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国際特許分類[B23K9/067]の内容

国際特許分類[B23K9/067]に分類される特許

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【課題】本発明は、放電装置による放電開始電圧の安定化を図ったTIG溶接機あるいは切断機を提供する。
【解決手段】放電装置1の構成部品である1対の対向する電極64、65を支持する2つの支柱部2、3と底部4からなる略凹の字形状の基台5において、2つの支柱部2、3の電極64、65の軸方向断面を略十字形状とする。略十字形状にすることにより樹脂収縮による各支柱部2、3のそりは相殺されて底部4に対して各支柱部2、3は直立し、電極64、65の放電面75、76が平行となり、放電面75、76間のどの場所で放電してもギャップは一定であるので放電開始電圧の安定化し、機器の絶縁劣化防止やアークスタート性の安定化を図ることができるという多大な効果を奏する。 (もっと読む)


【課題】アークねらい機能の付加と同時に、高周波ノイズの軽減と、速やかな所望電流値への移行性能を確保するアーク溶接方法および装置を提供すること。
【解決手段】先ず主電極の先端部位を母材の被溶接部位に接近させ、局部照明を目的とした微小電流によるアークを高周波電圧による起動で発生させる。主電極の先端部位と母材の被溶接部位の間を光線で結ぶことで主電極のスタート位置を確定し、該アークを主電流アークに移行させて溶接するアーク溶接方法とした。高周波電圧発生期間は溶接スタートから休止迄の期間内での一回の最短時間のみであり、溶接スタートから休止を経て再スタートまでの期間は微小電流アークを継続しているため、再スタート時には高周波電圧による起動が不要であるから高周波障害が軽微である。 (もっと読む)


【課題】パルスTIG溶接で母材に方形波交流でアークスタートさせて溶接を行うときの溶接欠陥を軽減する溶接方法及び溶接用電源装置を安価に提供する。
【解決手段】アーク中断から再スタートまでの時間が閾値を越えたときは、アークスタート時の極性が逆極性でスタート、閾値を越えないときは正極性でスタートする方形波交流アーク溶接方法。交流アークの中断からの時間が閾値を超えるか、超えないかによって正極スタートと、逆極スタートを切替える手段を具備する溶接用電源装置。 (もっと読む)


【課題】 消耗電極式溶接方法が有するアーク発生シーケンスの無駄時間を溶接ワイヤの座屈やスパッタを発生させることなく消滅させる消耗電極式溶接方法を提供する。
【解決手段】 ワイヤを送給しながらロボットマニュピレータによりトーチを母材7から引き離す方向に移動させることにより、ロボットマニピュレータを駆動するアクチュエータがトーチを引き離す一方向の動作でワイヤの被溶接物に対する速度を制御でき、トーチ速度反転による振動は発生しない。また、専用の引き離し制御系を用いることにより、通常動作時のオーバーシュートを大きくさせることなくトーチを移動するアクチュエータの速度追従性を高め、マニピュレータの加減速時間を短縮できる。 (もっと読む)


【課題】アーク溶接において、アーク発生時に溶融プールが存在しないため、スパッタ発生及びスパッタ付着が多い。
【解決手段】母材と電極との間に溶接電流を制御しながら供給してアークを発生させて溶接を行うアーク溶接制御方法であって、アークスタート時にパルス制御37により1以上のパルス波状の電流を供給して前記母材に最初に形成する溶融プールを離脱移行によって形成し、パルス波状の電流を供給した後にパルス制御37から短絡制御36に切り替えるものである。また、アーク溶接ロボットのアーム先端に電極を搭載し、アークスタート時に前記アーム先端を引き上げるリフトアップスタート時に上記制御を行うものである。 (もっと読む)


