【課題】ゴルフクラブシャフトの軽量性と優れた強度を両立させる。
【解決手段】強化繊維のシャフト軸線に対する配向角が０度以上±１５度以下の範囲内である繊維強化プリプレグからなるストレート層を、全長層のうち少なくとも最内層に一層備え、強化繊維のシャフト軸線に対する配向角が＋α度である前記プリプレグと、−α度である前記プリプレグを、互いの強化繊維が交差するように積層した２枚のプリプレグを一層とするバイアス層をシャフト全長に少なくとも一層備え、強化繊維のシャフト軸線に対する配向角が９０度〜８５度の範囲である前記プリプレグからなるフープ層を、シャフト全長に形成される全長層のうち少なくとも最外層に一層備え、かつ、隣接する内外二層のうち、内側層の強化繊維のシャフト軸線に対する配向角をθｍとし、外側層の強化繊維のシャフト軸線に対する配向角をθｎとしたとき、θｎ≧θｍとした。 （もっと読む）

【課題】ヘッドの走り感、ボールのつかまり感が付与され、スライスに悩むプレーヤーに好適なシャフトを提供する。
【解決手段】シャフト１０の細径端部から２５ｍｍごとの距離Ｌ（ｍｍ）と、距離Ｌの位置における曲げ変位δ_Ｌ（ｍｍ）とからなる曲げ変位群（Ｌ，δ_Ｌ）を（ｘ，ｙ）とし、該（ｘ，ｙ）を１００≦ｘ≦１７５の群と２２５≦ｘ≦３００の群との２つの群に分けて、それぞれすべての（ｘ，ｙ）を使った最小二乗法により、式（１）および（２）に直線回帰した場合、式（１）の相関係数の二乗Ｒ_１^２と式（２）の相関係数の二乗Ｒ_２^２とがいずれも０．９５以上であり、かつ、式（３）の関係を満足するゴルフクラブ用シャフト。式（１）：１００≦ｘ≦１７５においてｙ＝−ａ_１ｘ＋ｂ_１、式（２）：２２５≦ｘ≦３００においてｙ＝−ａ_２ｘ＋ｂ_２、式（３）：ａ_１／ａ_２≧０．８ （もっと読む）

【課題】外観が、より自然な竹の節の感じを持つ管状体を提供すること。
【解決手段】繊維強化樹脂製の管状体本体１２の外表面に、竹の地色で形成される地色層３４と、この地色層３４の外側で長手方向に沿った筋状模様３０を有する模様層３６と、この模様層３６の外側で微細な線状模様４２を有する透明又は半透明の被覆層３８を形成した管状体１０。 （もっと読む）

【課題】 軽量化しても、スイング中のヘッドの挙動が安定し、振り易く、ショットの方向性も良いゴルフクラブ用シャフトを提供する。
【解決手段】 ゴルフクラブ用シャフトは、重量が３５〜５０ｇであり、シャフトの重心ポイントがシャフトの先端からシャフトの全長の４６．０〜４９．０％の距離の範囲に位置し、シャフトの先端側でのトルクが３．０〜４．５°である。シャフトはストレート層とバイヤス層とを含んでなり、バイヤス層に４０ｔ／ｍｍ²以上の弾性率を有するカーボン繊維を用い、バイヤス層におけるプリプレグシート１２、１６の重なりのシート数は、シャフトの手元側と先端側とで１対３以上２対３未満の範囲の比になる。 （もっと読む）

【課題】ヘッドとシャフトの組み合わせにおいて、軽量性を維持しながら、打球方向性および飛距離を向上させる。
【解決手段】ヘッド１４の重心位置１４Ｇからシャフト軸線１８までの距離Ｌが３０ｍｍ以上４０ｍｍ未満であって、かつ、シャフト１１のヘッド側先端１２から長さ方向に４００ｍｍの位置までの捩れ剛性分布が１．２ｋｇ・ｍｍ^２以上３．０ｋｇ・ｍｍ^２未満であり、グリップ側後端１３から長さ方向に３００ｍｍの位置までの捩れ剛性分布が２．５ｋｇ・ｍｍ^２以上３．５ｋｇ・ｍｍ^２未満であるゴルフクラブ。 （もっと読む）

