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国際特許分類[C01G9/08]の内容

国際特許分類[C01G9/08]に分類される特許

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有機スカホールドが実質的に除去された無機ナノワイヤであって、本質的に、有機スカホールドを実質的に含まない融合無機ナノ粒子からなる無機ナノワイヤと、その製造方法。例えば、単結晶ZnS、CdSおよび自由独立型L10CoPtおよびFePtナノワイヤの合成用にウイルスベースのスカホールドを、標準的生物学的方法で基質特異性を改変する手段と共に用いることができる。ナノ粒子核形成中の組成、サイズ、および相の制御を示す進化スクリーニングプロセスにより、M13バクテリオファージの高度に整合した繊維状キャプシド上に発現したペプチドを選択することができる。特定の核形成ペプチドをM13コート構造体の遺伝子スカホールドに組み込むことにより、半導体材料および磁性材料を含む様々な材料の定方向合成のための生体テンプレートを提供することができる。アニールによりウイルステンプレートを除去することにより、配向された凝集ベースの結晶成長が促進され、個々の結晶性ナノワイヤが形成される。基質特異性ペプチドをM13ウイルスの線形の自己アセンブリ型繊維状構築物と交換するというユニークな能力により、これまでの合成ルートでは見られなかった材料の調整可能性が導入される。したがってこのシステムは、半導体材料および磁性材料を含む様々な材料からナノワイヤを成長させ構成する遺伝子ツールキットを提供する。 (もっと読む)


M13ウイルスの一次元環状構造を、結合ペプチドをコードする二つの遺伝学的修飾と異なるニ機能性リンカー分子の合成により構築した。ニ機能性ウイルスは、pIIIおよびpIX融合体としてウイルスの反対側の端で抗ストレプトアビジンペプチドとヘキサヒスチジンペプチドを表示した。ストレプトアビジン−NiNTAリンカー分子の化学量論的添加により、パッケージ可能なDNAの長さに相当する周囲をもつウイルスに基づくナノリングの可逆的形成が生じた。これらのウイルスに基づく環状構造は、無機物質を核形成するため、および三機能ウイルスを用いて金属、磁性、または半導体ナノリングを形成するために、さらに加工することができる。
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本発明では、微粒子複合化工程において、原料微粒子に複合用原料を混合した上で、マイクロ流路内に連続的に供給しながら反応条件を制御することにより、上記原料微粒子と複合用原料とを反応させて複合化する。このとき用いられるマイクロ流路として、レイノルズ数が1〜4000の範囲内に設定されているものを用いる。これにより、反応条件をより正確に制御し、被覆量分布の均一を図ることが可能であり、被覆層形成制御も容易で、連続的に複合微粒子を製造することが可能な、マイクロ流路を有する反応器を用いた製造技術を提供することができる。
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