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【課題】 自由落下耐性の優れた圧電セラミックス共振子を備えたレゾネータを提供する。
【解決手段】 振動電極が形成された圧電セラミックス共振子2と、圧電セラミックス共振子2を支持する基板3と、を備え、圧電セラミックス共振子2が、U≧0.88×H+20.28(ただし、U=単位体積あたりの最大弾性エネルギー(kJ/m3)、H:落下高さ(m)、H>1)の条件を具備する。基板3は端子電極31、32を備え、圧電セラミックス共振子2は、導電固定子4を介して、振動電極と導通するとともに、基板3に両端支持される構造のレゾネータ1に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】 Q値が大きく、優れた共振特性を有する薄膜バルク波素子および高周波デバイスを提供する。
【解決手段】 この薄膜バルク波素子では、基板1の表面上には矩形の平面形状を有する凹部2が形成されており、凹部2上にはこの凹部2の中央を跨ぐように、薄膜共振器6が形成されている。この薄膜共振器6は、圧電体薄膜3と圧電体薄膜3の上面上および下面上に形成された電極4および5とからなる。薄膜共振器6の周縁部のうち、1組の対向する辺6bおよび6dと基板1との間には、それぞれ、長さLを有する開口部7および7が形成されており、辺6bおよび6dは、それぞれ、その中央部において長さLに渡って基板1と離れている、そして、電極4および5は、それぞれ、基板1上に形成されているパッド電極8および9と接続されているとともに、パッド電極8および9を介して図示していない外部の回路と接続されている。 (もっと読む)


【課題】単一の素子で2素子と同等のフィルタ特性を実現できる圧電フィルタを提供する。
【解決手段】圧電基板1の厚み方向中央層にアース電極2を形成し、両主面にアース電極2と部分的に対向しかつ相互には対向しない入力電極3と出力電極4とを形成する。圧電基板1の両主面に、中央層のアース電極2と対向し、かつ主面方向における入力電極3と出力電極4との中間領域にアース電極5,6を形成する。そのため、厚み縦振動の2倍波であってかつ3重モードを励振させることができ、従来のような2重モードのフィルタ素子を2個用いなければ得られなかった減衰量や選択度などのフィルタ特性を、1素子で実現できる。 (もっと読む)


【課題】厚み縦3次高調波モードで使用する負荷容量外付け2端子表面実装型圧電共振部品において、1次あるいは5次等のスプリアス発振を防止した圧電共振部品を提供する。
【解決手段】圧電共振子1は、圧電基板10と、振動電極11、12と、引き出し電極14、15とを含む。振動電極11、12は、圧電基板10の両主面上に互いに対向して形成され、引き出し電極14、15を介して外部端子51、52に導通し、振動電極11、12を含むその周囲に振動空間110、120を形成する。天板3及びベース基板4は、誘電体材料で構成され、振動空間110、120を取り囲むとともに、圧電共振子1をその両面から挟み込んで一体化し、外部端子51、52間に0.5pF〜10pFの端子間合成容量を発生させる。 (もっと読む)


【課題】 基板と、この基板によって支持される、圧電薄膜ならびに圧電薄膜を厚み方向に挟んで互いに対向するように形成される上電極および下電極とを備え、厚み縦振動を利用する、圧電装置において、圧電薄膜内でのバルク弾性波の散乱を抑制し、圧電特性を改善する。
【解決手段】 上電極6および下電極7は、Tiを主成分とする下地層8上に、双晶構造を有するエピタキシャル膜からなる双晶エピタキシャル電極9を形成した構造とされる。また、圧電薄膜5についても、双晶構造を有するエピタキシャル膜から構成される。 (もっと読む)


【課題】共振部のダメージを減らしながらエッチング工程を通じてエアギャップを形成することのできるエアギャップ型FBAR及びその製作方法を提供すること。
【解決手段】所定の大きさのエアギャップがエッチングされ貫通形成された基板と、エアギャップの上部に位置し、第1電極、圧電膜、及び第2電極が順に積層された共振部と、エアギャップと共振部との間に設けられ、エアギャップの形成時エッチング深さを制限して共振部の損傷を防止するエッチング阻止層とを含む。 (もっと読む)


【課題】 不要なスプリアス振動のない優れた特性を示し、また製造における歩留まりが良く、長期信頼性の高い薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】 本発明の薄膜圧電共振器は、下面側に空洞19を有する基板11と、基板上であって且つ空洞の真上に配置された共振素子とを備え、この共振素子は、空洞側に位置する下部電極層13と、当該下部電極層に対向する上部電極層18と、下部電極層と上部電極層との間に位置する圧電体薄膜17とを有し、基板上において、共振素子の下部電極層13の周囲を等厚の絶縁体の埋め込み層15により埋め込んだものである。 (もっと読む)


