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国際特許分類[B23K9/067]の内容

国際特許分類[B23K9/067]に分類される特許

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【課題】ワイヤ先端に絶縁皮膜が形成されているときに、生産効率を低下させることなくアークスタートを行うことができるロボットアーク溶接のアークスタート制御方法を提供する。
【解決手段】本発明のロボットアーク溶接のアークスタート制御方法は、ワイヤ先端に絶縁皮膜が形成されているときに、ワイヤ送給モータの負荷トルクを検出して、短絡を検出する前に、ワイヤ送給モータの負荷トルクが予め定めた閾値を超えたときに、溶接ワイヤの先端に絶縁皮膜が形成されていると判別する。そして、絶縁皮膜を除去して、溶接ワイヤを被溶接物から引き離し、この引き離しによって初期アークを発生させた後に定常アークへと移行させる。この結果、良好なアークスタートを行うことができ、従来技術と比べて生産効率を著しく向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接開始に際して、溶接ワイヤ1を一旦被溶接物2に接触させた後に引き離してアークを発生させてアークスタートさせるリトラクトアークスタート方法において、溶接ワイヤ1が被溶接物2に溶着してアークスタート不良となることを抑制する。
【解決手段】溶接開始に際して、溶接トーチ4から送給される溶接ワイヤ1を被溶接物2に接触させて(時刻t2)初期電流Isを通電し(時刻t3)、その後に溶接ワイヤ1を引き離すことによって初期アークを発生させた(時刻t4)後に定常アークへと移行させる消耗電極アーク溶接のアークスタート制御方法において、前記初期電流Isの立上りに傾斜をつけた、ことを特徴とする消耗電極アーク溶接のアークスタート制御方法である。 (もっと読む)


【課題】スタート後に比較的少ないガス流量でアークに移行することができるとともに、ガス流量の調整範囲を少なくすることができ、脈動現象やアークの消滅を生じることなく、安定したアークを維持する。
【解決手段】中空電極4のガス通路のうち、ガス噴出口5aの先端からガス供給側の一定長さ範囲の領域を断面積が小さいプラズマ発生域とし、さらにそのガス供給側の領域をガス通路断面積がガス噴出口部よりも大きく、プラズマ発生域の圧力変動を抑制するプラズマ発生域抑制部とする。 (もっと読む)


【課題】安価なインダクションモータ等を用いて簡単な制御系で実現されている補助送給装置を使用してリトラクトを行う場合、主送給装置による後退送給と補助送給装置による前進送給が競合することなく、ワイヤリトラクトを行うことができる溶接ワイヤのリトラクトの制御方法及び溶接ワイヤリトラクト制御装置を提供する。
【解決手段】
溶接電源装置PSはモータ36を含む主送給装置30と、送給モータ56の出力をトルク制御してコンジット60A,60B内で発生する摩擦抵抗に抗した送給力を溶接ワイヤに与える補助送給装置50とを制御する。溶接ワイヤ40を溶接トーチ10までプッシュプル送給し、リトラクト時には主送給装置30による後退送給(逆送り)の制御によって溶接ワイヤ40をリトラクトさせる。溶接電源装置PSはリトラクト中において、リトラクトの全時間は補助送給装置50の送給モータ56を停止する。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも低消費電力の溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】 この発明に係る溶接用電源装置10によれば、負荷としての電極34および母材36が互いに離れており、これら両者の間にアークが発生していない、いわゆる無負荷状態にあるとき、厳密には出力電流Ioが所定の閾値Ib以下であるとき、インバータ20は、間欠的に駆動される。これによって、無負荷状態にあるときにインバータ20が駆動することによる電力の損失、および当該インバータ20の出力側に設けられた変圧器24に励磁電流が流れることによる電力の損失、を含む無負荷電力損失が、抑制される。そして、アークスタートのために電極34および母材36が互いに接触され、出力電流Ioが閾値Ibを超えると、インバータ20は連続駆動となる。これによって、アークスタートが確実に実現される。 (もっと読む)


