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Fターム[5J108DD01]の内容

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【課題】スプリアス振動を惹起することなく、簡易な構成で反共振周波数を調整可能な加工制御性に優れた薄膜バルク波共振器を提供する。
【解決手段】薄膜バルク波共振器50は、厚み方向に縦振動する積層共振体51と、積層共振体51のインピーダンスを変化させることにより積層共振体51の反共振周波数を調整するためのインピーダンス調整部52とを備える。積層共振体51に並列接続する容量素子をインピーダンス調整部52として形成することで、積層共振体51の反共振周波数を調整することが可能となる。積層共振体51の下部電極20Aとインピーダンス調整部52の下部電極20Bは物理的に分離しており、積層共振体51中で発生した横波がインピーダンス調整部52に伝播することによるスプリアス振動の発生を抑制している。 (もっと読む)


【課題】不要振動である横モード振動を抑止する音響共振子構造およびそれを用いた電気フィルタを提供する。
【解決手段】圧電共振子の一種である薄膜バルク音響共振子(FBAR)において、共振子200は、基板205に形成された空洞208上に下側電極207、圧電素子206、上側電極201が順次積層されており、下側電極207と上側電極201は、実質的に同じ形状と寸法を有し、下側電極207と上側電極201のオーバーラップ領域は、共振子200の作用領域を画定し、上側電極201と上側接続部203の界面に、上側電極201と上側接続部203の間の音響インピーダンス不整合をもたらすフレーム素子204を配置した構造とする。 (もっと読む)


【課題】製造プロセスが簡素で、且つ振動特性の良好な圧電薄膜振動子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】圧電薄膜振動子1は、基板11の表面に下地層12を形成してから、この下地層の一部を変質させて、変質部分及び非変質部分の一方を支持層、他方と犠牲層とし、その後、犠牲層の一部を露出面16として露出させながら、下部電極13、圧電薄膜14及び上部電極15の積層体を、支持層12及び犠牲層の上面に形成し、最後に露出面16aを介して薬液により犠牲層を除去して、基板11の上面と下部電極13との間に空隙部16を形成することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】目的の通過帯域のみを通過させ、目的外の周波数の減衰率を大きくとることができ、しかも小型化が可能な帯域通過フィルタを提供する。
【解決手段】BAWフィルタ1は、圧電体層10を上部電極12および下部電極11の間に挟み込んだ構造を有し目的の通過帯域に設計されている。平面パターンフィルタ2は、BAWフィルタ1と共通の基板3に形成され誘電体層20を介して地導体層21および帯状の信号導体層22を積層した伝送線路23と、信号導体層22の一部に連続する導体層により形成されたスタブ回路24とを有しBAWフィルタ1の阻止帯域を減衰させる。BAWフィルタ1と平面パターンフィルタ2とは信号導体層22を介して接続される。スタブ回路24は、信号導体層22から離間したローディング部24aと、一端が伝送線路23に連続し他端がローディング部24aに連続するタップ部24bとを備える。 (もっと読む)


【課題】低損失、且つ平坦な帯域を持ったフィルタ特性を有する二重モード圧電フィルタを提供する。
【解決手段】基板上に形成された高域遮断型の圧電薄膜からなる圧電体層1と、圧電体層の一方の主面上に間隙を設けて形成された第1電極2および第2電極3と、圧電体層の他方の主面上に、第1電極、第2電極、および間隙と対向して形成された第3電極4と、間隙または平面形状における間隙に対応する位置に形成された電極間質量負荷材料部5とを備える。第1電極の密度をρ1、厚みをh1、第2電極の密度をρ2、厚みをh2、電極間質量負荷材料部の密度をρa、厚みをhaとしたとき、(ρ1×h1)≦(ρa×ha)、および(ρ2×h2)≦(ρa×ha)の関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】自発分極の方向が厚み方向に揃って配向性が高く且つ結晶性の良いPZT薄膜を容易に製造することが可能なPZT薄膜の製造方法、自発分極の方向が厚み方向に揃って配向性が高く且つ結晶性の良いPZT薄膜を圧電薄膜として備えたBAW共振器およびそれを用いたUWB用フィルタを提供する。
【解決手段】ベース基板10と第1の導電性層20aとからなる成長用基板の一表面側にPZTの成分元素を含む金属アルコキシドを溶媒に溶かした溶液を塗布した後、溶媒を除去することでPZT薄膜30bの前駆体膜30aを形成し、前駆体膜30aの厚み方向に電界を印加しながらレーザアニール法により前駆体膜30aをアニールして結晶化することでPZT薄膜30bを形成し、PZT薄膜30bの一部からなる圧電薄膜30を形成し、第1の導電性層20aの一部からなる下部電極20を形成し、上部電極40を形成する。 (もっと読む)


