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国際特許分類[B29D30/70]の内容

国際特許分類[B29D30/70]に分類される特許

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【課題】低熱収縮性のコードを用いた周方向ベルトのテンションを確保して、製品タイヤに致命的な欠陥が発生することを防止する。
【解決手段】
湾曲したBTセグメント12aを備えたBTドラム12上に、低熱収縮性のコード10aを備えたベルトレイヤー10を、テンションを付与しつつ貼り付けて周方向ベルトを形成し、その後、前記ベルトを備えた未加硫タイヤを加硫するタイヤの製造方法であって、テンションTによる前記コードの伸び量をt、前記BTセグメント12aの径差に基づく前記コードのベルト圧縮量をc、加硫時の前記ベルトレイヤーの拡張量をa及び前記ベルトレイヤーの拡張減量をb、としたとき、前記ベルトレイヤーに、t≧b+c−aで表される前記コードの伸び量tを生じるテンションTを付与する。 (もっと読む)


【課題】プライステアフォースを低減しつつ、タイヤの耐久性を向上させた空気入りタイヤ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】カーカス6と、ベルト層7とを具えた空気入りタイヤである。ベルト層7は、内層部7Aと外層部7Bとを具え、かつ該内層部7Aと外層部7Bとを該一方側のタイヤ軸方向端部である一方側縁と他方側のタイヤ軸方向端部である他方側縁とで連繋する連繋部とを有する断面偏平環状体である。かつ前記ベルト層7は、タイヤ赤道に対して角度θで傾斜して配列された第1ベルトコード群11Aと逆向きかつ同じ角度で配列された第2ベルトコード群11Bとを具える。前記第1ベルトコード群及び第2ベルトコード群は、前記連繋部10で折り返されてタイヤ周方向にのびる偏平螺旋運動を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】ベルト成形方法及び装置並びにベルト保持治具において、タイヤ生産性を向上する。
【解決手段】成形ドラム11を回転しながらその外周面に第1、第2ベルトB1,B2を巻き付け(ベルト層巻付装置13)、成形ドラム11を回転しながら各ベルトB1,B2の外周面にスチールコードSを巻き付け(コード巻付装置14)、各ベルトB1,B2とスチールコードSから構成されるベルト層Bの内側にベルト保持治具15を挿入し、ベルト層Bを保持したベルト保持治具15を成形ドラム11から取外す。 (もっと読む)


【課題】タイヤ成型用ドラムに巻き回された状態での、隣接するウェーブドベルトの波形の位相の状態をモニタリングし、空気入りタイヤの製品性能を向上させることが可能な、ウェーブドベルトの波形計測方法を提供する。
【解決手段】波状のコードを備えたストリップをタイヤ成型用ドラムに沿って巻きつけたウェーブドベルトの、隣接する複数の帯状領域を検出するステップと、検出した各帯状領域の波状のコードの波形の頂点を複数検出するステップと、検出した隣接する各帯状領域の頂点のタイヤ成型用ドラムの周方向における相対位置に基づいて、各帯状領域内の波状のコードの波形の位相の近接度を判定するステップと、を含む。 (もっと読む)


【課題】改善された品質のタイヤを得る。
【解決手段】タイヤを組み立てる装置であって、適用直径を画定する少なくとも1つの外面を有する組み立てドラムと、前記適用直径に従い、軸方向に対向する端部フラップを有する前記少なくとも1つのカーカスプライを前記外面の周囲に適用するための装置と、カーカススリーブを作成するように、前記端部フラップのそれぞれの周囲で、前記適用直径より小さい嵌合径を画定する環状繋留構造と軸方向に係合するための装置と、前記組み立てドラムに適用された前記カーカススリーブの周囲で同軸上にセンタリングされた位置に、少なくとも1つのベルト構造を備える外部スリーブを位置決めするための装置と、前記カーカススリーブをトロイド構成に成形するために、前記組み立てドラム上で動作する成形装置と、を備える。 (もっと読む)


