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Fターム[5J108DD01]の内容

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【課題】 製造時におけるスループットの低下が無く、製造時における抵抗不良等の不具合が発生しない薄膜圧電共振器、フィルタ及びその製造方法を提供。
【解決手段】 本発明に係る薄膜圧電共振器1は、空洞(キャビティ)1Hを有する基板2と、空洞1Hを覆うように基板2上に設けられた第1の誘電体層3と、基板2上に設けられ、第1の誘電体層3の周辺領域に配設された第2の誘電体層4と、第1の誘電体層3を介して、空洞1H上に設けられた第1の電極(下部電極)5と、第1の電極5上に設けられ、第2の誘電体層4上まで延在して配設された圧電体層7と、圧電体層7を介して、第1の電極5上に設けられた第2の電極(上部電極)8とを備え、第2の誘電体層4は、第1の誘電体層3より厚い膜厚を有している。 (もっと読む)


【課題】犠牲層をエッチングする際、下部電極が基板に付着することを抑制することが可能な圧電薄膜共振器、フィルタおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、基板(41)上に、空隙(46)が形成されるように設けられた下部電極(43)と、下部電極(43)上に設けられた圧電膜(44)と、圧電膜(44)上に設けられた上部電極(45)と、を有し、下部電極(43)、圧電膜(44)および上部電極(45)は、空隙(46)の中心を含み、空隙(46)に接続する貫通孔(47)を有することを特徴とする圧電薄膜共振器およびフィルタ並びにその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 小型で、回路に組み込んで用いるときに生じる信号の干渉および損失を抑制することができるとともに、設計の自由度の高く、低コストで所望の共振周波数特性を得ることができる薄膜バルク音響波共振子を提供する。
【解決手段】 導体パターン膜27は、共振子本体23のZ方向に設けられており、共振子本体23と導体パターン膜とが圧電体薄膜35の厚み方向に積層されることによって、導体パターン膜27を設けても薄膜バルク音響波共振子20を小型に形成することができる。導体パターン膜27は共振子40に直列または並列に接続されるので、導体パターン膜27によって薄膜バルク音響波共振子20のインピーダンスを変化させて直列共振周波数と並列共振周波数の差を調整することができるので設計の自由度が向上し、また外部素子を接続しないで、低コストでインピーダンスを調整することができ、信号の干渉および損失が抑制される。 (もっと読む)


【課題】振動部の振動が支持部から漏れることを抑えて良好な周波数特性を有する圧電共振器を提供する。
【解決手段】圧電体層101の一方主面に上部電極103が、他方主面に下部電極102が形成される。振動部104は、下部電極102、圧電体層101、及び上部電極103が垂直投影方向に重なる領域となる。また、下部電極102及び上部電極103を入出力電極107に接続するための配線電極108が、圧電体層101の一方主面及び他方主面にそれぞれ設けられる。この振動部104は、支持部109を介して基板105に載置(接合)される。この支持部109は、振動部104を形成している領域と、入出力電極107及び配線電極108が形成されている領域とを除く、圧電体層101の位置に形成される。すなわち、支持部109は、いずれの電極とも垂直投影方向に重ならない位置に設けられる。 (もっと読む)


【課題】小型化を図るのに適する圧電薄膜共振子、優れた共振特性を有する圧電薄膜共振子、及びこれらにより構成されるフィルタを提供する。
【解決手段】例えば本発明のフィルタは、基板110上の積層共振体120と、積層共振体120および基板110により囲まれてなる空隙部110aとを含む圧電薄膜共振子100Aが複数接続されたものである。積層共振体120は、基板110側の第1面およびこれとは反対の第2面を有する圧電膜123と、前記第1面に接する部位を有して空隙部110aに部分的に露出する電極膜121と、前記第2面に接する部位を有する電極膜122とからなる。積層共振体120にて圧電膜123を介して両電極膜121,122が重複する領域は励振部を構成し、励振部は電極膜121側で空隙部110aに露出する。空隙部110aの励振部に接する面積は、空隙部110aの積層共振体120に接する面積より小さい。 (もっと読む)