【課題】正圧電効果を利用した場合の、圧力1N当りに発生する電荷量が大きくすることができるとともに、−40〜200℃の温度範囲での25℃に対する発生電荷の温度安定性に優れ、非鉛系で相対密度の高い圧電磁器および圧電素子を提供することを目的とする。
【解決手段】圧電磁器として、組成式がBi4Ti3O12・x{(1−y)(Sr1−aCaa)TiO3・yBiFeO3}と表され、1.3≦x≦1.75、0.005≦y≦0.1、0.4≦a≦0.6を満足するビスマス層状化合物の主成分100質量部に対して、MnをMnO2換算で0.05〜2.0質量部含有するものを用いる
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【課題】配向性の高いPZT薄膜を容易に製造することが可能なPZT薄膜の製造方法、配向性の高いPZT薄膜を圧電薄膜として備えた低コストのBAW共振器およびそれを用いたUWB用フィルタを提供する。
【解決手段】PZT薄膜30aの製造にあたっては、結晶成長用基板1の主表面側の成長表面である最表面Surに電子銃2から電子ビームを照射しながらスパッタ法によりPZT薄膜30aを結晶成長させるので、結晶成長時の最表面Sur付近の電子4に起因した電場と最表面Surに向かって飛来するPZT粒子3の自発分極との相互作用により、自発分極の方向が厚み方向に揃った配向性の高いPZT薄膜30aを結晶成長させることができる。BAW共振器における圧電薄膜の形成方法としてPZT薄膜30aの製造方法を利用すれば、BAW共振器およびUWB用フィルタの低コスト化を図れる。 (もっと読む)


【課題】横音響モードの発生を抑制した高いQ値を有する薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】圧電層2とそれを挟んで互いに対向するように形成された上部電極10及び下部電極8とを有する圧電共振スタック12と、その下に形成された空隙4と、圧電共振スタック12を支持する基板6とを含んでなる薄膜圧電共振器。圧電共振スタック12は、上部電極10と下部電極8とが圧電層2を介して互いに対向し且つ空隙4に対応して位置する振動領域18と、基板に接する支持領域22と、振動領域18及び支持領域22の間に位置する緩衝領域20とからなる。緩衝領域20は、振動領域18よりも、1次厚み縦振動の共振周波数が低くなるように構成されている。圧電層2は高域遮断型の分散曲線を示す材料からなる。緩衝領域20は振動領域18を内包している。 (もっと読む)


【課題】 圧動的d33定数が大きく、200℃の高温下においても使用可能であり、室温の動的d33定数に対する200℃の動的d33定数の変化の小さい圧電磁器および圧電素子を提供する。
【解決手段】 圧電磁器を組成式でBiTi12・β[(1−γM1TiO・γM2M3O]と表したとき、0.405≦β≦0.498、0≦γ≦0.3を満足するとともに、M1が、Sr、Ba、Ca、(Bi0.5Na0.5)、(Bi0.5Li0.5)および(Bi0.50.5)のうち少なくとも1種であり、M2が、Bi、Na、KおよびLiのうち少なくとも1種であり、M3が、FeおよびNbのうち少なくとも1種であるビスマス層状化合物の主成分100質量部に対して、MnおよびFeのうち少なくとも1種を酸化物(MnO、Fe)換算の合量で0.05〜1質量部含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 正圧電効果を利用した場合の、圧力1N当りに発生する電荷量が大きくすることができるとともに、−40〜200℃の温度範囲での25℃に対する発生電荷の温度安定性に優れる非鉛系の圧電磁器および圧電素子を提供することを目的とする。
【解決手段】 圧電磁器として、組成式がBiTi12・x{(Sr1−aCa(1−b)BaTiO}と表され、1.30≦x≦1.75、0.40≦a≦0.60、0≦b≦0.20を満足するビスマス層状化合物の主成分100質量部に対して、MnをMnO換算で0.05〜1.5質量部含有するものを用いる
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【課題】短い製造工程で同一基板上に形成可能なそれぞれ異なる共振周波数を有する複数の圧電薄膜共振器からなる弾性波デバイスおよび弾性波デバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、基板11と、基板11上に設けられた下部電極10と、下部電極10上に設けられた圧電膜12と、圧電膜12を挟み下部電極10と対向する共振部16を有するように圧電膜12上に設けられた上部電極14と、上部電極14上に設けられた質量負荷膜18と、を有し、質量負荷膜18は共振部16に設けられ、質量負荷膜18の面積は共振部16の面積より小さい圧電薄膜共振器を具備する弾性波デバイスである。 (もっと読む)


【課題】単結晶薄膜等の面内圧電異方性を有する薄膜を圧電体薄膜に採用した場合でも、所望の特性を有する圧電薄膜デバイスを作製することができるようにする。
【解決手段】圧電薄膜フィルタ1は、圧電薄膜共振子1001,1002で、対向領域196,197からの下面電極141,142の引き出し方向を+Y方向に揃え、対向領域196,197からの上面電極161,162の引き出し方向を−Y方向へ揃えた電極パターンを有している。このような電極パターンを採用すれば、単結晶薄膜等の面内圧電異方性を有する圧電体薄膜15を採用した場合でも、圧電薄膜共振子1001,1002の特性を揃えることができるので、所望の特性を有する圧電薄膜フィルタを作製することが容易になる。 (もっと読む)