【課題】打球の飛距離増大とヘッドの効き具合とを両立できるウッド型のゴルフクラブを提供すること。
【解決手段】シャフトと、前記シャフトの一端部に装着されたグリップと、前記シャフトの他端部に装着されたヘッドと、を備えたウッド型のゴルフクラブにおいて、前記ゴルフクラブの質量ｍ（ｇ）と、前記ゴルフクラブの前記グリップ側の端部から前記ゴルフクラブの重心位置までの距離Ｌ（ｃｍ）と、が、ｍ×Ｌ≦２．５６×１０⁴（ｇ・ｃｍ）、かつ、ｍ×Ｌ²≧２．３００×１０⁶（ｇ・ｃｍ²）を満たすことを特徴とする。 （もっと読む）

【課題】打球の飛距離増大とヘッドの効き具合とを両立できるウッド型のゴルフクラブを提供すること。
【解決手段】シャフトと、前記シャフトの一端部に装着されたグリップと、前記シャフトの他端部に装着されたヘッドと、を備えたウッド型のゴルフクラブにおいて、前記ゴルフクラブの質量ｍ（ｇ）と、前記ゴルフクラブの前記グリップ側の端部から前記ゴルフクラブの重心位置までの距離Ｌ（ｃｍ）と、が、ｍ×Ｌ≦２．６０×１０⁴（ｇ・ｃｍ）、かつ、ｍ×Ｌ²≧２．２７０×１０⁶（ｇ・ｃｍ²）を満たし、前記シャフトの重心位置が、前記シャフトの前記ヘッド側の端部から、前記シャフトの全長の４８．５％の長さの範囲にあることを特徴とする。 （もっと読む）

【課題】軽量なゴルフクラブシャフトにおいて適度な撓りと強度を両立させる。
【解決手段】プリプレグ２１〜２８の積層体からなり、前記積層体の一部に、マトリクス樹脂にフラーレンあるいは／およびフラーレン化合物を含有させているプリプレグ２２、２３で形成され、かつ、強化繊維Ｆ２２、Ｆ２３のシャフト軸線に対する配向角が±１０°以上８０°以下であるフラーレン入りバイアス層ＢＦを形成している。 （もっと読む）

【課題】軽量性を維持しながら、打撃時の振動や衝撃を緩和させ、音鳴りも防ぐ。
【解決手段】繊維強化製のプリプレグ２１〜２７の積層体からなり、中空部１１を有する管状体の繊維強化樹脂製のゴルフクラブシャフト１０であって、中空部１１内に１個または複数個の発泡体３２を装着し、かつ、中空部１１内に装着された状態において、中空部内周面１１ａに当接しない発泡体３２の少なくとも一部の面３２ｂ、３２ｃに粘着性材３５を配設している。 （もっと読む）

【課題】軽量性を維持しながら、曲げ強度、ねじり強度、つぶし強度をバランスよく高める。
【解決手段】繊維強化樹脂プリプレグ２１〜２８の積層体からなり、フープ層Ａと、バイアス層Ｂと、ストレート層Ｃとを積層してなる繊維強化樹脂製のゴルフクラブシャフト１０であって、フープ層Ａは、厚さ方向において、シャフト内周面１７からシャフト厚さの２５％以内の位置と、シャフト外周面１８からシャフト厚さの２５％以内の位置との両方のみに形成されるように、少なくとも二層形成し、各フープ層Ａ１、Ａ２の長さ方向における形成位置は、シャフト内径が９ｍｍ以上の大径側全領域を含む位置としている。 （もっと読む）