【課題】電気機械結合係数が大きく、音響的品質係数(Q値)及び周波数温度特性に優れた複数個の薄膜バルク波共振器を組み合せることにより、挿入損失が小さくて、性能の改良された薄膜圧電デバイスを作製できるようにする。
【解決手段】振動空間を有する基板12と、その上に形成された圧電積層構造体14とを用いて薄膜圧電共振器210,220を形成する。圧電積層構造体14は、圧電体膜16とその両面のそれぞれの少なくとも一部に形成された下部電極15及び上部電極17とを有する。圧電積層構造体14に絶縁体層13が付されている。振動空間は基板12の圧電積層構造体14の形成された側の面からその反対側の面まで貫通するビアホール22により形成されている。ビアホール22の側壁面は基板12の圧電積層構造体14の形成された側の面に対して80〜100°の範囲内の角度をなしている。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高い圧電共振部品を提供する。
【解決手段】 誘電体基板31の下面にアース電極32および一対の入出力電極33a,33bが形成され、上面に側面電極21a,21bを介して入出力電極33a,33bに電気的に接続される一対の容量形成電極34a,34bが形成された容量素子30と、圧電基板41の上下面に一対の主面電極42a,42bが形成され、一対の主面電極42a,42bが一対の容量形成電極34a,34bに電気的に接続されて容量素子30の上に取り付けられた圧電共振素子40とを備えており、容量形成電極34a,34bの一部の側面から側面電極21a,21bにかけて金属膜22a,22bで被覆した圧電共振部品とする。これによって、容量形成電極34a,34bと側面電極21a,21bとの間で金属膜22a,22bを介した電気的な経路が確保され、信頼性の高い圧電共振部品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 音叉型圧電振動片を実装した圧電デバイスにおいて、より一層の小型化を図りながら、温特ディップ現象による不都合を解消し、CI値を低く抑制しかつ安定した温度特性を確保する。
【解決手段】 基部8と、該基部から平行に延出する複数の振動腕9,10と、基部から振動腕と平行に延出する固定用腕13,14とを有する音叉型水晶振動片を、固定用腕をマウント部においてベースに固着することにより固定支持する圧電振動子1において、該振動片の励振時に、振動腕の屈曲振動の固有振動数と振動片の厚み方向に発生する同相振動の固有振動数とが、所定の使用温度範囲において異なるように、マウント部の位置、長さまたはその硬さを設定した。 (もっと読む)


【課題】横モードの音波による定在波の発生を最小限に抑えることで共振特性の向上を図ることが可能な薄膜バルク音響共振器を提供することを目的とする。
【解決手段】第1電極2と第2電極4との間に圧電体膜3を狭持してなる共振部Aを備えた薄膜バルク音響共振器において、共振部Aが楕円の一部を直線Lで切り欠いた平面形状で構成されている。直線Lは、楕円の短軸および長軸の少なくとも一方、好ましくは両方と交差し、楕円の中心を通る。 (もっと読む)


【課題】 共振周波数の微調整が可能で、しかも、電極形成後であっても周波数調整を行うことが可能な圧電薄膜振動子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の圧電薄膜振動子は、一対の電極11,13間に圧電体層12が配置されてなる積層構造10を有し、前記一対の電極で与えられる電界により前記積層構造内に積層方向の音響振動が生成される圧電薄膜振動子において、一方の前記電極13の形成された電極形成領域における前記圧電体の厚みと、前記一方の電極13の形成されていない電極非形成領域13aにおける前記圧電体層の厚みとが異なることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 圧電体の音響インピーダンス値に制約を受けずにさらなる高周波化を図ることのできる圧電薄膜振動子の構造を提供する。
【解決手段】 本発明の圧電薄膜振動子10は、圧電体層14と、該圧電体層14の表裏両側に配置され、前記圧電体層に積層方向の電界を印加する一対の電極11,15とを含む積層構造を有し、前記圧電体層14の前記積層方向一側にダイヤモンド層12が配置され、前記積層構造は、前記圧電体層14から前記ダイヤモンド層12までの各層14,13,12の音響インピーダンスが、前記圧電体層14から前記ダイヤモンド層12へ向けて順次に増加していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】縦方向の音響漏れを低減するための音響ミラー層における膜浮きや膜剥がれが抑制された薄膜バルク音響共振器を提供する。
【課題手段】支持基板1と、圧電膜5を下部電極4および上部電極6により挟んで形成された振動子2と、第1音響ミラー材料膜7及び第1音響ミラー材料膜よりも音響インピーダンスの高い第2音響ミラー材料膜8を有する音響ミラー層3とを備え、振動子が音響ミラー層を介在させて支持基板上に支持される。音響ミラー層は、第1音響ミラー材料膜、第2音響ミラー材料膜、およびそれらの膜の密着性を向上させる接着膜9を含む音響ミラー単位層3aを、1層または複数層用いて形成される。 (もっと読む)


【課題】 プロセスの変動による回路の位置ずれが生じても、反共振周波数の変動が生じない構造を有する薄膜圧電共振器およびフィルタ回路の実現。
【解決手段】 基板と、基板を貫通するキャビティ14と、キャビティを覆うように基板の主面上に設けられた下部電極11と、その上に設けられた圧電体膜12と、キャビティと部分的に重なるように圧電体膜上に設けられた本体部13aと、本体部に接続し一部分がキャビティに重ならずかつ下部電極に重なるように圧電体膜上に設けられた突起部13bと、本体部の突起部と反対側の圧電体膜上に設けられた引き出し部13dと、本体部と引き出し部とを接続し、一部分がキャビティに重ならずかつ下部電極に重なるように圧電体上に設けられた接続部13cとを有する上部電極13とを備え、突起部と接続部の寄生容量部15のサイズが同じである構造により位置ずれによる寄生容量の実質的変化が無い。 (もっと読む)


