説明

国際特許分類[A23C9/146]の内容

国際特許分類[A23C9/146]に分類される特許

1 - 9 / 9


【課題】以下の工程を含む、乳汁または乳清の供給流に由来する商業用ミネラル乳清製品の製造のためのプロセスを提供する。
【解決手段】好ましくは膜分離またはイオン交換のいずれかにより実施されて高カリウム流および脱塩流を生成する、供給流の第一の脱塩;主にリン酸カルシウム複合体の沈殿およびその後の分離、またはイオン交換によるカルシウム除去のいずれかによる、高カリウム流の第二の脱塩;約20〜60重量%の総固形分を有する濃縮物を得るための高カリウム流の濃縮;ならびに保存と流通のための所望の形態への、上記濃縮高カリウム流のさらなるプロセッシング。 (もっと読む)


【課題】レンネットや乳酸菌のような天然物や、酸、塩化カルシウムなどを使用することなく、加熱するだけでチーズを生成したり、乳化剤やゲル化剤などを利用することなく、加熱するだけでゲル状食品を生成したりできる調整乳の製造方法を提供する。
【解決手段】原料乳液を塩素型陰イオン交換体で処理して、イオン交換によりクエン酸濃度が低減され、塩素濃度が増大された調整乳を得る、調整乳の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】畜肉又は魚肉食品の食感を柔らかくて口溶けの良い食感とすることができる畜肉又は魚肉食品の食感改良剤を提供すること。
【解決手段】固形分中のカルシウム含量が2質量%未満である乳清ミネラル、好ましくは更に以下の(a)、(b)、(c)、(d)及び(e)の条件を満たす乳清ミネラルを有効成分として含有する畜肉又は魚肉食品の食感改良剤。
(a)乳清ミネラルの固形分中の灰分含量が25〜75質量%
(b)乳清ミネラルの灰分中のカルシウム含量が5質量%未満
(c)乳清ミネラルの固形分中の乳酸含量が1.0質量%以上
(d)乳清ミネラルの固形分0.1質量%水溶液のpHが6.0〜7.5
(e)乳清ミネラルの固形分中の乳糖含量が50質量%未満 (もっと読む)


本発明は、水を処理するための方法、装置、及びシステムに関する。上記方法、装置及びシステムは、支持材料と結合した、種々の水処理剤用いて、可溶化された水硬度を減少させる。本発明はまた、処理された水を、例えば、清浄又は食品加工用途において用いる方法を含む。
(もっと読む)


所望の成分、特に3’−シアリルラクトースを、乳清、特にチーズ乳清から単離及び/又は精製する方法であって、以下の工程を含む: タンパク質濃縮物と乳清透過物を準備するために、乳清を限外濾過にかける任意の工程; 乳清又は乳清透過物を少なくとも一組のイオン交換樹脂に接触させる工程であって、前記一組に乳清透過物を脱塩するための第一の弱酸性陽イオン樹脂、第一の弱塩基性陰イオン樹脂、第二の強酸性陽イオン樹脂、及び第二の弱塩基性陰イオン樹脂を含む工程; この脱塩された透過物を、強酸性陽イオン樹脂及び最後の弱塩基性陰イオン樹脂を含む二つの最後のイオン交換樹脂に接触させる工程であって、3’−シアリルラクトースなどの所望の成分が最後の陰イオン樹脂に取り込まれる工程; 及び、最後の陰イオン樹脂から所望の成分を溶出させる工程。 (もっと読む)


【課題】熱安定性に優れた加熱殺菌乳の製造方法及び加熱殺菌乳を提供することを目的とする。より具体的には、高温条件下での殺菌でも沈殿が起きにくく、更には、褐変化を起こしにくい加熱殺菌乳の製造方法及び加熱殺菌乳を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の加熱殺菌乳の製造方法は、原料乳と陽イオン交換樹脂とを接触させ、カルシウム含有量(mg/100g)/無脂乳固形分(質量%)が5.2以下である脱カルシウム乳を得る第1工程と、該脱カルシウム乳のpHを5.7〜6.5に調整してpH調整乳を得る第2工程と、該pH調整乳を加熱殺菌する第3工程とを有することを特徴とする。また、本発明の加熱殺菌乳は、上記製造方法により得られることを特徴とする。 (もっと読む)


使用可能な副産物流を生じる、乳清を脱塩する方法が見出され、この方法は、乳清を軟化し、次いで軟化された乳清に両極性電気透析を適用して、価値のある副産物及び生成物流、脱塩された乳清、希酸及び希アルカリを回収することからなる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、飲食品や医薬品の雑味や、飲食品や医薬品の風味としては強すぎる風味を、その基本風味バランスを変えることなく、極少量の添加でマスキングすることのできるマスキング剤、及びマスキング方法を提供すること。
【解決手段】以下の(a)(b)(c)工程を経て得られた乳清ミネラルを有効成分として含有するマスキング剤。
(a)乳又はホエーを、膜分離及び/又はイオン交換により脱ミネラル液を分離し、高ミネラル液(I)を得る工程
(b)高ミネラル液(I)を、加熱処理することにより、カルシウム−リン酸複合体を分離・除去し、高ミネラル液(II)を得る工程
(c)高ミネラル液(II)を、固形分が20質量%以上となるまで濃縮及び/又は乾燥し、乳清ミネラルを得る工程 (もっと読む)


【課題】
従来の濃縮乳や粉乳の風味を維持、向上するとともに、食品の物性を改善する効果を付与することによって、濃縮乳、粉乳の用途を拡大させる。
【解決手段】
乳からイオンを除去することと乳の溶存酸素濃度を低下させることを組み合わせて加熱殺菌、濃縮、乾燥を行って濃縮乳、粉乳を得る。イオンの選択除去と溶存酸素濃度を8ppm以下に低下させることにより、加熱酸化臭の発生を抑制することができ、従来の濃縮乳や粉乳にない風味と食品原料としての物性向上効果を奏する濃縮乳および粉乳の製造が可能となる。 (もっと読む)


1 - 9 / 9