜111は、ベース基板13に支持されている。圧電薄膜フィルタ1では、圧電体薄膜111がベース基板13の全面に渡って拡がっており、圧電薄膜共振子R11〜R14の共振特性が圧電体薄膜111の輪郭の影響を受けにくくなっている。 (もっと読む)


【課題】 横音響モードの発生を抑制した高いQ値を有する薄膜圧電共振器を提供するとともに、低挿入損失を実現できる薄膜圧電共振器フィルタを容易に提供する。
【解決手段】 圧電層と該圧電層を挟んで対向するように形成された上部電極と下部電極とを有する圧電共振器スタックと、該圧電共振器スタックの下に形成された空隙部と、該空隙部を形成するように圧電共振器スタックを支持する基板とからなる薄膜圧電共振器であり、前記圧電共振器スタックは、前記基板面に並行な平面方向において、前記上部電極と下部電極とが厚み方向で互いに重なる振動領域と、基板に接する支持領域、および、前記振動領域と前記支持領域の間の緩衝領域とからなり、前記振動領域と支持領域との距離である前記緩衝領域の幅wが、前記振動領域の圧電共振器スタックの厚みtに対して、0.25<w/t<2の範囲にあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】配向性の高い圧電体を有し、且つ、スプリアス振動が抑制された薄膜圧電共振器及び薄膜圧電共振器フィルタを提供する。
【解決手段】支持基板と、前記支持基板の上に設けられ、一部が前記支持基板に支持され他の一部が前記支持基板から離間した積層体と、を備え、前記積層体は、アルミニウムを主成分とする第1電極と、前記第1電極の上に積層され窒化アルミニウムを主成分とする圧電膜と、前記圧電膜の上に積層されアルミニウムの密度の1.9倍以上の密度を有する金属を主成分とする第2電極と、を有することを特徴とする薄膜圧電共振器を提供する。 (もっと読む)


【課題】振動部に屈曲モードによるスプリアスが生じ難く、振動子を構成した場合におけるフィギュアオブメリットを向上させることができる圧電振動片を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するための圧電振動片10は、厚み滑り振動を主振動とする圧電振動片10であって、主面に励振電極18a,18bを形成し、厚み滑り振動を励起する振動部12と、当該振動部12の外周側に、貫通溝16を介して配置される枠部14と、前記振動部12と前記枠部14とを接続する支持部13とを有し、前記振動部12及び前記励振電極18a,18bの形状を楕円形状としたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧電膜、上部電極、下部電極及び共振器保持部材を横方向に伝搬する不要振動モードの減衰が可能な圧電共振器を実現できるようにする。
【解決手段】圧電共振器は圧電膜11と、圧電膜11を挟んで互いに対向して形成された上部電極12及び下部電極13とを含む共振器本体部を備えている。共振器本体部は、上部電極12及び下部電極13が共に形成された部分である共振領域21と、共振器本体部20の共振領域21を除く部分であって且つ周期的に配置された凹凸形状が形成された部分である音響反射領域22とを有している。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、振動モード調整を精度良く行うことによって高精度の水晶デバイスを提供することが目的であり、且つ加工によるダメージの少ない信頼性の高い水晶デバイスを提供することが目的である。
【解決手段】 水晶からなる基部と基部から突出した振動脚とを有する振動体と電極とを備えた水晶デバイスの製造方法において、水晶からなる振動体をウェットエッチング法によって形成する工程と、水晶のエッチング異方性によって発生した振動脚の付け根付近のエッチング残渣をフェムト秒レーザーによって加工して振動モードを調整する工程を備えたことを特徴としている。エッチング残渣を加工することで水晶デバイスに与えるダメージを極力少なくすることができる。また、二つのレーザー光源と焦点位置測定機を備えた加工システムを用い、第一のレーザー光で加工部に焦点を合わせ、第二のレーザー光で加工することにより、精度よく加工できる。 (もっと読む)