【課題】 共振特性を向上しつつ小型化を実現することができる薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】 薄膜圧電共振器1において、空洞2Hを有する基板2と、空洞2H上の第1の電極5と、第1の電極5上の圧電体6と、圧電体6上の第2の電極7と、を備え、第2の電極7の周縁の一部71が空洞2Hに重複配置され、この第2の電極7の周縁の一部71の端面とその底面とがなす内角θを30度以下に設定する。 (もっと読む)


【課題】圧電薄膜共振子の共振周波数を高い精度で微調整することができ、良好かつ安定な共振特性を得ることができる圧電薄膜振動子及びその共振周波数調整方法を提供すること。
【解決手段】基板11と、圧電体薄膜16と、一対の電極15、17と、最上層部に共振周波数を調整するように形成された粒径数nmから数十nmの超微粒子からなる超微粒子層31とを備えた圧電薄膜振動子であり、また最上層部に超微粒子を漸増しつつ堆積することにより、共振周波数を微小単位で精度よく調整するようにしたので、共振周波数を正確に合わせ込むことができ、良好かつ安定な共振特性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 Q値を向上することができ、かつ不要なスプリアス振動を防止することができるとともに、共振器部の機械的強度を向上することができる薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】 薄膜圧電共振器10において、キャビティ11を有する基板1と、キャビティ11上の第1の電極2、圧電体3及び第2の電極4と、キャビティ11、第1の電極2、圧電体3及び第2の電極4の重複部分により構成された共振器部5とを備えている。第2の電極4には第2の引出電極41が接続され、この第2の引出電極41は、第2の電極端42のキャビティ11に重複する周縁長に対してキャビティ11の開口周縁に沿う配線幅W2を長く設定している。そして、共振器部5の第1の電極端22により規定される第1の周縁長L1は第2の電極端42により規定される第2の周縁長L2に対して長く設定されている。 (もっと読む)


【課題】 空洞若しくは音響反射層上に配設される励振部の結晶性を向上することができ、励振部の容量値のばらつきを減少することができる薄膜圧電共振器及びフィルタを提供する。
【解決手段】 薄膜圧電共振器1において、第1の空洞21及び第2の空洞23を有する基板2と、第1の空洞21上に配設され、第1の電極4、第1の圧電体5及び第2の電極6を順次積層し、これらの重複領域により周囲の輪郭が規定される第1の励振部71と、第2の空洞23上に配設され、第3の電極4、第2の圧電体5及び第4の電極6を順次積層し、これらの重複領域により周囲の輪郭が規定される第2の励振部73とを備え、第1の励振部71端から第1の空洞21の開口端までの間の平均距離d1に対して、第2の励振部73端から第2の空洞23の開口端までの間の平均距離d2が異なる。 (もっと読む)


【課題】 低損失で信頼性が高く、生産性の高い薄膜バルク音響波共振子を提供する。
【解決手段】 基板11と、基板11上に配置され、低固有音響インピーダンス層12bおよび高固有音響インピーダンス層12aを交互に積層してなる音響反射器12と、音響反射器12上に配置され、圧電体薄膜14および圧電体薄膜14に上下から電圧を印加するための上部電極15および下部電極13からなる共振部とを具備する薄膜バルク音響波共振子において、低固有音響インピーダンス層12bは耐熱性の樹脂材料から成り、高固有音響インピーダンス層12aは、耐熱性の樹脂材料と高固有音響インピーダンスの材料からなるフィラーとの混合体である薄膜バルク音響波共振子である。少ない層数で良好なアイソレーション特性を有する音響反射器12を真空装置を必要とせずに精度良く形成することができるので、低損失で生産性の高いものとなる。 (もっと読む)


【課題】 音響インピーダンス差により伝搬してきた振動を保持部材との間の界面で反射させる反射層を有する複合材料振動装置であって、反射層の厚みを薄くすることができ、高周波化が容易であり、かつコストを低減し得る複合材料振動装置を提供する。
【解決手段】 振動部材としての圧電共振子2に、反射層3,4を介して保持部材5,6が連結されており、反射層3,4の音響インピーダンス値Z2が、圧電共振子2及び保持部材5,6の音響インピーダンス値Z1,Z3よりも小さくされており、反射層3,4が、熱硬化性樹脂と、硬化剤と、液状ゴムポリマーとを含む樹脂組成物の硬化物により構成されている、複合材料振動装置1。 (もっと読む)


【課題】大きな負荷容量を内蔵することが可能な小型の圧電発振子を提供する。
【解決手段】圧電基板の両主面に一対の振動電極を形成した圧電振動素子と、振動電極を囲繞するように圧電振動素子の両主面に取り付けた一対の枠体と、誘電体基板の両主面に容量電極を形成して成り、一方の枠体を覆うように取り付けた容量素子と、他方の枠体を覆うように取り付けた第1保護シートと、容量電極を覆うように取り付けた第2保護シートとを有しており、振動電極および容量電極と電気的に接続された端子電極が第1または第2保護シートに形成されている圧電発振子とする。これによって、容量電極を誘電体基板の両主面のほぼ全面に形成することが可能となり、大きな負荷容量を内蔵した圧電発振子とすることができる。 (もっと読む)


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