【課題】 広帯域化を図ることができるとともに、通過帯域外では大きな減衰量を確保でき、さらに安価で製造し易い、広帯域の圧電フィルタを提供する。
【解決手段】 圧電基板の主表面に分割ストリップ状の入出力電極と対向する共通アース電極を形成したエネルギ閉じ込め型の2ポールフィルタを2組形成したものである。それぞれ圧電基板の一表面に近接して配置された入出力電極が形成されるとともに、対向する裏面にアース電極が形成された第1および第2の2ポールフィルタを具え、第1の2ポールフィルタの出力電極が第2の2ポールフィルタの入力電極と接続されるとともに、それらの接続点に一端が接続され、他端が接地されたコンデンサを具えた圧電フィルタにおいて、それぞれの2ポールフィルタは、入出力電極が3本のほぼ平行なストリップ電極で構成され、両側の2本のストリップ電極が接続されて入力電極または出力電極とされ、中央の1本のストリップ電極が出力電極または入力電極とされる。 (もっと読む)


【課題】 厚み縦振動の高調波を利用したエネルギー閉じ込め型の圧電共振子であって、利用する高調波をさほど抑圧することなく、スプリアスとなる厚み縦振動の基本波を効果的に抑圧することが可能とされている圧電共振子を提供する。
【解決手段】 厚み方向に分極処理された圧電基板2の上面に第1の励振電極3が、下面に第2の励振電極4が形成されており、圧電基板2の上面及び/または下面の少なくとも一方に、励振電極3,4が対向しているエネルギー閉じ込め型の振動部が励振した際に伝搬する基本波により生じる電荷に基づく電位分布のノードから第1の励振電極3に近い側及び第1の励振電極3から遠ざかる方向に延びる浮き電極7が形成されている、エネルギー閉じ込め型圧電共振子。 (もっと読む)


【課題】斜め方向の電界により励振されていた振動のレスポンスを小さくし、基本波スプリアスを効果的に抑制できる圧電共振子を提供する。
【解決手段】厚み縦振動モードの3倍波を利用したエネルギー閉じ込め型圧電共振子の圧電基板の幅Wと厚みTとの比W/Tを2.2±5%とする。圧電基板2の表裏面に、長さ方向中央部において表裏対向する振動電極3,4を圧電基板2の全幅に亘って形成し、圧電基板2の表裏面に振動電極3,4から圧電基板の異なる長さ方向端部に引き出された引出電極5,6を形成する。引出電極5,6の幅を圧電基板の幅Wの1/5以下とし、圧電基板の長辺に平行な幅方向中心線にそって配置することで、基本波スプリアスを抑制する。 (もっと読む)


【課題】 横方向漏れを抑制し、低損失化することを課題とする。
【解決手段】 基板10と、基板10上に形成された下部電極20と、下部電極20及び基板10上に形成された圧電膜30と、圧電膜30を挟んで下部電極20に対向する部分を有するように圧電膜30上に形成された上部電極40とを有し、前記対向する部分における圧電膜30の外周部の少なくとも一部が、上部電極40と下部電極20とが対向して形成された領域60の外周部と略一致する圧電薄膜共振子。 (もっと読む)


【課題】温度が変化しても厚み縦振動の3倍波を良好に利用できる、エネルギー閉じ込め型圧電振動部品を得る。
【解決手段】圧電基板3と、該基板3を介して厚み方向に対向する様に、圧電基板3の上面3a及び下面3bに形成された第1,第2の振動電極4,5とを有し、第1,第2の振動電極4,5が厚み方向に対向してエネルギー閉じ込め型振動部6を形成するエネルギー閉じ込め型の圧電振動子2と、圧電振動子2が上面2aに搭載される基板11と、圧電振動子2と基板11とを接合し、音響インピーダンスが圧電基板3と基板11の音響インピーダンスより小さい接着剤層21,22とを備え、接着剤層21,22が、下記式(1)で表わされる厚みを有し、かつ厚み縦振動の3倍波を利用している、圧電振動部品1。 厚み=(n/4)・λ…式(1)(式中、nは1以上の奇数、λは基本波の波長を表わす。) (もっと読む)