【課題】基本波モード振動の周波数で高い周波数安定性を有し、等価直列抵抗Rが小さく、品質係数Q値が高く、しかも容量比の小さい超小型の音叉形状の屈曲水晶振動子を備えた水晶ユニットと水晶発振回路からなる消費電流の少ない、高安定な水晶発振器を搭載した携帯機器とその製造方法を提供することにある。
【解決手段】少なくとも水晶振動子と増幅器とコンデンサとを備えた水晶発振回路を備えて構成され、前記水晶振動子は、基部と第1振動腕と第2振動腕からなる音叉腕を備えて構成される音叉形状の屈曲水晶振動子で、基部はその基部に接続され、互いに反対の位置にある2つのフレームを備えていて、第1振動腕と第2振動腕の各振動腕は2つの異なる幅を備え、2つのフレームはケースの固定部に固定され、ケースは接合部材を介して蓋に接合されている。 (もっと読む)


【課題】小型化しても極端にCI値を増大させることなく、スプリアスを抑制して温度特性の悪化を防止することができる圧電振動片と、これを利用した圧電デバイスを提供すること。
【解決手段】圧電材料で形成した基部51と、この基部と一体に形成され、かつ前記基部から平行に延びる少なくとも一対の振動腕34,35とを備える音叉型圧電振動片であって、前記一対の振動腕の屈曲振動により、前記基部の前記各振動腕の基端付近の領域にて、該振動腕の幅中心を通る仮想の中心線上C1,C1に生じる変位渦に基づいて、ほぼ円形の該変位渦の外周に対する接線に沿って、溝またはスリット11,11を設けた。 (もっと読む)


【課題】 小型で、スプリアスが低減された薄膜バルク音響波共振子を提供する。
【解決手段】 共振部20には音響インピーダンス変化部25が形成される。音響インピーダンス変化部25のZ方向に垂直な断面における周縁領域30の少なくとも一部が、共振部20のZ方向に垂直な断面における周縁領域33の法線に対して90°未満の角度で対向するので、振動波が音響インピーダンス変化部25に向かって入射する方向と、この音響インピーダンス変化部25に向かって入射した振動波が音響インピーダンス変化部25によって反射されて進行する方向とが異なるので、圧電体薄膜15をZ方向に関して斜めに伝播する振動波の共振が発生することを防止することができ、スプリアスを低減することができる。また共振部20に音響インピーダンス変化部25が形成されることによって、薄膜バルク音響波共振子10を小型に形成することができる。 (もっと読む)


【課題】高いエネルギー閉じ込め効果を得ることができ、主振動に重畳する様々な不要振動を減衰させることが可能な圧電振動片を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するための圧電振動片10は、厚肉部14と当該厚肉部14の周囲に形成した薄肉部16とを有し、主振動を厚み滑り振動とする結晶構造を有する圧電基板12によって構成されるものである。そして、前記厚肉部14の板面に励振電極18(18a,18b)を形成し、前記薄肉部16の板面に、大きさの大小を不規則に定めた複数の凸部24を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高いエネルギー閉じ込め効果を得ることができ、主振動に重畳する様々な不要振動を減衰させることが可能な圧電振動片を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するための圧電振動片は、厚肉部14と当該厚肉部14の周囲に形成した薄肉部16とを有し、主振動を厚み滑り振動とする結晶構造を有する圧電基板12によって構成されるものである。そして、前記厚肉部14の板面には励振電極18(18a,18b)を形成し、前記薄肉部16の板面は、大きさ、深さのそれぞれを任意に定めた複数のディンプル24を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】横モードにおけるスプリアスを抑制し、小型化可能なバルク音波共振器を提供する。
【解決手段】バルク音波共振器10は、支持枠20上に積層される圧電体50と、圧電体50の支持枠20側の主面に形成される底部電極40と、他方の主面に形成される頂部電極60と、を備え、底部電極40と頂部電極60の少なくともそれぞれの一部が交差する交差領域が設けられ、前記交差領域の頂部電極60に複数個の孔61が設けられ、この複数個の孔61のそれぞれが不規則に配設されている。 (もっと読む)


【課題】スプリアスを抑圧した圧電振動片および圧電デバイスを提供する。
【解決手段】圧電振動片10は圧電基板12を有し、この圧電基板12上に励振電極14等を備えた電極パターンを形成した構成である。そして圧電振動片10は、圧電基板12の外形を構成する少なくとも1辺がテーパー量nλ/4を有するテーパーにされた構成である。ここでλは、圧電基板12の外形にのる不要な振動モード(スプリアス)の波長である。またnは奇数である。そして励振電極14の外形を構成する少なくとも1辺がテーパーにされることもできる。またメサ形の圧電振動片の場合、メサ部の外形を構成する少なくとも1辺がテーパーにされることもできる。 (もっと読む)


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