【課題】溶接後の母材に残留するスパッタを低減させることができるアーク溶接機の制御方法およびアーク溶接機を提供する。
【解決手段】本発明のアーク溶接機の制御方法では、アークスタートから負荷電流が安定して定常状態に至るまでの初期期間において、負荷電流の最大値を400A以下に抑えると共に、短絡の発生間隔を50msec以下とする初期制御を行う。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接のリトラクトアークスタート性能を向上させる。
【解決手段】溶接ワイヤの前進送給を開始し、溶接ワイヤが母材に接触すると溶接ワイヤの後退送給を開始すると共に初期電流を通電し、この後退送給によって溶接ワイヤが母材から離れて初期アークが発生した後に溶接ワイヤの前進送給を再び開始すると共に初期アークから定常アークへと移行させる消耗電極アーク溶接のアークスタート制御方法において、前記前進送給時は逆回転している後退送給ロール6bから後退加圧ロール7bを離すと共に正回転している前進送給ロール6aに前進加圧ロール7aを押圧して溶接ワイヤを前進送給し、前記後退送給時は正回転している前記前進送給ロール6aから前記前進加圧ロール7aを離すと共に逆回転している前記後退送給ロール6bに前記後退加圧ロール7bを押圧して溶接ワイヤを後退送給する。 (もっと読む)


【課題】 溶接電源内の出力経路に設けられたリアクトルのインダクタンスが大きな値のときでも、アークスタート性が良いこと。
【解決手段】 溶接電源内の出力経路に設けられたリアクトルを介して出力を消耗電極と被溶接物との間に供給する消耗電極式アーク溶接機において、スイッチング素子のソース側とダイオードのアノード側とを直列接続しリアクトルの入力端子にスイッチング素子のドレイン側を接続しリアクトルの出力端子にダイオードのカソード側を接続してなるアークスタート回路と、溶接開始信号が入力された時にスイッチング素子を導通し消耗電極と被溶接物との間に高電流のスタート電流を所定時間通電しスタート電流の通電が終了すると低電流の初期電流に移行し初期電流が通電している時にスイッチング素子を遮断するアークスタート制御回路とを具備したことを特徴とする消耗電極式アーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】 消耗電極アーク溶接の溶接開始の際に、溶接ワイヤと母材とが初めから接触状態にある場合、アークスタート時にワイヤ突出し部が加熱されて崩落し多くのスパッタが飛散し溶接品質が悪くなりやすい。接触状態でのアークスタートであっても、スパッタ発生の少ない良好なアークスタート性を実現する。
【解決手段】 本発明は、溶接開始指令Stが溶接電源PSに入力されると、溶接ワイヤ1の先端と母材2との接触の有無を判別(Td)し、接触していないときは溶接ワイヤ1の前進送給及び溶接電源PSの出力を開始してアークスタートさせ、接触しているときはワイヤ先端位置を後退移動させて接触状態を解除し、その後に溶接ワイヤ1の前進送給及び溶接電源PSの出力を開始してアークスタートさせる消耗電極アーク溶接のアークスタート制御方法である。 (もっと読む)


【課題】 消耗電極ガスシールドアーク溶接において、通常のアークスタート制御では、溶接ワイヤの種類、送給速度等の溶接条件によってはアークスタート性が悪い場合がある。他方、アークスタート時に溶接ワイヤが母材に接触すると溶接ワイヤを少し引き戻してアークを確実に発生させた後に再び送給するリトラクトアークスタート制御では、1回当りのアークスタートに要する時間が長くなるために生産効率が低下すると共に、送給モータ及び溶接トーチの消耗部品の摩耗が激しいためにそれらの交換間隔が短くなる。
【解決手段】 本発明は、リトラクトアークスタート制御と通常アークスタート制御とを備え、溶接ロボットの作業プログラムによってリトラクトアークスタート制御と通常アークスタート制御とを切り換えてアークスタートさせる制御方法である。 (もっと読む)


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