【課題】 圧電体のばらつきが少なく、性能ばらつきが少なく、分極処理工程を必要とすることなく製造することができる、高周波帯に適した圧電共振子を提供する。
【解決手段】 (0,1,−1,2)結晶面を有し、該結晶面が基板表面に平行なR面サファイア基板の上記表面に対し、(1,1,−2,0)結晶面が平行となるようにエピタキシャル成長されたウルツ鉱構造の化合物結晶からなる圧電体3が形成されており、板状の圧電体3の(1,1,−2,0)結晶面に垂直な(0,0,0,1)結晶面であるC面を挟むように圧電体3の厚み方向において対向し合う一対の主面3a,3bに一対の励振電極4,5が形成されている、圧電共振子1。 (もっと読む)


【課題】 放熱性に優れ、耐電力性が向上した圧電共振子、圧電フィルタ、デュプレクサ、および通信装置を提供する。
【解決手段】 開口部若しくは凹部を有する支持基板10を設ける。前記開口部若しくは凹部上に形成されている、1層以上の圧電薄膜15を設ける。圧電薄膜15の上下面を少なくとも一対の上部電極16および下部電極14を対向させて挟む構造の振動部11bを設ける。振動部11bの厚み方向視の形状が長さの異なる辺を有する多角形状であり、その最も長い辺が開口部11a若しくは凹部の端部に沿って形成されている。 (もっと読む)


【課題】 良好な特性を有する圧電薄膜共振子の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る圧電薄膜共振子の製造方法は,第1基板の上方に、順次、圧電薄膜3および第1電極4を積層して積層体を形成する工程と、第2基板6と積層体とを接合する工程と、第1基板を、積層体から分離する工程と、圧電薄膜3の上方に第2電極8を形成する工程と、第2電極8、圧電薄膜3、および第1電極4をパターニングする工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 圧電体膜の厚み方向の配向特性が良好で、且つスプリアス振動がなく、高い電気機械結合係数k及び機械的品質係数Qmを持つ薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】 貫通したキャビティ21を有する基板11;基板11上においてキャビティ21を囲む位置に配置された中間絶縁膜12;中間絶縁膜12上に選択的に配置された非晶質下地膜13a,13b;非晶質下地膜13a,13bに底面の一部のみを接した下部電極14;下部電極14の上面に配置された圧電体膜15;圧電体膜15上の上部電極16;下部電極14の一部に接続される下部電極配線17;上部電極16の一部に接続される上部電極配線18;上部電極配線18、上部電極16,上部電極16から露出した圧電体膜15、下部電極14の上面を被覆するパッシベーション膜19とを備える。 (もっと読む)


【課題】スプリアスが抑圧された電気特性の優れた圧電共振素子を提供する。
【解決手段】矩形状の圧電基板の両主面に一対の振動電極を被着させてなる圧電共振素子であって、両振動電極の非対向領域に、前記対向領域の図心より外方に向かって相反する方向に延出された延出部を設ける。 (もっと読む)


音響ミラー上に設けられた体積音波によって作動する、基板上に構成された共振器のために、共振器内に形成可能な体積音波の基本モードを抑制することが提案されている。音響ミラーを適合することによって、音響ミラーに対して並列に振動モードを励振し、共振器用に利用することができるようになる。
(もっと読む)


【課題】水晶振動子の密閉構造での劣化要因を除去し、長期エージング特性が、10−6/年レベルの周波数安定度の製造限界を突破する。
【解決手段】高安定水晶振動子の製造プロセスとして、プロセスS11で、容器本体内所定位置に、電極が形成された水晶素子を導電性接着剤で固定後乾燥、又は金バンプでダイボンディングし、プロセスS12で、容器本体内に遠紫外線照射や低イオン照射により、汚染物を分解処理して、容器本体内を清浄化し、プロセスS13で、電解研磨されたステンレス製保持器やキャップを使用し、ステンレス製キャップからのガス発生を極力抑え、プロセスS14では、電解研磨されたステンレス製キャップで真空又は不活性ガスで保持器を封止し、プロセスS15で各工程での歪の除去を熱エージングで、あわせてプロセスS11からプロセスS14で除けなかった不要ガスの排出を行ない、高安定水晶振動子製造を可能とする。 (もっと読む)


基本波を利用しており、高次モードによるスプリアスが抑圧された良好な特性を有する圧電共振部品を提供する。 ポアソン比が1/3を超える圧電材料からなる圧電板2に、複数の共振電極として、第1,第2の分割電極3,4と共振電極5とが設けられており、基本波を利用している圧電共振部品であって、基本波が励振された際に変位している振動領域と、該振動領域の外側の領域の少なくとも一部とで圧電板の分極方向が異なっている、圧電共振部品1。 (もっと読む)


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