【課題】基板に生じる空乏層の影響を受けにくい薄膜圧電共振器及び半導体装置を提供する。
【解決手段】基板と、前記基板の上に設けられ、グランドに接続される導電膜と、前記導電膜の上に設けられ、下部中空部を有する絶縁膜と、前記絶縁膜上に支持されて前記下部中空部の上に設けられた下部電極と、前記下部電極の上に設けられた圧電体膜と、前記圧電体膜の上に設けられた上部電極と、前記上部電極の上に設けられ、上部中空部を有する支持膜と、前記支持膜の上に設けられ、前記上部中空部を封止する封止体と、を備えたことを特徴とする薄膜圧電共振器が提供される (もっと読む)


【課題】従来よりも小型でスプリアスが少ないバルク音響波共振子、およびそれを用いたフィルタ,通信装置を提供する。
【解決手段】 第1主面と、第2主面と、を有する基板と、圧電体膜と、前記圧電体膜の厚み方向の一表面上に積層される第1電極と、前記圧電体膜の厚み方向の他表面上に少なくとも一部が積層される第2電極と、で形成される共振部と、前記共振部の前記第1電極と前記基板の前記第1主面との間に設けられ、前記共振部を前記基板から音響的に絶縁する音響アイソレート層と、前記基板の前記第2主面に、前記共振部と対向するように設けられた音響波吸収部と、を含むバルク音響波共振子である。 (もっと読む)


【課題】スプリアスを抑制することが可能な圧電薄膜共振器およびフィルタを提供すること。
【解決手段】本発明は、基板(41)の空隙(46)上または基板との間に空隙が形成されるように設けられた下部電極(43)と、下部電極上に設けられた圧電膜(44)と、圧電膜を挟み下部電極と対向する共振領域(50)を有するように圧電膜上に設けられた上部電極(45)と、共振領域の周辺に設けられ、横方向に伝搬する波動の波長の0.35倍から0.65倍の幅を有し波動の通過する支持領域(52)と、支持領域の周辺に設けられ、横方向に伝搬する波動を遮断する周辺領域(54)と、を具備する圧電薄膜共振器およびフィルタである。 (もっと読む)


【課題】周波数差が自由に設定でき、より高性能、低コストのバルク音響波共振子を提供する。また、低コストで阻止特性が良いフィルタ、及び安価で感度が良い通信装置を提供する。
【解決手段】 圧電体と、前記圧電体を厚み方向に対して挟持する一対の電極と、を含む共振部と、前記共振部の厚み方向の少なくとも一方に設けられ、概略0.5λ×nの厚みを有し、前記共振部の実効電気機械結合係数を所定の目標値に調整する調整膜と、を備えた、バルク音響波共振子である。ただし、λは使用周波数における調整膜中を厚み方向に伝播する音響波の波長であり、nは自然数である。 (もっと読む)


【課題】 優れた特性を有し、且つ製造が容易で歩留りの高い、安価で小型化された圧電薄膜共振子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 基板11上に下部電極13,窒化アルミニウムの圧電薄膜12及び上部電極14が形成され、下部電極13の下に位置する領域に空隙15が形成された圧電薄膜共振子(FBAR)1Aにおいて、下部電極13と上部電極14はそれぞれルテニウム又はルテニウム合金の層を含み、前記下部電極は、その下に形成された空隙に露出している構成である。 (もっと読む)


【課題】エネルギー損失が低減され、広帯域な特性を有するバンドパスフィルタを単体で構成し、かつ第1質量負荷材料部の高精度の形成が容易に可能な薄膜弾性波共振器を提供する。
【解決手段】圧電薄膜からなる圧電体1と、圧電体の各主面上に各々設けられた第1電極2、及び第2電極3とを備え、第1及び第2電極を介して圧電体に電界を印加することにより共振振動を発生させる薄膜弾性波共振器。圧電体主面上における第1電極の平面領域の外側に環状に設けられた、第1電極よりも質量負荷効果が大きい第1質量負荷材料部4を備え、第1電極の外縁と第1質量負荷材料部の内縁とが離間していることにより、両者は電気的に絶縁されている。第1質量負荷材料部は、第1電極と同一材料により同一厚みで圧電体上に形成された補助電極層2aと、補助電極層の上に形成された負荷材料層4aとを含む積層構造を有する。 (もっと読む)


【課題】周波数インピーダンス特性がスプリアスの影響を受けにくい圧電薄膜デバイスを提供する。
【解決手段】圧電薄膜共振子1は、支持基板11の上に、接着層12、下面電極13、圧電体薄膜14及び上面電極15をこの順序で積層した構造を有している。上面電極15の駆動部151と下面電極13の駆動部131とは、圧電体薄膜14を挟んで対向している。駆動部151及び131は、細長の2次元形状を有しており、その長手方向の大きさが短手方向の大きさの2倍以上、より望ましくは4倍以上、さらに望ましくは10倍以上となっている。 (もっと読む)


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