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国際特許分類[B41J2/135]の内容

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【課題】 ノズル周辺に付着したインクや異物を容易に除去できると共に、ノズルプレートと段差を形成する保護プレートとを高精度な位置調整を必要せずに効率よく接合できる積層ノズルプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】 (A)図に示すように、板状のノズルプレート14と保護プレート12とを熱融着により接合し、(B)図及び(C)図に示すように、レジスト48を形成して孔部49にウエットエッチングによりお椀型の段差孔22を形成する。さらに、(D)図及び(E)図に示すように、ノズルプレート14にプールプレート16を積層するとともに、保護プレート12に撥水膜18を塗布する。その後、(F)図に示すように、レーザー加工によりノズルプレート14にノズル20を形成する。このような製造方法では、ノズル20を形成する前のノズルプレート14と段差孔22を形成する前の保護プレート12とを熱融着により接合するので、接合時に高精度な位置調整が必要でない。 (もっと読む)


【課題】 ノズルプレートに段差を形成するときに高精度の位置調整が必要でなく、加工工程や装置を増加せずに段差を形成できるノズルプレートの製造方法及びインクジェット記録ヘッドを提供する。
【解決手段】 (C)図及び(D)図に示すように、板状プレート材料20のノズル孔28が形成されるノズル領域24に、予めレーザー加工によって段差26を形成する。この段差26により、ノズル領域24が周囲のプレート面より低くなる。この段差26には、長手方向(ワイパーの移動方向)に対向する面にテーパー面26aが形成されている。その後、(E)図に示すように、板状プレート材料20に撥水材27を塗布する。そして、(G)図及び(H)図に示すように、板状プレート材料20の後方からレーザー加工にて1列のノズル孔28が形成される。これにより、ノズル12の周囲に形成される段差26は高精度に位置調整する必要がなく、加工の工程も少ない。 (もっと読む)


【課題】多数のノズル開口の形状や寸法を均一なものとして、液滴の吐出特性を揃えることができるノズルプレートを提供する。
【解決手段】列設された複数のノズル開口によって構成されたノズル列を横並びに複数列備えたノズルプレートにおいて、ノズル開口の形状を示すノズルプロファイルに関し、同じノズル列に属するノズル開口は同じ1個のポンチにより形成したノズルプロファイルであり、且つ、ノズル列内における公差を、ノズル列同士における公差よりも小さく設定し、上記ノズルプロファイルは、液滴吐出側に位置する断面円形状のストレート部を含み、該ストレート部におけるノズル列内の公差をノズル列同士の公差よりも小さく設定した。 (もっと読む)


【課題】 ノズルの周縁部のインクの濡れを均一にし、吐出特性を安定させる。
【解決手段】 ワイパーブレード120でワイピングしても完全には拭き取られずに、若干拭き残しインク600Bが生じる。ザグリ200のザグリ壁面200Aには撥液膜210は形成されていない。このため、ザグリ壁面200Aは、撥液膜が形成されたノズル10の周縁部より、インクが付着しやすい。よって、ザグリ壁面200Aに拭き残しインク650が拭き残り、その他の場所には、拭き残しインク650が拭き残されない。つまり、ノズル10の周縁部に拭き残しインクが、拭き残されないように、ザグリ壁面200Aに積極的に拭き残しインク650を拭き残す構成となっている。したがって、偶然ノズル10の周縁部の拭き残しインクが残って濡れが不均一となり、吐出特性が安定せず、印字品位が低下することがない。 (もっと読む)


【課題】 インクジェットヘッドの基材表面に形成される撥インク膜の開口部縁端から開口部近傍の部分がワイピングによっても剥離を生じにくい形状であり、噴射安定性にも優れる形状に形成されるようにする。
【解決手段】 インクジェットヘッドの基材であるノズル板2がNiの電鋳により作製され、その表面に膜厚0.1μm以上のシリコーン樹脂皮膜である撥インク膜1が形成されている。ノズル板2におけるインク吐出面に形成された撥インク膜1は、この中心線に垂直な平面による開口部分の断面積がノズル板2から離れるにつれて順次大きくなっていくラウンド形状となるよう形成されている。 (もっと読む)


【課題】作成工程が単純でインクの吐出方向性とダンパ効果の良好なインクジェット記録ヘッドを提供する。
【解決手段】樹脂からなるノズルプレート12とSUSなどの金属からなる第1プールプレート14を接合する。次に、ノズルプレート12にエキシマレーザによってノズル16を開口させると共に、ノズルプレートの表層の一部を第1プールプレート14側から除去する(削る)ことでインクプール34と外部との間のノズルプレート12の厚さを薄くし、ダンパ膜18とする。第1プールプレート14とノズルプレート12の積層体を、第2プールプレート32、第1スループレート30、サプライプレート28、第2スループレート26、圧力室プレート24、振動板22および圧電素子20と積層接合することにより、インクジェット記録ヘッド10が作製される。ダンパ膜18の部分のみ膜厚が薄く、インクプール34の圧力波を抑制するダンパとしての効果は高い。 (もっと読む)


【課題】 撥インク性及び耐擦性に優れ、長期間の使用においても信頼性の高い安定した吐出が可能なインクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】 金属部材のノズル本体1に形成したノズル6よりインクを吐出させるインクジェットヘッドにおいて、金属部材のノズル本体1の少なくともインク吐出側表面にSiOを主成分とするSiO膜2を設け、SiO膜2上にパーフルオロポリエーテル鎖の末端にアルコキシシラン残基を有する化合物が結合した撥インク膜7を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 微小滴を形成する液体吐出ヘッドにおいて、吐出効率が高く、微小滴を安定して長い間吐出し続ける高耐久性の液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置を提供する。
【解決手段】 液流路3と、液体を滴として吐出するための吐出口4が開口した吐出口プレート5と、前記吐出口4に対応して設けられ、前記液体に与えるエネルギを発生させるエネルギ発生素子1とを有し、前記吐出口4には、前記吐出口プレート5の前記吐出口4が開口した面に対して凹部となる位置の略中央に細孔7aを配した絞り部7が設けられ、前記液体が、前記絞り部7が前記液体中に位置するように前記吐出口4内でメニスカス8を形成して保持される液体吐出ヘッドにおいて、前記絞り部7が前記エネルギ発生素子1によるエネルギによって変位するのを抑制する抑制手段7bを備えた。 (もっと読む)


【課題】 複数の装置又は設備を用いることなく、汚染物質の除去を確実に行うことができる記録ヘッドノズルの製造方法を得る。
【解決手段】 レーザを用いて、ポリイミド部材の微粒子による汚染物質60を除去することで、ノズル形成用のエキシマレーザ50を汚染物質除去用として兼用することができ、汚染物質60を除去するための装置又は設備を別途設ける必要がない。さらに、レーザを用いることで、ノズル10の周縁部に凹部(ノズル連通室12)が形成されていても、汚染物質60を確実に除去することができる。 (もっと読む)


【課題】 印刷時に、開口から吐出されたインク滴をできるだけまっすぐ前方に飛翔させることができるため、印刷精度の高い印刷を行うことが可能な圧電インクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】 ノズルプレート1dの、ノズル3の開口30が形成された表面1eに、その平面形状の中心から外周縁までの距離Lが、全周に亘って、式(1):
1.2R<L<2R (1)
〔Rは、ノズルの開口30の円の半径である。〕
を満足する範囲内とされた、撥水処理されない領域A1を設け、この領域A1より外は撥水層12を形成して撥水処理した圧電インクジェットヘッドである。 (もっと読む)


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