説明

国際特許分類[B63B1/34]の内容

国際特許分類[B63B1/34]の下位に属する分類

国際特許分類[B63B1/34]に分類される特許

1 - 10 / 15


【課題】 平水中抵抗を増加させることなく、波浪中の抵抗の増加を低減できる船体構造および船舶を提供すること。
【解決手段】 船体2の静的水位上昇位置Cより上方に設けたオーバーフロー入口3と、船体2の喫水線D以下に設けたオーバーフロー出口4と、オーバーフロー入口3とオーバーフロー出口4との間に設けたオーバーフロー経路5を備え、波浪6をオーバーフロー入口3から取り込みオーバーフロー経路5を経てオーバーフロー出口4より排出することにより、波浪6による船体2への影響を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】乱流境界層の発達を抑制することにより乱流摩擦抵抗を低減する。
【解決手段】 乱流摩擦抵抗低減装置1は、壁面と略平行な幅方向に、境界層の厚さの4倍以上または壁無次元長さに換算すると800以上の幅wを有し、壁面と略平行であって幅方向に略垂直な奥行き方向に、境界層の厚さ以上の長さの奥行きdを有し、壁面の法線と略平行な高さ方向に、境界層の厚さ以上の高さhを有する壁面に配設される筺体を有する。筺体の一部として、又は筺体内に挿入されるフィンであって、壁面からの高さ方向の距離が、壁無次元長さに換算して略50の位置と、壁無次元長さに換算して略100の位置とに少なくとも配設される複数のフィンとを備える。本発明は、乱流境界層が発生する壁面に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の機体表面に簡単な装置を追加するだけで流体摩擦抵抗を大きく低減でき、大幅なエネルギー効率の改善が期待できる、新規な摩擦抵抗低減装置を提供する。
【解決手段】移動体外壁101の先端部分に、進行波を発生させるための振動体を付着させた。振動体は、流体の動粘度と、移動体の巡航速度と、流体の移動方向における移動体の長さに基づいて算出される周波数で振動する。このように移動体外壁101全体が振動することで、移動体外壁101を覆う流体は乱流から層流に変化し、流体摩擦が最大で約80%軽減できる。 (もっと読む)


【課題】排ガスと比較すると低温であり、従来利用が限られていた機関冷却材の熱を、船体が受ける摩擦抵抗を低減することに利用することで、熱機関の必要出力を減少させることができる流体抵抗低減装置を提供する。
【解決手段】流体抵抗低減装置10は、船舶1に搭載される熱機関11と、熱機関11を冷却する機関冷却材と、機関冷却材の熱を船舶1の喫水下船体12に導く経路手段13と、経路手段13を経て供給される熱を喫水下船体12に放熱する熱交換手段14とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、主流液体の流動抵抗を低減することができる流動抵抗低減構造及び流動抵抗低減方法を得る。
【解決手段】流動抵抗低減構造10は、主流液体12の流れ場FFが接するように設けられた壁体14と、壁体14における流れ場FF側の表面14Aに設けられた微細凸凹構造18と、微細凸凹構造18の保持された含浸液体20とを備える。含浸液体20は、主流液体12に対し低粘度でかつ該主流液体12に非相溶性の液体とされている。 (もっと読む)


添加剤による抗力低減効率を、表面上に抗力を低減する粘弾性被覆を確立することによって増大させる方法。該方法は、ポリマーを混合して表面上を流れている流体とほぼ同一の密度を有する濃厚溶液とすること;該混合物/溶液を、流れている流体中に、当初は時間と共により厚くなるポリマー被覆が表面上に吸着されるように噴射すること;および第1流体の噴射速度を、ポリマー被覆が次いで時間と共により薄くなるように低減することを含む。これらのステップを、所望の最小被覆厚さが長時間にわたって維持されるように繰り返すことができる。該方法は、所定の抗力低減に対するポリマー消費速度を低減する。さらに、生じる粘弾性被覆は、抗力を生じさせる天然生物体の付着および成長を妨げ、かつ「休止時間」なしに(例えば、航行しながら)塗布され得る。 (もっと読む)


本発明は、表面処理作業および陰極複製作業を行って、3次元形状構造物の外部表面に疎水性が与えられるように形成する3次元形状構造物の製造方法に関する。本発明は、3次元形状構造物の外部表面に疎水性を与えることができて、従来のMEMS工程に比べて高価な装備を使用しないので、その製造費用が相対的に安く、その工程も単純である。また、従来は、場所の制約によって表面が広い3次元形状構造物の外部表面に疎水性を与えるのが難しかったが、本発明は、魚雷、船舶、自動車、潜水艦などのように表面が広くて複雑な形状の3次元形状構造物の外部表面に疎水性を与えることができる。 (もっと読む)


【課題】効率面、経済面、製造面、メンテナンス面に関して効果的で、船やボート、水力発電のパイプなどの低中速度での使用に適した表面構造、または中速度の旅客機に適した表面構造を提供する。
【解決手段】本発明は、物体周囲の媒体に対する抵抗を減らすための物体表面の構造体に関する。この構造体には、複数のくぼみ(1・20・40・60)が形成されている。表面上のくぼみは貫通していない。またくぼみは、ディスラプションエッジ(5・25・44・66)を有している。これらのディスラプションエッジは、穴に近接している。またくぼみの上流に位置しているディスラプションエッジは、流動媒体がディスラプションエッジを通過したとき、表面に対して最も近い流動媒体を乱流に変化させる。またくぼみの深さは、表面から計測して少なくとも約2ミリである。 (もっと読む)


【課題】フィン自体の摩擦抵抗を軽減しつつ、航行時におけるプロペラ前方の船尾に生ずる船体表面の水流を加速し、整流することにより、渦や剥離を抑制し、船体抵抗を軽減する。
【解決手段】船舶の縦方向に対してはプロペラの位置よりも船首側に略3%Lpp、船舶の深さ方向に対してはプロペラの頂部の1/6Dp上方に位置しているポイント(p)における法線を短冊状のフィンの短辺に平行な中心軸とし、長辺方向をAPよりも船首側に略15%Lpp、船舶の深さ方向に対しては前記プロペラの中心軸を水平に延長した点であるポイント(S)とプロペラの頂部とを結んだ線に平行となるようにして船体表面から突設させる構成とした。 (もっと読む)


【課題】推進装置の稼動によって生じるマイクロバブルを船体の摩擦低減作用に利用する摩擦抵抗低減船を提供する。
【解決手段】船体1の船底前部1a1に、プロペラ3を備えた推進装置2を配置する。係る構成によれば、プロペラ3の高速回転によって発生するマイクロバブル10が船体の進行に伴って船底前部1a1から後方側へ流れ、船体浸水部表面と水との境界層を覆うことで該境界層における摩擦抵抗が低減される。その結果、船体に必須の装備として配置される推進装置2の稼動によって副次的に得られるマイクロバブル10を船体の摩擦抵抗低減作用に利用するものであることから、上記推進装置2の推進能力を何ら損ねることなく、摩擦抵抗低減作用を得ることができ、しかも、従来のように専用のマイクロバブル形成装置を備える必要がない分だけ、摩擦抵抗低減船をより安価に提供することができる。 (もっと読む)


1 - 10 / 15