【課題】空気入りタイヤの走行性能を向上させるとともに、ベルト層を構成するコードの耐久性の低下のおそれを取り除くことができるベルト層素材の形成方法及び、空気入りタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】コードを未加硫ゴムで被覆してなるリボン状ストリップ1を、成形巻芯10の周りに複数周巻回して形成されるベルト層素材の各側縁対応位置E1、E2間で、前記リボン状ストリップ1を、成型巻芯10の周方向に対して傾斜角度α、βで延在させるとともに、各側縁対応位置E1、E2で、リボン状ストリップ1をジグザグ状に延在させるベルト層素材の形成方法であって、リボン状ストリップ1の屈曲部位に、成型巻芯の周方向に延びる周方向延在部分4を介在させるとともに、リボン状ストリップ1の、前記側縁対応位置の一方E1から、他方の側縁対応位置E2を経て戻るまでの巻回ピッチPを、成型巻芯の一周当り二ピッチ以上とする。 (もっと読む)


本発明は、タイヤブランクの組立ての際、トップベルトを形成するコンポーネントを受け入れるよう設計された全体として円筒形受入れ面の横方向曲線を決定する方法であって、引っ張ることなく連続して巻き付けられた細線が長手方向に対してゼロ度をなして配置され、ゼロ度の細線のターンに適用されるべき伸び率(A)をタイヤ中におけるその軸方向位置に応じた所望の予備張力に従って決定し(A=f(T))、モールド中に嵌め込まれたタイヤ中におけるターンの細線の半径方向位置(Rf)に応じて、プレス内における形成中に問題のターンの細線に所望の伸び率を適用する初期半径方向位置(Ri=Rf/(1+A))を決定し、細線の初期位置(Ri)からゼロ度細線のターンの半径方向内側に配置されたコンポーネントの厚さ(e)を差し引くことによって、受入れ面の横方向輪郭形状(Rfdp)を決定する(Rfdp=Rf/(1+(T))−e)ことを特徴とする方法に関する。
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【課題】ストリップ材をジグザグ状に配置して形成したベルトの折返し部における「めくれ上がり」を抑制する構成を備えた航空機用として好適な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】一対のビードコア間にわたってトロイド状をなして跨がるラジアルカーカスのタイヤ径方向外側に、ベルトおよびトレッドを順次に配置した空気入りタイヤであって、前記ベルトは、複数本のコードにゴム被覆した帯状のストリップ材を、ベルト両側縁の一方から他方へタイヤの赤道面に対して斜めにかつ側縁での折れ曲がりを介して実質上トレッドの周方向にジグザグ状に連続して延ばした配置の下に、前記カーカスのクラウン部に巻き付けてなり、前記ストリップ材は、前記巻き付け方向視において、左側端部に位置するコードがS撚り、かつ、右側端部に位置するコードがZ撚りとされている。 (もっと読む)


【課題】電磁誘導加熱を利用して、ショルダー部の内部でも十分に予備加熱でき、加硫状態を均一化できてかつ加硫時間の短縮を図ることができる空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】ベルト層5の外側両端部に配置したベルト端部補強層10をタイヤ周方向に平行をなして並列するように巻回したスチールコード11よりなるものとし、成型及び加硫時のスチールコード11の拡張率を1.5%未満、1.5%伸度以下でのモジュラスを1600Ps以下とし、さらにはワイヤ素線径が0.1mm未満であるものとする。 (もっと読む)


エラストマー材料の一対の環状インサート(10)が、補助ドラム(15)の重層面(21)の周りにらせん状に巻かれることによって円周方向に取り付けられる。次に、前記重層面(21)の円周方向の延在部に互いに並列に並んだ関係で平行に配置された複数のストリップ状要素(20)が補助ドラム(15)上に取り付けられ、それによって少なくとも1つの第1のベルト層(7a)が形成される。各ストリップ状要素(20)のそれぞれの対向する端部分(20a)は、各々、環状インサート(10)の1つに対して半径方向に重ね合わされ、これは、前記環状インサートの各々が、ストリップ状要素のそれぞれの縁端から突出するように行われる。補助ドラム(15)上に形成されたキャップ構造(C)は、カーカス構造(2a)をトロイダル形状にすることによってカーカス構造(2a)と連結され、これは、カーカスプライ上に既に製造されたサイドウォール部分(24)の半径方向外側の端部(24a)が、前記環状インサート(10)の軸方向外側の端部(10a)と結合するような形で行われる。
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