【課題】パルスアーク溶接において、短絡解除後等の異常電圧を溶接電圧から除去して正確なアーク長制御を行うと共に、アークスタート時のアーク長の過渡変動を抑制すること。
【解決手段】本発明は、溶接電圧を検出しこの溶接電圧検出値をパルス波形の基準電圧波形からの所定変動幅Vc±ΔVc内で制限して溶接電圧制限値Vftを算出し、前記溶接電圧制限値Vftを平均化した溶接電圧制限平均値が予め定めた電圧設定値と略等しくなるように溶接電源の出力を制御するパルスアーク溶接制御方法であって、アークスタート時は前記基準電圧波形Vcを予め定めた初期基準電圧波形に設定してアークスタートを開始するアークスタート時パルスアーク溶接制御方法において、前記変動幅ΔVcを、アークスタート時の過渡期間Tt中は定常状態よりも大きな値に設定するアークスタート時パルスアーク溶接制御方法である。 (もっと読む)


【課題】TIG溶接においてアークスタート時に発生する高圧高周波電圧に阻害されない手段で非溶接状態の電極と母材の短絡を検出する。
【解決手段】溶接機の起動において高周波を伴う起動と高周波を伴わない起動の2モードの起動方式を設け電極短絡の検出を行う際には高周波を伴わずに起動し、その際に電流検知されるか否かで短絡の有無を判定することにより、リレー接点等で結合、切り離しを行う短絡検出回路を設けずに電極と母材の短絡判定を行うことができる短絡検出機能を付加した自動TIG溶接システムを安価に提供できる。 (もっと読む)


【課題】電源主回路PMの出力に直列に接続され、主巻線Nmに通電する電流値が所定電流値未満のときはインダクタンス値が大きくなり所定電流値以上のときは上記鉄芯が飽和状態になって非常に小さなインダクタンス値になる可飽和リアクトルを有する消耗電極アーク溶接電源において、アークスタート性を良好にする。
【解決手段】本発明は、可飽和リアクトルWL1に補助巻線Ncを新たに設け、この補助巻線Ncに補助電源PCを接続し、アークスタートに際し補助電源PCから補助巻線Ncに電流Icを通電することによって可飽和リアクトルWL1を飽和状態にしてインダクタンス値を非常に小さくし、送給によって消耗電極1が母材2に接触すると電源主回路PMから大電流値のホットスタート電流を主巻線Nmを通して消耗電極1に通電してアークスタートさせる消耗電極アーク溶接電源である。 (もっと読む)


【課題】 アーク溶接時のリトラクトスタート制御をスムーズにかつ良好に行うことのできる溶接ロボット制御システムを提供する。
【解決手段】 本発明の溶接ロボット制御システムは、溶接ワイヤ15をワークWに一旦接触させ、両者を離間させた後に、溶接ワイヤ15とワークWとの間にアークを発生させて溶接を行うものであって、溶接ワイヤ15を送給することにより溶接ワイヤ15をワークWに向けて移動させるワイヤ送給装置16と、溶接ワイヤ15を所定の溶接位置に導く溶接トーチ14をワークWから離間させる方向に移動させるロボット制御装置20とを備え、ロボット制御装置20は、ワイヤ送給装置16によって溶接ワイヤ15を送給させることにより、アークの発生が開始される溶接トーチ14の溶接開始位置Spから溶接ワイヤ15とワークWとが接触する接触位置に溶接ワイヤ15をワークWに向けて移動させ、ロボット制御装置20によって溶接トーチ14を移動させることにより、溶接ワイヤ15を接触位置から溶接開始位置Spに移動させる。 (もっと読む)


【課題】 従来の消耗電極式溶接方法ではロボットマニピュレータの反転動作を必要とするので余分な応答時間および加減速時間が必要で、さらに、溶接ワイヤの送給が溶接ワイヤの溶融速度に追いつけずアーク長が長くなってアークが不安定になるといった課題を有していた。
【解決手段】 溶接ワイヤ1を送給しながらロボットマニュピレータ9により溶接トーチ4を母材7から引き離す方向に移動させることにより、溶接ワイヤ1が母材7から離れて初期アークが発生するので、反転動作を必要とせず無駄時間を削減してタクトタイムを短縮すると共に溶接始端部のアークを安定させ「チョコ停」を効果的に削減することができる。 (もっと読む)


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