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国際特許分類[C07C25/06]の内容

国際特許分類[C07C25/06]に分類される特許

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【課題】 ベンゼンのクロロ化反応によるパラジクロロベンゼンを製造する際に副生する、利用価値の低いポリクロロ化芳香族化合物の効率的な利用技術を提供するものであり、具体的にはポリクロロ化芳香族化合物とベンゼンを原料に、有用なクロロベンゼンを製造する技術を提供する。
【解決手段】ポリクロロ化芳香族化合物とベンゼンの反応からクロロベンゼンを製造する方法において、周期表第11族の金属を単体または化合物として含む触媒、あるいは周期表第11族の金属とテルルを単体または化合物として含む触媒を用いてクロロベンゼンを製造する。 (もっと読む)


【課題】芳香環を有する化合物が、ハロゲン原子又はその他の置換基を有している場合であっても、芳香環の特定の位置だけを水素化又は重水素化する方法を提供する。
【解決手段】芳香族ボロン酸を反応基質とし、水中又は重水中、アルカリ存在下で、後周期遷移金属を活性炭素に担持させた触媒を用いて加熱することにより、芳香環上の炭素−ホウ素結合だけを選択的に開裂させて水素又は重水素で置換された芳香族化合物を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】有機媒体に微量含有されるハロゲン化芳香族化合物に選択的に固着し、有機媒体からハロゲン化芳香族化合物を除去するあるいは濃縮することにより、ハロゲン化芳香族化合物の分解処理を容易にすることを可能とする選択固着剤を提供すること。
【解決手段】ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用する、シクロデキストリンの超分子集合体を含有する、有機媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤。
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【課題】設備費用の安価な処理設備を用いて効率的に揮発性ハロゲン化化合物を除去することができる揮発性有機ハロゲン化化合物処理方法を提供する。
【解決手段】揮発性有機ハロゲン化化合物処理方法は、金属微粉末を坦持した活性炭に揮発性有機ハロゲン化化合物を吸着させた後、マイクロ波を照射することにより脱ハロゲン化するものである。金属微粉末としてコロイダル鉄粉を用い、活性炭としてハニカム構造またはマカロニ状構造のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】芳香環ラジカルビームの生成方法を提供する。
【解決手段】芳香環ラジカルビームの生成方法は,例えばオルト,メタまたはパラジクロロベンゼンからなる原料分子をイオン化して複数種類の正イオンを生成し,前記複数種類の正イオンから,1価の正の分子イオンを分離し,前記分子イオンをアルカリ金属からなるターゲットに衝突させて中性化すると共にXを離脱させて,Xが結合していた位置に不対電子が局在化した芳香環ラジカルを生成し,中性化されなかった分子イオンと,ターゲットとの再度の衝突によって生成された負イオンを分離除去する工程を備える。 (もっと読む)


(クロロ)炭化水素を含まない塩化水素及びホスゲンを含まない(クロロ)炭化水素を回収する方法であって、
i)第一の工程において、第一の吸着体と第二の吸着体を直列に接続し、まず第一の吸着体、次いで第二の吸着体にホスゲン及び(クロロ)炭化水素を含む新しい塩化水素ガス流を、第一の吸着体による(クロロ)炭化水素の吸着が実質的になくなるまで通過させ、
ii) 第二の工程において、第一の吸着体を再生させながら新しい塩化水素ガス流を第二の吸着体に通過させ、再生により実質的にホスゲンを含まない(クロロ)炭化水素を得、
iii)第三の工程において、新しい塩化水素ガス流を、第二の吸着体による(クロロ)炭化水素の吸着が実質的になくなるまで、まず第二の吸着体、次いで再生した第一の吸着体に通過させ、
iv)第四の工程において、第二の吸着体を再生させながら新しい塩化水素ガス流を第一の吸着体に通過させ、再生により実質的にホスゲンを含まない(クロロ)炭化水素を得ることを含み、
これらの工程i)〜工程iv)を一回以上連続的に実施してもよい方法。 (もっと読む)


【課題】 ベンゼンと酸素と水素から、モノクロルベンゼン、フェノールを経由して間接的にシクロヘキサノンを製造する方法であって、モノクロルベンゼン以外の塩素化芳香族化合物の生成量が極めて小さく、かつ副生する塩化水素ガスを効率良くリサイクル利用することができるという優れた特徴を有するフェノールの製造方法を提供する。
【解決手段】 下記の工程を含むシクロヘキサノン化合物の製造方法。
塩素化工程:ベンゼンと塩素より、モノクロルベンゼンと塩化水素を得る工程
加水分解工程:モノクロルベンゼンと水より、フェノールと塩化水素を得る工程
酸化工程:塩素化工程、および/または酸化工程で得た塩化水素を酸素と反応させて塩素を得、該塩素の少なくとも一部を塩素化工程へリサイクルする工程
水素化工程:フェノールと水素より、シクロヘキサノンを得る工程 (もっと読む)


【課題】 芳香族化合物と塩素を反応させることにより、塩素化芳香族化合物と塩化水素を得る工程(塩素化工程)で得られる塩化水素のガス中に含有される芳香族化合物及び塩素化芳香族化合物を除去する方法であって、工業的に有用な高品位塩化水素を得るという優れた特徴を有する芳香族化合物及び塩素化芳香族化合物の除去方法を提供する。
【解決手段】 下記の塩素化工程で得られる塩化水素のガス中に含有される芳香族化合物及び塩素化芳香族化合物を除去する方法であって、該芳香族化合物及び塩素化芳香族化合物を活性炭に吸着させて除去する塩化水素ガス中の芳香族化合物及び塩素化芳香族化合物の除去方法。
塩素化工程:芳香族化合物と塩素を反応させることにより、塩素化芳香族化合物と塩化水素を得る工程 (もっと読む)


本発明は、式[K]n+[A]n-(n、[K]+およびAn-は説明において引用したのと同義である)のイオン性液体によって、非プロトン性溶媒から、フェノール、アルコール、アミン、ホスフィン、ヒドロキシルアミン、ヒドラジン、オキシム、イミン、水、カルボン酸、アミノ酸、ヒドロキサム酸、スルフィン酸、スルホン酸、ペルオキシカルボン酸、ホスホノ酸、ホスフィノ酸、ホスホン酸、ホスフィン酸またはリン酸を抽出する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 省エネルギーの観点に優れる塩素化芳香族化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】 下記の工程を含む塩素化芳香族化合物の製造方法であって、塩素化芳香族化合物精製工程で得られる塩素化芳香族化合物の有する熱で塩素化工程へ原料として供給される芳香族化合物を加熱する塩素化芳香族化合物の製造方法。
塩素化工程:芳香族化合物と塩素を反応させ、塩素化芳香族化合物と塩化水素を得る工程
塩素化芳香族化合物精製工程:塩素化工程で得られる反応混合物を精製することにより精製された塩素化芳香族化合物を得る工程
芳香族化合物と塩素を反応させる方法について、芳香族化合物と塩素のモル比(芳香族化合物/塩素)は3以上であり、反応温度は25〜130℃であり、反応圧力は0.02〜0.5MPaである。 (もっと読む)


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